英紙が「大阪万博も『FYRE』みたいになるのでは」と報道したのでNetflix でドキュメンタリー『FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー』観た。
多数のインフルエンサーやセレブリティにInstagramでイベントの告知を行わせるステルスマーケティングを用いたプロモーションキャンペーンを展開する。
バハマの孤島でセレブたちとゴージャスな音楽フェスを楽しみましょうという企画で投資を募り、前売り券を売り捌いたのだけれど、宿泊施設もトイレも食べるものも、そもそもミュージシャンとの契約も準備不足で当日中止になったという1917年の話。
このマーケッティングの手法は、SNS時代の危うさを感じる。
FYREは7日間の音楽フェスで売ったチケットは5000枚。大阪万博は半年間で入場者は2820万人を想定している。
FYREは資金繰りと無計画性が要因で失敗するけれど、万博は国がバックだから金は使い放題。それでも「こけそう」と伝わってくる。
事業費が膨らみ多額の税金を投入する大阪万博。突き進む主催者。果たしてその成否は?