
20日から中部圏に出張中
この日は名古屋市役所建築指導課、都心まちづくり部等をまわる
写真は名古屋市役所本庁舎だが、行ったのは道路反対側の西庁舎

工事監理、別件の打合せで名古屋に2泊
22日からは岐阜に移動
名古屋のTVをみていると この三連休中部圏はどこも紅葉とのこと

ホテルで深夜見ていた東海テレビ「旅するイッチー」が新鮮だった

三重・愛知・岐阜の中部圏の風景が楽しかった
行ってみたいところが増えた
建築法務/ 建築ストック再生・活用 /長寿命化/ 環境建築 / 建築設計監理 / ㈱寺田建築事務所・一級建築士事務所

20日から中部圏に出張中
この日は名古屋市役所建築指導課、都心まちづくり部等をまわる
写真は名古屋市役所本庁舎だが、行ったのは道路反対側の西庁舎

工事監理、別件の打合せで名古屋に2泊
22日からは岐阜に移動
名古屋のTVをみていると この三連休中部圏はどこも紅葉とのこと

ホテルで深夜見ていた東海テレビ「旅するイッチー」が新鮮だった

三重・愛知・岐阜の中部圏の風景が楽しかった
行ってみたいところが増えた
5年ぶりに成田・三里塚に行ってきた。
5年前、柴山で仕事があった時は成田方面には車で出かけていたので、電車で行ったのは数回しかない。今は、高速道路を使い成田・東京間を運転する体力がなくなったので、京成の特急電車で京成成田駅に降り立った。お客さんが車で迎えに来てくれた。

まずは、昼飯をということで、川豊別館に連れて行ってくれた。成田山の門前にある川豊本店には行ったことがあるが別館は初めて。地元の人は車で移動するので駐車場がある別館を利用するとのことだった。

京成電車の中で遅い朝食を食べてきたばかりだったので、一番小さい鰻重を選び御馳走してもらった。川豊の鰻重は旨い。
食後、事務所に移動して3時間ばかり相談と打合せ。喋り続けて疲れた。
京成成田駅まで送ってもらい帰路についた。
主要なプロジェクトの進捗状況を共有した。
【Aプロジェクト】
・11/中、アスベスト事前調査を実施した。担当者からの立ち会った感想。調査報告書は11月末UP予定
・11/末、既存サッシ等調査を専門会社の協力を得て実施し設計見積に反映させる。
【Bプロジェクト】
・11/始、建築主側と打合せ(意匠・設備・電気)
・12/始、所管消防予防課と事前打ち合わせ予定
・12月末までに設計図書UP、確認申請・建築基準適合調査報告書の準備
・既存コンクリート報告書(一部)を共有
【Cプロジェクト】
・工事監理中 工事監理中の質疑応答書の重要性について説明する。
【Dプロジェクト】
・報告書類まとめ中 12月末UP
【2025忘年会】
・設計チーム+ファンクラブが参加することになった。
今回から弊社の様々な取り組みに賛同し理解をしてくれているクライアントも参加。設計者の身近に 色々な事を聞くことができるクライアントがいることは、今後、若い人たちの業務にも役立つし心強いだろうと思い誘った。
【2026年てら小屋セミナー】
・企画担当者が決まった。東京からマイクロバスで往復することにした。
「大中規模木造施設の劣化、修復、再生」というようなテーマに収束しそうだ。幾つか視察予定の建物が候補に上がっている。
【出版計画進行中】
・これまでの業務、セミナー等の資料をまとめ中
・編集者は 建築メディア研究所、大森氏に委託
【その他】

婆ちゃんと孫娘が
あるレストランで常飲している炭酸水「サンペレグリノ」
イタリアアルプスの微炭酸水
炭酸水は身体にいいからと勧められ
飲み始めたら飲みやすく私も嵌った
今では我が家の常備品

街で出会ったゴールデンレトリーバー
可愛かった
オスで2歳とのこと
我が家のゴールデンレトリーバーが亡くなったのが2016年2月9日、
13歳9カ月で死去した。
あれから8年以上経ったんだな。
又、ゴールデン飼いたいな

仙台市役所との打合せのために仙台日帰り出張
仙台駅に降り立ったのは、かれこれ20年ぶりかもしれない

非常にイレギュラーな案件なので、役所との協議が必要だった。
それにしても仙台は新幹線で1時間あまりで寝てる時間がなく
かえって疲れる
今回は私だけの単独出張だったので、
婆ちゃんに笹かまをお土産に買った

10月26日、岐阜県中津川市加子母に入り、第51回加子母歌舞伎公演を見てきました。

開場の10時半を前に並ぶ観客。座席指定なし、入場料無料。天気は雨でした。

2階の来賓席に座らせてもらいました。

午前は「世迷仇横櫛」(よにまどうあだなよこぐし)
子を思う母の心、母を慕う子の心
小中学生の熱演に、思わず涙腺が緩くなった

昼を挟んで午後からは
「白浪5人男」
日本駄右衛門(泥棒の統領)を演じるのは、現役の中学校の校長さん
「校長!」という掛け声がかかる


最後の演目は「近江源氏先陣館、盛綱陣屋」(おうみげんじせんじんやかた、もりつなやかた)は、1時間半の本格的な歌舞伎。
「おひねり」が舞台に向かって飛び交う。

加子母歌舞伎保存会の皆さんの御挨拶
地歌舞伎を始めて見たけれど、すごくハイレベルだと感じた
それと歌舞伎を通じて地域で子供たちを育てているという印象を持った
地域の人達の手作り。これが本当の文化ではないかと
細部の技量はわからないけれど、なによりも観客の「心を打つ」
来年もおひねりを沢山作って、重箱弁当を持って出かけよう
今や建設現場は、爺と外人が目立ち、飛び交ってるのは外国語。設計業界も高齢技術者ばかり、そういう自分もそうだけど。大規模プロジェクトの図面は、多くが東南アジアでCAD図を作っている。パース(CG)も同様。私のような小規模零細事務所にも海外から営業のダイレクトメールが送られてくる。
かって日本の建設業も輝かしい時代があった。もう半世紀ぐらい前だが。
時代を振り返ると 現在の人手不足の要因はどこにあったのか。やはり最大の要因は日本特有の「重層下請け構造」ではないかと思う。
建設企業は、発注者から直接工事を受注し施工を総合的に管理・監督する「元請け企業」と、労働者を使用し施工に直接携わる「下請け企業」に機能的に分離されることが多い。それに加えて最近では、ある程度の規模になると、様々なコンサルタント、エージェント、CM会社などが介在することが多い。
1980年前後、多くのゼネコン(総合建設企業)が、統括管理機能に特化し、自社による施工部隊を切り離した。1次下請けに現場施工の管理機能などを、2次下請けに建設機械と労務による施工機能の多くを移行して、現在の建設生産システムとなった。これに倣ったのか、大手設計事務所もシステムを変更していったところが多い。
自分は、その背景に、消費税と派遣法があると思っている。
その結果、ゼネコンは最高益を更新し、中抜きピンハネが何段階にも発生し、建設工事費を上昇させている。その一方中小零細建設業者は倒産の危機に見舞われている。
かつて職人は、サラリーマンより何倍も報酬があった時代もあった。
報酬を多くし、労働環境を整えれば人は集まる。人材不足は業界の自業自得、オウンゴールのようにも見える。
先日、設備設計者と話していたら、とある建築設計事務所から、今までの設備設計事務所が高齢化等の理由で閉鎖したので、専属的に設備設計をしてほしいと依頼があったという。その彼も後期高齢者なのに・・・。設備・電気設計者を紹介してほしいという依頼は多いが基本的に断っている。末端の技術者は不足していて、仕事の依頼が多いので大忙し。しかし後5年もしたら「そして誰もいなくなった」(アガサ・クリスティ)となるだろう。誰もがわかっているのだろうが。
さて愚痴を言っていてもしょうがない。
どういう手を打っていくか。
建築士としての職能を充分発揮できるように、試行錯誤だけど進まなければならない。
準委任契約とは、特定の業務を遂行することを定めた契約のことで、業務が法律行為であれば「委任契約」、法律行為以外の業務であれば「準委任契約」となる。
委任・準委任契約では、業務を依頼する側を「委任者(いにんしゃ)」、業務を受ける側を「受任者(じゅにんしゃ)」と呼ぶ。
準委任契約は、特定の業務の遂行が目的であり、仕事の結果や成果物に対して完成の義務を負わない。業務の結果に対して不備があったとしても、委任者は受任者に対して修正や保証を求めることができない。
2020年4月1日に施行された改正民法では、委任契約(準委任契約)は2種類に分けて定義されている。それが「履行割合型」と「成果完成型」
1.履行割合型
履行割合型とは、事務処理の「労務」に対して報酬を支払う形式です。入力業務や会計業務などの事務処理業務において、業務時間や工数などの業務量に応じて報酬が支払われる契約形式です。基本的な準委任契約を締結して、個別の業務に応じて報酬を決める個別契約を締結するようにする。
改正民法によって、仕事を受けた側である受任者は、業務の履行が不能となった場合や、何かしらの理由で契約が途中で終了した場合であっても、責任の有無にかかわらず履行の割合に応じた報酬を請求できるようになりました。(改正民法第648条第3条)
2.成果完成型
成果完成型とは、事務処理の「成果」に対して報酬を支払う形式です。例えば、弁護士が勝訴した際に、委任者から報酬を受け取るような形式の契約です。
改正民法によって、仕事を受けた側である受任者は、成果の完成が不能となった場合や、何かしらの理由で契約解除になった場合であっても、委任者が受ける利益の割当に応じた報酬を請求できるようになった。(改正民法第648条の2第2項、第63
***********************
準委任契約とは、特定の事務処理や業務の遂行を依頼し、その業務の履行を請け負う契約の一種である。通常の委任契約と異なり、法的な効果を生じさせる行為を必ずしも目的としない点が特徴である。例えば、技術的なアドバイスの提供や、事務手続きの代行など、特定の事実行為を行うことが準委任契約の対象となることが多い。この契約は、専門的な知識やスキルを持つ者に対して業務の遂行を依頼する場合に有効であり、その内容は双方の合意によって決定される。ただし受任者が必ずしも専門的スキルを持つているとは限らない。かなり怪しい「コンサルタント」(昔の言葉でいえばブローカーのような)も散見される。
例えば、企業がコンサルタントに業務改善のための助言を依頼する場合、それは準委任契約に該当する。準委任契約では、依頼者が指示した業務を忠実に履行する義務があり、結果そのものに対する保証は求められないことが一般的である。このため、結果責任よりも過程や手続きの適正さが重視される。
ここでいう「コンサルタント」には特別の資格は必要なく、誰でも「コンサルタント」と名乗ることができる。同様に「エージェント」「コンストラクション・マネジメント(CM)」等も同様である。民間団体の認定資格もあるが、必ずしも民間の認定資格を取得しなくても良い。
***********************
先週チームで見学に行った都内の二つの建物について、それぞれ意見を交換した。とりわけ設備、電気設計者の視点から意見を聞けたのは貴重だった。
【Aプロジェクト】
11月の調査実施計画について周知
【Bプロジェクト】
先週実施した詳細調査について担当者から説明、修正した平面図、法チェックリスト(単体規定)を共有した。指定確認検査機関に告示関係の取り扱いについて確認する予定だという事と、11月以降の計画を説明した。調査内容について質問が寄せられた。
コンクリートのコア採取場所は、調査の目的によって異なる。Bプロジェクトは基本的にコンクリートの現在の圧縮強度がどの程度あるかというのが主眼で、同一時期にコンクリートを打設したところから採取する。今回は各フロアー3箇所。外部からの採取は3か所だけとした。
これが耐用年数評価が調査目的の主眼だと、東西南北外壁の外側から採取する。何故ならコンクリートの中性化度合を調査するのが目的だから。そのためには地上階以外は調査のための足場が必要となる。もっともバルコニー等があれば、それらから採取する場合もある。
いずれにしても、これらの結果には調査者の責任が発生するから、数量や位置は調査者自身が納得し説明できるものでなければならない。
【Cプロジェクト】
分担した業務の進捗状況を確認。進捗具合の説明を聞いていると、仕事に対する姿勢やそれぞれの性格を知ることができる。
【2025忘年会】
12月初旬都内で実施することを決めた。人数が多いので1月半ぐらい前に予約をしておきたい。
【2026てら小屋フィールドツアー】
来年のフィールドツアーの行き先を決めた。次回は東京からマイクロバスで移動することにした。これから企画の詳細を検討していく。まだ半年以上先だが宿泊先の予約とかマイクロバスの手配とか、見学先の同意を取るなど準備することはたくさんある。

妻が青森市に出張したので、田酒とシードルを買ってきてとお願いしていた。
今日 青森市から送ったという宅急便が届いた。

田酒 純米大吟醸と田酒・紅葉ラベル(季節限定品)

これは青森のシードル

こちらは弘前のシードルで、上の青森シードルよりアルコール度数が高いようだ。
たくさんの酒が食卓に並んだが
私は ほとんど飲めないのだ。ちょつこ味見して ほとんどは料理酒になってしまう。
でも 色々な日本酒を味見するのが好き
計画中、設計中のプロジェクトについて進捗状況を共有した。
9月中旬に実施した敷地面積 約57,000㎡、延床面積 約39,000㎡、総棟数 約37棟の既存の生産施設(工場)の建築関連法調査業務の現地詳細調査。
写真等の整理担当者を決めて作業を進めている。何しろドローンMP4画像150GB、一般動画MP4-30GB、写真(画像)は、総計で1万枚を有に超える。その他に棟毎の確認申請図書の整理、図面の整理があり膨大な事務量になっている。
また、新しいプロジェクトの工程表を示し、設備、電気他の意見を聞いた。
毎年重点テーマがあって2024年は「継承」で、次世代の20代~45歳の若手のプロジェクトへの参加で少しずつ成果があがりつつある。また子育てにけりがついてきた女性陣の参加も喜ばしい。
2025年のテーマは「空き家活用」なのだが、これはまだ始まったばかり。故郷や好きな「疎空間」をこのまま消滅させてはいけない。まずは行動。

アエラ最新号を妻が買ってきてくれた
表紙が矢沢永吉の写真だったからと
実はファン。
矢沢永吉の音楽を聴きながら仕事をするとノル。
今年8月にリリースした「真実」は美しいメロディーのバラード
尊敬できる諸先輩がいるから、後ろ姿を見て頑張れる
巻頭特集「インバウンドの光と影」も興味深い記事だった。
ちょうど台東区でのプロジェクトが進んでいるので
関心深く読んだ
インバウンドによる地価の上昇はバブル的
台東区では民泊が2年前には510軒だったのが、
2025年8月29日時点で1236軒
いまや浅草は、外人ばかりで汚い街になっている
観光産業が地域住民の迷惑や不利益の上に成り立つ産業でよいのか
とある建物で雨水の浸水が、補修しても補修しても止まらず1年ぐらい経過しているというトラブルの現場を建築主からの依頼で見に行ってきた。
何度防水をしたり、コーキングをしたりしても雨が降ると浸水する。建築主は、何度も繰り返される設計監理者と工事施工会社のやりとりでプッツン気味。補修方法について工事施工会社は、設計監理者の指示待ちみたいな状態になっているような現状らしい。
第三者的に見て、この案件の場合は設計ミスであり、図面に記載ある防水方法を最初からしていなかったから工事監理ミスであり、施工ミスだと思う。
建築主が設計監理者に、今後どうするのかと問い詰めたところ「AIに相談して決めます」と答えたらしい。
そうか今どきの若い設計者はわからないことはAIに聞くのか。笑ってしまった。私なら何人もの防水の専門家や現場経験の豊富な施工者に聞くけどなと思った。
そもそもAIは正しいのか。専門家に聞いてみた。
1、 最新情報は反映されてないことがある
2、 曖昧な質問には「それっぽく埋める」ことがある
3、 専門性の高い領域では、「断言」が危ないときもある
医療、法律、金融などでは、出典がないまま答えてしまうと誤情報になることもある
高精度ではあるが、決して正解ではないとか。
AIより人を信じようよ。

9月5日、打ち合わせの為に名古屋に向かう
打合せの時間に間に合うように東京駅から東海道新幹線に乗車
品川で一時停車し、その後静岡県掛川市あたりで停車。
車窓からは視界が全くない豪雨
結局、名古屋に着いたのは午後4時近くで、正式には3時間45分の遅延
午後1時からの打合せは、先方に連絡してキャンセルしていただいたが
夕方から別の打合せがあったので遅い昼食を摂って移動
実は、今年8月にも北陸新幹線で富山に向かう途中、
線状降水帯の影響で5時間遅延
今年は電車遅延の当たり年だ

名古屋日帰り出張。愛知県尾張建設事務所との打合せの為に、
愛知県三の丸庁舎に行く。

中々、立派な建物


尾張建設事務所での打合せを終え、別件の打合せの為に移動
それにしても名古屋は暑い
この日は40度ぐらいあったようだ
夕方には、名古屋駅で新幹線に乗車できたので、
自宅発‐自宅着ほぼ12時間の業務時間となった
旧盆明け早々の開催となったので、計画中、設計中のプロジェクトや秋以降の業務について進捗状況を共有した。
今回は、先にメンバーに配布していた「建築基準法適合状況調査・既存建築物の再生・活用に必要な書類」について説明し質疑を受けた。
初めに「建築基準法適合状況調査の一般的手順」について説明し、「建築基準法適合状況調査・既存建築物の再生・活用に必要な書類」個々の書類の必要性と、書類がない場合の代替書類・方法について説明した。
特殊建築物で一定規模以上であれば、相当の数の書類確認が必要になる。まして棟数が多くなれば、結構地道な作業の積み重ねが必要となる。
質疑では、「委任状」の代理人・副代理人についてや、既存建物の図面等が無い場合の情報開示請求について質問が寄せられた。
実務上では、建築基準法適合状況調査に着手する以前に、もつと少ない資料や書類から既存建築物の再生・活用が可能かどうかを判断し問題点を抽出しないとならない。
とある会社で建築基準法適合状況調査の現場調査実施要領を説明していたら、10名あまりの調査員名簿を見て、クラアント側の社員から「女ばかりじゃないか」「でもほとんど一級建築士だ」という声が聞こえてきた。
「弊社はジェンダー平等が経営方針ですから」と答えておいたが、ほとんどの場合クライアント側の打合せに出席するのは男性社員が多い。
正確に言うと弊社は古代の統治形態である「ヒメヒコ制」をとっているのだが・・。
私が持っている現場感覚では、現代は女性の方がアクティブで優秀な人が多い。会社組織では女性の能力を正当に評価していないか、男が支配権を奪われるのが嫌なのか、我々の属する建築業界では、とりわけ女性の能力が正当に評価されていないと感じる。
ジェンダー平等と謳っていても、そこは男と女の超えられない問題がある。弊社では、チーム員に「人として気に入っている」けど「女として気に入っているわけではないから」と言っているので、決して1対1でリアルに会って打合せをしたり、行動を共にしないようにしている。
大学で教えていた友人は、女子学生と決して研究室で1対1にならないようにしている。と教えてくれた。どうしても1対1にならざるを得ないときはドアを開けておくと言っていたな。
又ある会社の社長は、出張でどうしても女子社員を連れていかないとならないときは、現地集合で、決して同じ電車などで行かないし、出張先のホテルも別にすると教えてくれた。
本人達は、誰にもわからないと思っていても、周りの人は男女の距離の変化は、敏感に感じるものだ。昔から社内恋愛は、周りがみんな知っていると言うではないか。
昔勤務していた組織設計事務所の二代目社長は秘書に手を出してしまい。奥さんが会社に乗り込んできて、会社の前の道路で喚き散らして修羅場と化したことがあると聞いた。二代目サラリーマン社長だったから、臨時取締役会で即解任。もつとも三代目社長は会社を倒産させた。私が辞めた後の事だけど。
とういうことで、いつも一緒にいがちな「男と女」の距離感はデリケートで、どちらか片方が悪いとかいう問題でもない。
知人に聞くと異性のスタッフと仕事をするときは、周りや本人がトラブルに巻き込まれた経験からなのか、多くの人は細心の注意を払っている。
政治家も一般人も失敗の原因は「金」か「女」
この間ネットフリックスで観た「グラスハート」でも、バンド仲間やチームの男女の距離感というのは永遠のテーマなのかもしれないと思った。
まあ、男女の距離も、いい時とは良いんだけどね。もつれたときは大変なのよ。歳の差なんか関係ない、結局は男と女だから。面倒なことが起きる前に、あれこれ言われないように細心の注意が必要なんだと思うよ。

頼んでいた「TenBlank Glass Heart」のCDが届いた
今日一日中、何度も何度も聞いた
若い人たちの音楽も良いな
計画中、設計中のプロジェクトや秋以降の業務について進捗状況を共有した。
出張から帰ってきて夏風邪をひき、準備ができなかったので、先月課題を出した実践的な演習課題についての発表と講評を行った。
都内の検済無し住宅の上増築(おかぐら)に対するガイドライン調査、条例に基づく申請、増築確認申請、設計、工事監理の業務見積書の作成。工事金額に対する料率ではなく、人工計算を積み上げた報酬の見積書作成を課題とした。
適切な調査項目、調査人工を把握しているか、設計粗利率をどのように設定するのか等、技術者として、また経営者として、設計見積書をどう作るかという課題。こうした実践的な課題は、それぞれの業務に役立っていくだろうと思う。
ある演習課題提出者の感想「調査の項目や工事期間の想定、諸経費・粗利の考え方など色々と勉強になりました。他の設計事務所の方の設計見積を見たり、考え方を聞いたりする機会はこれまで無かったので、参考になりました。」
ふと気が付くと、周りの実務を担っている人達は、電気も設備も構造も、そして私達も、みんな古希を過ぎている。仲間内の最高齢者は80歳になったという。
しかし皆現役で図面を書いているし、計算し、打合せや現場確認、行政打合せをこなしていて とても元気だ。
それでも集まれば 仕事をしていられるのは、あと5年ぐらいかなと話している。
「若い人を育てなかった あんた達が悪い」とか「あんた達、年寄が若い者の邪魔をしているんだから、早く引退しろ」とか陰口を叩かれているが、皆 多くの仕事を抱えていて忙しい。
建築業界は全ての分野で「実務ができる技術者」は不足していて、若い人たちには人気がないようだし、実務に習熟してくると、業界の川上に行き、末端の実務技術者にはならない。
生活はできるけど、ベンツとかジャガーを買って乗り回す余力はなかったな。一部の建築デザイナーさんは、多分に見栄もありそうだけど、結構乗り回している人がいるのに。
若い人には、実務ができる建築技術者が圧倒的に少なくなるから、これからの建築業界はブルーオーシャンだよと言っている。
きちんと図面(絵ではない)を書くことが出来て、各種計算もこなせて、現場にも理解がある実務ができる技術者・建築士ならばねと。

今年に入って、日中 神楽坂周辺に出かけると立ち寄る事が多い
ガレットとクレープの専門店

神楽坂の路地奥にある
フランス語が飛び交う、ちょっと雰囲気が違う店。
ちょっぴりワープした気になります
勿論 日本語も通じます

最近 好きになったシードル。アルコール度数が低い
リンゴジュースのソーダ割を飲んでいるような感じ

冷製のカボチャのスープと暖かい魚介のスープ

サラダも美味しい。暖かい鰯が入っていた

ホタテとラタティユのガレット

海老とホタテのポアレが載っているガレット神楽坂

客の8割から9割が女性客
爺婆は、場違いな気もしていたが、顔を覚えられていた

下呂から、加子母に移動し内見+打合せを済ませ昼食
「けいちゃん」を食べることになったのだが、以前 中津川駅近くで食べたときの印象が良くなかった(美味しくなかった)ので躊躇したのだが、この店は美味しいからというので入店。中津川市加子母地内の「炭火焼肉 しちりん」

けいちゃん+飛騨牛ホルモン定食
ジンギスカン鍋に和紙が敷いてある。
紙が焦げないように焼くのがコツだとか
ニンニクが効いてる。
ホルモンが混じっているせいか、味に深みがある。

「けいちゃん」のイメージを一新させた出会いでした。
色々な「けいちゃん」を食べ歩きたい
計画中、設計中のプロジェクトや秋以降の業務について進捗状況を共有。例年盆明けから3月の年度末までは、とても忙しくなるので協力を依頼した。
Aプロジェクトは、既存建築物の改修工事に伴う各種補助金について、詳細な内容が担当者から説明があり、申請する補助金を絞り込み、行政にヒアリングするものを決めた。
Bプロジェクトは、シニア向け共同住宅にコンバージョンする計画だが、既存一般図、計画図ができたので担当者から説明。設備・電気や他のチーム員から意見をもらった。
Cプロジェクトは、専用住宅で既存図、計画図について担当者から説明。子供室の在り方について意見が交わされた。
Dプロジェクトは、実施設計が完了したので設計予算の算定のため現在積算中。中部圏の業務については増改修工事に伴う設計事務所としての工事見積書は、より実勢に近い見積書を作成する事にしている。東京圏に関しては今後の検討課題。
実践的な演習課題を出した。
都内の検済無し住宅の上増築に対するガイドライン調査、条例に基づく申請、増築確認申請、設計、工事監理の業務見積書の作成。工事金額に対する料率ではなく、人工計算を積み上げた報酬の見積書作成を課題とした。
木造住宅2階程度の検済無し住宅の増築は、今後一定の需要が見こまれるが、これを適切に調査・申請・設計・監理を一括してできる設計者は多くない。
適切な調査項目、調査人工を把握しているか、設計粗利率をどのように設定するのか等、こうした実践的な課題は、それぞれの業務に役立っていくだろうと思う。
厚生労働省によると、去年1年間に国内で生まれた日本人の子どもの数は68万6061人となり、前年より4万1227人減少。
出生数が減少するのは9年連続で、1899年に統計を取り始めて以降、初めて70万人を下回りました。出生数はすべての都道府県で減少しているとあります。
国立社会保障・人口問題研究所がおととし公表した将来予測では、日本人の出生数が68万人台になるのは2039年と推計していて、想定より15年ほど早く少子化が進行しているそうです。
日本人の出生数は、最も多かった第1次ベビーブーム期の1949年には269万人余りいましたが、その時と比べると4分の1近くまで減少しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250604/k10014825201000.html
少子化で思い出したのが 若い時に読んだシュンペーターの本です。昔読んだ本を探し出すのが大変で、いずれは書棚に全部の本を並ばせてあげたいと常々思っているのですが、中々実現しません。
それはともかく
ジョセフ・アロイス・シュンペーターは、1883年にオーストリア=ハンガリー帝国領のトリーシュという 小さな町に生まれたとあります。この地は、現在はチェコ領。
100年以上前に活躍した人ですが、イノベーションの理論家として 今でもビジネス界では人気のある評論家だそうです。
さて そのシュンペーターは、100年以上前に「資本主義の発展過程では、家族制度も形骸化して、少子化が進展し、それが資本主義を機能不全に陥らせる」と論じていました。
資本主義の精神は損得勘定を優先させる「経済的合理主義」の精神が基本にあり、その経済的合理主義の精神が社会のあるゆる分野に浸透していくと結婚して子供をつくり、育てるという行為は、経済合理性が無いために少子化が進むと予測していました。 家族に縛られることや、親や子のために自分を犠牲にすることは、経済合理的ではなく、割に合わないからです。家族を持つ、子供を育てる、親の面倒を見るという事は損得勘定で考えることではなく、それらの行為の動機は「情愛」です。
しかし合理主義の精神に支配された資本主義社会では、情愛などという経済合理性がないものは、尊重されないのです。我々は 現実世界の中で、経済的合理性とそれに反する情愛の狭間で揺れ動いているのです。
もともと資本主義を発展させてきた動機は、自分の子や孫たちに財産を残していきたいから利潤を追求するのだと言います。シュンペーターは、「子や孫のために」という行動の動機を「家族動機」と呼んでいます。
「資本主義は発展するからこそ崩壊する」現在の社会情勢を俯瞰すると含蓄のある言葉をシュンペーターは残しています