「Cage Systemとは、建物解体の際、思わぬ飛散事故を無くすために建物全体を覆う養生です。
現存する部材を使用することで導入コストを抑えることを可能にし、予算の厳しい現場にも導入しやすく考えられた。
また、現場の広さに関係なく施工可能で、12~18m1スパン毎にケージシステムを逆クライミングする事が可能なため、解体作業を止めることなく施工が可能。
材料が軽く、組立、解体が容易であり、物流コストもわずかで可能。
あらゆるコストを最大限考慮した、楊重解体のための完全養生である。」
これは注目すべき工法です。解体時の飛散物は全方位に注意を払わないといけない。だけど上部とか無視されてきた。都心の建物が密集したところの建屋解体は、とても神経を使う。この解体システムは、小さな建物解体屋さんが考えて特許を出願した。日本には、まだまだ技術が隠れている。