幾つかのホテルの事

1、地方の古くからの温泉宿

岡山県のとある温泉。バスがホテルまでの狭い道を行けないと観光案内所で降車させられ、雨の中坂道を五分ほど歩く。という始まりだから、そもそも第一印象が悪かった。

関東でもさびれた温泉は沢山あるが、平日の夕方とは言え、ほとんどの店が営業していない。というどころか廃業し少し朽ち果てた、さびれた温泉街を歩くと、現実に引き戻されて陰鬱になってくる。

そもそも視察ツアーなのに、この温泉街の中のホテル・旅館を自分で予約しなければならなかった。皆ツアーの客だと知っていれば送迎用の車を出せたと旅館の人は言う。

どうやら主催者側がまとめて予約した部屋もあり、ネットで予約した私たちは宴会場の下でエレベータ脇で建築計画的には、おそらくリネン室だったものを後で客室に改造したものではないかと予想できるなんともちぐはぐな部屋だった。

掃除が行届いてない。部屋の換気が悪い。Wi-Hiのパスワードを聞いても答えられずチェックインの時に書いた紙を渡したとしか答えない外人の従業員

お湯だけは良かったが、これは自然の力

ツアーの懇親会を観光案内所近くの居酒屋でやるというので雨の中坂道を降りて向かう。油ぎとぎとの唐揚げ、刺身もどき、砂糖をどれほど入れたのかと思うほどの鳥すき焼き、まともに食べれたのは冷凍枝豆とおむすびぐらい。

それでも懇親会で関連する業界の人たちと話せたのは良かった。

賞味期限が残り少ない商品を飾っているだけの売店。地方の魅力を感じない 業務用スーパー品ではないかと思うのような品が並んでいる朝食。

負のスパイラル状態で抜け出すことができないでいるのだろうと想像してしまう。

2、地方都市の駅前にあるビジネスホテル

鳥取県のある主要都市の駅前という立地と有名ホテルチェーンということもあり金曜の夜は満室だという。ネットでツインを予約していたが、一人当たり料金ではなく室あたりの料金だという。おかげで半分の料金で済んだ。

ツインでも部屋はギリギリの大きさ。ユニットバスとトイレと手洗いが一緒。実は このスタイルのユニットバスは嫌い。換気悪いし、夫婦だからといって臭いを我慢することはできない。

朝食がひどかった。のどぐろの干物というが生臭かった。客単価と原価率を考えたら こんなものとは思うけど。建物は立派な大きさだが安かろう悪かろうの典型のようなホテル。稼働率は高さそうだが、利益は出るのだろうかと心配してしまう。

3,コンテンツ・ツーリズムに乗った地方都市のホテル

島根県の中心的な都市から車で一時間あまりの港町にある宿が、知人のお薦めだったので行ってみた。全国的に展開していたホテルをパワーアップした和風温泉宿シリーズ。

最上階に展望風呂と露天風呂があり、湯上りにはアイスキャンデーが無料で食べられる(朝風呂にはヤクルト)。お風呂は夜通し利用することができ、掃除は日中するとの事

部屋の冷蔵庫には、今時珍しくカットフルーツとミネラルウォーターが入っている

コンセント、有線LANとWi-Hiが完備。コンセントが要所要所に配置され宿で仕事をする私にとって有線LANはありがたい。全館畳マツト式で清潔、しかも完全バリアフリー

売店は設置していない、和風のデザインで統一されているが自己主張の強いデザインではない。朝食はバイキング方式だが品数豊富、地方食が取り入れられており、評判通り大人気。

夕食もバイキング方式らしいが これは予約いっぱいで食べれなかった。

土曜の夜とは言え、小さな子供の家族等で満室。旅館の専用駐車場で車のナンバープレートを見ると、かなり広範囲の地域から客が来ていることがわかる。温泉旅館とビジネスホテルの良さをミックスしたようなホテルの業態。ここの主体は学生寮やサービス付き高齢者住宅を展開してきた企業なので、運営ノウハウの蓄積があるのだと思う

細かい部分に従業員の手間を省く工夫がみられ、様々な部分を合理化した一方でお客さんが喜ぶ客室・食事(料理)に集約している様子がみえる。

ある漫画家の出身地であり、街全体がコンテンツ・ツーリズムに彩られている。
妻は10年程前に訪れているが、その頃は寂れた港町という印象だったというが、随分と店舗も増え、港もきれいになったと言う。

インバウンドに依存しない これからの日本のホテル業態のひとつを見ることができ紹介してもらった知人に感謝。

亀さん

いつもの美容院に行ったら、待ち椅子の脇の水槽から亀さんが首をあげて挨拶して来た。

もう10年以上 家族全員が同じ美容院に行ってるせいか、この亀さんもすっかり顔なじみで、最近はあいさつしてくる。

「こんにちは」

「はい。こんにちは」

「元気でやっていますか」

「なんとか元気にやっています。水槽の中ではマスクとかしなくていいですね」

「はい。軽快です。今日は婆ちゃんは一緒じゃないんですか?」

「今日は婆ちゃんは、後楽園スタジアムのコンサートに行きましたよ。虹色のマスクして 推しのTシャツ着て行ってます」

「婆ちゃん元気ですね」

「多分 明日は腰が痛い、湿布貼ってというと思うよ」

「アッハッハ カメカメ」

盆栽の手入れ

欅の盆栽の苔に黴が生えたようで、妻が盆栽の手入れ方法を教えてもらいに大宮・盆栽村に行ってきた。黴は元々の根に付いていたものらしい。盆栽の手入れの仕方、葉の切り方、水のやり方などを教えてもらう。

鉢から盆栽をとり、根の間の土を取った後に、根を水洗い

鉢をもう少し深くて大きいものに取り換えてもらい、新しい土を入れる。土が流れないように鉢底につけたメッシュの固定方法、植木の固定方法等を教えてもらったようだ。

藤樹園さんは盆栽教室を昭和40年より開講していると聞く。現在も老若男女が盆栽を楽しみながら勉強をしている。伺っときは意外にも若い人が多かった。

大宮盆栽村のかえで通り。その風情ある石畳の街並み

こんな素敵な街並み、住宅地がさいたまにあることを知らなかった。

中銀カプセルタワービル 解体中

あの黒川紀章が設計した集合住宅・中銀カプセルタワービルの前を通った。解体用に足場がかけられて準備が進んでいる。

1972年に完成した中銀カプセルタワービルを「雑誌・新建築」で見たのは、田舎の高校生の時だった。黒川紀章の建築が好きだつたわけではなかったが、この建物は衝撃的だった。

黒川紀章は情報化社会の主役になるのは「移動しながら仕事したり暮らしたりする人物像」と予言し、「ホモ・モーベンス(移動する人民)」と名付けた。

そして「ホモ・モーベンス」の家がカプセル建築だと宣言していた。コロナ禍でテレワークやワーケーションなど仕事がどこでもできて多拠点生活が現実になって、時代が黒川に追いついたと誰がが言っていた。

高速道路の反対側の歩道橋から眺めていたら、何だか哀しくなってきた。

盆栽の風景

我が家の盆美人達が一目ぼれした欅の盆栽

直幹と言って幹が真っ直ぐ伸びるタイプのものらしい

少し遠くから眺めると緑の丘の上に植えられた一本の欅の大樹のような風景を持っている。しかし盆栽は手入れが大変そうだ。まずは水やり。夏は朝昼夕と一日3回ぐらい水をやらないとならないらしい。陽にあてるのも大切。よほど暇じゃないと育てられない。大変だ。

日本国憲法前文

『日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。』

憲法記念日に家族が集まった時に「憲法で何条が好きか」という話題になり、「99条」「9条」「25条」あれこれ・・・。全員一致で「前文」が最も好きな条文になりました。

ファミコン

実に30数年振りに自分用のゲームを買った「パワフルプロ野球2022」。小学生の孫娘がこれなら爺ちゃんと遊んでくれるという。そういえばゴルフゲームも持つていた気がする。確か孫娘が幼稚園児だった頃やって、ほとんどスコアがイーブンだったので戦意喪失して放置してある。まあ目は疲れるが、たまにゲームをするのはボケ防止には効果がありそうだ。

小学校低学年の孫娘だからといって油断は出来ない。何しろ歩き始めてまもなくタブレットに触っていた世代であり、ゲームで分からない事があったらユーチューブで検索して次にはレベルアップしてくる。少し先行して練習していても追いつかれて負かされれるのは時間の問題。

思い起こせばファミコンが出始めた頃は野球ゲーム、カーレースゲーム、サッカーゲームにはまり、深夜遅くまでゲームをしていたが、やがて全てのゲームで息子に負けるようになりファミンコンから撤退した。

我が家はスイッチが2台。1台はメモリが一杯で新規ソフトは使用禁止。もう一台はゲームオタクの婆ちゃんか、誰かが使っていて私になかなか順番が来ない。孫娘に負けないように密かに練習しておかないとならないのだが、三台目の自分専用のスイッチを買おうか買うまいか思案中。

今度はフッ素樹脂鋼板がない。

これまで普及していた「フッ素塗膜の屋根」と「フッ素塗膜の金属サイディング」は、将来にわたり供給されなくなる恐れがあるそうです。フッ素塗膜は順次、ポリエステル塗膜へ切り替わる見通しとか。フッ素系塗膜に比べてポリエステル塗膜は対候性が大夫落ちると聞いていたが・・・。

供給事情は、昨今の木材(ウッドショック)や住設の問題と全く異なり、フッ素を生産する過程で温室効果ガスのフロンが発生しますが、地球温暖化抑制のため、元々、フッ素の生産量は世界的に制限されていたようです。

一方、フッ素は鋼板だけではなく、半導体関連部材にも用いられています。

コロナワクチンの普及による経済が活性化されたこと、電気自動車(EV車)などで用いる半導体の需要が急激に高まったことで、フッ素の奪い合いが発生しています。

半導体の需要はコロナ感染症とは関係がなく、さらに高まり続けます。

また、フッ素の原材料が採掘できる主な生産国は中国であり、中国のEV車の普及に伴い、フッ素の入手がわが国では困難な状況になります。

そのため、建築業界で用いられているフッ素は今後、ほぼ供給されなくなる見通しだとの事。

金属サイディングとしては有名なイソバンド・表面が鋼板で新材がポリイソシアヌレートフォームとかロックウールで外壁耐火30分(非耐力壁・延焼外)で、工場とか倉庫の外壁材として重宝していたのが、そのうちフッ素系塗装のものは受注中止になってポリエステル塗装のみになるとの事。高層ビルに使用していたフッ素樹脂鋼板等も今後は使えないようだ。

首都圏は 大型物流施設の建設ばかり目立つ昨今。買占めかと思っていたらそういう事でもなさそうだ。

第二次ウッドショツク? ロシア産木材供給懸念

法務専門事務所とはうたっているが、昨年から設計案件が増えた。主流は増改築・改修なのだが、たまには新築もある。

今日、新築住宅の工務店の取引会社である木材屋さんと直接 材木の樹種について打合せ。柱材は国産杉材が望ましいがWW(ホワイトウッド・集成材)でも可。CLT、LVLは供給が少なくなっている。梁材は納期が充分先なのでE120等の集成材で良い。構造用合板の12mmで3×10サイズが供給が難しいので、出来れば9mmにして欲しいと言われた。しかし価格は高値安定状態との事。

そういえばCLTの会社からも木材を安定的に確保するのが難しくなっているとメールが来ていた。

懸念材料はロシア・シベリア産アカマツで、欧州から輸入されるものはレッドウッド、シベリアから輸入されるものはアカマツ呼ばれている。ロシアのウクライナ侵略が長期化してロシアへの経済制裁が厳しくなると在庫がなくなってくる可能性もあり、懸念材料との事だった。

円安、原油、ロシアの液化天然ガス(LNG)の資源の供給や値上がりによつてエネルギーコストの高騰は、建設物価を更に押し上げる可能性がある。とりわけ鉄への影響が大きいかもしれない。

サプライチェーンの国内化、内製化には障害が多い。今でも給湯器は4か月待ちとか言われている。

非住宅分野での国産木材を主流にした木構造化には、木材活用に関する林野庁・文科省等の補助金の増額が必要だと思う。そうしてこそ地域循環経済に寄与できるのではないか。

ロシアによるウクライナ侵略に抗議する

「戦争を知っている世代が政治の中枢のうちは心配ない。平和について議論する必要もない。戦争を知らない世代が政治の中枢になつたときは とても危ない。」田中角栄

田中角栄元首相。ロッキード事件で逮捕され起訴され、晩節を汚す結果にはなったが。その誠実さには、貧しさの体験とともに、一庶民一兵卒として満州に渡り戦場の苦渋を味わった経験がにじみ出ていると感じます。

言論の自由は尊く、脆い。

今こそ声をあげよう「戦争反対」と

未来コンビニ

徳島県の山奥・那賀町木頭に出来た「世界一美しいコンビニ」

俗に限界集落・人口1000人

立体トラスとガラスのシンプルなんだけど美しい「コンビニ」。こんな田舎で物販店の経営が成り立つのだろうかと一般的には思うのだけど。

一方的に物を売るだけでなく、地域の人達の欲しいものを聞きながら、商品を提供している様子が伺える。地域の人達と一緒に作るコンビニというところか。

徳島市から車で二時間半と聞くが、ちょつと見に行きたい。

ロボ家具

福岡県大川市「大川家具」のコマーシャル動画

見た目はいつもの家具だけど、動いたり、止まったり、子供達の遊具になつたり、おうち時間を楽しくします。

「職人MADE 大川家具」のコンセプトには次のように記載してあります。

「職人とは、熟練した技術を持つ人である。職人とは、こだわりを持ち最後まで諦めない人である。職人とは、変化を恐れず挑戦しつづける人である。職人とは、使い手を想う温かいまなざしを持つ人である。家具づくりに携わる全ての人が”職人魂”を持つ。職人がつくる良質な家具、大川家具」

「猫家具」もあるよ。

神社声援

初詣は、恒例・大塚天祖神社

妻が初詣でにぎわう境内の出店で見つけた「神社声援」(ジンジャエール)。当て字だけど考えた人を声援する為に2本購入。

まだ飲んでないので、味はわからない。

神社を声援するのか、神社が声援してくれるのか。どちらにしても御利益がありそうだ。

大塚天祖神社は、旧巣鴨村総鎮守とはいえ600年以上この地で維持されてきた。地域の神社を守ってきた人々に尊敬の念を込めて、お参りして来た。

「燃えよ剣」司馬遼太郎著

司馬遼太郎の「燃えよ剣」が映画化。15日に封切りしたが、映画を見に行けてない。

岡田准一も好きだしな。

ちょつと前に原作本を読み返していた。

主人公は副長・土方歳三だが、私は土方歳三が好きだ。

新選組は佐幕だが、劣勢になっても最後まで筋を曲げない立派な生き方を貫き尊敬している。

自分を勘定に入れない潔さが感動を与え学ぶ事が多い。

本の中では「節義」という事が書かれている。「節義」の意味は「節操と道義。人としての正しい道を踏み行うこと」

「節義とは古今不易のものだ」と。

VOICE PROJECT 投票はあなたの声

いま、日本の選挙投票率は、約5割と言われています。
「一票じゃ、何も変わらない」と感じている方も多いのかもしれません。
けれど、これまでも、一票の集まりで、わたしたちの社会は決められてきました。
Your Vote is Your Voice.
あなたの一票は、あなたの声です。

もしも、共感いただけたら、
ぜひ、この動画に#わたしも投票します をつけてSNSでシェアしてください。
そして、投票しましょう。

(これは、いっさいの政党や企業に関わりのない、市民による自主制作プロジェクトです。)

発起人:関根光才 菅原直太 大越毅彦

出演:秋元才加 安藤玉恵 石橋静河 小栗旬 コムアイ 菅田将暉 Taka 滝藤賢一 仲野太賀 二階堂ふみ 橋本環奈 前野朋哉 ローラ 渡辺謙

制作協力:阿部えりか 石坂拓郎 上野千蔵 遠藤凌 柿木原政広 かけいなみ 鎌田恵 島村佳孝 清水天務仁 タクー・イザック祐亮 田代矩子 中里未央子 長谷川将広 濱野翼 林拓馬 福田浩之 藤尾明日香 増田幹 三井明子 宮下誠 李花 李桃 脇田祐介 渡辺伸一朗

お問い合わせ:https://qr.paps.jp/77vDt

京和傘 日吉屋

京和傘・日吉屋さんは京都市上京区、宝鏡寺前にある江戸時代後期から続いている伝統ある京和傘のお店です。和傘産業は衰退し、京和傘の店として唯一残っていると聞きました。

日吉屋さんが照明に取り組み始めたのが、2005年とか。和傘で培った技術を照明という異分野の分野に転用することで、伝統に新たな息吹を吹き込んでいます。

社長の西堀さんは、奥さんの実家である日吉屋を継いで5代目となるまでは、地方公務員だったとか、異業種の視点がイノベーションを生むのかもしれません。もっとも事業を継承した時 年間の売上が160万円だったと言いますから、恐らく廃業寸前の状態だったのでしょう。

今や海外にも市場を広げ、メディアにも取り上げられ、随分と有名になりました。

とっても良い雰囲気を醸し出してくれる照明器具です。やっぱり日本は「ものづくり」で世界と勝負しないといけないのだと思います。

https://www.wagasa.com/cp_jp/

尚、日吉屋さんは欧州を中心に世界各地の約5000工房が参加する世界最大の匠が集うポータルサイト「マイスターストラーセ / Meisterstrasse」ジャパンの総代理店となっています。

https://ms-je.com/

「白蛇・縁起」

妻に誘われて「白蛇・縁起」を観てきました。たてつづけに映画観てますね。

本来なら爺婆割引、夫婦割引で格安ですからコロナ禍でなければもっと映画館に通っています。普通の生活を奪ったのは「コロナ」? 。いやいや、もはや「人災」といった方が良いかもしれません。

映画、とても良かったですね。時間と空間のスケール感がさすが中国映画。それにワーナーのテクノロジーがプラスされて映画の中に引き込まれてしまいます。たまには他の人の好きなジャンルも覗いてみるものです。

映画の観客は9割以上が若い女性。泣いてる子もちらほら。

エンディングで流れたSnow Manの「縁 -YUÁN-」はとても優しく感じられて、この美しい映画に華を添えていました。

続編もあるようなので、楽しみです。

「パンケーキを毒見する」

久しぶりに映画館に行きました。1年半ぶりでしょうか。

以前より映画館内部の換気量が相当増えたように思えました。それに、ソーシャルディスタンスですし、思っていた以上に安心して映画を見ることができました。

やっぱり映画は映画館で見るのが一番です。NETFLEXとイヤホンには疲れていたので

映画は、菅総理をシニカルに切り取った政治ドキュメンタリーですが、アニメも多く挿入されていて内山監督曰く「政治バラエティ映画」に仕上がり、堅苦しくないドキュメンタリーになっていると思います。

7月30日に封切りした途端「パンケーキを毒見する」公式Twitterが一時凍結されたぐらいで、何時コロナにかこつけて上映禁止になるか予断を許さないと制作陣が言っていたので、早めに見に行きました。

ポンコツ政権のもと無駄死にしないようにしましょう。

「軍艦防波堤へ・駆逐艦涼月と僕の昭和20年4月」澤章著

戦艦大和の最期は、映画もあるし出版物も多いので結構知っていたが、大和とともに出撃した駆逐艦の戦闘状況は知らなった。

この本の駆逐艦涼月(すずつき)は、戦艦大和とともに沖縄方面に出撃した軽巡洋艦1隻と駆逐艦8隻の中の1隻。そのうち帰還したのは冬月、涼月、雪風、初霜の4隻のみ。

涼月は、大破、艦首 – 前部主砲付近に直撃弾を受け大火災となり、後進で佐世保に帰還

その時の艦長・平山敏夫中佐が澤さんの曽祖父にあたるという。

澤さんが小学校6年生の時に父親と北九州の軍艦防波堤(正式名称:響灘沈艦護岸)を訪れた思い出から、戦闘中の駆逐艦涼月にタイムスリップし、戦闘状況を記している。

大和とともに出撃した艦についても知らなかったし、軍艦防波堤も知らなった。

涼月(すずつき)

「さわやかに澄みきった秋の月」美しいが物悲しい名

8月は、鎮魂の月。

引き継いでいかなければならない。

シュリンクフレーション

最近、以前と比較して容量・数量が減少している商品が目につく。

「あれ、前より少し量が減ったような気がする」パッケージはそのままなのに内容量を見ると明らかに減っている。そんなことが続いて調べてみたら「シュリンクフレーション(shrinkflation)」という「小売りされる商品の価格は変わらないまま内容量がシュリンク(収縮)していく」経済現象だそうです。

シュリンク(縮小する)と継続的な物価上昇を指すインフレを合わせた造語だとのこと。

昨今、あらゆる商品が増税や製造コスト、企業努力等の要因により減少させているようです。

どうりで妻が最近「たいした買ったように思わないのに金額がかかってびっくりした」と言うはずです。

「減量はこっそり値上げと同じ」

建築界にもシュリンクフレーションはあります。

とある分譲マンションの図面を見ていたら住戸の平面詳細図(縮尺1/50)はありましたが、展開図が無いので聞いたら。「今は書かない」とか。担当した設計事務所というより設計監理料を抑えるためにデベロッパーが認めていたようです。

別な案件、基本設計が出来上がったと言うので見せてもらったら外部仕上表も内部仕上表も無いのです。「なんで仕上表ないの」と聞いたら「仕上げは実施設計で」と言うのです。
これは「オーダーメードの洋服を作る時に採寸だけで終わっていると言う事で、生地の種類や裏地程度は決めないと概算工事費の算出ができないじゃないですか」と聞くと「もによもにょ」

当然ながら基本設計完了時に提出すると設計監理契約書に記載ある概算工事見積書は未提出。

設計事務所は国交省告示に基づき契約しているので「成果図書」が不足。基本設計の内容も稚拙。報酬は立派。

あ~ぁ

のんの様 空を飛ぶ

京都 浄土宗・龍岸寺のナムナムTVを見た時、思わず笑みがこぼれました。

ドローン仏の登場です。

のんの様が本当に空からやってきた

  テクノ法要、仏像製作のワークショップも行っています。

お寺のチャレンジ精神は尊敬します

https://www.youtube.com/channel/UCYnWRTE04LqRoTE8L4fUE2A
龍岸寺ナムナムTVは 楽しい番組です。

大塚

JR大塚駅北口駅前が整備されて綺麗になっていた。

線路敷の擁壁があらわになつたが、何だか規則正しい模様

と思ったら

擁壁のバックアンカーだった

以前は、横を通ると強いにおいの公衆便所があった。

その横でときおりお婆ちゃんが野菜等を売っていた

産地直送と謳う果物屋や焼き芋屋や弾き語りの若い人達

近くに全労連会館があるせいか労働組合の演説やビラ配りも多かった

JRは民間企業で、駅敷地は私有地内だからとそれらは排除されていく

清潔かもしれないが、さして魅力がない駅前になった

私は大塚が好きだ

かつて三業地(料理屋・待合茶屋・置屋(芸者屋))として盛え、

青春時代を過ごした新宿と同じようなにおいがするからかもしれない。

聞くところによると今でも三業地組合はあり、芸者さんを呼べる店はあるとの事。

今でも頑張っている個性的な飲食店は多い。

全国各地の日本酒を取りそろえた串駒、お握りのぼんご、おじさんとおばさん二人で切り盛りしている焼鳥の鳥政等々、百名店も多い。

東京はアルコールの提供をしないことになつて飲食店も経営大変だろうなと思う。

綺麗に整備しても街の魅力は失わないようにしてもらいたいものだ。