JR大塚駅北口駅前が整備されて綺麗になっていた。
線路敷の擁壁があらわになつたが、何だか規則正しい模様
と思ったら
擁壁のバックアンカーだった
以前は、横を通ると強いにおいの公衆便所があった。
その横でときおりお婆ちゃんが野菜等を売っていた
産地直送と謳う果物屋や焼き芋屋や弾き語りの若い人達
近くに全労連会館があるせいか労働組合の演説やビラ配りも多かった
JRは民間企業で、駅敷地は私有地内だからとそれらは排除されていく
清潔かもしれないが、さして魅力がない駅前になった
私は大塚が好きだ
かつて三業地(料理屋・待合茶屋・置屋(芸者屋))として盛え、
青春時代を過ごした新宿と同じようなにおいがするからかもしれない。
聞くところによると今でも三業地組合はあり、芸者さんを呼べる店はあるとの事。
今でも頑張っている個性的な飲食店は多い。
全国各地の日本酒を取りそろえた串駒、お握りのぼんご、おじさんとおばさん二人で切り盛りしている焼鳥の鳥政等々、百名店も多い。
東京はアルコールの提供をしないことになつて飲食店も経営大変だろうなと思う。
綺麗に整備しても街の魅力は失わないようにしてもらいたいものだ。