渋谷PARCO-パルコ

久しぶりに渋谷に行ったので、パルコに寄ってみた。昨今の若者文化の中心は、どのような変貌ぶりか、爺の探検。

6階は任天堂、ポケモン、カプコン等のグッズショップが揃っており楽しそう。

風が強かったが6階の避難階段・避難経路に出てみた。

地下1階の飲食店街も 様々な飲食店が揃っていて楽しそうだった。

リンク 君もまもなく35歳だってな。お互い歳をとったけど、君は昔のままだ。

相続税の小規模宅地等特例

2020年のコロナ僻の頃から、住宅系の相談が増えた。
親と同居する、子供の家族と同居するので古い建物を増改築したい。ついては検査済み証が無いので調査して、申請後に検査済み証を取得したい。そうした相談が多くなった。

検査済証のない既存建物の活用には、三つのハードルがある。ひとつは法律のハードル、二つ目は技術のハードル、三つ目は資金のハードルがあり、それらを乗り超えて成就できる案件は 必ずしも多くはない。

戸建て住宅の中で、既存建物の活用が増えているのは、コロナ僻で在宅勤務が増えたという事だけでもなさそうで、詳しく聞いてみると相続税の小規模宅地特例というのがあって、不動産の評価額を80%下げることができ、その分相続税を下げることができるそうだ。この特例を活用するには、相続する人が配偶者か、同居していた親族か、持ち家のない親族である必要があり、同居については結構厳しく判断されるとの事だ。

同居していた。というのは下記の4つの観点から判断されるとあります。
1.日常の生活がどんな状況だったか
2.相続人が家に同居した理由
3.家の構造や設備の状況
4.相続人が、ほかに生活の拠点となる場所があるかどうか

普通に親と子供が1つの家で、一緒に暮らしていた場合は同居として見なされます。

二世帯住宅で一緒に暮らしていた場合は、同居として見なされる場合と、見なされない場合があります。その違いは、住宅の構造ではなく、登記の仕方にあります。登記には2種類あり、共有登記と区分所有登記があります。共有登記は一棟の建物の中で割合を決めて複数人が一緒に住む形態の登記です。区分所有登記は、一棟の建物の中で区分を分けて複数人が一緒に住む形態の登記です。このうち、共有登記は同居と見なされますが、区分所有登記は同居と見なされないのだそうだ。

検査済証の無い建物を子供に相続させたくない。そうした親心が大きく働いているのだなぁ~と思った。





ボッシュ電動工具 総合カタログ2021

ボッシュの電動工具・総合カタログ2021を貰って来た。最近は、こういう生産に直接関わるパンフレットやカタログを見るのが楽しい。

レーザー距離計・電動ドリル・オートレベル・下地探査機等 いつのまにか調査用の機器が揃ってきた。たぶんちょっとしたDIYもできる道具達。

とにかくボッシュの電動工具。沢山種類があって悩む。販売員に聞いても要領を得ないし。工具を実際に使っている職人さんに色々聞くんだが、お店にもそういうコンシェルジュを配置してもらいたいものだ。

その昔 東急ハンズには、分野ごとのスペシャルリストのような詳しい販売員がいて感心したし、品ぞろえもオタクぼっかったが、今は特徴が無くなった。

全方位建屋解体システム

「Cage Systemとは、建物解体の際、思わぬ飛散事故を無くすために建物全体を覆う養生です。

現存する部材を使用することで導入コストを抑えることを可能にし、予算の厳しい現場にも導入しやすく考えられた。

また、現場の広さに関係なく施工可能で、12~18m1スパン毎にケージシステムを逆クライミングする事が可能なため、解体作業を止めることなく施工が可能。

材料が軽く、組立、解体が容易であり、物流コストもわずかで可能。

あらゆるコストを最大限考慮した、楊重解体のための完全養生である。」

これは注目すべき工法です。解体時の飛散物は全方位に注意を払わないといけない。だけど上部とか無視されてきた。都心の建物が密集したところの建屋解体は、とても神経を使う。この解体システムは、小さな建物解体屋さんが考えて特許を出願した。日本には、まだまだ技術が隠れている。

南青山

仕事で出かけたついでに南青山の住宅街を少し歩いてみた。

時代時代で流行した建築スタイルの住宅・邸宅が立ち並んでいて 中々面白い。

南青山は道は狭く、坂が多いが、所謂 高級住宅地である。

この集合住宅は、タイルが渋くて なかなか良い風合い

この地域に、先祖から100年近く住んでいるという住民の方に聞くと、結構住宅の所有者は移り変わるらしい。新しく移り住んできた人が その時代の先鋭的な邸宅を建てる。南青山は、さながら住宅建築家達の展示場のようである。

「台湾路地裏名建築さんぽ」鄭開翔著

毎日寝る頃少しずつ読んでいた。

帯びに「読んで旅するノスタルジックな台湾ガイド」とあるように、鄭さんの絵をながめ文を読んでいると、台湾の街なかを歩いているような気がしてくる。

鄭さんは台湾の画家・スケッチ画家とあるが、30歳代の若き芸術家。台湾の中にある建物「街屋」文化を記録している。台湾の「生活感」から生まれる「個性」は実に多様だ。それが台湾の魅力の一つにつながっている。

その個性の主体は、人であり、多くは個人経営・家族経営から成り立っている。言い換えれば小規模零細企業が活き活きとしているから街が賑わうのではないだろうか。

現代日本とは真逆だからこそ、余計台湾に魅力を感じるのかもしれない。

著者はロダンの言葉を引用している。

「この世界には美しいものが足りないわけではない。足りないのは発見だ」

今夜も この本を片手に旅に出よう。



設計アーカイブ

若い時に設計・監理をした建物を「アーカイブ」に掲載しました。上の写真はその一部ですが、暇を見て時系列に順次掲載したいと思っています。

概ね35年ぐらい前から、独立して設計を始めています。若かったですね。現存していない建物も幾つかありますが、振り返ってみると中々考え深いものがあります。

改正・大気汚染防止法施行 間近

令和2年6⽉に⼤気汚染防⽌法の⼀部を改正する法律(改正法)が公布され、2021年(令和3年)4⽉1⽇(ただし、事前調査結果の報告については、令和4年4⽉1⽇)から施⾏されます。下記、環境省のホームページ参照。

http://www.env.go.jp/air/post_48.html

平成25年の改正から5年が経過し、施⾏状況の調査を⾏ったところ、これまでの規制対象ではなかった⽯綿含有建材について、不適切な除去を⾏えば⽯綿が⾶散することが明らかになりました。また、解体等⼯事前の建築物等への⽯綿含有建材の使⽤の有無の事前調査において⽯綿含有建材を⾒落とすことや、除去作業時に⽯綿含有建材の取り残しがあることにより、⼯事に伴い⽯綿が⾶散する事例があり、令和2年の一部改正に至ったようです。

改正法の概要は、次のとおりです。

  1. 規制対象を⽯綿含有成形板等を含む全ての⽯綿含有建材に拡⼤
  2. 事前調査の信頼性の確保(事前調査結果の報告義務)
  3. 隔離等をせずに吹付け⽯綿等の除去作業を⾏った者に対する直接罰の創設
  4. 不適切な作業の防⽌(作業結果の報告、記録の作成・保存の義務化)

石綿含有成形板等は、屋根・外壁・内壁・天井・床等に広く利用されている。
内装材(壁、天井): スレートボード、けい酸カルシウム板第1種、パルプセメント板、ロックウール吸音天井板
外装材(外壁、軒天): サイディング、スラグ石膏板、押出成形品(押出成形セメント板)、スレートボード、スレート波板
屋根材 : スレート波板、住宅屋根用化粧用スレート
床材 : ビニル床タイル、フロア材

床面積80㎡以上の解体工事が該当するので既存建物の改修等についても注意しなければならない。処分費が高くなるのは間違いないだろう。尚、事前調査は有資格者に依る。

「いま、台湾で隠居しています」大原扁理著

最近、ファミリーが集まると必ず語られるのは、「どこか旅行行きたい」「コロナが納まったら温泉行きたい」「いつになったら海外行けるかなぁ~」という事。大夫自粛に疲れてきました。

私は、解禁後の最初の海外渡航先は台湾とひそかに決めているので、本やユーチューブで事前調査という名の現実逃避を夜な夜なしております。台湾華語の練習も始めました。

そうした中で見つけた本がこれ「いま、台湾で隠居しています」大原扁理著・k&Bパブリッシャーズ発行。

てっきり高齢者・私と同じような爺さんが書いた本だとばかり思っていたら、なんとまあ著者は35歳。「ゆるゆるマイノリティライフ」と副題にあるように、この若者は今の日本では生きづらかっただろうな、台湾という居場所を見つけられて良かった。

一般的な観光ガイドブックとは異なり、著者が自分の足で歩き回り、探して、出会った「素の台湾」が書かれています。

台湾は「どんな人も居ていい存在」「人間がまだちゃんと人間である」ところ。

マイノリティには息苦しい国・日本。マイノリティやオタクが歴史を作り変えてきたのに そうした人は日本に見切りをつけていく。

爺も台湾に移住したい。

横浜市役所・新庁舎

久しぶりに横浜市役所へ。昨年6月に新庁舎がオープンしたと知ったのは数日前。

特徴のない外観の超高層ビルで、周囲にもそうしたビルが多いせいか車で移動していて、どれが新庁舎か認知できなかった。村野藤吾設計の旧庁舎や都庁のように際立つデザインにして欲しかった。デザイン監修者は槇さんだというが、どうなんでしょう。

それにしても横浜市は財力あるなぁ~。昔から神奈川県より横浜市の方が財力あると言われていたが・・・地下駐車場代が1時間以下の駐車で900円は高すぎ。

それでも分散していた庁舎がひとつになったのは、様々な部局に行かなければならないときは大いに助かる。

新市庁舎は、JR・地下鉄「桜木町駅」から徒歩3分、みなとみらい線「馬車道駅」から直結と、観光の合間に立ち寄るにも便利な場所。すぐ隣を大岡川が流れるリバーサイドの景観は、晴れた日に散策したくなるような空間になっているようだ。

令和3年1月8日の新型コロナ感染・緊急事態宣言発出に伴い、現在のところ来庁による建築相談は対応しておらず、横浜市申請予定の建築相談は、投稿フォームを利用することになっているが、建築情報センターは通常通り業務を行っている。

写真は、2階からアトリウムを撮影。

「開かれた市役所」を目指したという新市庁舎は、地上32階、地下2階建て。そのうち1~2階には全国初、市役所内の本格商業施設「ラクシス フロント」が入つている。

横浜創業の書店「丸善」がプロデュースする「ブック&カフェ HAMARU」も覗いてみたかったが、この日予定を詰め込み過ぎて時間に追われていたので新庁舎をあれこれと歩き回る時間がなかった。

基本建築関係法令集

令和3年度版の基本建築関係法令集・法令編、告示編・井上書院が届いた。手にしたとたん何だか厚くなったなと感じた。

法令編で前年度1700頁から1743頁に、43頁の増加。

告示編で前年度1462頁から1540頁に、78頁の増加。

毎年なんだか増えていきますね。法律さえ作れば安心なんでしようかね。段々法令が、わかりずらくなってきたようにも感じます。バッサリ削ってしまったら良いのではと時々思います。

今年一年御世話になる法令集です。節分の日に届いた「福」だと感謝して つべこべ言うのは止めましょう。

マラヤ・コンサートホール

 サウジアラビアの「マラヤ・コンサートホール」砂漠地帯に建設された全面鏡張りの建物。マラヤ(Maraya)は、アラビア語で反射、反映、または鏡を意味するという。

 9,740平方メートルの大きさを持つこの建物は、アラビア半島とレバント地方を結ぶ貿易のルーツとして知られる歴史的な街マダイン・サーレハの近くの砂漠地帯に建設されたとのこと。まるで蜃気楼をみているようだ。一度は訪れてみたい。

 鏡張りのではないが、ロンドン市中心部に建設中の「20フェンチャーチ・ストリート」ビルディング。凹面状の形状の為に、壁面ガラスの反射熱で目玉焼きが焼けると言われていたが、その後どうしただろうか。市街地の建物では熱線反射ガラスはあまり使ってもらいたくはない。

台湾・蔡総統、「最近買った一冊」投稿呼び掛け

台湾の蔡総統が、「最近買った一冊」を投稿呼び掛け 台湾の出版業界を応援している

https://japan.cna.com.tw/news/asoc/202101270005.aspx

蔡総統は1月26日「最近購入した一冊」を投稿する企画を立ち上げ「台湾の出版業界を応援しよう」と呼び掛けた。同日、台北国際ブックフェア開幕が予定されていたがコロナの感染拡大を受けて対面型イベントが中止された事をうけての呼びかけ。

そこで、私が最近買った一冊。実は、まだ読んでいないが・・

日本の出版界と本屋さんを応援したい。

「移民・難民・避難民、コロナ禍による世界喪失の世紀に、
古代と20世紀の経験から光を当てる「ノスタルジー」と「故郷」の哲学

帰郷の後すぐ再び旅に出たギリシアの英雄オデュッセウス、ギリシア語を捨ててラテン語を話しローマの元になる都市を建立したアエネアス、アメリカ亡命後も母語ドイツ語に拘り続けたユダヤ人哲学者アーレント。
自分の故郷を離れ、自分の言葉を忘れざるを得なかった人々の抱く「ノスタルジー」とは。

人はいつ、「我が家」にいると感じるのか?
アカデミー・フランセーズ新会員、現代フランスを代表する女性哲学者の傑作、待望の日本語訳!」花伝社サイトより。

換気の「見える化」

新型コロナウイルスの感染経路として、空気中を浮遊する微粒子(エアロゾル)によるものがあり、そのリスク低減のためには換気をするのが基本です。その換気の状況を「見える化」し換気の目安を計算した産業技術総合研究所の首席研究員、原史郎さんの研究成果が興味深い。

内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室のサイトに、その研究成果が発表されている。オフイス、食堂・レストラン、ディービス、スポーツジム、カラオケ、住宅でCO2濃度を測定し換気の目安を計算している。

https://www.covid19-ai.jp/ja-jp/organization/aist/articles/article001

住宅については2003年以降に建てられたものは24時間換気システムが法的に義務付けられているので換気口の掃除と窓開け換気の併用が有効なようだ。

『住宅でのCO2測定
24時間換気対応換気口を備えた個人住宅では、寝室に2名で就寝すると、朝には1,000ppmを超えるようになる。ただし、その値が直に不健康を意味するわけではない。
換気口を掃除すると、CO2の排出効果が促進される。本例では、昨年度末の大掃除から11ケ月経過後に換気口の掃除を実施したところ、換気効率は、1割程度回復。
朝起床後などに適宜窓を開けると、5分でCO2濃度は半減する。
基本的に、各部屋は【空気の屋外排出】の向きにファンが取り付けられており、他の部屋とは空気の流れでは独立である。しかし、リビング、ダイニング、廊下は気流の上流側であり、感染者が出た場合感染者との動線が交差しないように注意が必要。』

原さんの研究のまとめは、

『CO2測定で、どのような人数でも、換気状況が明快にわかる。
典型的なそれぞれのシーンにおいて、本研究結果で示された換気対策を施すことで、CO2濃度を建築基準法で定める1,000ppmに抑える運営が可能。
ただし、個別事例で部屋の換気性能はまちまち。より安全に換気対策を施すには、CO2センサーを用いて、常時測定することで、数値に基づく換気の運営が可能になり、間欠換気などを適切に実施できる。
換気程度がわからない場合でも、冬はその分暖房を強めるなどして、少しでも多く窓を開けるなどして外気取り込みを多くすることが効果的。
CO2測定は、あくまで浮遊微粒子の換気状況を明らかにするもの。近接飛沫対策(マスク、衝立、ソーシャルディスタンス)と媒介対策(手洗い、消毒)は併せて必ず行わなければならない。』

悩むのは、どのぐらいの仕様のCO2測定器が必要かと言う事、アウトドアでは、テントや車中泊の場合CO2測定器を購入した方が良いと言われている。その場合は安価なCO2測定器で充分なのだが、建築室内の場合は、事務室とか会議室とか部屋別に設置して管理したほうが良いのか。そういえば工場等で従来から環境要因を見える化するシステムがあったはずと思い、検索したら見つけた。熱中症対策の温度湿度計測、二酸化炭素濃度の計測「CO2れんら君」。

https://nke.co.jp/ec/network/renra/n0028.html

もうひとつ悩むのは、そもそもの「外気の質」。昨年からマルチワークスペースに取り組んでいたので、都心部、都心郊外、東京から100kmぐらい離れた田園地帯とそれぞれの地域環境で外気の質がこんなにも違うものかと実感していた。具体的には山手線内側とさいたま市と千葉県の三里塚、三カ所比較しても全然外気の質が異なる。勿論温度、湿度も同時間でも異なるはずだ。ただ科学的に外気を計測したわけではないが、その置かれた地域環境で対応は異なるのではないだろうか。

小さな家

平屋で20坪以下、老人夫婦の終の棲家。そんな住宅のスダディを続けている。

たまには、ちゃんとした設計の依頼もあるのです。

ところが、小さい家というと、どうしてもル・コルビュジェの両親の家を思い出してしまう。スイス・レマン湖畔に建つこの家は、建築を学んできたものにはあまりにも有名で、湖に面した横長の開口部、その開口部に沿った横長の机、間取りの周遊性、機能的な水廻り、屋上緑化、ル・コルビュジェのエッセンスが詰まっていると言われている。小さいけど魅力的な家。下記は公式サイト。

http://www.villalelac.ch/en

平面図、横16m×縦4m、図面下がレマン湖

はたしてル・コルビュジェの呪縛から逃れることが出来るだろうか。スタディは続く。

かるた遊び

最近、孫娘が「かるた遊び」に夢中。爺婆の家にやってくるなり開口一番「かるた やろう」と誘われる。以前は神経衰弱ゲームが好きだつたのが、最近はいろはかるたが好きで、しかも「読み手」をやりたいらしい。

一人っ子だし、今はコロナでファミリーが揃う機会も減っている。幼稚園も父兄に感染者が出た園児がいるということで園自体が一時休園。昨年と違い子供達に感染が広がっている。

孫娘が読み手で爺婆は真剣勝負。容赦ない激烈な競争が展開される。孫娘喜び方が半端でない。

人によると歌留多は、知育に良いのだと言う。声に出して文字を読むことで脳が活性化し、取り手も身体がを使うからという。しかも楽しい。

「かるた遊び」は楽しくなくてはならないと思う。「コロナ対策 東京かるた」こんなもの誰が遊ぶねん。エルルギーと経費の使い道は、もつと沢山あるだろう。

1/12のNHKニュース、北海道根室市は医療従事者などに無料でPCR検査のキットを配り、優先的に検査を行う取り組みを始めたと書かれている。根室は人口2万5千の小規模自治体。決して財政的にも楽ではないと察する。日本の政治的病の原因は、組織上層部の意識の問題なのだろうとつくづく思う。公民ともに現場を見ていない組織が多いから。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210112/7000029281.html

アキュラホーム、ウイルス対策標準化「地球と家計にやさしい家」発売

住宅新報社のサイトをみていたら「アキュラホーム、ウイルス対策標準化「地球と家計にやさしい家」発売」という記事があったので、転載

https://www.jutaku-s.com/news/id/0000028030?from=rss

「木造注文住宅を手がけるアキュラホームは、ウイルス対策を標準化した新しい生活様式の家「地球と家計にやさしい家」をこのほど発売した。3月31日までの期間限定で300棟販売する。
 ウイルス対策のために導入した「ウイルスキラーエアシステム」は空気中のウイルスや臭いを撃退する。ドアノブやスイッチ、取手、手すりなどには、ウイルスを不活性化させる「ウイルスシールド加工」を施す。同社調査ではインフルエンザウイルスが10分後に99%減少。床や建具にも抗ウイルス仕様を施し、表面に付着したウイルスや菌の数を減少させる。
 そのほか、家族が家にいる時間が増えたことにより、くつろげる広いリビングのニーズに応え、折上げ天井を採用した天井高2700ミリメートルの「快適リビング天井」や、調湿効果、保温効果や森林浴効果などがある「オリジナルヒノキ無垢フローリング」を採用する。
 同住宅はZEH基準とし、太陽光発電システム3キロワットを標準搭載する。同社の社内研究所「住生活研究所」が従業員1000人を対象に実施した「新型コロナウイルス感染症により変化する住まいのあり方調査」によると、コロナ禍において、外出機会が減少し、在宅勤務や家族が家にいる時間が増えたことで、光熱費の負担が増加している。それに太陽光発電等の需要が増加傾向にあるという。災害時における電源確保への期待も高まってきており、新商品では太陽光発電システムを標準搭載することにした。」

 弊社でも、昨年から住宅の相談が増えている。新型コロナウイルス感染により、暮らし方や住まいのあり方を模索されているのだろうか。弊社への相談は、検査済証がない住宅の増築等に絡んだ相談なのだが、まわりの話を聞いてみると事業系のプロジェクトが中断することが多いが、リフォーム系の業務は結構あるようだ。

 これからの住まいのあり方は、多方面の人と語り合うことが必要なのかな。

ウィトゲンシュタイン・ ストンボロー邸 

【1989年撮影】

20世紀を代表する哲学者 ウィトゲンシュタインと建築家 パウル・エンゲルマンにより生み出された「ストンボロー邸」1928年竣工。

オードリー・タンの本を読んでいて、「ウィトゲンシュタインから強い影響を受けた」と書かれてあり驚いた。ウィトゲンシュタインの「論理哲学論考」昔、本をパラパラとめくった記憶もあるが歯が立たなかった。

ウイトゲンシュタインの後期の思想は「言語ゲーム論」と呼ばれ、言語の意味を特定のゲームにおける機能として理解すべきものとオードリー・タン氏は書く。ウイトゲンシュタイの言葉の使い方について、その言葉がどんな意味を伝えるのか、一つの単語がいったいどのような意味を伝達するのかを、非常に厳格に捉え、言葉の使い方次第で、まるでひとつひとつの単語の概念がそれぞれの役割を変えていくかのように変わっていく。それらは論理関係を通じて連結するが、この連結の方式も固定したものでなく、実際の状況に合わせ、まるで絵を書くように世界の真実の状態を反映させると。オードリー・タン氏のAI推論はウイトゲンシュタイから学んだものだと。

その頃私は、哲学者としてのウイトゲンシュタインには、あまり関心がなかった。今でもさほど関心があるわけでもないが、同じような出会いがあっても受け取る側によって異なるものだと、つくづく思う。

昔、大先輩にこう言われたことを思い出した。

「ひとりひとりの心には、それぞれ深い井戸があり、その井戸にはまり込むと抜け出させなくなるよ。」と、そういわれてから哲学の勉強を止めて経済学に変更した。

そういえば、私がまだ30代の頃ウィーンの「ストンボロー邸」を見に行っていた。その時の写真(ポジ)はどこだつたかなと探してみたのが ここに掲載する写真で1989年の撮影。ウイトゲンシュタインには、あまり関心がなかったのだろう。写真もさほど撮影していない。


アドルフ・ロースの弟子 パウル・エンゲルマンとの共同で設計された、ウィトゲンシュタインが生涯で唯一関わった建築・姉のための住宅「ストンボロー邸」

本棚を探してみたら、このストンボロー邸の小冊子が出てきた。多分この建物で購入したものだろう。

こんなチケットも出てきた。記憶にないが有料だったのだろう。

ウィトゲンシュタインの哲学が色濃く現れているとも言われる内部空間、そして徹底的に、偏執的にこだわったディテールの数々。現代から見れば幾何学的でしかなく、つまらない建物なのだが、100年前では異端の建築だったのかも知れない。

私が見に行った1989年当時でも 異色の存在感を放っていた。景観的には違和感があるようにも思えたが。

姉・マルガレーテは、一度もこの家に住むことはなかったと伝えられている。

武蔵一宮 氷川神社

大宮の武蔵一宮 氷川神社に古い御札を納めに行ってきた。最近は自社の古い御札は受取ってくれるものの、他社のものは駄目と言われることが多い。その点大きな神社は鷹揚で、氷川神社の社務所に電話したら「何処のでも構わない」というので納めに行ってきた次第。ついでにお参り。皆さん三が日は避けていたのか、参拝客は思っていたより多かった。参道に出店が沢山出ていた。

数年前にお仕事をさせてもらった建築主の訃報が届いた。84歳。打合せをさせていただいていた頃のお顔が目に浮かぶ。合掌。

以前一緒にお仕事をさせていただいた方からは、昨年末一級建築士に合格したとの嬉しい知らせ。学科3回、製図2回失敗し昨年末合格だから、屈せずによく頑張られた。51歳で一級建築士合格だから遅咲きだけど、実務の世界は資格の有る無しで決まるわけでもない。

ある90歳になる大先輩が語った。「60歳の時、ヴァイオリンを弾きたいと思ったが、もう歳だからと自分にお金をかけるのは思いとどまった。あの時ヴァイオリンを練習し始めていれば30年も弾くことが出来た。学びに遅いはないよ」

年賀状や年賀メールだけでなく、常日頃から安否確認しないといけないなと思う。

【てら・アソシエイツ通信2021・第7号】を発行しました

【てら・アソシエイツ通信2021・第7号】
(VOL07~2020年の業務と現在進行形のプロジェクトの紹介)
を、1月8日発行しました。

主としてメール及び名刺を交換させていただいた方に

メールにて送信しています。

弊社は一斉メールではなく個々にメール送信を行っています。

現在あいうえお順で発送しています。

届いていない方は今しばらくお待ちください。

初詣

今年の初詣は、三が日を避け6日に大塚・天祖神社に行く。参拝客は少なく、距離を保つてお参りできた。

この日、2021年最初の調査で飯田橋。昨年末に客先の都合で日程をずらしていた。駐車場を探すのに時間がかかり、目的地から10分ぐらい歩いたところに、ようやく見つける。しかし街の中は、人通りは少なめで走る車も少ないように思う。飲食は車の中でテイクアウトの弁当を食べる。

どんよりとした雪空。先行き不安な2021年の幕開け、明日から二度目の緊急事態宣言か・・・

「オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る」オードリー・タン著

2021年 最初に読み終わったのは、「オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る」世界初のオードリー・タン自著。

実は購入したのは妻(パートナー)で、年末に買ったものらしい。我が家には買った人が読み終わる前に、その本を他のものが読まないと言う不文律があるのだが、つい目にして何頁か読み始めたら止まらなくなり、結局最後まで読み切ってしまったのだが、途中で先に読んでいるのがバレてしまい。同じ本をアマゾンで注文した。

私は、読んだ本には付箋紙だらけにするし、気になるところは赤鉛筆で線を引いたり、丸で囲ったりと結構本を汚すので、妻には嫌われている。

ところで この本 刺激的な内容に満ちている。

驚いたのは、台湾はなんとも民主的で、デジタル技術が社会や政治について考えるツールとして活用されている事。帯にもあるように「テクノロジーを活用した新しい政治、経済、ライフスタイルの時代が始まっている」というのが理解できた。

それにしても2020年は、自分の子供達の世代=30歳代の人達の本に、強く共感し刺激をうけた。このオードリー・タン氏は今年40歳。『人新世の「資本論」』の斎藤幸平氏は、今年34歳。

台湾では「青銀共創」(せいぎんきょうそう)という試みが盛んだそうで、青年(青)と年配者(銀)が共同でクリエイトしてイノベーションをおこなう。若者と年配者はそれぞれ異なる角度からの見方を持っているが、それらを結合させていくと新しいイノベーションが生まれるのだと書かれている。

【オードリー・タンが伝えたいメッセージ】

・人間がAIに使われるという心配は杞憂にすぎない

・AIと人間の関係は、ドラえもんとのび太のようなもの

・デジタルが高齢者に使いにくいものであれば、改良すればいい

・デジタル技術は「誰でも使える」ことが重要

・デジタルは多くの人々が一緒に社会や政治のことを考えるツール

・インクルージョンや寛容の精神は、イノベーションの基礎となる。

・様々な学習ツールを利用して学ぶ生涯学習が重要になる

・テクノロジーで解決できない問題に対処するために美意識を養う。

「日本植民地建築論」西澤泰彦著

2020年最後に読み終えたのが「日本植民地建築論」西澤泰彦著。帯あるように、2009年、日本建築学会賞論文賞を受賞した研究書。

日本近代建築史の空白部分と言われていた日本帝国の植民地支配により生まれた近代建築を体系的に展望し、各地域における建築史的位置づけの基礎データが提供されている。また建築が植民地支配に果たした役割を余す所なく描き出しており日本近代建築史の巨大な欠落を埋め、初めて本格的な歴史的評価を示した労作。

西澤さんの研究視点は、建築活動や建築物の特徴を明確にするために、少なくとも建築計画・用途・機能、建築構造・材料・技術、建築様式・意匠という建築の基本的要素である「用・強・美」に依拠した複数の視点を立てている。それが他の建築史研究者とは異なり建築史に重層的な深みを与えてくれる。

日本の近代建築法制の研究分野でも欠落していた、あるいは意図的に無視されていた植民地の建築規制、台湾・朝鮮・満洲等の建築法制について植民地の建築活動の中で詳細に記載されている。

以前、西澤さんの「日本の植民地建築~帝国に築かれたネットワーク」を読んだが、この「日本植民地建築論」は、それより1年ほど前に出版された論文賞対象となった本で、より詳細なデーターが記載されている。

http://taf2012.sakura.ne.jp/wp/?p=6436

2020年新型コロナウイルス感染により晴耕雨読の日々が増え、「建築法制と衛生」という視点で本を読むことが多かった。最近は台湾の建築法制を主に勉強していた。台湾では1900年(明治33年)の「台湾家屋建築規則」、「台湾家屋建築規則施行規則」が本土と比べても早く法制化されている。建築物の耐火・不燃化と建築の衛生水準の確保という二つの命題を統一した総合的な法令で、日本国内の各種法令に先んじて格段に整備された法令だった。

台湾に防疫や衛生管理を根付かせて伝染病の撲滅に貢献したのは、日本統治時代の1898年に台湾総督府で民生長官を務めた医師出身の後藤新平だ。それから120年以上がたち日本は感染症の流行対策について台湾に学ばなければならない立場に逆転している。

麹町 カフェ №4

2020年最後の調査業務は、六番町。

28日仕事納めの日に、アポイントを取って調査に出かける。

カフェ№4の脇が広い有料駐車場なので、ここに車を止めていく。

人気店なので沢山の客がいるし、テラス席も横一列に客が座っている。

BREADは大好きだがダイエットの敵なので沢山は食べることを許されない。

車の中で一つ二つ食べる。

№4のBREADは、そんじょそこらのパンとはレベルが違う。

帰り道、市ヶ谷の「さかぐち」に寄り、「京にしき」を買う。