草加松原

始めて埼玉県草加市に行った。

草加松原遊歩道は、埼玉県草加市の綾瀬川に沿った旧日光街道の松並木

「日本の道100選」「利根川百景」「おくのほそ道の風景地」
松尾芭蕉が旅した時代の松並木が残っているそうです

最寄りの駅は、東武スカイツリーライン・獨協大学前(草加松原)

「盆美」さいたま市大宮盆栽美術館

駐車場から竹林の雰囲気のある路を通って正面玄関に向かう

外壁の左官壁と目地

配置図、右が駐車場で配置上の建物のサイドを通って玄関にアプローチ

中庭には、立派な盆栽が一杯。

館内には真行草の床の間がしつらえてあって、それぞれの床の間に盆栽が飾られている。盆栽にはひとつひとつ風景があり、異なる世界があって面白い。盆栽をめでながらお茶するようなところがあれば一日中いれそう。

さいたま市で「和」の空間に包まれたかったら「盆美」

埼玉会館

珍しく電車で埼玉県庁に行ったので帰路、埼玉会館に寄り道

綺麗なプロポーションに惚れ惚れ

打ち込みタイルとコンクリート打ち放しの対比が絶妙

1966年、前川国男氏設計

築56年かぁ~

凄いよなあ。存在感が半端でない

前川建築の定番・エスプラナードから会議室棟

エスプラナードから大ホール

「エスプラナード」は「散策路」という概念に「囲まれながらも周囲の道とつながり開いた屋上広場・中庭」という概念が加味された、都市の中での建築が果たし得る役割。公共広場のあり方を示している。JR浦和西口から埼玉県庁に至る道筋。市街地の中の公共施設としては魅力的な建築

前川建築といえば外観を彩る打ち込みタイル。コンクリート一体化した大判のタイル。

近くでみると決して均一ではなく、目地が通っているわけでもなく、一枚一枚焼きムラがあるし、結構凸凹。でも魅力的な風合いを醸し出している。

埼玉県庁 本庁舎

埼玉県庁 第一庁舎・写真は東玄関側(浦和駅側)

昭和26年から昭和30年に建設された本庁舎

RC地上5F、地下1F、延べ床面積22,836㎡

平成8、9年に耐震診断が行われ構造耐震指標Is値が0.16~0.54だったと報告書にある

平成21年から平成23年にかけて行われた耐震補強工事の結果Is値は0.75~0.89に

アウトフレーム型耐震補強

西玄関側

北浦和公園 -1

JR北浦和駅から歩いてすぐに北浦和公園はあります。埼玉県立近代美術館もこの公園の中です。

駅近なのは良いのですが、駐車場が無いのがちょっと不便です。

旧制浦和高校の跡地で、その後埼玉大学となり、昭和46年に埼玉大学が移転した後、昭和48年から整備を始め昭和49年(1974年)に開設されたそうです。さすがに46年経過すると樹々の緑が多い公園になるんだなぁ~と感心しました。

噴水の中に、サックスのオブジェ

フェルナンド・ボテロ「横たわる人物」

北浦和は、ちょっと知的な感じを醸し出している街で、埼玉では好きになりそうな街です。

埼玉県立近代美術館 -3

埼玉県立近代美術館は「椅子の美術館」としても有名で、自由に座れるグッドデザインの椅子も数多く紹介されています。現在は新型コロナウイルス感染防止対策として、座ることができませんが、そのかわり企画展は無料でした。

写真は、マルセル・ブロイヤーの「ワシリー・チェアー」。100年前のデザインとは思えませんね。椅子に使われている皮は随分と擦り減り、傷だらけでしたが、まあ老人の皺のようなものだと思えば良いのかと。

色々な椅子が展示されいて楽しめます。

埼玉県立近代美術館は、JR北浦和駅から徒歩数分で、とてもアクセスが良い美術館です。北浦和は、小さな個性的な店が点在しているので、散歩していて発見があり、とても楽しいです。

そのひとつが珈琲専門店の「越」です。自家焙煎の珈琲が多種楽しめます。中山道(国道17号線)沿いにあります。こじんまりとした店ですが内装はクラッシックで重厚さがあります。

黒い食パンのサンドイッチ。物珍しさで持ち帰りを買って食べてみましたが、意外と美味しかつた。

埼玉県立近代美術館 -1

雨が上がった土曜日、北浦和の埼玉県立近代美術館に行ってみた。かの黒川紀章さんの設計。1982年(昭和57年)開館だから、もう40年近くなるんだなぁ~と感慨深かった。

コンクリートのフレームとフレームの間から入ってみたくなる。

手を消毒し、入館証に記入し、検温され、当然ながらマスクをしていないと入ることはできない。

2階の企画展示室からみたアプローチ部分

内側からみたフレームの隙間

さいたま新都心 -3

ラフレさいたまの外壁の一部。木目浮造りコンクリート打ち放しのテクスチュアがきれい。近くによって見てみたら、どうやらプレキャストコンクリート(PC)のようだ。

昔、流行ったんだよね このテクスチュア。手間もかかったし工事費も高かった。しかし断然存在感があった。ひとつひとつは 多少ゴツゴツして目違いがあったりして全ての木目が一様ではなかった。そりゃそうだ一枚一枚自然木を型枠に使っていたのだから。

ラフレさいたまの、この表現は工業製品なんだな。遠目では「まさか窯業系サイディング?」にしか見えなかった。

論語の「同」とは皆が同じ事をすること(小人)。「和」とは一人一人が違うことをしながら調和をすること(君子)という言葉を思い出した。今は多くが「同」で「和」とは異なる。

さいたま新都心 -2

さいたま新都心・けやき広場

欅が結構な高木に育っていて、セミの鳴き声が響き渡る。並木道の向こうは、さいたまスーパーアリーナ

だいぶ以前にラルクのコンサートでスーパーアリーナに来たことがあったけど、人人人で周辺施設の記憶はほとんど残っていなかった。イベントがない今、周辺の人達には憩いの場になっている。

浦和税務署のあたりから眺めたスーパーアリーナ。塔状の建物がJRさいたま新都心ビル。右の直方体が明治安田生命さいたま新都心ビル。

夜のけやき広場

スーパーアリーナの屋根が青い照明に照らされてロマンチックな情景に変化する

さいたま新都心 -1

年に数えるぐらいしか訪れることが無かった、さいたま新都心。ゆっくりと歩いてみたこともなかったが、歩いてみると色々な発見がある。写真は合同庁舎2号館とホテルブリランテ武蔵野との間の人工的な庭。せせらぎ通りからの写真

蚊に刺されそうなので あまり近くには行かなかったが、結構作りこんでいる。

左が合同庁舎検査棟、右にラフレさいたま。中央の円形古墳状のものは、一応「せせらぎの丘」という名前があるらしい。

さいたま新都市。いま振り返ってみると、大規模な再開発だったと言う事を再確認できる。新都心駅から北与野駅までペデストリアンデッキで繋がれているし、ほとんどの周辺施設にも地上に降りなくても行ける。

業務施設が集積しているので土日は人はまばら。ウォーキングやジョギングをしている人達が目立つ。

川越商工会議所

久しぶりに川越に行ってきた。

平日なのに人が多いなと思っていたら勤労感謝の日で祝日だった。

写真は、今も現役バリバリ御年90歳の川越商工会議所。

昭和3年(1928年)に武州銀行川越支店として前田健二郎氏が設計して建てられた。その後昭和45年(1970年)に川越商工会議所が譲り受け、現在も使用されている。

全体的なデザインは、ルネッサンス・リバイバル様式というもので、当時の金融機関が好んで建てた建築。そこにギリシャ神殿風のドリス式柱、バロック風の玄関上の飾りが施されている。

蔵の街に圧倒的な存在感で 今も街を見守っている。

鉄道博物館

大宮の鉄道博物館に行ってきた。

孫娘の保育園の遠足に またも爺婆が駆り出された

朝10時の開場に長蛇の列。保育園、幼稚園の遠足場所として選択されることが多いようで子どもが多いが、意外と高齢者も来ている。

ロビーのあたり

一号機関車(150形式蒸気機関車)

車両ステーション

圧巻の実物車両36両展示

懐かしい電車も数多く、高齢者にも人気のある博物館だと頷ける

200系電車(たぶん)の連結部

C51型蒸気機関車

爺と婆は、始めて鉄道博物館に来たので結構楽しめた。しかし2時間あまりぞろぞろと歩いていただけなのに結構疲れた。保育に関わる人は体力がある。感心した。

最近は、建物以外のものを多く見ているが、他の科学技術も結構楽しい。

武蔵一宮 氷川神社

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大宮駅から商店街を抜けて歩いていくと表参道がみえる。

三の鳥居

東武野田線の北大宮駅で下車すると

裏参道経由になるが社殿には近い。

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楼門と舞殿

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舞殿

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拝殿

御祭神は、須佐之男命、稲田姫命、大己貴命の三神

社殿は銅板葺き、流造り

七五三の家族連れが多く来ていた。

宮沢湖

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ムーミンのテーマパーク「メッツサ」が計画されている飯能市の宮沢湖に寄ってみました。

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宮沢湖の手前でバリケードにより閉鎖されていました。

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少し湖面が見えます。この湖面の周囲に「ムーミンの世界」が展開されるそうです。OPENは2017年と公表されていますが、まだ造成工事も始まっていないようですから年末頃でしょうか。

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人家や周辺道路から離れていて静かな森です。

メッツサが完成したら また来てみましょう。

あけぼの子どもの森公園 -1

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飯能市にある、ムーミンの童話の世界をモチーフにした公園「あけぼの子どもの森公園」です。

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体育館や競技場のある平坦な場所から、ゆるやかな坂を上がっていくと「ムーミンの世界」の建物が見えてきます。

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坂をあがると右手にあるのが うろこ模様の屋根に覆われたこども劇場(多目的ホール)

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きのこの形をしたムーミン屋敷

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ムーミン屋敷に近づいて見ました。

小さい子供連れの家族が、あちこちに見られます。

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ヒアシンスハウス・2016 -1

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夏も終わり近く 涼しげな風と優しくなった光に包まれた別所沼

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前回から2年半経過しているが、また訪れてみた。写真のような木彫りの看板ができていて、名称も「ヒアシンスハウス・風信子荘」になっていた。

詩人であり建築家であった立原道造のスケッチを基に、立原道造の夢を継承するするために建てられた。

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夏の別荘らしく窓が全て開かれて、冬とはまた別な表情を見せていた。

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