豊橋・・・

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出張で愛知県の豊橋に行ったのは12月9日だったから、福岡や安芸の宮島より前の事になる。

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新幹線とJRの駅舎は立派であり、それと同時に再開発されたであろう駅前の人工広場も近代的な美しさを保有している。

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駅前広場に幾つもの彫刻が置かれているが、そのひとつひとつの意味を調べる時間は無かった。

たった三時間あまりの豊橋滞在でだった。

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この豊橋を横断して渥美半島から伊勢に行ってみたいと前から思っていたのだが、この地図を見ていると豊かに広がる農村の風景が脳裏に浮かぶ。

駅舎の立派に較べて、シャツターの降りたところが目立つ商店街。平日の朝だというのに人通りも少なく、逆にその人の少なさにほっとする。

 

役場の食堂@国立国会図書館

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役所の食堂とは ちょつと違うが妻が通っている国立国会図書館のカツカレー(650円)。

ご飯の量は半分にしてもらったそうだが、量が多いそうだ。

味は、他の役所のカレーライスに比べていまいちとか・・・。

「近世の建築・法令・社会」妻木宣嗣著

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この本は近世における寺社建築行政と建築、さらにそれを取り巻く社会構造、すなわち人々の思惑と規制の解釈について考察している。

第一部では、河内国の古橋大工組関係史料、および摂津国の福井大工組史料などを用いて、畿内、主に摂津・河内国における規制行政と、「規制運用の実態にみる規制解釈の幅」について、遺構や社会的背景をふまえつつ述べている。

第二部では、摂河とは対照的な行政的枠組みである藩領における建築規制の一例として、萩藩の寺社建築物に対する規制について考察している。

中々の労作で、しばらくぶりに学術書を読んだなぁというというか、読み終えるのに時間がかかった。

近世においても、現在ほど厳密でなく、法規に対する理念も異なるものの、建築を建てる上で必要な書類と行政手続きがあつた。

それらは「普請申請」(現在の建築確認申請)であり、「作事検分」あるいは単に「検分」(現在の竣工検査・工事完了検査)である事は知られていた。

これらに関わる建築行政に、どのような組織がかかわり、どのような書類手続きが必要であつたかについて本書では踏み込んで研究されており興味深い。

総合的な視野に基づき都市に対する権力者側、建築を必要とする人々(施主)、規制を意識しつつ建築する大工、かれらの建築に対するそれぞれ思惑や考えについても迫っている。

安芸国一之宮・厳島神社 -1

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鹿がいっぱいいた

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博多出張から東京に戻る途中、新幹線を広島で途中下車し厳島神社に寄ってみた。

広島でJR山陽本線に乗り換えJR宮島口で下車しJR西日本のフェリーに乗ること10分

写真は宮島桟橋から有之浦を厳島神社に向かって大鳥居をのぞむ

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厳島神社は 三十数年ぶりの訪問

写真は御笠浜から大鳥居

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入り口

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写真中央が御本社本殿

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回廊

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筑前一之宮・住吉神社

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12/11 博多は雨

朝早くホテルを出て 仕事の前に住吉神社に参拝した。

写真は表参道からの神門

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1623年(元和9年)に黒田長政によって再建された社殿は国指定重要文化財

写真は拝殿

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拝殿側より神門

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社務所から拝殿を見る

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古代力士像

「ていじ手帳」

ていじ手帳

 

 

建築史家であり、建築評論家でもあった伊藤ていじ氏(本名:伊藤鄭爾 1922-2010)が、建築画報に寄せた連載「ていじ手帳」全24回(2005-2009)をまとめた一冊。

伊藤鄭爾は、私の恩師。

学生時代に、先生と長く語らった事は少ないが、今思えば あのころの瞬間瞬間の言葉が示唆にとんでいたと思う。

この本は、先生の晩年の思考が、重厚かつ難解な示唆に富む文章で書き綴られている。

磯崎新氏、二川幸夫氏による特別寄稿に加え、1970年代に伊藤研究室によって行われた倉敷美観地区の調査図面「倉敷川畔伝建」も掲載されている。

扉ぺーじには、中山繁信氏からの寄稿も掲載。

確か先生は、黒革の手帳を愛用していたなぁ・・・あの手帳は遠目でしか見なかったが、予定だけでなく原稿を書くときのヒントとかも書かれていたのだろうか。

表紙の「ていじ手帳」の文字は篠田桃紅さん、帯の建物の立面図は高山の吉島休兵衛忠男さんで格調高い本に仕上がっている。

大丸ヴィラ

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地下鉄烏丸丸太町の北西出口を出たところにあるチューダー・スタイルの洋館。

設計は、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ/ヴォーリズ建築事務所

大丸社主の下村正太郎邸として建設された建物。

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「大丸ヴィラ (中道軒)」

旧 下村正太郎邸 1932(昭和7)年
京都市登録有形文化財
京都市上京区烏丸丸太町

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門の外から撮影

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妻側

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レトロ感ただよう丸太町駅の入り口

 

連続出張中・・・

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早朝、東京を出て東海道新幹線を米原で降り、特急白鷺に乗る

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米原から一時間あまりで福井に降り立つ。

福井は雨

福井は降雨量の多い土地柄だと聞く

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福井で、京都行きの時間を気にしながら二時間あまり仕事をして駅に戻る。

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京都行きのサンダーバードに乗車。

福井の後、鯖江にしかとまらず琵琶湖の西側を京都へ一直線

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その前に、ホームで鰊蕎麦

出汁がうまい。

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その後、先週に引き続き京都で仕事。

京都を夜八時に出発して自宅に戻ったのは夜11時を回っていた。

疲れた・・・

紅葉の上賀茂神社

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11月下旬の上賀茂神社

このときも遊びで京都に行った訳ではなく、仕事で訪れたのだが上賀茂神社は昼休みにかけて移動時間に立ち寄ったもの。

神社に滞在していたのは30分ぐらいだろうか。

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結婚式がとりおこなわれていた。

本当の神式の結婚式は、なかなか良いものですよ

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晩秋の陽を浴びて、一本の枝の葉が緑色から紅色におりなす様がとても美しかった。

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実は以前から御朱印帳が欲しかったのだが、最初の朱印は上賀茂神社にしたくて、夏に続いて今年二回目の訪問となった。

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上賀茂神社は人が少なく、落ち着いて紅葉を観る事が出来た。

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建築計画概要書・台帳証明@東京都

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【東京都都市整備局・市街地建築部・建築指導課の資料】

東京都は、基本的には昭和25年からの台帳記載事項証明を出してもらえるのだが、区によつては一部年度の分を紛失して(廃棄?)証明書の発行ができない。

年度、昇降機付属、面積によって東京都で発行するものと区で発行するものがあり、よく調べて行かないと、区と都に行く事になり足が疲れる。