
楽屋

楽屋・大部屋
現在は別の建物に楽屋があるそうです

奈落
廻り舞台の床下も見せてもらえる。
人力で廻り舞台を回す仕組みを見た
地域の人たちで作り上げ、守ってきた「かしも明治座」
かしもの文化的基層は、半端じゃない
自分たちの街は、自分たちで守ると言った「気概」
今や地方から失われつつある、
この気概が脈々と受けつがれていくのは何故か
とても興味と関心がわいている
建築法務/ 建築ストック再生・活用 /長寿命化/ 環境建築 / 建築設計監理 / ㈱寺田建築事務所・一級建築士事務所
楽屋
楽屋・大部屋
現在は別の建物に楽屋があるそうです
奈落
廻り舞台の床下も見せてもらえる。
人力で廻り舞台を回す仕組みを見た
地域の人たちで作り上げ、守ってきた「かしも明治座」
かしもの文化的基層は、半端じゃない
自分たちの街は、自分たちで守ると言った「気概」
今や地方から失われつつある、
この気概が脈々と受けつがれていくのは何故か
とても興味と関心がわいている
地歌舞伎の「かしも明治座」に寄ってきた
館長さんの案内で内部を見学
1984年(明治27年)12年竣工
舞台上部
翌朝、かしも産直市に寄った
三年ぶりの訪問
食材や加工品の品揃えが豊富になったように思える
色々な食材を物色し購入
焼き芋を焼くストーブ
こんな大きなストーブ始めて見た
丸太をそのまま入れて焼けるそうだ
こちらは、木工品のギフトコーナー
こちらも品数が豊富になった
売れる→出品するクラフトマンが増加・商品が多彩に
→客が集まる→潤う
二年で好循環になっていったそうだ
仕入れて東京で売ろうかしらと 思ってしまうぐらい安い
挽屋の夕食 2025年3月
前菜
食事のお供は、恵那山
大好きな西方芋の中にむかごが入っている椀
食事処にある囲炉裏
囲炉裏の火でゆっくり煮られた
動物性タンパク質の入っていない野菜だけのけんちん汁
野菜の旨味が凝縮された 優しい汁
口に含めば、身体が美味しいねと ささやいてくれる
五平餅は、このぐらいの大きさが丁度良い
お蕎麦
アマゴの塩焼き
野菜の揚げ物
飛騨牛の赤身A5
この野菜と一緒に飛騨牛を焼く
自家栽培の古代米とアキタコマチの御飯
美味しくて 何度もお代わりをしてしまった
敷地内にある田んぼや畑で育てられた米、野菜、山草、薬草を取り入れた
身体に優しい薬膳料理
細部に気が配られた丁重な料理の数々
料理はどこかで修業したのではなく独学だと聞いた。
敷地内に湧き出る水・軟水が美味しい。
その水を使った食事と飲み物
首都圏の暮らしでは考えられない 美味しい水と美味しい米
お金がなければ楽しくない、暮らせない そんな街で生活しづけることが
本当の幸せなのだろうかと
ふと考えてしまう
翌日の朝食
こんなにも 心も身体も 癒される宿に泊まったことがあっただろうか
ミシュラン風に言うと、遠出してもわざわざ行く価値がある宿
5月に再訪するべく予約をしてきた
陽の間(ひなたのま)
ベッドの硬さが丁度良い
和室が付属しているので、ごろっとできる
窓を開ければ露天風呂気分
浴槽は大人二人が一緒に入れる大きさ
浴槽の框はコウヤマキ
天然ラドン温泉に癒される
暖かい季節になれば、このデッキでくつろぐのは最高だろうな
設備類、アメニティは過不足なく用意されている
玄関
30帖の広々としたロビー
ロビー北カウンター
20年前に農家住宅から旅館にコンバージョンされた先駆け的な建物
和モダン・民芸的な雰囲気が充分に醸し出されている
改修設計は、20年前に亡くなられた一色建築設計事務所・大阪事務所の
成瀬氏と聞いた
施工は地元の中島工務店
名古屋での仕事を終え、夕方 岐阜県中津川市加子母に入り打合せ
宿は、「杣人の里 挽家」(そまびとのさと ひきや)
「挽家」の名前の由来は、水車で米の粉を粉をひいていた事からで、
本来の屋号は「福島屋」だそうです。
写真は、入り口脇に移築された水車
1日2組限定の宿で、この日は、他に宿泊客がおらず貸切状態だった
明治12年に建てられた養蚕農家だとのことで、東濃檜の本場である加子母ならではの立派な材料が使われている。そんな農家住宅を平成17年に旅館にコンバージョンしたそうで、それから20年ほど経過している。
加子母に旅館があることさえ知らなかった。加子母から下呂は車で20分ほどなので、下呂温泉に宿をとるのが良いのかなと考えていたら、ここ「杣人の里 挽家」と下呂温泉のとある宿を紹介してもらい、ここを選んだ。
南庭の庵
敷地面積4000坪と言われる庭が
緑色になるころ再訪することにした
京都での仕事先に近かったので北野天満宮にお参りした
2月の下旬だったので、このとき梅はまだ蕾だったが、今日ニュースで北野天満宮の梅満開とのことを知った
蕾だったが、僅かに香りがした
結構参拝客がいた
北野天満宮で買い求めた梅干しが、塩の具合と酸っぱさのバランスが良く美味しかった
外宮(豊受大神宮)
内宮(皇大神宮)
五十鈴川は、浚渫工事中だった
1年ぶりの伊勢神宮
2025年、方向性の定まらない日本の社会・経済
こういう時は、神様に挨拶参り
願い事をするためでなく、呼ばれるかのように
今回は、おはらい横丁を省略して、丁度昼に京都に電車で移動
******************
そういえば、地元の人に伊勢うどんの美味しい店を教えてもらったが、前日が休日でも営業したということで休みだった。残念 また今度。備忘録としてリンクを貼っておく。
「伊勢うどんのまめや」
https://tabelog.com/mie/A2403/A240301/24000012
紹介してくれた人は、牛肉の載った伊勢うどんがお薦めと言っていた
HOTEL VISON
地元の人に聞いたところ、子育て世代が家族連れで行くには、飲食代も含めて少し高額で、開業から2回行ったことがあるだけと言っていた。それと駐車料金を取られることに抵抗があると言っていた。田舎だからほとんど駐車料金というものを普段は意識していないそうだ。もっともVISONも内部店舗の購入額に応じて駐車料金は何時間か無料となるそうだ。
利用者から見ると、一般的に高速道を利用する人のサービスエリア的な位置づけという気がしないでもないが、VISON側からだと「VISONは洗練されたお店と三重の自然が集まる「1つの集落」のようで、VISONの由来である「美村=美しい村」を連想させます。」と書いてあるように、結構こだわった商品が並んでいるので、少し料金が高めなのは致し方ないのかも知れない。
「VISONは三重県の自然を味わえるオープンエアな場所と考え、 天候や季節を選んで遊びに行くのがおすすめです。」とあるが、屋外型の食べ歩き商業施設なので、確かに天候や季節を選択していくことが望ましいと思う。あまりに冷たい風のある日に行ったので充分に施設内を見て回れなかった。
「マルシェには地元でとれた新鮮な魚やお肉、野菜や果物にあふれ、本草湯に入れば三重の大地が育ててくれた薬草の香りに癒やされる。そんな自然とのつながりを感じられるのがVISONなのです。」とあるが、さほどオリジナリティーを感じなかった。
総合的な印象として「見てくれ第一」。
翌朝、伊勢市に向かう途中にある地元の人に人気があるという産直市場に寄った。「ふるさと味工房アグリ」というところ。備忘録としててリンクを貼っておく
https://aguri-tamaki.jp/tamakipork/
ここは、地元の畜産農家の人たちが中心になって作った産直市場で、とりわけ玉城豚のハム、ソーセージ、ウインナーが美味しいというので購入したが、家に帰り食したが。にくにくしいとうか、雑味がなく、とても美味しかった。野菜類も新鮮で惚れ惚れしたし、弁当や総菜類はお昼ごろには売り切りれてしまうらしい。店内は人で一杯だった。
日本の農家は、まだまだ頑張っているんだな。消費者として応援したい。
和ヴィソンの中心は広場のようになっている
福和蔵
冷たい甘酒
おでん
夕食をとったのは、農園イタリアンのNOUNIYELL(ノウニェール)
農園エリアはホテルから遠いエリアなのでベネッセのようにマイクロバスで送り迎えしてくれた。
夕食は、和食や洋食 いろいろなVISON内の店から選択できる。この店を選んだのだが大正解。実に野菜が新鮮で、料理法が斬新で、なおかつ美味しかった。
例えば、この「かまないマルゲリータ」
トマトのスープにモッアレアチーズが浮かんでいる。皿の周りに小麦の粉
スープ自体も美味しいが、小麦粉を混ぜると更にうまい
伊勢海老とルッコラのトマトパスタも美味しかった
この日の客は、私たちの他にもう一組だけで少し寂しかったが、ここのクォリティーが知られていないんだなと思った。勿体ないことだ。
本草湯の休憩室
林立する竹のモニュメントが印象的
廊下の先は、笠庵 賛否両論
HOTEL VISONと本草湯は、屋根だけの廊下でつながっているが
ホテル室内着のまま本草湯に来たので とても寒かった
そのことを知っている人は、コートをまとっていた
それと浴室内の照明が、とても暗くて難儀した
ホテルと本草湯をつなぐ外廊下
HOTEL VISONは10階がレセプション。すなわちフロント
9階から2階が客室なので、廊下を移動しエレベーターホールに向かう
4階から2階の客室は5階でエレベターを乗り継がなければならない
5階エレベーターホールに飾られた御雛様
エレベーターホールから両サイドに客室が配置されており、
その客室前の廊下
コンクリート打ち放しと砂利と木の開口枠。見た目は美しいが
客室を出てエレベーターホールへ行くまでの、この廊下は空調がないのでヒートショックを起こすかと思うほど寒かった。
橋を渡って右側に猿田彦珈琲。中央がスイーツ。左側にマルシェ
翌日の朝、HOTEL VISONから撮影
日本最大級の産直市場と言われている「マルシェ ヴィソン」
木造集成材の架構です
海女小屋 なかがわ
この日、天気は晴れていたが風がとても冷たく、時折雪が吹っ掛けてくる一日で、視察も早々に切り上げてホテルに戻りました。屋外の商業施設だから、客入りも天候に左右されやすいだろうなと見ていました。
名古屋での打ち合わせを午前中で済まし、クライアントと三重県多気町の商業施設「VISON」の視察に行ってきた。
2021年7月にオープンした民間初認可のスマートIC直結施設でもあり、敷地面積119ha(東京ドーム24個分 )の広大な商業施設。
主要な商業施設は、個あるいはグループの木造建築。それらがテーマ別に分散的に配置されている。
HOTEL VISONから外部エスカレーターを乗り継ぎ下りていく途中での写真
集まりがあって目白の椿山荘へ
天気も良く、いつもながら 庭園を歩くのは気持ちがよい
木春堂で会食
年の瀬に横浜市役所に行ってきた。
明日は御用納め。役所は空いていた。
なんとも目立たない建物
遅い昼食を取りたいと思ったが
3時を回っていたので飲食店の多くは休憩時間。
丸善の早矢仕ライスを食べた
最近はハヤシライスを提供する飲食店が減った
この店のレモンスカッシュは、
レモンを凍らせたものが入っているので水っぽくならない。
ちょつとした工夫が光る
往復の湘南新宿ラインでは爆睡
今回、京都モダン建築祭の企画で、学生時代から見てみたいと思っていたウエスティン都ホテル京都・佳水園を見る事が出来た。
ガイドをしてくれた施設課の人の村野藤吾愛には感銘した。例え一部分しか残せなくても、何とか村野建築を継承しょうと外資(マリオット)とも闘っているのだろうという事が推察できた。
確かにウェスティン都ホテル京都の原設計者は、村野藤吾である。しかしその後の改修、とりわけ2018年以降の大規模改修工事には、幾多の建築家・設計者・デザイナーが関わっている。佳水園の改修設計は、中村拓志&NAP建築設計事務所が手掛けたように。
https://www.nakam.info/jp/works/kasuien
ウェスティン都ホテル京都を観て、正直なところ村野藤吾が降下してこなかった。中村拓志さんの改修設計が拙いと言うわけではない。細部にわたりに目が行き届いた素晴らしい仕事をされていると思う。でも村野藤吾建築の持っている「柔らかさ」「芳醇さ」が失われた、村野藤吾のいない村野藤吾建築という感じを受けた。
佳水園に限らず、外形や照明や階段、家具の一部は保存・修景し必死に残そうとしている、でも所詮部分の継承では限界があるのではないか。そんな事をずっと考えていた。
建築ストックに関係するものとして、原設計者が著名な建築家であれ、そうでないであれ、他の建築家・設計者が改修を手掛ける場合。それは「再生」ということではなく「変容」(トランスフォーメーション)となり、別なものとなるのではないかと強く思った。安易に「建築再生」という言葉を使うべきでないのかもしれない。
佳水園室内・リフォーム後
鉄筋で組まれた下地窓
別館・佳水園
村野藤吾さんは屋根にこだわりがあった。
内樋だから、メンテナンス的には支障もあるようだ
まるで折り紙のように薄く連続する屋根
屋根の形がそのまま廊下の天井に。
左側の下がり壁は、スプリンクラー設備の為にあとから天井をこしらえた。
何故これほど屋根を薄く見せたいと思ったのだろうか
8053号室。この部屋は村野藤吾スペシャルとして、ほぼ改修しないで残した宿泊室と聞いた。希望があれば宿泊可能との事。
他の改修後の宿泊室は「日本を代表する建築家・村野藤吾氏の優美さや曲線美をインテリア等で表現し、エレガントモダンな空間を演出」とHPに記載されているが、写真を見る限りでは、似て非なるもの。
宴会場のひとつ、葵殿
収容人員270名
窓の外は東山の風景
葵の模様カーペット
回遊式庭園