お寺の15㎡程の御堂の調査をした。
境内の別棟なのだが、検査済証がなかったので調査をすることになった。
御堂のコンクリート基礎の、わずかな立ち上がりからコンクリートコアを採取し圧縮強度試験にかける。問題は濡れ縁下に潜り この狭い個所からコアを採取できるかどうか。
縦に白いチョークで書かれているのは、鉄筋探査機で鉄筋が確認できたところで「100」という数字は鉄筋のかぶり厚を示している。コア抜き機械を取り付ける為にアンカーを打ち当て板を取り付けているところ。上端筋が配筋されていることが予想されるが狭い為に鉄筋探査機で探査出来なかった。
コンクリートコアを採取しているところ
タイル面を汚したくなかったので養生シートでプールをつくりバキュームしながらコア採取を続ける。
コア採取完了
採取した試験体
最後は無収縮モルタルで穴埋め
この日は、4本採取して3本を圧縮試験に回すことになった