マラヤ・コンサートホール

 サウジアラビアの「マラヤ・コンサートホール」砂漠地帯に建設された全面鏡張りの建物。マラヤ(Maraya)は、アラビア語で反射、反映、または鏡を意味するという。

 9,740平方メートルの大きさを持つこの建物は、アラビア半島とレバント地方を結ぶ貿易のルーツとして知られる歴史的な街マダイン・サーレハの近くの砂漠地帯に建設されたとのこと。まるで蜃気楼をみているようだ。一度は訪れてみたい。

 鏡張りのではないが、ロンドン市中心部に建設中の「20フェンチャーチ・ストリート」ビルディング。凹面状の形状の為に、壁面ガラスの反射熱で目玉焼きが焼けると言われていたが、その後どうしただろうか。市街地の建物では熱線反射ガラスはあまり使ってもらいたくはない。