


HOTEL VISON



地元の人に聞いたところ、子育て世代が家族連れで行くには、飲食代も含めて少し高額で、開業から2回行ったことがあるだけと言っていた。それと駐車料金を取られることに抵抗があると言っていた。田舎だからほとんど駐車料金というものを普段は意識していないそうだ。もっともVISONも内部店舗の購入額に応じて駐車料金は何時間か無料となるそうだ。
利用者から見ると、一般的に高速道を利用する人のサービスエリア的な位置づけという気がしないでもないが、VISON側からだと「VISONは洗練されたお店と三重の自然が集まる「1つの集落」のようで、VISONの由来である「美村=美しい村」を連想させます。」と書いてあるように、結構こだわった商品が並んでいるので、少し料金が高めなのは致し方ないのかも知れない。
「VISONは三重県の自然を味わえるオープンエアな場所と考え、 天候や季節を選んで遊びに行くのがおすすめです。」とあるが、屋外型の食べ歩き商業施設なので、確かに天候や季節を選択していくことが望ましいと思う。あまりに冷たい風のある日に行ったので充分に施設内を見て回れなかった。
「マルシェには地元でとれた新鮮な魚やお肉、野菜や果物にあふれ、本草湯に入れば三重の大地が育ててくれた薬草の香りに癒やされる。そんな自然とのつながりを感じられるのがVISONなのです。」とあるが、さほどオリジナリティーを感じなかった。
総合的な印象として「見てくれ第一」。
翌朝、伊勢市に向かう途中にある地元の人に人気があるという産直市場に寄った。「ふるさと味工房アグリ」というところ。備忘録としててリンクを貼っておく
https://aguri-tamaki.jp/tamakipork/
ここは、地元の畜産農家の人たちが中心になって作った産直市場で、とりわけ玉城豚のハム、ソーセージ、ウインナーが美味しいというので購入したが、実に美味しかった。野菜類も新鮮で惚れ惚れしたし、弁当や総菜類はお昼ごろには売り切りれてしまうらしい。店内は人で一杯だった。
日本の農家は、まだまだ頑張っているんだな。消費者として応援したい。