豊臣秀吉が好きだった「天野酒」

正月に歴史関係の本を読んでいたら秀吉の「歯」が残され保存されている事を知った。

「豊国神社 豊公御歯」

https://www.mlit.go.jp/tagengo-db/R1-01736.html

こう解説されている「この精巧に作られた金の聖遺物箱に収められている物体は、宝物館の中で最もユニークな収蔵品といえるだろう。実は、これは秀吉の歯なのである。秀吉は、七人の勇敢な英雄(「賤ヶ岳の七本槍」)の一人である加藤嘉明(1563-1631)にこれを贈った。歯と一緒に、秀吉から嘉明に歯を贈る旨を記した手紙が収められている。専門家によると、歯は明らかに高齢者の歯で、左上臼歯である。また、この歯の状態(歯石で覆われている)から判断すると、歯が抜かれた、もしくは抜け落ちたときに周囲に他の歯がなかったことがわかるので、秀吉の「最後の歯」である可能性が非常に高い。誰かの歯をもらうことは大抵あまり喜ばしいことではないが、その誰かが自分の君主であり主人であるような場合は話が別で、そのことはこの歯がどのように保管されてきたかにも示されている。まさに仏陀の遺物であるかのように保存されてきたのである。仏塔の形をした聖遺物箱風の容器は、桃山時代(1568-1600)のものである。歯の分析から、秀吉の血液型がOであったことがわかった。」

 この歯については、どうも歯槽膿漏で抜けた歯で、歯石がいっぱい付いていて、秀吉は甘いものが好きだったらしい。昔の事だから歯も磨かなかっただろうな。多分口臭もあり、寝床を共にする女性達は秀吉の口臭に耐えるのは大変だったろうと推測されている。「口臭い爺」と陰口を叩かれていたのではないかと勝手に予想。

 ここまで書いてきたが秀吉の歯には興味ない。その歯の延長で秀吉が好きだったとされる「天野酒」というのを知った。

「僧房酒は、室町時代末期から江戸時代にかけて、大寺院で醸造された日本酒の総称です。特に、豊臣秀吉が愛飲した「天野酒」は、室町〜戦国時代当時の製法を忠実に再現した復刻酒で、琥珀色の超濃厚甘口の清酒です。」と天野山金剛寺の天野酒を復活させた西條合資会社のサイトに書いてある。

 この酒を飲んだ人に聞くと、まるで味醂のような、滅茶苦茶甘い酒だそうだ。

 復刻版「天野酒」は抽選で購入できるみたいだけど、飲んでみる気にはならない。

 NHK大河「豊臣兄弟!」が始まったので、便乗して秀吉ネタを投稿

初詣・大塚天祖神社

2026年の初詣も、氏子になっている大塚天祖神社

 天祖神社は、昔の巣鴨村(今の巣鴨・西巣鴨・北大塚・南大塚・東池袋1~5丁目・上池袋1丁目)の鎮守様で、鎌倉時代末の元亨年間(1321~4)に、領主の豊島氏が伊勢の皇大神宮の神さまをお迎えしておまつりしたのが最初だと言われている。

 2024年(令和6年)10月19日に天祖神社御鎮座700年奉祝大祭が行われた。社殿他の改修工事が終わり、見違えるように綺麗になった。

「中部経済のポイント2025」経済産業省中部経済産業局

 2024年から中部圏での仕事が増え、主に愛知県、岐阜県に行くことが増えた。その中で、中部圏は東京都とは都市構造が異なり郊外分散構造だと知ったし、人の気質も東京と随分違うなと思った。

 経済産業省中部経済産業局「中部経済のポイント2025」によると、中部圏(愛知県、岐阜県、三重県、富山県、石川県)は、全国人口の10.6%が住んでいて、製造品出荷額等が全国シェアの22.6%を占めている。第二次産業従事者が全国シェアの17.5%。

 人口減少率は(2022年/2017年増減率)で首都圏と沖縄県で増加しているが、他の道府県は軒並み減少しているのに、愛知県は0.4%減と微減であること。

 1人当たりの県民所得(2022年)は、中部圏は全県計を上回り、特に愛知県は東京都に次いで高い。

 産業構造で見ると中部圏は鉱工業の占める割合が約35%で、全国の約21%より高い。自動車産業等が盛んな中部圏では製造業に就業している人が23.7%で、外国人も約40%製造業に従事している。外国人はブラジルやフィリッピン国籍の割合が多いのが特徴。

 中部は輸送用機械器具(自動車等)の全国シェアが約5割と突出している。しかも増加傾向にある。

 統計値を見ているとなるほどなと思う点が多い。製造業が強いために、東京のような頭でっかちで浮ついた人が少ない。マイホーム、マイカー生活という昭和の日本を彷彿するところがみられる。郊外の生活で完結している。聞くところによる中部圏で生まれ育った人は、中部圏で一生を終える人の割合が多いとか。

 あと名古屋駅は確かに乗降客でいつも混雑しているが、あくまでも中継点で中心性はあまりないように思う。ただ個人的にはJR高島屋の地下(B1F、B2F)には、中部圏、近畿圏の多様な漁業、農産物商品が集積されているので新鮮。名古屋に行くと必ず地下に行って何かしら買い物をしてくる。

 副首都は、東南海地震とか災害時を考慮するなら私なら岐阜と愛知県の間ぐらいの交通の要所かな。少なくとも地盤が悪く、地域経済が低迷している大阪ではない。

田酒 2026ニューイャーボトル

年末30日に青森から送られてきた

「田酒2026ニューイャーボトル」

正月元旦の酒は、これになった

美味い

 昨年10月、婆ちゃんが単独で青森に出張した際、青森市在住の知人の紹介で田酒を買いに行った西田酒造店お勧めの酒販売店さん。そこの姉さん婆ちゃんに気に入られたのか、毎月四号瓶(720ml)で田酒を送ってもらう約束をしたとのこと。

 年末に「田酒送ってこないなぁ」「婆ちゃん忘れたのかなぁ」などと話していたら、通じたのか酒屋の婆ちゃんから電話が来て、数日後この「田酒2026ニューイャーボトル」が送られてきた。

よく見たら、馬ではなくペガサスだったが

地味な田酒には珍しい 粋なボトル

これから毎月、田酒が青森から送られてくることになったらしい

「ワインセラーならぬ日本酒セラーが必要かも」

「そのうち日本酒居酒屋が出来るようになるかもしれない」

と、そんな冗談を言っていた。

 西田酒造店は「日本酒の原点に帰り、風格ある本物の酒を造りたい」というこだわりがあると聞いた。

 私も「建築士としての原点に帰り、クライアントの為に本物の建築を作り続けたい」と思いながら田酒を飲んだ。

夜の銀座4丁目

土曜日、打合せから外に出るとすっかり夕闇になっていた。

2025年仕事での最後の外出になるであろう。多分

銀座4丁目の街並み

師走の土曜日

人通りは多かった

コンテンツマーケッティング

 良い商品やサービスを提供してさえいれば、黙っていても仕事がくるような生易しい時代ではない。たとえ小さいな会社でも、少額しかかけずにできる宣伝はやるべきだ。

 そう思い、このブログを作った。2012年のことである。だからもう13年もコンテンツを蓄積している。累計投稿数は2250あまり。振り返ると自分でもよく書いていると思う。「書きすぎじゃないか」と言われることもある。「発信力がある」と評価されることもある。でも毎日何かしら書くことはあるもので、思いついたらメモしておき、書き足したり調べなおして投稿している。

 普通の建築設計事務所とは違い。様様な文章を書くことが生業上必須だから書くことで自分の考えを整理することができる。

 ただソーシャルメディアであるX、インスタグラム、フェースブック等の無料のプラットホームは利用していない。

 このブログの2025年のアクセス解析を眺めていたら、訪問者数は低迷しているが、閲覧ページ数は伸びている。ネットの検索システムが変わったのだろうか。そういえばネット経由の相談は減ってきているかもしれない。最近は昔の知人の紹介で新規の相談を受けることが多い。

 SEOを活用して一般顧客とのエンゲージメントを増やす必要があるかもしれないと、思う今日この頃。

 お金をかけないで、負担を増やさないで。何が最も効果的か。

 インスタグラムのストーリーズを使ったリアルタイムプロモーションも面白いかもしれないと思っているが、どうだろう。

年末年始に読みたい !

 年末年始に読みたい本として、好きな歴史関係図書を中心に選定。

 磯田道史さんが、毎日新聞に書いていた2025年「この3冊」を中心に読むことにした。松木 武彦『古墳時代の歴史』(講談社)、笠谷 和比古『論争 大坂の陣』(新潮社)、関 幸彦『<幕府>の発見』(講談社)。を購入。

 考古学による古墳時代の通年史が、社会全体や当時の世界の動きを視野に入れ総合的に書かれている。国立歴史民俗博物館教授陣による古代に至る日本列島の通史の中の一冊。既に少し読み始めている。

「関ケ原」ではなく「大阪の陣」で家康はようやく天下を取った。近世史の第一人者である著者が通説・俗説を論破し、関ケ原から大阪の陣までの真相を明らかにする。

 中国の文献に現れる「幕府」という語が、日本で「武家政権」を示す概念用語として使われるようになったのは、江戸時代後期のこととだという。ではなぜ、織田信長や豊臣秀吉の政権は「幕府」と呼ばず、鎌倉・室町・江戸の三つのみを幕府と呼ぶのだろうか。

 日本人の歴史観に最も影響を与えたという司馬遼太郎が、本当に伝えたかったことは何か、多分再読になる。本箱のどこかにあるかもしれないが

 これは、若い時に読んだエーリヒ・フロムの「自由からの逃走」。ユダヤ人であつたフロムは、ドイツ国民にファシズムが浸透してしまつた原因を精神分析的に考察することに生涯を費やした。「権威主義的パーソナリティー」「社会的性格」について再学習のつもり。戦前回帰の風潮が強まる現代に抗うために。

年末年始に観たい !

 先日、誠品生活日本橋をプラプラしていたら台湾の映画監督・脚本家エドワード・ヤンの映像が流れていた。それは「ヤンヤン夏の思い出」4K・RESTOREO版で、魅力的な画に溢れていた。2007年に59歳の若さで亡くなったエドワード・ヤンを年末・年始に観ようと決め幾つか購入した。毎年この時期には、同じ監督の作品をまとめて観ることにしている。

「ク―リンチェ少年殺人事件」は、1991年の作品

「エドワードヤンの恋愛時代」は、1994年に発表された

「ヤンヤン夏の想い出」は、2000年カンヌ国際映画祭監督賞を受賞

エドワード・ヤンが最後に遺した集大成「ヤンヤン 夏の想い出」が公開から四半世紀を経て4Kレストア化され、ついに2025年12月19日に日本で公開される。

さて、年末・年始 これらのビデオと本が読めるかどうか、仕事の締め切りに追われているが、あと一週間が勝負

夜の日本橋

午後の打合せ場所から、

日本橋・コレド室町テラスへ移動

ドラゴン・メリーゴーランドが綺麗だった

誠品生活をブラブラした

この後、誘われた忘年会の場である銀座5丁目へ

時節がら人出が多かった

今年も残すところ、実質2週間余りとなった

あまりに月日が過ぎゆくのが早い

名古屋市役所

20日から中部圏に出張中

この日は名古屋市役所建築指導課、都心まちづくり部等をまわる

写真は名古屋市役所本庁舎だが、行ったのは道路反対側の西庁舎

工事監理、別件の打合せで名古屋に2泊

22日からは岐阜に移動

名古屋のTVをみていると この三連休中部圏はどこも紅葉とのこと

ホテルで深夜見ていた東海テレビ「旅するイッチー」が新鮮だった

三重・愛知・岐阜の中部圏の風景が楽しかった

行ってみたいところが増えた

成田・三里塚へ

5年ぶりに成田・三里塚に行ってきた。

 5年前、柴山で仕事があった時は成田方面には車で出かけていたので、電車で行ったのは数回しかない。今は、高速道路を使い成田・東京間を運転する体力がなくなったので、京成の特急電車で京成成田駅に降り立った。お客さんが車で迎えに来てくれた。

 まずは、昼飯をということで、川豊別館に連れて行ってくれた。成田山の門前にある川豊本店には行ったことがあるが別館は初めて。地元の人は車で移動するので駐車場がある別館を利用するとのことだった。

 京成電車の中で遅い朝食を食べてきたばかりだったので、一番小さい鰻重を選び御馳走してもらった。川豊の鰻重は旨い。

 食後、事務所に移動して3時間ばかり相談と打合せ。喋り続けて疲れた。

 京成成田駅まで送ってもらい帰路についた。

てら小屋チーム・第25回WEB打合せ

主要なプロジェクトの進捗状況を共有した。

【Aプロジェクト】
・11/中、アスベスト事前調査を実施した。担当者からの立ち会った感想。調査報告書は11月末UP予定
・11/末、既存サッシ等調査を専門会社の協力を得て実施し設計見積に反映させる。

【Bプロジェクト】
・11/始、建築主側と打合せ(意匠・設備・電気)
・12/始、所管消防予防課と事前打ち合わせ予定
・12月末までに設計図書UP、確認申請・建築基準適合調査報告書の準備
・既存コンクリート報告書(一部)を共有

【Cプロジェクト】
・工事監理中 工事監理中の質疑応答書の重要性について説明する。

【Dプロジェクト】
・報告書類まとめ中 12月末UP

【2025忘年会】
・設計チーム+ファンクラブが参加することになった。 

 今回から弊社の様々な取り組みに賛同し理解をしてくれているクライアントも参加。設計者の身近に 色々な事を聞くことができるクライアントがいることは、今後、若い人たちの業務にも役立つし心強いだろうと思い誘った。

【2026年てら小屋セミナー】
・企画担当者が決まった。東京からマイクロバスで往復することにした。

 「大中規模木造施設の劣化、修復、再生」というようなテーマに収束しそうだ。幾つか視察予定の建物が候補に上がっている。

【出版計画進行中】
・これまでの業務、セミナー等の資料をまとめ中
・編集者は 建築メディア研究所、大森氏に委託

【その他】

炭酸水

婆ちゃんと孫娘が 

あるレストランで常飲している炭酸水「サンペレグリノ」

イタリアアルプスの微炭酸水

炭酸水は身体にいいからと勧められ

飲み始めたら飲みやすく私も嵌った

今では我が家の常備品

街で出会ったゴールデン

街で出会ったゴールデンレトリーバー

可愛かった

オスで2歳とのこと

我が家のゴールデンレトリーバーが亡くなったのが2016年2月9日、

13歳9カ月で死去した。

あれから8年以上経ったんだな。

又、ゴールデン飼いたいな

仙台

仙台市役所との打合せのために仙台日帰り出張

仙台駅に降り立ったのは、かれこれ20年ぶりかもしれない

非常にイレギュラーな案件なので、役所との協議が必要だった。

それにしても仙台は新幹線で1時間あまりで寝てる時間がなく

かえって疲れる

今回は私だけの単独出張だったので、

婆ちゃんに笹かまをお土産に買った

第51回加子母歌舞伎公演

10月26日、岐阜県中津川市加子母に入り、第51回加子母歌舞伎公演を見てきました。

開場の10時半を前に並ぶ観客。座席指定なし、入場料無料。天気は雨でした。

2階の来賓席に座らせてもらいました。

午前は「世迷仇横櫛」(よにまどうあだなよこぐし)

子を思う母の心、母を慕う子の心

小中学生の熱演に、思わず涙腺が緩くなった

昼を挟んで午後からは

「白浪5人男」

日本駄右衛門(泥棒の統領)を演じるのは、現役の中学校の校長さん

「校長!」という掛け声がかかる

最後の演目は「近江源氏先陣館、盛綱陣屋」(おうみげんじせんじんやかた、もりつなやかた)は、1時間半の本格的な歌舞伎。

「おひねり」が舞台に向かって飛び交う。

加子母歌舞伎保存会の皆さんの御挨拶

地歌舞伎を始めて見たけれど、すごくハイレベルだと感じた

それと歌舞伎を通じて地域で子供たちを育てているという印象を持った

地域の人達の手作り。これが本当の文化ではないかと

細部の技量はわからないけれど、なによりも観客の「心を打つ」

来年もおひねりを沢山作って、重箱弁当を持って出かけよう

建設業の高齢化、人手不足

 今や建設現場は、爺と外人が目立ち、飛び交ってるのは外国語。設計業界も高齢技術者ばかり、そういう自分もそうだけど。大規模プロジェクトの図面は、多くが東南アジアでCAD図を作っている。パース(CG)も同様。私のような小規模零細事務所にも海外から営業のダイレクトメールが送られてくる。

 かって日本の建設業も輝かしい時代があった。もう半世紀ぐらい前だが。

 時代を振り返ると 現在の人手不足の要因はどこにあったのか。やはり最大の要因は日本特有の「重層下請け構造」ではないかと思う。

 建設企業は、発注者から直接工事を受注し施工を総合的に管理・監督する「元請け企業」と、労働者を使用し施工に直接携わる「下請け企業」に機能的に分離されることが多い。それに加えて最近では、ある程度の規模になると、様々なコンサルタント、エージェント、CM会社などが介在することが多い。

 1980年前後、多くのゼネコン(総合建設企業)が、統括管理機能に特化し、自社による施工部隊を切り離した。1次下請けに現場施工の管理機能などを、2次下請けに建設機械と労務による施工機能の多くを移行して、現在の建設生産システムとなった。これに倣ったのか、大手設計事務所もシステムを変更していったところが多い。

 自分は、その背景に、消費税と派遣法があると思っている。

 その結果、ゼネコンは最高益を更新し、中抜きピンハネが何段階にも発生し、建設工事費を上昇させている。その一方中小零細建設業者は倒産の危機に見舞われている。

 かつて職人は、サラリーマンより何倍も報酬があった時代もあった。

 報酬を多くし、労働環境を整えれば人は集まる。人材不足は業界の自業自得、オウンゴールのようにも見える。

 先日、設備設計者と話していたら、とある建築設計事務所から、今までの設備設計事務所が高齢化等の理由で閉鎖したので、専属的に設備設計をしてほしいと依頼があったという。その彼も後期高齢者なのに・・・。設備・電気設計者を紹介してほしいという依頼は多いが基本的に断っている。末端の技術者は不足していて、仕事の依頼が多いので大忙し。しかし後5年もしたら「そして誰もいなくなった」(アガサ・クリスティ)となるだろう。誰もがわかっているのだろうが。

 さて愚痴を言っていてもしょうがない。

 どういう手を打っていくか。

 建築士としての職能を充分発揮できるように、試行錯誤だけど進まなければならない。

【覚書】準委任契約

 準委任契約とは、特定の業務を遂行することを定めた契約のことで、業務が法律行為であれば「委任契約」、法律行為以外の業務であれば「準委任契約」となる。
 委任・準委任契約では、業務を依頼する側を「委任者(いにんしゃ)」、業務を受ける側を「受任者(じゅにんしゃ)」と呼ぶ。

 準委任契約は、特定の業務の遂行が目的であり、仕事の結果や成果物に対して完成の義務を負わない。業務の結果に対して不備があったとしても、委任者は受任者に対して修正や保証を求めることができない。

 2020年4月1日に施行された改正民法では、委任契約(準委任契約)は2種類に分けて定義されている。それが「履行割合型」と「成果完成型」

1.履行割合型
 履行割合型とは、事務処理の「労務」に対して報酬を支払う形式です。入力業務や会計業務などの事務処理業務において、業務時間や工数などの業務量に応じて報酬が支払われる契約形式です。基本的な準委任契約を締結して、個別の業務に応じて報酬を決める個別契約を締結するようにする。

 改正民法によって、仕事を受けた側である受任者は、業務の履行が不能となった場合や、何かしらの理由で契約が途中で終了した場合であっても、責任の有無にかかわらず履行の割合に応じた報酬を請求できるようになりました。(改正民法第648条第3条)

2.成果完成型
 成果完成型とは、事務処理の「成果」に対して報酬を支払う形式です。例えば、弁護士が勝訴した際に、委任者から報酬を受け取るような形式の契約です。

 改正民法によって、仕事を受けた側である受任者は、成果の完成が不能となった場合や、何かしらの理由で契約解除になった場合であっても、委任者が受ける利益の割当に応じた報酬を請求できるようになった。(改正民法第648条の2第2項、第63

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 準委任契約とは、特定の事務処理や業務の遂行を依頼し、その業務の履行を請け負う契約の一種である。通常の委任契約と異なり、法的な効果を生じさせる行為を必ずしも目的としない点が特徴である。例えば、技術的なアドバイスの提供や、事務手続きの代行など、特定の事実行為を行うことが準委任契約の対象となることが多い。この契約は、専門的な知識やスキルを持つ者に対して業務の遂行を依頼する場合に有効であり、その内容は双方の合意によって決定される。ただし受任者が必ずしも専門的スキルを持つているとは限らない。かなり怪しい「コンサルタント」(昔の言葉でいえばブローカーのような)も散見される。

 例えば、企業がコンサルタントに業務改善のための助言を依頼する場合、それは準委任契約に該当する。準委任契約では、依頼者が指示した業務を忠実に履行する義務があり、結果そのものに対する保証は求められないことが一般的である。このため、結果責任よりも過程や手続きの適正さが重視される。

 ここでいう「コンサルタント」には特別の資格は必要なく、誰でも「コンサルタント」と名乗ることができる。同様に「エージェント」「コンストラクション・マネジメント(CM)」等も同様である。民間団体の認定資格もあるが、必ずしも民間の認定資格を取得しなくても良い。

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てら小屋チーム・第24回WEB打合せ

先週チームで見学に行った都内の二つの建物について、それぞれ意見を交換した。とりわけ設備、電気設計者の視点から意見を聞けたのは貴重だった。

【Aプロジェクト】

 11月の調査実施計画について周知

【Bプロジェクト】

 先週実施した詳細調査について担当者から説明、修正した平面図、法チェックリスト(単体規定)を共有した。指定確認検査機関に告示関係の取り扱いについて確認する予定だという事と、11月以降の計画を説明した。調査内容について質問が寄せられた。

 コンクリートのコア採取場所は、調査の目的によって異なる。Bプロジェクトは基本的にコンクリートの現在の圧縮強度がどの程度あるかというのが主眼で、同一時期にコンクリートを打設したところから採取する。今回は各フロアー3箇所。外部からの採取は3か所だけとした。

 これが耐用年数評価が調査目的の主眼だと、東西南北外壁の外側から採取する。何故ならコンクリートの中性化度合を調査するのが目的だから。そのためには地上階以外は調査のための足場が必要となる。もっともバルコニー等があれば、それらから採取する場合もある。

 いずれにしても、これらの結果には調査者の責任が発生するから、数量や位置は調査者自身が納得し説明できるものでなければならない。

【Cプロジェクト】

 分担した業務の進捗状況を確認。進捗具合の説明を聞いていると、仕事に対する姿勢やそれぞれの性格を知ることができる。

【2025忘年会】 

 12月初旬都内で実施することを決めた。人数が多いので1月半ぐらい前に予約をしておきたい。

【2026てら小屋フィールドツアー】

 来年のフィールドツアーの行き先を決めた。次回は東京からマイクロバスで移動することにした。これから企画の詳細を検討していく。まだ半年以上先だが宿泊先の予約とかマイクロバスの手配とか、見学先の同意を取るなど準備することはたくさんある。

酒・酒・酒

妻が青森市に出張したので、田酒とシードルを買ってきてとお願いしていた。

今日 青森市から送ったという宅急便が届いた。

田酒 純米大吟醸と田酒・紅葉ラベル(季節限定品)

これは青森のシードル

こちらは弘前のシードルで、上の青森シードルよりアルコール度数が高いようだ。

たくさんの酒が食卓に並んだが

私は ほとんど飲めないのだ。ちょつこ味見して ほとんどは料理酒になってしまう。

でも 色々な日本酒を味見するのが好き

てら小屋チーム・第23回WEB打合せ

計画中、設計中のプロジェクトについて進捗状況を共有した。

9月中旬に実施した敷地面積 約57,000㎡、延床面積 約39,000㎡、総棟数 約37棟の既存の生産施設(工場)の建築関連法調査業務の現地詳細調査。

写真等の整理担当者を決めて作業を進めている。何しろドローンMP4画像150GB、一般動画MP4-30GB、写真(画像)は、総計で1万枚を有に超える。その他に棟毎の確認申請図書の整理、図面の整理があり膨大な事務量になっている。

また、新しいプロジェクトの工程表を示し、設備、電気他の意見を聞いた。

毎年重点テーマがあって2024年は「継承」で、次世代の20代~45歳の若手のプロジェクトへの参加で少しずつ成果があがりつつある。また子育てにけりがついてきた女性陣の参加も喜ばしい。

2025年のテーマは「空き家活用」なのだが、これはまだ始まったばかり。故郷や好きな「疎空間」をこのまま消滅させてはいけない。まずは行動。

AERA 25.9.29

アエラ最新号を妻が買ってきてくれた

表紙が矢沢永吉の写真だったからと

実はファン。

矢沢永吉の音楽を聴きながら仕事をするとノル。

今年8月にリリースした「真実」は美しいメロディーのバラード

尊敬できる諸先輩がいるから、後ろ姿を見て頑張れる

巻頭特集「インバウンドの光と影」も興味深い記事だった。

ちょうど台東区でのプロジェクトが進んでいるので

関心深く読んだ

インバウンドによる地価の上昇はバブル的

台東区では民泊が2年前には510軒だったのが、

2025年8月29日時点で1236軒

いまや浅草は、外人ばかりで汚い街になっている

観光産業が地域住民の迷惑や不利益の上に成り立つ産業でよいのか

AIに聞く?

 とある建物で雨水の浸水が、補修しても補修しても止まらず1年ぐらい経過しているというトラブルの現場を建築主からの依頼で見に行ってきた。

 何度防水をしたり、コーキングをしたりしても雨が降ると浸水する。建築主は、何度も繰り返される設計監理者と工事施工会社のやりとりでプッツン気味。補修方法について工事施工会社は、設計監理者の指示待ちみたいな状態になっているような現状らしい。

 第三者的に見て、この案件の場合は設計ミスであり、図面に記載ある防水方法を最初からしていなかったから工事監理ミスであり、施工ミスだと思う。

 建築主が設計監理者に、今後どうするのかと問い詰めたところ「AIに相談して決めます」と答えたらしい。

 そうか今どきの若い設計者はわからないことはAIに聞くのか。笑ってしまった。私なら何人もの防水の専門家や現場経験の豊富な施工者に聞くけどなと思った。

 そもそもAIは正しいのか。専門家に聞いてみた。

1、 最新情報は反映されてないことがある

  • モデルの学習は、ある時点までのデータでストップしている
  • Web検索や外部接続がない場合は「古いままの情報」が返ってくることも

2、 曖昧な質問には「それっぽく埋める」ことがある

  • 正解がわからないとき、それっぽい文を生成してしまう
    → これを「幻覚(hallucination)」と呼ぶとか

3、 専門性の高い領域では、「断言」が危ないときもある

医療、法律、金融などでは、出典がないまま答えてしまうと誤情報になることもある

高精度ではあるが、決して正解ではないとか。

AIより人を信じようよ。