愛知県豊川市にある曹洞宗寺院「豊川稲荷」(円福山妙厳〈みょうごん〉寺)で6月20日、法堂(はっとう、本堂)の上棟式があったと報道で知った。岐阜県産の東濃ヒノキや、ケヤキ、アカマツなどの国産材を用いた木造の法堂は2024年夏に完成する予定との事
2021年10月に岐阜県中津川市加子母の中島工務店に視察で伺った時に、工場で加工していたのが この豊川稲荷の木材。
複雑な仕口・継手も自社プレカット機で加工できるとの事で感心した
また若い宮大工さんたちが働いていた
さて江戸時代後期に建てられた豊川稲荷旧法堂には、本尊の千手観世音菩薩(ぼさつ)像がまつられ、豊川稲荷の中心となる建物だったが、耐震性に問題が見つかり、2015年に取り壊された。
この日の上棟式では、施工する中島工務店(岐阜県中津川市)の宮大工たちが、測量をしたり杭を打ったりする「工匠之儀」を披露し、僧侶たちも綱を引いて儀式に加わった。と報道されていた。
そういえば工場で加工していた木材だったよな~と思い出して写真を探してみたのがこの写真。
この厚さ3cmの杉の床板を使ってみたいと思った。