梅の花も咲き始めていますが
あっという間に2月
大学は学期末テスト、入試とあわただしい日々が続きます
江戸時代の入学テストというと
寛政年間(1789~1801年)に「学問吟味」とよばれる学力試験が始まり、この試験でよい成績をおさめれば、低い身分の者でも高い役職に抜擢される例が相次ぎ、数多くの幕臣やその子弟が受験するようになったそうです。
「学問吟味」は、湯島聖堂に開かれた昌平坂学問所で3~5年ごとに実施され、小学、四書、五経、歴史書、詩、文章の試験が行なわれていた。
成績は甲、乙、丙、落第で評価され、合格者には身分に応じて褒美の銀や服、布などが与えられた。1回につき2000~3000人が受験するが、最高の成績である甲科合格は数人しかいないのが常だったと本にあります。
上位合格者でないと上位の役職にはつけなかったとか
藩校の入学試験のありようは、以前NHKのタイムスクープハンターで見たような記憶があります。
何時の時代の入学試験も親子ともども大変です。