昨年からsawanoのジャズに嵌まっている
大阪新世界の下駄屋の4代目が始めたジャズレーベル
その「hand-made JAZZ 澤野工房」の物語
澤野工房との出会いは、YouTubeで聞いた一曲から
ロベルト・オルサー・トリオのCELESTE(チェレステ)の中の最初の曲
Deliverance
なんて美しく清らかな音なんだろう。こんなジャズがあったのか
それから澤野のJAZZを買い求め聞いている
今や朝のまどろみの中で聞く音楽も仕事のBGMも「澤野」だ。
澤野工房のビジネスモデルには、共感できることが多い
「これからの時代、最大公約数的な商品ってあり得ないと思うんです。みんながみんな同じ方向を向くことは絶対ないのだから、こちらを向いてくれる人だけはきっちり届けなければいけない。うちにしかない商品を提供し続けなければいけない」これは同感。うちにしかできない事、他の設計者が苦手の事を仕事としている。
会社の規模は「2018年現在の澤野工房は僕と嫁さんと長女という最小限の人数」「できるだけ小さくありたい」。これも基本的な構成はうちと同じ。社員雇って大規模にやれば良いではないかと言われる。結構スケジュールが合わなくて仕事を断ることが多いからだと思うけど、スタッフを多くすると給料を稼ぐために働くようになり、自分達の好きなことが出来なくなる。小さい方がフットワークが軽いし時々チャレンジができる。部署が分かれていないので意思疎通が楽。こうしたところもかなり同じで共感できる。
そんな澤野工房物語を手引きにして、今日も新しいミュージシャンのCDを注文する。