さいたま県庁に程近い別所沼公園の一角にある
ヒアシンスハウスを訪れた
この ちいさな建物は
戦前の詩人・建築家である立原道造が残した
1937年(昭和12年)のスケッチを基に
2004年11月この別所沼公園に実現したもの
以来 ヒヤシンスハウスの会によって管理されてきた。
訪れるのは二年ぶり、何故かいつも冬
詩人・建築家 立原道造は、
私の原点のような人である
中学生時代 立原道造の一篇の詩によつて
建築への憧れが生まれた
それ以来 今の歳にいたるまで建築か文学か
ふらふらしながら 歩いてきた
立原道造の世界に 戻ることは
ピュアだつた自分の時間に立ち戻ること
それが 恥ずかしくもあるのだが
それでも思い出しては
ここを訪れる