既存建築物の法適合性の確認の取扱い@奈良県

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奈良県庁

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丹下健三の香川県庁舎を踏襲したような、戦後モダニズムを彷彿させる建物

 何となく懐かしいというか・・・。

今回は、建物の見学記録(後で建物の写真は掲載)ではなく、仕事の記事。

「遊んでばかりいるんじゃないの」と言われる事があるので

完了検査済証を取得していない建物について、奈良県庁建築課に御相談に行きました。

奈良県は「既存建築物の法適合性の確認の取扱い」というのを

平成25年6月に制定していたので、今回具体的プロジェクトについて打合せをしてきた次第

奈良

これから種々の調査・非破壊検査をすることになるが

法第12条5項報告の提出となりました。

添付する様式は、大阪府のものを参考にしたように思える

それにしても現行法上は12条5項で処理するのが最適と思うが

なかなか やってくれない行政が多いんだよね~

(愚痴)

http://www.pref.nara.jp/3916.htm

石舞台古墳 -2

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古墳時代後期に最高権力者であった蘇我氏

幾たびも血で血を洗う戦いを経て

やがて乙巳の変(645年)に蘇我氏本宗家は滅びた

栄枯盛衰の理りと言おうか

ここには「滅び」を感じた。

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玄室入口部

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玄室内

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玄室内にいるのは、あまり気持ちの良いものではない

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 蘇我蝦夷・蘇我入鹿に批判的な、入鹿の叔父にあたる蘇我倉山田石川麻呂(蘇我石川麻呂)は

中大兄皇子(後の天智天皇)に味方したので

蘇我氏の血脈は、平安時代まではかろうじて続いたようだ。