クリエイティブペア

 今年2025年1月25日に亡くなられた経営学者の野中郁次郎さんの本を以前読んでいて、ソニーの立ち上げには井深 大さんと盛田照夫さん。ホンダの立ち上げには本田宗一郎さんと藤沢武夫さん。というように、これまで大きなイノベーションを生み出してきた企業の背景には、実は「2人」が関わっていることを知った。

 「クリエィティブペア」と呼ぶのが、個人を組織に向かわせる知的コンバットを行う相手。野中郁次郎先生にとっては『The Wise Company』共著者の竹内弘高氏が相当するという。「自分と違う相手がいい。あちらはお酒飲まない、ぼくは飲む。あちらは英語、ぼくは日本語」と笑う。

 知的機動力、知的創造理論はペアでプログラミングする「対照的な相手と組むことで自律分散が可能になる」「アナログとデジタルの形式知、暗黙知を回すのがリーダーだ」と主張。ダイナミックな総合作用により実践知が生まれる。それがヒューマナイジングであり、共通善(コモングッド)に向かう生き方だ、と先生は訴える。

 弊社のクリエイティブペアは、私と妻=爺婆である。私は建築、妻は食・食品衛生だし、独立して自営になるまでは普通の夫婦。今は毎日が役員会、毎日が株式総会なので、意見もぶつかり合うが、クリエイティブペアになってきたかなと最近思っている。

日高見

とある店で飲んでからファンになった酒

写真は、季節限定品の「純米大吟醸 助六初桜 生酒」

『「魚でやるなら日髙見だっちゃ!」
石巻で酒造りを始めてから百六十余年。
わたしたちが追求し続けるのは、
港で獲れる新鮮な魚に合う「真の地酒」』

と宮城県石巻市に蔵を構える株式会社平孝酒造のサイトに書かれているように

本当に魚料理、鮨を盛り立てる日本酒だと思う。

 日高見も甘口から辛口まで、20種類以上の日本酒をだしているようだが、まだ数種類しか味わったことがないので、別な日髙見に出会うのが楽しみ。

 日高見国(ひたかみのくに/ひだかみのくに)は、日本の古代において、大和または蝦夷の地を美化して用いた語。

 『大祓詞』では「大倭日高見国」として大和を指すが、『日本書紀』景行紀や『常陸国風土記』では蝦夷の地を指し大和から見た東方の辺境の地域のことを指すとの事。

 古代では、大和から東の地は、権力が及ばず、ひとくくりに「日高見国」と言われていたようだ。

作・ZAKU

最近、飲む機会が増えた「作」(ZAKU)。

三重県鈴鹿市の清水清三郎商店の酒

「作」の商品は沢山あり、毎回異なる酒に出会うのが楽しみだ

「酒は控えめにね」と医者に言われながら、日本酒の奥深き世界に引き込まれる

 最近、三重に行くようになって実に食・食材が豊かな土地だという事を実感している。海のもの山のもの皆美味しい。

 三重県の鈴鹿は、かつてより旨い酒を醸す地であることから、味酒鈴鹿國(うまさけずずかのくに)と呼ばれてきた。

 これは「倭姫命世紀(やまとひめのみことのせいき)」という、倭姫命が天照大神(あまてらすおおみかみ)の命を受け鎮座する地を探し、現在の伊勢神宮に定めるまでの行幸の様子が書かれた古い書物の一節に、「私は味酒鈴鹿国から来た」という記述が見られる。

 古代から豊潤な土地だったんだな。

「食料供給困難事態対策法」4月1日より施行 

 「食料供給困難事態対策法」は、災害や緊急事態に備えた食料供給の確保を目的とした法律で、2024年6月に国会で成立し、2025年4月から施行される。

 この法律により、政府は農家に対して生産の増加を要請することができ、特定の作物の生産を求める場合もありとある。

https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/horitsu.html

 政府による食料配給制導入の懸念が示されている。米は今でも価格が高騰し、買うのもなかなか難しいが、食料供給困難な事態になった場合は輸入依存率が高い小麦、砂糖、肉類は特に品薄になり、配給の可能性もあると言われている。

 まるで旧戦時下の日本みたいな話になってきている。

 「食料安全保障の強化を目指しており、国民への安定供給を図ることが期待されています」とあるが、食料自給率を高め、農業・農家に抜本的なてこ入れをするのが本筋だと思う。

 首都圏で暮らし、仕事をしていて一番心配なのは、災害そのものによる被害ではなく、流通網がストップし、食料品が長期間なくなり「飢え死に」することだ。

 東日本大震災の時から備蓄はしているが、爺婆二人分で最大持って1か月分ぐらいだ飲料水は、せいぜい2週間分ぐらい。

 生産と切り離された消費だけの街。

 東京都の食料需給率は0%とか1%ととも言われているし、もう14年前だけど3.11東日本大大震災の時は、スーパーからコンビニに至るまで食べるものも電池も飲料水も、何もかもなくなった記憶が蘇る。

 あかんぜよ日本

 

 

てら小屋チーム・第17回WEB打合せ

 現在進行形のプロジェクトの全体的な進捗状況を報告し共有した。

 前回に引き続き内装のカラーデザインと仕様の提案、外装のカラーデザイン、照明計画について其々担当者から報告。これらを指示書にまとめCG担当者に伝達する。

 また新規プロジェクトについて説明した。

 今回は「生産施設の建築関連法調査-工場は違反建築の宝箱」と題して説明。調査の具体的留意点、生産施設に限定した法チェックリスト(建築基準法、消防法、工場立地法)について説明した。

 打合せのあと、チームのメンバーから個別の相談2件。

「ひこうき雲」

最近BGMとして聞いているのは、荒井由実の初期アルバム

写真はファーストアルバムのHIKO-KI GUMO

1973年11月発売だから、もう52年になる

あーっ 何と みずみずしい感性なのだろう

自分の青春と同期するユーミンの曲

荒井由実の初期アルバムを聴いて、あの頃の感性を取り戻せるだろうか

   

ぎょうざの満州

 ぎょうざの満州は、埼玉県川越市にある主として埼玉、東京に店舗がある中華料理チェーンで、最近よく食べに行ったり、テイクアウトしている。

 数年前に一度食べたことがあり、あまり美味しくないという印象を持っていたが、最近食べてみて以前より格段に味が良くなっていた。それと油が強くなく、餃子はあっさりしていて爺婆でも毎日のように食べられるように思える。

 それで株式会社ぎょうざの満州のことを検索してみたら、なるほどなと思う企業戦略の宝庫だった。

「食品の製造及び販売・中華料理店の経営」と企業概要にあるのは普通なのだが、植物油を使い、麺も餃子の皮も国産小麦を使用している。さらに自家製農園も持っている。

 全店直営店舗 101店舗(2021年12月現在)、従業員数 2,050名<正社員320名>(2021年6月現在)とあるから餃子の王将や日高屋といった他の中華料理チェーンに比べて規模が大きいわけではない。

 全店直営店舗ということもあり社員教育が徹底しているように見える。実に店が清潔だ。他の中華料理チェーン店のように、油ギトギト。客が食べて帰ったあとの食器をいつまでもテーブルに置いておかない。

 社長が創業者の2代目で女性ということもあり、客の視点が貫かれているように思える。

「顧客に届けるべき価値が明確」な戦略ストーリーが展開されている。

 財務から言って3・3・3・営業利益1というのは、結構大変。

 最近は玄米チャーハン+餃子+小松菜と玉子炒めに、はまっている。

深夜のお仕事

 華金の深夜に東京を横断して既存建物のエレベーター入れ替えのための設計調査に立ち会いました。

 25時のテナントの閉店を待って調査開始。上の写真はエレベター。

 こちらはエスカレーター。保守点検を兼ねたメーカーの技術者と設計担当者による調査で、色々な個所を計測していました。エスカレーターも新規入れ替えなのですが、もしかしたらエスカレーターの構造体であるトラスは残して現行法の層間変計角はクリアーできるかも知れないということで、詳細な調査が進みます。

 今日はメーカーから設計3人、技術5人、立ち合い2人、警備員さんと深夜の店舗はにぎやかです。

 それにしても夜中は寒い。

てら小屋チーム・第16回WEB打合せ

 毎月開催していたWEB打合せ。1月は諸事情により飛ばし2月になって開催。

 冒頭、現在進行形のプロジェクトの進捗状況の報告。進行形プロジェクトの共用部デザイン検討のための事例、カラースキームを担当者が報告し質問や意見の交換を行った。

 今回のメインは、「ジャンク不動産の商品化」と題して、今までの事例を紹介をした。

 違反建築箇所がとても多い物件の改修。是正工事を行って、全体的にリノベーションを行ったうえで検査済証を取得した。ちょっと内容が濃くて2時間もかかった。その後、チーム参加者からの個別相談を受けた。

 次回は3月。「生産施設の遵法性調査」について説明することにした。

labor、work、play

聞くところによると「仕事」に対応する英語の意味は三つあるそうだ。

「labor」は「労役」である。基本的には強制されて行う奴隷の仕事。嫌でもやらないと生命や安全が脅かされる。

「work」は、企業組織に属し、それぞれ決められた仕事をするような、現代的な仕事の形態なのかもしれない。

「play」は、プロの野球選手などのようにプレーして報酬をもらうう形態。彼ら、彼女たちの事を決してワーカーとは呼ばない。

 我々設計者の仕事は、果たしてlaborか、workか、果たしてplayか。それぞれの所属、立場によって異なるだろうが、私は一生プレーヤーでありたいと思うのだ。

図面? 絵? なにこれ

 古からの知人から送られてきた図面。とある設計者から確認申請の手続きを再委託されているらしく省エネ計算をしてくれないかという依頼だった。

 まあ古くからの知人なので図面を見てみたら「図面?絵?なにこれ」とつぶやいてしまった。建築確認申請の仮受図らしいが、省エネ計算するにしても断熱の仕様も建具の仕様も書かれていない、さらには空調、照明、給湯図もない。

 およそ性能に関しては無頓着な設計者に見受けられたので、省エネ計算をするのに不明なこと、足りない図面を書いて質疑として送付した。

 図面といつても1/100をただ1/50に拡大したような図面。一級建築士でもこんな図面しか書けない人が相変わらずいるんだなと思った。

 ずっと昔の事だが、指定確認検査機関に勤めていたころ上司が、法6条4号の木造住宅の申請図画が明らかに耐力壁も筋交いもない住宅だったので「筋交い計算書」の添付を設計者に求めたことがある。

 建築基準法の細則では「その他必要な書類」として設計者に提出を求めることができるのだが、これが設計施工の住宅会社からクレームが入り、ひと悶着があった。結局は、その会社の確認申請は受けないことになった。

 4号特例は、設計者の責任でとあるが、この国では設計者まかせでは建物の構造安全性は担保されない。そうした実例をたくさん見てきただけに、今度の法6条4号特例の縮小には基本的に賛成だ。

 指定確認検査機関時代にたくさんの図面を見てきた経験から確信を持って言えること。

 「一級建築士はピンキリ」

高齢者向けシェアハウス

 今は爺婆二人住まいだけど、更に歳を取ってからシングルになったらどうしようかと考える。常々婆ちゃんには先に死ぬなよと言っているのだが・・・。

 たとえシングルになっても、老人ホームや特養とか集団生活の管理型施設は嫌だな。

 でもシングル高齢者は「知らぬ間に認知症が発症・進行する」「社会からの孤立」「生活意欲の低下」「詐欺(さぎ)など犯罪に狙われやすい」「孤独死」など、さまざまなリスクがある言われている。

 自分も高齢者になったことでもあり、このところ高齢者の住まいについて調べていた。

 その中で気になったのが、高齢者向けシェアハウスだ。

 一般的なシェアハウスと同じく、高齢者向けシェアハウスに明確な定義はないとのこと。基本的には介護を必要としない高齢者が、複数人での戸建てをシェアする形や、共用部があるアパート型の集合住宅に住む住居スタイルを『高齢者向けシェアハウス』と呼んでいるようだ。

 日本の法律では高齢者が集団生活を送り、介護や食事のサービスが受けられる施設を「老人ホーム」と定義。特別養護老人ホームは生活に制約があるが、サ高住は介護や食事以外のサービスも充実していて入居者の自由度が高いなど、それぞれに特徴がある。  

 高齢者向けシェアハウスは、個人が自由に生活できるのでサ高住に近いが、自立生活が前提なので介護や食事の提供がない。

 サ高住は介護や食事以外のサービスが付くので当然料金が高い。それに比べて高齢者向けシェアハウスは低価格のようだ。

 今、老人ホーム、特養、介護事業の経営は苦しくなってきていると聞く。

 とりわけ介護事業所が経営難に陥り倒産する件数が過去最多を記録している。新型コロナの影響や物価高の煽りを受け、2023年の倒産件数も最多ペースで推移してる。

 ひとつは介護職員不足も背景にある。利用者を増やして収益を増やそうにも、現場で対応するヘルパーの有効求人倍率は15.5倍、さらに65歳以上のヘルパーが4人に1人と高齢化していて、人手不足が解消しないことから利用者を増やせず、経営不振から脱却できないという悪循環に陥る事業所が多くあるとのこと。

 また、介護サービス事業者は介護報酬が法定価格として定められているため、収益を上げて激しい物価高に対応することが難しい一面がある。

 高齢者社会という潜在的需要があるけれども、制度や経営システムが適合していない事例の典型かと思う。

トランプ大統領が政府庁舎の建築様式に関する大統領令に署名。「公共建築は古典的伝統に沿うべき」

 ドナルド・トランプは、アメリカ国内に新設される公共建築物および政府庁舎はすべて、古典主義建築が望ましいとする大統領令に署名した。

 「美しい連邦公共建築(Beautiful Federal Civic Architecture)」と題されたこの大統領令は、「地域の遺産を尊重し、アメリカの古典的伝統に沿った」建築デザインを強調することで、「公共の空間を美しくすること」を目的としている。「古典的」という言葉は、新古典主義、ジョージアン様式、ギリシャ復興様式、ゴシック建築、およびモダニズム建築時代以前の建築様式を指しているという。

https://artnewsjapan.com/article/21553

トランプ政権が公共建築に画一的な建築スタイルを押し付け、国家主義的な理想を強引に推し進めようとしている表れである。

第一次政権時代に署名された大統領令をめぐっては、米建築家協会(AIA)が全面的に反対することを表明していると聞いた。

 かってナチス政権のもとで建てられた建築は、ヒトラーによって建築統制がおこなわれた。 ヒトラーは古代ローマ帝国への憧れをもちながら、イタリアのファシズムにも心酔していて、それらをモデルにしながら都市計画をおこなった。 様式は単純化した古典主義で、国家権力を誇示するような威圧的な建築が建てられたことをすぐ想起した。

 40年ほど前になるが、イタリア・コモにイタリア合理主義の建築であるジュゼッペ テラーニの建築を見に行ったことがある。その頃 テラーニに心酔していたが、その後カテゴリー分けされる「ファシズム建築」とはちょつと異なると感じていた

 そしてEUR(エウル地区)、<ローマ万国のための新都心>も訪れたが、ローマ万国博覧会(1942)開催のために計画された新都心EURの建築には興ざめした記憶がある。

 かって全体主義を達成するため、民衆の意思をまとめる「舞台装置」として建築はフル活用された。

「国民国家」という人為的に人々を一つにまとめ上げるシステムは「伝統」と親和性が高く、権力の象徴としても効果的に機能する。

 やっぱりトランプの本質は、ここにあるんだなと再認識。

 

コンカレントエンジニアリング

 知人に弊社の仕事の進め方を話していたら「コンカレントエンジニアリング」に近いかもしれないと言われた。

 コンカレントとは同時並行のことだそうです。
「コンカレントエンジニアリング(CE:Concurrent Engineering)は、製品設計と製造、販売などの統合化、同時進行化を行うための方法で、1980年代、自動車産業業界で提唱されました。競争の激化で製品開発スピードの向上が求められる現在、国内外、様々な産業において有効な手法として導入・活用されています。」とのこと。

 従来の建築設計では、意匠設計者が設計を進めた後で、設備設計者や構造設計者が進めるバトンリレー。あるいはウォーターフォール(water fall=滝)型と言って、上流から下流へ順番に工程が流れるように進む手法で、後発の部門は原則上流からの成果物を待つスタイルを取っていました。

 これに対しコンカレントエンジニアリングでは、各部門で情報を共有し、設計・調達・生産などを並行的に行います。JISでは「製品のライフサイクル全体を考慮して、これに関連する工程の統合化を行い、相互に情報交換することによって、同時、並行的に産業活動を実施する技術」と定義されています。

 弊社でコンカレントエンジニアリングを進められたのは、上下関係のある会社組織ではなく業務委託関係にある技術者のネットワークで仕事を進めていること。BOX等の情報共有ツール。WEB会議等のツールが容易に利用できるようになったことが前提にある。

 一方でリアルなコミュニケーションを意図的にとるようにしている。

 ただ、それぞれの設計者には多少負荷が加わっているかもしれない。設備設計者や電気設計者には関係の薄い防水材料の選定、外壁材の選定などの設計段階での調査事項にも耳を傾けてくれていることに感謝したい。

 もう少し試行錯誤を進めながらコンカレントエンジニアリングを極めてみたいと思う。

ハルモネア-Harmonair-

インフルエンザでベッドの中にいた時、YouTubeで偶然見つけた「ハルモネア」。第1回大会と第2回大会第二次審査をずっと観ていた。

ハモネプの頃から、アカペラは随分と進化していると思った。

一番上の動画は、第1回大会優勝のRabbit Cat。

https://harmonaire.com

この日本最大級のSNS特化型アカペラコンテストを主催するORGANIZER、Shimo-Renさんは、まだ24歳だという。若さが眩しい。

第2回決勝大会は、2025年2月2日。決勝大会が楽しみだ。

「非武装地帯に春がくると」イ・オクベ作

 今もガザでウクライナで戦火は続いている。世界のどこかで戦争や紛争は絶えることがない。

 日本も5年間で42兆円の大軍拡。敵基地能力の保有という戦争国家づくりと進んでいるように思える。拡大する軍事予算が国民生活を圧迫しているのは確実で、着実に「新しい戦前」に向かっているように思えるのだ。

 この絵本は、朝鮮半島を分断する非武装地帯を描いている。鉄条網でさえぎられ、人が立ち入れない、生き物たちの最後の避難場所でもある。しかしその地中には無数の地雷がしかけられているという。

 その非武装地帯の四季の移ろいを見つめ続けるおじいさんの、分断された祖国の統一と、平和へのあつい思い力強く描いた絵本。

 日本の絵本作家が呼びかけ、中国、韓国の作家12人による「日・中・韓平和絵本シリーズ」の1冊。

 孫達に、戦争国家は残したくないな。

新年明けましておめでとうございます。

新年あけましておめどうございます。

本年も宜しくお願いします。

暮れの28日から大晦日までインフルエンザに感染し寝込んでいました。

年末の片付け、掃除、正月の買い物などを全て妻一人がこなしてくれました。

感謝・感謝

部屋に隔離されていましたが、本日より食卓に復帰

爺婆ともに古希を迎えた昨年から「継承」をテーマに動いてきましたが、今年はさらにそのテーマを発展させれるようにしたいと考えています。自分達には大きな力はないけれど、良いものをパスできる存在でありたいというのが願いです。

医者から「血糖値が上がるから日本酒は控えましょう」と言われていますが、正月なので秘蔵の「みむろ杉・純米大吟醸」の栓を抜きました。それに春日大社から頂いた屠蘇散を入れてお屠蘇を舐めました。そして御猪口に一杯。旨い。

今年のお雑煮には、伊勢醤油を使っているので、大神神社、春日大社、伊勢神宮の神様とまるで感応しあっているみたいです。

横浜市役所

年の瀬に横浜市役所に行ってきた。

明日は御用納め。役所は空いていた。

なんとも目立たない建物

遅い昼食を取りたいと思ったが

3時を回っていたので飲食店の多くは休憩時間。

丸善の早矢仕ライスを食べた

最近はハヤシライスを提供する飲食店が減った

この店のレモンスカッシュは、

レモンを凍らせたものが入っているので水っぽくならない。

ちょつとした工夫が光る

往復の湘南新宿ラインでは爆睡

ドアノックツール

 ドアノックツールとは、見込み客が閉ざしている心の扉をノックし、その扉を開けてもらうためのツール(商品・サービス・資料・レポート・お試し利用など)。

 事務所開設から12年目に突入した。仕事の最初はB to Bが中心だったが、いずれはB to Cへの転換を指向していた。

 出来るだけ頻繁に、このブログに投稿し、日々見聞きした事を書く事。その年を振り返ったレポートを作成して年1回発行する事を続けてきた。

 このブログは、1日平均2,800Visits、1日平均16,000Pagesの閲覧者となっている。閲覧者が増えるとともにメールや電話での問い合わせ、相談も増え、それらに割く時間もかかるが、業務の成約に結びつくこともあるので間違いなく弊社にとってドアノックツールになっている。

 その他のSNSには中々手が出せないでいるが、限られた経営資源の中で選択と集中は必要なので、仕方ないと思っている。

 毎年1回発行するレポートは、以前は年末に準備し年始に名刺交換をした人を中心にメールで配信していたが、現在は年末、年始ぐらいから1年を振り返って構想を練り、年度始まりの4月上旬に発行するようにしている。これはドアノックツールという意味合いもあるが、自分にとっては仕事を振り返り整理するリフレクションという目的の方が強い。

 ドアノックツールとして自費出版で本をつくり残したいと最近は思っている。紙でも電子書籍でも良いと思っているが画像を沢山挿入したいので電子書籍が良いのかもしれない。

 幾つかの本の構想は出来ていて、仕事の傍ら時々取材も行ったりしている。今は、気の合う編集者と出会えたら良いなと思っている。

 

SRC耐震診断資格者・耐震改修技術者講習を修了しました

国土交通大臣登録 耐震診断資格者講習・耐震改修技術者講習の講習修了証明書が一般社団法人日本建築防災協会から届きました。

昨年の鉄筋コンクリートに続き、今回講習が終了したのは鉄骨鉄筋コンクリート造の部門です。

耐震診断には、かれこれ30年ほど前から関わっていますが、近年は高強度コンクリートの開発もありRC造が主流でしたが、現在大規模改修時期を迎えている集合住宅の建物はSRCも多く、SRCも勉強しておこうと思い受講しました。

WEB講習でしたが、顔認証システムが導入されていたので、少し静止していると「顔写真」と判断するのか動画が停止し、うつ向いていると「真面目に聴講してない」と判断するのか動画が停止するというシステムなので、意外と真面目に聴講しました。顔認証システムは良いシステムだと思います。

大宮門街

 大宮門街(おおみやかどまち)は「大宮駅東口大門町2丁目中地区第一種市街地再開発事業」として2009年から具体的な取組が進められ、2022年に竣工。2022年4月から順次開業、2023年の年明けにグランドオープン。

 それから2年弱。ちまたでは再開発の失敗作とも言われている。

 毎年人口が増え続けるさいたま市。その主要駅のひとつである大宮駅東口駅前は、土日にもなると若い人達で溢れかえる。にもかかわらず大宮門街は空き店舗も多く、にぎわいがあるとはとても言えない。

 さいたま新都心のコークシテイだって土日にもなると駐車場待ちになるぐらいの集客がある。浦和のパルコもにぎわっている。それらの施設と比較がされるので大宮門街も辛かろうが。

 総事業費約658億円。491億円の補助金(税金)が投入されている。事業費の75%は税金。

 ひとつは賃料が高いからとも、商業ビルとしてのデザインの魅力に欠けるからとも言われている。確かに箱の積み上げに見える。通路は狭く暗い。開放感がない。キーテナントが無く雑居ビル化している。

 再開発ビルは難しい。

頭を省エネに切り替えて

 12月中旬から頭を省エネ関係のモードに切り替えて、省エネ適判2件。東京都の省エネ促進事業補助金の交付が決定された案件の検討計画書の作成が2件。これを12月中に終わらせておかないとならない。今夜も深夜ディスクワーク中。

 こうしたブログ記事を書くのは息抜き。

 日中は、B to Cの新規相談の打合せが続き、2025年春以降の物件の仕込み中。爺さんは喋りすぎて燃え尽きそう。

  不動産を所有しているカスタマーの悩みを聞いていると、日本の建築業界の長年の悪い所業、いい加減さんにあきれるばかり。

 クリーニング取次店は多いのに肝心のクリーニング店が、後継者の問題、機械設備の再投資等の問題で閉店している。これは建築業界も同じ。職人が高齢化したり、廃業して作り手が急速に減っていっているのに、「営業力」のあるところが中抜きし威張っている。威張っていられるのも時間の問題なのに。

 と毒を吐いてみた。

ジェラピケ

急に冬になり寒くなった。

深夜に起きて仕事をする私の為に、妻がジェラートピケの室内着を買ってくれた。

黒いモコモコのジェラピケと黒白縞々のジェラピケ。

このジェラピケの室内着を着ると熊の縫いぐるみになった気分になる。

暖かいが、ディスクワークはしやすい。優れものだ。

ありがとね。

14代 龍月

時々行く店に、14代の龍月があったので始めて飲んでみた。

毎年11月に出荷される限定酒との事で、14代の中でもさらに入手しにくい酒で、私は飲むのは始めて。

今まで飲んだ14代の中でも群を抜く旨さだった。

口に含むと甘みが広がり、芳醇だけど雑味はなく、フルーティーな香りと驚くほど綺麗な味わいが持続する

山形、高木酒造 凄い。

2合だけしか分けて飲ましてもらえなかった。

この後、女将さんの薦めで 色々な日本酒を飲んだので酔っぱらった。

次の日は 眠たくて仕方なかった。

多分 血糖値爆上りだったのではないか。

日本酒は 奥が深いとつくづく思う。