地方巡業の旅 -9

群馬県境の埼玉県羽生市で既存建物の調査

拠点にしたのは「ルートイングランディア羽生」という多目的ホテル

併設されている「華のゆ」

思いがけず、いいお湯だった。

ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉でPH8.1、源泉44.0度

肌がつべつべする 所謂「美人の湯」

この地域には工場と物流施設が多いせいか、外国人の利用客が多かった。

ルートインは、こういう地域にホテル進出しているので、当然と言えば当然かも

お湯は良かったが、建物内の配置と浴室内の洗い場、内湯、露天風呂などの配置が判りづらかった。

受付ホールから浴室の入口が見えづらく狭い。

食事も美味しかったし、お湯も良かったので、いいけれど。

埼玉県羽生市は、利根川を渡ると群馬県館林市

雰囲気的には上州

地方巡業の旅 -8

埼玉県の比企郡・秩父郡のいくつかの既存建物調査の為に「おがわ温泉・かわらのゆ」に隣接するKAWARA HOTELに連泊して、ここを拠点にして車で調査に向かった。

平成16年に新築されたとかで二階建てでコンパクトなホテルだが、隅々まで掃除が行き届いていて清潔だし親切で居心地の良いホテルだった。連泊なので3時前に戻ってきたら管理者・フロント・従業員総出で客室のメーキングをしていて感心した。

調査から帰ってきて汚い・臭い・フロントが外国人で細かい話が通じないではストレスがたまる。しんどい地方出張のなかにも、何かしら楽しみを見つけたい。

なんといっても「花和楽の湯」に何度でも入れる事が一番の魅力。ここの温泉は「高濃度炭酸泉」が売りでpH10の強アルカリ性単純泉。肌の余分な角質を取り除き保湿を与えるという、通称「美人の湯」

高濃度炭酸泉は露天風呂にあり、日によって温度が変わると聞いたが、加水しないので熱い時は湯もみをしたりとかしなければならないとか。私が入浴した時はぬるめだった。内風呂は鉄分を含んだ天然地下水。岩盤浴もある。

日帰り入浴施設は、食事が美味しくないとガッカリするが、ここは美味しいし、さほど高くない。

入浴後の黒蜜のかき氷がふあふあで美味しかった。なかにバニラアイスクリームが入っている。

総じて ここの施設は従業員がフレンドリーで思いやりがある。平日も客が多かったから繁盛しているように見えた。小川町に良い施設ができたなと思った。

地方巡業の旅 -7

スポットの既存建物調査の為に中軽井沢に

長野県北佐久郡軽井沢町の一部で軽井沢駅の隣の駅

軽井沢駅でしなの鉄道に乗り換える

この日、中軽の気温は23度。小雨が降っていた

汗まみれというわけでないが、少し下着が濡れてべたべたしたので

源泉かけ流しの星野温泉トンボの湯へ

左が男湯、右が女湯に建物が完全に分かれており、中央に水の流れ

先には池のような空間があり、露天風呂と外部空間が一体化している

女湯

お湯の温度は、若干低めに感じたが、後からじわじわ暖かくなる

軟らかい いいお湯だと思った

浴槽の深さと幅に色々な工夫があり、気配りが感じられる

雨が降っていたということもあり、

近くのハレニレテラスや美術館等には寄らず帰路へ

温泉が効いたのか、これまでの疲れが出たのか帰宅後12時間も寝てしまった

源泉かけ流しは効き目バッグン!!

地方巡業の旅 -6

この日は、埼玉県入間郡毛呂山町で既存建物の調査

毛呂山町は「もろやま」と読み「けろやま」ではありません。

実は、ずっと「けろやま」と言っていた。

最初に記憶した読み方が頭から離れない

この日は曇天だったが蒸し暑かった。

ということで恒例の日帰り入浴

「ビオリゾート ホテル&スパ オーパークおごせ」

ここは宿泊施設・キャンプ場・BBQ等がある複合的な施設

お風呂も裸風呂・水着風呂・岩風呂とある

裸風呂だけに入って帰路に着く

キャンプ用の道具なども販売していた

大宮からJR川越線で川越で乗り換え、高麗川でJR八高線に乗り換え

JRの毛呂駅に到着

川越・高麗川の乗り換え待ち時間がそれぞれ30分ぐらいかかる

首都圏の交通網は、東京の各ターミナル駅から放射状になっており

横に横断するするような公共交通機関や車でのアクセスは、とても時間がかかる

行の道程でJR高麗川駅のホームでベンチに座り、

大宮駅で買ったお握りを食べていたら、これぞ「ドサ廻り」を強く感じた

地方巡業の旅 -5

ほぼ始発電車に乗り秩父市に行った。

行きは秩父線の秩父駅で車を借り、帰りは恒例の汗流し

「西武秩父駅前温泉・祭の湯」に寄った

フードコート側の出入口

祭り空間の演出が徹底しています

お風呂は可もなく不可もなく

ここも平日の昼間でも客はそれなりに居る。

露天風呂は木が沢山植わっていて、庭園の中という雰囲気

西武秩父駅からだと、お土産売場とフードコートを経て祭の湯へ

フードコート

お土産売場

都内は39度ぐらいの猛暑日だったはずだが、

流石に秩父は温度差があり、モアッとする熱気はない。

帰りは秩父駅で車を返し、

「ガタンゴトン」の秩父線から熊谷経由で帰宅

地方巡業の旅 -4

この日も川越市。暑かった~

汗だくの身体を洗い落とすために

2021年11月にオープンした伊佐沼近くの「小江戸川越KASHIBA」に

平日の昼間なのに びっくりするぐらい客がいた

ここは国道16号線からも近く、

さいたま市西区や上尾方面からも集客が見込めるので立地が良い。

しかも新しいうえに、基本料金は大人850円なので安い

まずは集客なのだろう。

建物内部の平面構成も出入口→下足→料金(自販機)→受付(1人)→お土産売場→飲食スペース(食事「江戸の台所」とカフェ形式)・その奥に休憩スペース→湯処

長い軸線上に各スペースが配置されているので、客がチャリンとお金を落としやすい。

又こども用浴槽が大人浴槽(男女共)の脇にあり、ファミリー層に目がくばられている。

夏はアッチッチの露天風呂の石床は、水がまかれていて、お客目線に感心した。

こうして内部施設や飲食スペース、オペレーションシステムを見てると

スーパー銭湯が林立する川越に新規参入するだけのことはあると思った。

メロンソーダと芋を食べてひと休み

しかし国道16号と国道17号大宮バイパスは、いつもめちゃくちゃ渋滞

通常1時間弱の道程なのに その倍はかかる。

「地方巡業の旅」なんだがスーパー銭湯巡りになっているが、

これは夏のうちだけ

地方巡業の旅 -3

埼玉県川越市
この日は気温39度となり

調査は午前中で終了したが汗びっしょり。

  ペットボトル2本ぐらい水を飲んでもトイレに行かないぐらいの汗

ということで「川越温泉」にて入浴

内部

ここは「木の風呂」と「石の風呂」があり男女交互で使用

この日 男湯は「木の風呂」だったが露天風呂が充実していると思った

中高年客が男女ともにそれなりに入っていて、

平日の昼間でもこんなに客がいるんだと感心

同性とは言え、

おっさん達がフルチンで浴場の中を闊歩しているのを見るのは

気恥ずかしい。

露天風呂の石の床が熱く、浴槽に入ろうとつかまえた手摺がまたアッチッチ

熱くて食欲もなく、調査で歩き疲れ

小江戸川越を散策する ゆとりなし

地方巡業の旅 -2

鳥取県米子市の駅前

駅ビルが改築中でお土産を買うどころか、昼ご飯も食べることができなかった。

この後、岡山経由で京都に向かったのだが、

乗り継ぎの時間が短く岡山で駅弁を買って食べた。

出張が続くと野菜不足になる。それと駅弁に飽きてくる。

ところで鳥取は、「まんが王国とっとり」なのだそうだ。

「鳥取県 交流人口拡大本部 観光交流局 まんが王国官房」という部局もある

鳥取を代表する三巨匠は、水木しげる、谷口ジロー、青山剛昌

コンテンツ・ツーリズムの実践が行われている。

地方は面白い。

地方からこの国を変えていくしかないのかも知れない。

地方巡業の旅 -1

既存建物調査の為に全国各地を訪れているが、

「建築探訪」という記事にはしなかった

ショートバージョンを書くことにした。

題して「地方巡業の旅」

最初は埼玉県熊谷市。

全国一暑い都市として有名なので、警戒していたのだが、

幸いにも訪れた日は曇り。

しかし猛烈に汗をかいた。

今までで一番ぐらい着ているものがビショビショになった。

ということで、調査現場から熊谷駅に向かう途中で

「ハレニレの湯」で日帰り入浴

風呂に入り着替えてさっぱりしたが、

中々モダンで色々な趣向が仕掛けてあって

スーパー銭湯も進化しているのを知った。

スーパー銭湯と漫画喫茶をミックスしたような業態

恐らく入浴施設だけでなく

リラクゼーション施設として定義付けをしたのかと

家族連れとか、友達同士とかがゆっくりできる場になっている。

ボルダリングもあったし、漫画が沢山置いてあった。

実際 平日の昼間なのに若い家族連れ、友達同士、学生さんなど客層が若い。

奥は飲食スペース

桃のかき氷を食べて、身体を冷やした。

【熊谷市・「埼玉県熊谷市の暑さ対策の取組2005-2021」より】

ところで 何故こんなにも熊谷は暑いのだろうか。調べてみると下記の事が熊谷市のホームページに書いてあった。

「熊谷市がなぜ暑いのか、熊谷地方気象台の見解によると、その理由は2つ考えられています。一つが、都心のヒートアイランド現象により温められた空気が、南寄りの風に乗って運ばれてくるため。もう一つは、上空を吹いている北西風が山を越えて吹き降ろしてくる際に圧縮されて温度が上がるフェーン現象が発生し、温度の上がった空気が流れ込むためです。つまり、フェーン現象と、東京都心から流れるヒートアイランドの空気が重なる「交差点」が、この熊谷だといわれているのです。」

調査建物の屋上は、煤のようなものが防水層の上、一面に付着していた。こんなに黒い屋上を見たのは初めてで、その時は、なんでこんなに黒いのかわからなかったが もしかしたら都内の排気ガス等の煤がここまで運ばれているのかもと思った。