伊勢神宮 2025

外宮(豊受大神宮)

内宮(皇大神宮)

五十鈴川は、浚渫工事中だった

1年ぶりの伊勢神宮

2025年、方向性の定まらない日本の社会・経済

こういう時は、神様に挨拶参り

願い事をするためでなく、呼ばれるかのように

今回は、おはらい横丁を省略して、丁度昼に京都に電車で移動

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 そういえば、地元の人に伊勢うどんの美味しい店を教えてもらったが、前日が休日でも営業したということで休みだった。残念 また今度。備忘録としてリンクを貼っておく。

「伊勢うどんのまめや」

https://tabelog.com/mie/A2403/A240301/24000012

紹介してくれた人は、牛肉の載った伊勢うどんがお薦めと言っていた

VISON -7,

HOTEL VISON

 地元の人に聞いたところ、子育て世代が家族連れで行くには、飲食代も含めて少し高額で、開業から2回行ったことがあるだけと言っていた。それと駐車料金を取られることに抵抗があると言っていた。田舎だからほとんど駐車料金というものを普段は意識していないそうだ。もっともVISONも内部店舗の購入額に応じて駐車料金は何時間か無料となるそうだ。

 利用者から見ると、一般的に高速道を利用する人のサービスエリア的な位置づけという気がしないでもないが、VISON側からだと「VISONは洗練されたお店と三重の自然が集まる「1つの集落」のようで、VISONの由来である「美村=美しい村」を連想させます。」と書いてあるように、結構こだわった商品が並んでいるので、少し料金が高めなのは致し方ないのかも知れない。

「VISONは三重県の自然を味わえるオープンエアな場所と考え、 天候や季節を選んで遊びに行くのがおすすめです。」とあるが、屋外型の食べ歩き商業施設なので、確かに天候や季節を選択していくことが望ましいと思う。あまりに冷たい風のある日に行ったので充分に施設内を見て回れなかった。

「マルシェには地元でとれた新鮮な魚やお肉、野菜や果物にあふれ、本草湯に入れば三重の大地が育ててくれた薬草の香りに癒やされる。そんな自然とのつながりを感じられるのがVISONなのです。」とあるが、さほどオリジナリティーを感じなかった。

 総合的な印象として「見てくれ第一」。

 翌朝、伊勢市に向かう途中にある地元の人に人気があるという産直市場に寄った。「ふるさと味工房アグリ」というところ。備忘録としててリンクを貼っておく

 https://aguri-tamaki.jp/tamakipork/

ここは、地元の畜産農家の人たちが中心になって作った産直市場で、とりわけ玉城豚のハム、ソーセージ、ウインナーが美味しいというので購入したが、家に帰り食したが。にくにくしいとうか、雑味がなく、とても美味しかった。野菜類も新鮮で惚れ惚れしたし、弁当や総菜類はお昼ごろには売り切りれてしまうらしい。店内は人で一杯だった。

 日本の農家は、まだまだ頑張っているんだな。消費者として応援したい。

VISON -5, NOUNIYELL(ノウニェール)

夕食をとったのは、農園イタリアンのNOUNIYELL(ノウニェール)

農園エリアはホテルから遠いエリアなのでベネッセのようにマイクロバスで送り迎えしてくれた。

夕食は、和食や洋食 いろいろなVISON内の店から選択できる。この店を選んだのだが大正解。実に野菜が新鮮で、料理法が斬新で、なおかつ美味しかった。

例えば、この「かまないマルゲリータ」

トマトのスープにモッアレアチーズが浮かんでいる。皿の周りに小麦の粉

スープ自体も美味しいが、小麦粉を混ぜると更にうまい

伊勢海老とルッコラのトマトパスタも美味しかった

この日の客は、私たちの他にもう一組だけで少し寂しかったが、ここのクォリティーが知られていないんだなと思った。勿体ないことだ。

VISON -4 , 本草湯

本草湯の休憩室

林立する竹のモニュメントが印象的

廊下の先は、笠庵 賛否両論

HOTEL VISONと本草湯は、屋根だけの廊下でつながっているが

ホテル室内着のまま本草湯に来たので とても寒かった

そのことを知っている人は、コートをまとっていた

それと浴室内の照明が、とても暗くて難儀した

ホテルと本草湯をつなぐ外廊下

VISON -3, HOTEL VISON

HOTEL VISONは10階がレセプション。すなわちフロント

9階から2階が客室なので、廊下を移動しエレベーターホールに向かう

 4階から2階の客室は5階でエレベターを乗り継がなければならない

5階エレベーターホールに飾られた御雛様

エレベーターホールから両サイドに客室が配置されており、

その客室前の廊下

コンクリート打ち放しと砂利と木の開口枠。見た目は美しいが

客室を出てエレベーターホールへ行くまでの、この廊下は空調がないのでヒートショックを起こすかと思うほど寒かった。

VISON -2 ,マルシェ ヴイソン

橋を渡って右側に猿田彦珈琲。中央がスイーツ。左側にマルシェ

翌日の朝、HOTEL VISONから撮影

日本最大級の産直市場と言われている「マルシェ ヴィソン」

木造集成材の架構です

海女小屋 なかがわ

 この日、天気は晴れていたが風がとても冷たく、時折雪が吹っ掛けてくる一日で、視察も早々に切り上げてホテルに戻りました。屋外の商業施設だから、客入りも天候に左右されやすいだろうなと見ていました。

VISON -1

名古屋での打ち合わせを午前中で済まし、クライアントと三重県多気町の商業施設「VISON」の視察に行ってきた。

2021年7月にオープンした民間初認可のスマートIC直結施設でもあり、敷地面積119ha(東京ドーム24個分 )の広大な商業施設。

主要な商業施設は、個あるいはグループの木造建築。それらがテーマ別に分散的に配置されている。

HOTEL VISONから外部エスカレーターを乗り継ぎ下りていく途中での写真

伊勢神宮 おはらい町・おかげ横丁

おはらい町・おかげ横丁を歩く

平日の夕方近くだというのに参拝帰りの人達で溢れていた

おかげ横丁の人気店・ふくすけで伊勢うどんを食べる

この日、天気は良かったが風が冷たく、

外宮・内宮と歩き、身体が冷え切っていた。

そんな時に食べた伊勢うどんは、最高に美味しかった。

現在の伊勢うどんが誕生したのは江戸時代末期で、お伊勢参りの参拝客にも伊勢うどんが好評だったという記録が残る。旅の疲れを癒す暖かくて胃に優しいうどん。
かつて日本の三大遊郭といわれた古市(外宮と内宮の間に位置した)にあった「豆腐六(どぶろく)」といううどん屋が特に有名で、中里介山が書いた長編小説「大菩薩峠」の中にもこの店が登場している。そこには「豆腐六のうどんは、雪のように白くて玉のように太い、それに墨のように黒い醤油を十滴ほどかけて食う。『このうどんを生きてるうちに食わなけらば、死んで閻魔に叱られる』と土地の人に言い囃されている名物」とある。「ふくすけ」は、そんな「豆腐六」のイメージを再現した店舗だとか。

伊勢醤油本舗でおかげ横丁の新名物と言われている

「伊勢焼きうどん」をお土産に買う

自宅に帰ってから作ってみたが、3分ほど茹で、フライパンにタレを入れ温め茹であがった麺をからめて出来上がり。仕上げに刻んだ葱や紅ショウガを載せてもよし。シンプルなんだけど、これが美味しい。「伊勢うどん」に加えて「伊勢焼きうどん」もファンになった。

赤福本店

今回は赤福は食べなかったし、お土産にもしなかった。

東京でも買えるし。

代わりに買ったのが「太閤出世餅」

中世の時代、百数十年途絶えていた伊勢神宮の式年遷宮の復興をなした太閤秀吉が好んだという伊勢の焼餅を「太閤餅・出世餅」と呼ぶようになったとか。保存料が入っていないとかで、甘みも抑えられていて美味しい餅だった。

また来ます。

赤福本店

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お土産の餡子餅で有名な「赤福」の本店

五寸勾配の瓦屋根、杉の鎧下見板張りの外壁、開口部の面格子

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左側に赤福本店五十鈴茶屋(1985年増築)

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赤福本店の裏側を流れる五十鈴川

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五十鈴川にかかる橋からの赤福本店

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本店向かい側の茶屋で「赤福ぜんざい」をいただく。

伊勢神宮・外宮(豊受大神宮)

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外宮・新

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外宮・旧

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外宮は天照大御神の食物をつかさどる神・豊受大神として

豊宇気昆売神(とようけびめのかみ)を祀っている

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第21代・雄略天皇の夢枕に天照大御神が現れ

「私はひとりなので、毎日の食事に不自由している。すぐに丹波(京都)にいる御饌の神・豊受大神を自分のそばにつかわすように」に託宣した。

雄略天皇は、この託宣を聞いてあわてて伊勢の山田原に社(かしら)を建て

丹波の真名井というところから豊受大神を勧請遷座した。

これが外宮の始まりとされている。

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第21代・雄略天皇は、

曽祖父である第15代・応神天皇に始まるといわれている河内王朝の血脈であるが

史上、最も残虐な天皇として知られている。

平群(へぐり)、大伴(おおとも)、物部(もののべ)の

軍事力をバックに武力と政略結婚によって各地の豪族を従え

専制王権を確立した。

海の博物館  -8

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展示B棟を出て展示A棟をみる

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左側はカフェテラス

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展示B棟の出口

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竣工時の写真を見ると ここには水が張られていた

水がなくても枯山水的で良いかも

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池のアートは小清水漸の作品

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カフェテラス内部

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午後4時閉店ぎりぎりに入ったが、こころよく注文を受けてくれた

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温かい伊勢うどんを食べた。

生まれて初めて食べたが、柔らかい食感がたまらない

伊勢うどんのファンになってしまつた。

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博物館の受付の方にタクシーを呼んでもらい

ミュージアムショップをながめてから、外で鳥羽からのタクシーを待っていたら

受付の方が、4時半閉店が近づいていたのに心配して外まで見に来てくれた。

交通の便が悪いが、

展示内容は豊かだし博物館の人達は親切だったし

満ち足りた気持ちになつた。

END

海の博物館 -1

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名古屋から足をのばし鳥羽の「海の博物館」に行った。 名古屋から二時間あまり、鳥羽駅からはバスの便が悪くタクシーを使わざるを得ず予期せぬ出費。

着いたのは午後3時を回っていて、閉館の4時30分まで 駆け足気味で見てまわった。

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「海の博物館」が竣工したのが1992年だから、20年経って ようやく逢いに来れたという想いがした。

名古屋とか三重県には、これまでも何度か訪れている。

それでも中々、訪れる機会がなかった。 一度は見ておきたいと思っていた建物のひとつなので逢えてよかった。

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右側のカフェテリアは、2003年に増築された。

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志摩半島の風雨に耐え20年。 「海の博物館」は、ひとつも陳腐化しないで そこにあつた。

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野面石の外溝が とても似合っている。