クラブハリエ・日牟禮カフェ -3

キッシュが美味しかつたです

ケーキは色々種類があって目移りするぐらい

旧忠田邸を改装しカフェにしたと書かれています

店内から眺める庭

近江八幡、昔ヴォーリス 今たねや

というくらい「たねや」グループの建物が目立ちます

近江八幡の水郷

近江八幡和船観光協同組合の乗場

手漕ぎの和船

葦が勢いよく伸びていました

「近江八幡の水郷」

は重要文化的景観選定第1号に選ばれています

鴨×2

天気に恵まれたせいもあるでしょうが、

船で揺られていると とてもゆったりとした気持ちになりました。

これが「1/fゆらぎ」かな

桜の開花時期が良いと船頭さんは言っていましたが、

葦の勢いがある この6月上旬の時期も

生命の息吹を感じて良いですね

時代劇・剣客商売のロケ地としても有名です

 

ALBERTO GIACOMETI 展

彫刻好きのパートナーに誘われて国立新美術館で開催されているジャコメツティ展に行ってきました。日曜日でしたが雨のせいか空いていました。ジャコメッテイ没後半世紀を経た大回顧展です。

写真撮影ができる幾つかの野外彫刻

虚飾を排したスレンダーな人物像

絵画やデッサンも多く展示されていましたが、さすがに上手でした。ジャコメッテイの作品というと人物像が有名ですが、数少ない動物像である「犬」が展示されていました。何だかやせ細った野犬のようでしたが、見れて良かったです。

ジャコメッテイ展

八幡堀

八幡堀

八幡堀は天正13年(1585年)に豊臣秀次(秀吉の甥)が八幡山に城を築き開町したことに始まるそうです。秀次は、八幡堀と琵琶湖とを繋ぎ、湖上を往来する船を城下内に寄港させることで、人、物、情報を集め、さらに楽市楽座制を実施することで城下を大いに活気づけたと書かれています。

八幡堀は交通路や生活の場として長く機能してきましたが、生活形態が変わりだした昭和30年代もなると、忘れ去られた存在となり、草が生い茂りハエや蚊が発生しゴミが不法投棄されるなど公害源となったそうです。

一時は、埋め立てしまう計画があったそうですが、地元から反対運動が起き浚渫と復元により現在の状態になったとあります。

今は映画やドラマのロケ地としても活用されています。

かわらミュージアムの一画

今、八幡堀は近江八幡の貴重な観光資源となっていますが、先人達の環境を守る運動のおかげです。西日本でも江戸時代からの風情を残す数少ない場所となっています。

調査なくして設計なし

昨日は、京都府京田辺市に日帰り出張

先週に引き続きの出張で腰が痛い・・・

町所管建物のコンバージョンにあたり京都府・町・設計事務所・私と打合せとなった。検査済み証の無い建物という触れ込みで彼此一か月前から相談に乗ったりあれこれと調べたりしていたが、町が建築確認の工事完了検査済証が無い建物と言っていたのですっかり信用し、それが大前提となって調査・手続き・見積りと進んでいた。

何しろ遠方なので行政から取得する「建築確認記載台帳証明」は、自分では取得に動きずらく、強く言って町に動いてもらえば良かったのだが、すっかり町の情報を信じてしまった。

この日土木事務所での打合せを終わり、町が「建築確認記載台帳」を閲覧したことがないと言うので、府に特別に閲覧させてもらうと、推定していた年のそれらしいものを発見。概要書を見せてもらうとビンゴ。おまけに工事完了検査済証も発行されていた。

多額の詳細調査が必要なくなり万々歳。

弊社の仕事は減ったが、無駄な税金が使われなくて良かった。

それにしても行政の言う事だからとすっかり信用してしまっていた。相談された時点で「建築確認記載台帳証明」を取得してもらうようにもっと強く依頼しておけばよかったと反省。

「調査なくして設計なし」

建築設計の道を歩み始めた頃 先輩に言われたこの言葉を思い返した。

ラ コリーナ近江八幡 -10

オフィス棟展望室を見上げる

草屋根の端部

カステラショップ

このショップの内装は、栗の木がモチーフとなっています。日本人と栗とは縄文時代より関わりがあったようで、青森の三内丸山遺跡からはたくさんの栗の柱と大粒の栗が出土しています。また三内丸山遺跡では、栗の巨木を柱に使った建造物があり、遺跡の周辺の森は大半が栗の林でしかも縄文人が肥料を与え計画的に植林をしていたのではないかとも推測されており栗とともに栄えた定住型都市型社会だったと言われています。

ラ コリーナ近江八幡 -1

たねやグループのフラッグシップ店・ラ コリーナ近江八幡のメインショップ。芝生で覆われた屋根 朝9時の開店前に到着し 少しの間 庭内を散策しました。

設計は、藤森照信さんで完成してから2年半になるそうです。

柿の木の傘

水無月

春の薔薇もそろそろ終わりに近づき、紫陽花が開花し始めています。

赤い薔薇の花言葉は「情熱」。幾つになつても情熱は持っていたいです。

何だかあっというまに6月、水無月(みなづき)になってしまいました。

3月から省エネ尽くめの日々を送っていましたが、ようやく目途がついてきました。

外皮計算で積分を駆使した日々でした。

楕円形の建物で下部楕円形と上部楕円形で中心がずれた形態の外周長さ、屋根面積の算出をしました。他には弓形の建物で内側、棟、外側で三つの中心があり、しかも棟の高さが変化する形態の外周長さと屋根面積の算出。また雛壇状の建物で屋根面積の算出に苦労した建物など。小粒だけどピリッと辛いような建物が多く準備計算だけで四苦八苦していました。

月が変わり、初日から二日間の滋賀県出張です。

近江の初夏の便りをお届けできると思います。