この万葉文化館建設にあたり約9500m2の調査区域を設定して平成10年(1998)に調査を開始すると、7世紀後半の石組み方形池遺構や石敷き井戸跡のほか、金・銀・銅・鉄・ガラス工房と思われる遺構やるつぼ、金属製品などの遺物、7500点以上の木簡、大量の土器類が出土した。と資料に書かれている。
この万葉文化館の中庭は工房遺跡の復元レプリカで本当の遺跡は、この下に眠っているらしい。
33枚の富本銭が出土している。
今で言うと大蔵省造幣局+職人・芸術家コロニー的な工房遺跡があったようだが、その遺跡は ほんの少ししか残っていないようだ。
「文化財保護」か「開発」か難しいところ
飛鳥は、どこを掘っても遺跡があると言われているし
内部
展望ロビー
展望ロビーからの飛鳥の風景
この万葉文化会館の展示は、中々面白い。
万葉集の世界が堪能できることは間違いない。
それと、資料室やミュージアムショップが充実していた。
【奈良県立・万葉文化館】