相変わらず宿泊施設(ホテル)関係の仕事と縁が切れないでいる。
最近増えてきたのが「バケーションレンタルスタイル」という宿泊施設の形式。
もともとハワイのようなリゾート地で家具・家電付きのコンドミニアムに長期滞在するスタイル。日本でもかって多くのリゾート開発で採用されたが、日本人が国内で長期滞在する慣習・余裕が無い為か定着しなかった。
このところ外国人旅行客の増加に伴って、この長期滞在型のホテルスタイルが増えてきたように思う。特徴は下記のようなものである。
1. 1日1組限定の一棟貸切や自由度の高い貸別荘スタイルなど、プライベートな時間をゆっくりと楽しむことができる。
2. 通常では利用できない豪華な別荘やプール付ヴィラ、一軒家、歴史的建物、古民家に宿泊することができる。
3. キッチンや洗濯機が付いている等、長期滞在もできる。
4. 古民家や町家など、日本住宅の伝統建築を体験できる。
5. 自分スタイルの過ごし方を自分たちでプロデュースできる。
6. 企業のオフサイトミーティングやイベント、グループ旅行としても活用できることもあり、多様な時間を過ごせる。
7. 地域密着型の文化を体験することができ、暮らすような時間軸で楽しむことができる
京都「かやぶき一棟貸しの宿・美山Futon & Breakfast」
とか
白馬の「旅籠〇八」とか
各地で増えてきている。