碑文「平成31年(2019年)4月19日、この地で母子2人が亡くなり、10人が重軽傷を負う悲惨な自動車事故が発生しました。この事故を受けて慰霊碑設置の募金が全国各地から寄せられました。
ここに、亡くなったお二人をはじめとするすべての犠牲者を悼み、二度とこのような交通事故が起きない社会を築く誓いを込めて慰霊碑を設置します。令和2年(2020年)4月 交通安全宣言都市 豊島区」
デザインコンセプト
「この慰霊碑は交通事故ゼロを目指す新たな未来への「つぼみ」を表現しています。球体は普遍的な日常を表し、少しく窪んだ部分は事故をイメージしています。そこに雨が降ると水が溜まり、流れ落ちます。それは悲しみの涙を表し、地面へ伝い落ちた涙の雨粒は発芽の種、「交通事故ゼロの未来」へ向かう希望の芽としたいと考えました。
人々の生活の中に安心・安全についての意識が少しでも根付いていくことを願っています。」