弊社社長が研究生となつている某大学学園祭に行き、研究発表を見てきました。研究テーマは数年に渡って別なものを探求していますが、学園祭の為の調査・研究は、毎年異なり今年は「災害時における生活用水の衛生」でした。
今年も大きな地震が多かったし、大雨や台風被害も多い年でした。
過去の地震災害時において飲料水は応急的に行き届くが、トイレ・洗濯・入浴等の生活用水の確保が中々難しいらしい。又河川や沼などの水を利用しようとしても その衛生状態は問題があるらしく、身近なものや市販されている浄水器で、入浴後の風呂の水・池や河川の水が、どの程度濾過することができるかという実験です。
この内容は、いずれ別な機会に詳しく発表することがあるかもしれません。
避難所に指定された体育館などでは、実は防災施設としての整備は不充分であることから、既存の避難施設に指定された体育館に防災施設を付与したものを造ろうという提案で図面を書きました。
「建築×衛生」の初コラボレーション提案です。
実に30年ぶりぐらいで、自分で模型のようなものを造りました。説明用の簡単な模型ですが、こういう展示会では模型は訴求力があるらしく、パネルよりは模型を見る人が多かったらしいです。
一晩で作って 少しは報われた気がします。
しかし 女子大の二十歳前後の女子達の話声は、騒音にしか感じられない爺(じじい)になってしまいました。学園祭から帰ってきてからどっと疲れて寝てしまいました。