テラダモケイ 1/100×100

銀座松屋7階で開催されていた「テラダモケイ 1/100×100」を「パンどろぼう展」の待ち時間に見てきた。

「テラダモケイは模型を通じて、モノに縮尺を与え、ディテールを与えることによって生まれる造形の可能性を探っていくことを目的に設立されました。なぜなら、模型には本物を模型に置き換えることで、本物のエッセンスや夢がギュッとつまっていて本物よりもステキなものになる可能性があると思うからです。また、模型は組み立てるプロセスを楽しむことも重要だと思います。テラダモケイは模型を組み立てることの楽しさや、それを想像することの楽しさも伝えていきたいと考えています。」とサイトに書いてあった。

自分は、学生時代から模型製作は あまり得意ではなかった。だから模型の得意な人。上手な人は尊敬するし、憧れる。

模型を見ていると、色々な事を思い出す。

学生時代の課題で作った吉村順三さんの軽井沢の別荘1/50のバルサ模型には苦労した。確か60点ぐらいしか貰えなかったように記憶している。アルバイト先の建物の模型製作では不評だったこと。自分で作ったものは、あまり良い出来のものはなかったかな。

学生時代に模型のアルバイトで某アトリエ事務所に入り、卒業後そのまま正所員になった奴がいた。薄給で仕事が忙しすぎて自宅アパートに帰れないから事務所に寝泊まりし、生涯結婚もせず、たまに逢うと言葉は尖り、眼だけはギラギラしていた。身も心も建築に捧げて若くして死んだ友を思い出す。

テラダモケイさん。同姓だけど親戚でもないし知人でもない。でも尊敬しちゃう。

最近は色々な事象から昔の事を思い出すことが多い、歳をとったのだな。

パンどろぼう展

午前中打合せの後に、久しぶりに銀座に足を延ばし銀座松屋で開催されている「パンどろぼう展」へ行ってきた。

銀座松屋8階のイベントスペース。とても混んでいて整理券を配布して入場まで1時間半待ちだった。

どこが面白くて、何が楽しんだか、自分には、さっぱりわからないが、幼児から年寄りまでファン層は幅広いようだ。

何カ所か写真撮影がOKのところがあつたが、会場が狭いのかグッズ売り場も含めて混雑。夏休みが終われば少し入場者は少なくなるのかも知れない。

同じ松屋8階で開催されていた「WIND BREAKER展」。こちらは若い女性達が長蛇の列。こちらも、なんで人気があるのか さっぱり理解できないが。同時期に人気イベント開催なので混雑・混雑。ぐちゃぐちゃな状態は想像できるかと思う。

多分イベント屋さんが、多数のアルバイトを集め、会場整理・誘導、レジ等に配置しているのだと思うが不慣れなバイトが、さらに混乱を招いているようだった。

デパートにとって、こうしたイベントとのシナジー効果(異なる要素や組織が相互に作用し合うことで、単独での効果や成果を上回る効果が生まれること)はあるだろうが、それは、互いが上手く出来ている場合で、逆に評判を落とす場合もある。

デブはデパ地下が大好きで、あまり行った事かないデパートに行くと必ずと言っていいほど地下におりる。この日もデパ地下を見て歩いて、期間限定の店のプロの販売員さん達の客さばきに惚れ惚れした。8階の混乱、客さばきの素人さと対比して際立っていた。つい買ってしまう。どんな仕事にもプロはいるものだ。

没後40年建築展「建築家 村野藤吾と八ケ岳美術館」

信州から春の便りが届いた

 4月1日から6月2日まで「没後40年建築展・建築家 村野藤吾と八ケ岳美術館」が開催されるとの便り。

詳しくは、下記の信州ミュージアムガイド参照

https://www.nagano-museum.com/news/event_detail.php?id=732

 久しぶりに新緑の原村に行ってみようか。

ねぇ 婆ちゃん

「安藤忠雄展・挑戦」国立新美術館

ちょつくら時間を取って国立新美術館に行ってきました。「安藤忠雄展・挑戦」を見に。

とりわけ 野外展示場に作ってしまったこの実物大の光の教会は見ておきたいと思っていました。

今日は冬空だったせいか、カラーで撮影してもモノクロの世界なんだけど、かえって良い写真が撮れたように思います。

安藤忠雄の生涯を回顧するような作品展になっています。学生時代に安藤忠雄の講演会に行ってから40年近く経ちますが、安藤忠雄は、ずっと挑戦し続けてきたということに感心しました。

パートナーは、安藤忠雄の作品の持つスパンとか比率が私の設計した建物と似ていると言います。今は設計をしていませんが昔は少ししていた事があるので。私はどんなものでも日本的な表現になってしまうのですが、安藤作品も要素をそぎ落としていくところとかが近似しているとか。コンクリート打放しの建物は1件しかやっていないのですが知らず知らずのうちに安藤忠雄に影響をうけていたのかなぁ~。学生時代は磯崎新一辺倒だったのに。

久しぶりに設計してみても良いかなぁと思うことがあります。

冥土への土産に。

あっ冥土には行けないかもしれないけど・・・

ALBERTO GIACOMETI 展

彫刻好きのパートナーに誘われて国立新美術館で開催されているジャコメツティ展に行ってきました。日曜日でしたが雨のせいか空いていました。ジャコメッテイ没後半世紀を経た大回顧展です。

写真撮影ができる幾つかの野外彫刻

虚飾を排したスレンダーな人物像

絵画やデッサンも多く展示されていましたが、さすがに上手でした。ジャコメッテイの作品というと人物像が有名ですが、数少ない動物像である「犬」が展示されていました。何だかやせ細った野犬のようでしたが、見れて良かったです。

ジャコメッテイ展

土のソムリエ・挟土秀平展 in 光ミュージアム

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岐阜県飛騨合同庁舎を訪れた後、

光ミュージアムで開催されていた「土のソムリエ・挟土秀平展」を見に行った。

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この「光ミュージアム」びっくりぽんの建物なのだが、

それはまた別に紹介しょうと思う。

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ポスターにも使われている、展示室へのトンネル状のアプローチ

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展示会では

美しく詩的な世界が広がっていた。