桜設計集団と鯰組の設計施工標準化プロジェクトによる木造住宅の構造見学会に行ってきた。
奈良県吉野で天然乾燥した杉の柱・梁とパネル床(国産杉直交三層・Jパネル)の現し
この床のJパネルは、準耐火構造の床に現しで使えるということで以前カタログと見本を(協)レングスさんからいただいていた。
吉野杉もJパネルも実際施工された現場を見ると きれいだなぁ 良いなあと思った。
聞くところによると準防火地域だそうだが、外壁は落とし込み板壁で(杉板30厚+24厚)ガリバリウム鋼板壁で、ガルバリウム下地に石膏ボードを用いない防火構造となっているとのこと。
軒裏は、垂木・面戸板・野地板12厚現しで準耐火構造軒裏になっているそうだ。
所用の途中に しかも路駐して見学をさせてもらったので、ほんのわずかな時間しか滞在できなかった。
後で知ったが鯰組の岸本さんは、私が学生時代から幾度か叱咤激励をいただいていた真木建設の故田中文雄さんの御弟子さんらしい。挨拶してくればよかった。