地方巡業の旅 -33

仕事の後、久しぶりに日帰り入浴に行ってきた

茨城県竜ケ崎市、天然温泉「湯舞音」

お風呂だけでなくフィットネスやリラクゼーションがある複合的な施設

全てリストバンドだけで会計処理して後で精算できるシステム

平日の日中、爺婆で混雑していた

室内はこんな感じ

前日、学生時代にアルバイトしていたときの設計事務所の先輩夫妻と会食

賀状のやりとりはしていたが会うのは実に40数年振り

一緒に蔵王にスキーに行った時の事、近況、病気の事等、

話題が尽きなく楽しかった

この地方巡業の旅も 今回の仕事ではこの日が最終日。

あとは報告書のまとめが残ってるけど

昼ご飯は、「湯舞音」で軽く中華そば

地方巡業の旅 -32

JR常磐線・土浦駅に降り立つた

駅直結のサイクリング特化型施設として2018年に開業した「プレイアトレ土浦」。2020年3月星野リゾートが運営するホテル「BEB5土浦」の開設をもって全館オープンしたとある。

土浦市・茨城県がサイクリングを売りにしている事を始めて知った

ホテル客室内迄 自転車持込可能との事

ナショナルサイクルルートに指定されたつくば霞ヶ浦りんりんロードのゲートウエイ施設として「日本最大級のサイクリングリゾート」を基本コンセプトにしていると記載されている。

筑波から霞ケ浦を経て潮来まで 天気が良ければ気持ちよいだろうな

【上記 画像2枚は土浦市のサイトより】

地方巡業の旅 -31

研究学園駅北口近くにある「イーアスつくば」に行ってきた

とても大きな複合型ショッピングセンターで関東最大級クラスとか

運営は大和ハウス工業

敷地面積約44,000坪、店舗面積は25,000坪あまり

イーアスで二日連続して昼食と買い物をしたのだが、始めていった前日に駐車場に止めていた車の位置がわからなくなり1陣間半あまり車を探し続けたが見つからず盗難にあったかと思った。結局 警備員さんの御協力で車が見つかったのだが、完全なる思い込みだった。

東京の田舎者は、こんな広大な複合型ショッピングセンターは初体験で、建物の前に路面駐車場があるものとばかり思い込んでいた。イーアスは建物の全周に路面駐車場があり全く反対側に止めていた。

警備員さん曰く、時々車の駐車位置がわからなくなる人がいるそうである。

なにしろ駐車台数4,300台とかで、平日の昼間でも結構な混雑。土日はかなり混雑していて周囲の道路も渋滞するとか

そんな前日の教訓から、迷子にならないようにスマホで写真を撮っておいた次第。

美味コレクションで昼食、異なる6店舗のメニューをコラボして注文したりできる。

フードコートみたいなんだけどセルフではない。初体験の飲食店サービス

内部はこんな感じ

茨城と言えばカスミストアーで買い物。実に食材が豊富で感心した

地方巡業の旅 -30

つくば研究学園駅

車では何度か来た事があったが、

つくばエクスプレスに乗って来たのは始めて

駅前ロータリーの照明がきれい

つくば研究学園都市との関わりは古い、

畜産試験場の設計の一部に関わり

以来幾つかのプロジェクトの一部に参加した

あの頃は 筑波は何もなかった

それが今や秋葉原から電車で45分

人口25万人を超える都市になっている

地方巡業の旅 -29 食堂

出張が続くと食事をどうするかは、とても大事な問題

朝食はホテルで摂るとして、昼食や夕食をどうするか

最近は、夕食はスーパーマーケットでサラダ、果物、惣菜等を買い込んできてホテルの客室で食べることが多いが、昼は外食で済ますことも多い。

写真はJR常磐線勝田駅前(北口)にある、

今や絶滅危惧種の昭和遺産・駅前食堂「勝田亭」

少しお兄さん、お姉さんだと思われる老夫婦が切り盛りしている

オムライスを食べた。

何だか懐かしい味がした。

地方巡業の旅 -28 神社

既存建物の調査対象の近くにあるローカルな神社を訪ねることが多い。

移動の途中や仕事が終わった後に

写真は、茨城県筑西市五所宮にある「五所神社」

国道50号線から少し入る

石造鳥居は延宝2年とあるから西暦1674年、

徳川家綱の時代の創建でかなり古い

本殿

御祭神は武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比賣命とあるから

鹿島・香取・春日につながる神社のようだ

無神論者だが、神社の清浄な空気感に惹かれる

何もお願いしない

「来ましたよと」心の中で言い、参拝する

地方巡業の旅 番外編 ホテル

この10年近くの間に既存建物の調査の為に全国の色々なホテルを利用させてもらってきた。既存建物の調査に支給される宿泊費は依頼者から一定額を決められ高価なホテルに泊まれるわけではないので宿泊先の選定には結構苦労する。

この宿泊先の選定は、兵站担当者の眼力が頼り。

2022年のホテル宿泊日数は30泊を超えていた。

「安かろう悪からろう」のホテル。すなわち様々な臭いが染みついているホテル。掃除が行き届いていない処、フロントの対応が不親切、要領を得ない。コンセントが少ない。PC作業スペースがない。PC作業をするのに椅子が不向き、部屋内にやたらと段差があるようなホテルだと安息の場ではなく 逆にストレスが溜まってしまう。

そうした中で、割合気に入って利用させてもらっているのはルートインホテル。駅から近くではないが幹線道路沿いにあり便利。温泉や大浴場があるところもあり、何よりビジネス客向けにハードもソフトも充実している。個人的にはベッドが柔らかいのが不満だが、この宿泊価格帯でシモンズを要求するのは難しいとは思う。ルートインホテルでも全てのホテルが一律のサービスではなくウエルカムドリンクサービス(自販機用無料メダル)、おつまみやカップ麺の自販機があるホテルもある。

同様なホテルとしてアパホテルがあるが、これは経営者の世界観と相いれない事と、予約で個人情報をやたら聞き出そうとするシステムが好きになれないので選定外としている。

東横インは安さで勝負。部屋が狭い、朝食は貧弱、隣室の鼾が聞こえる等遮音性に難点がある。それでも結構宿泊客は多い。適切なホテルが他に見つからない時のみ利用。

最近 茨城県方面で利用しているのがテラスホテル。「ホテル テラス ザ ガーデン水戸」「テラス ザ スクエア日立」「 テラス イン勝田」と泊まって まだ新しい建物なのできれい。駅近なので便利。コスパが良い。ビジネス客の事をハード面では良く考えられている。ただし日立は 少し建物が古いのでハード面では見劣りする。

【写真はテラスイン勝田・JR常磐線勝田駅ロータリーにある】

【テラスイン勝田の客室のテーブル】

OA椅子が2脚、天板の一部は回転して化粧鏡に。テーブルの右脇下には冷蔵庫と茶器セツト。今時珍しくウェルカムドリンクとしてミネラルウォーター。何よりこの横に長いテーブルは 15.6インチのノートPCと15.6インチの補助モニターを並べて仕事をするのに便利。電源も多いし、有線lANもWiHiも完備。洗面所・バスルームがバリアフリーなのも良い。歳をとってきたので、わずかな段差に躓く事がある。

既存建物調査の副産物。日帰り入浴施設に詳しくなった事と、ホテルに詳しくなったことも挙げられるかも知れない。

【テラスイン勝田の朝食】

最近のビジネスホテルは、どこも朝食が充実してきている。朝6時30分には宿泊客が朝食をとりにレストランに降りてくる。深夜に起きるので朝食はがっつり食べることにしている。

地方巡業の旅 -27

既存建物調査の為に茨城県高萩市、北茨城市に行く。

茨城県北部に来たのは東日本大震災の前だから、10数年振りだ。

写真は、北茨城市磯原町の二ツ島

昔行った事がある場所が随分となくなっていた。

平潟港の料理旅館「保養館」、日帰り入浴施設「天心の湯」等

昼食先を探して福島県に少し越境した。

食事先に迷って結局は「幸楽苑」だったけど

この二ツ島にいた頃、知人と電話中に地震があった。

三重県沖を震源とする異常震域の地震で

直下型のような縦揺れでビックリした。

北茨城市も東日本大震災の爪痕は大きく残っている。

あるところは堤防ができ国道からみる風景が大きく変わっていた。

地方巡業の旅 -26

既存建物調査の為に再び茨城県日立市に行く

駅前には日立シビックセンターが見える

電車で日立駅に降り立つのは始めて

随分とモダンで近代的な駅舎

何と言っても海岸側と陸側を貫く跨線橋、この軸線の処理が大胆

エスカルロードと名付けられているそうだ。

歩く歩道も設置されている

駅舎の設計は日立市出身の妹島和代氏

日立駅って こんなにも海の近くにあったのか

跨線橋の先端は、海の展望室。この日は雨模様

先端にあるカフェ内部

時間がないのにカフェに入ったので電車の発車時間ギリギリに

地方巡業の旅 -25

既存建物の調査の為に茨城県日立市に行く

前日の水戸市から車で移動する事1時間

日立港近くの久慈サンピア日立で仕事の後の入浴

日立市の建物らしいがスポーツ施設、宿泊施設、会議施設等がある大きな建物。

2022年7月にリニューアルオープンしたとかで、きれいで清潔な室内だった。

大浴場というほど広くはないが、天然鉱石の薬石光明石を使用した人工温泉。やわらかいお湯で、浴室から日立の海が一望出来る

東京から北に150kmぐらい離れると、朝晩は流石に寒い。

移動時間が長いので湯冷めするので、そろそろ仕事の後の入浴も控えめにしなければならないかも知れない。東京に戻る電車の中では爆睡

地方巡業の旅 -24

水戸の仕事先に紹介された蕎麦屋さん「白河」

水戸偕楽園や千波湖から車で5分ぐらいのところにある

元々は福島県の白河にお店があったとか、創業100年の老舗

手打ちのしっかりした蕎麦とあっさりしているが旨い汁

そして天麩羅のボリュームが結構ある

奥久慈しゃもの天麩羅も美味しかった

家庭的で丼類の数も豊富

漬物も美味しい

お店のお姉さん達が元気一杯

納豆と梅しか名物がなかったと思っていた水戸市に

こんなに美味しい蕎麦屋さんがあった。

教えてもらって感謝 !!

地方巡業の旅 -23

既存建物の調査の為に、茨城県水戸市に出向く

近くにあったので寄ってみた水戸市営大山台団地

かなり変形した敷地形状に景観に配慮した屋根形状が特徴

案内板を見ていたら、ちょっと団地の中に入ってみたくなった

4階の通路

北側に坪庭を取り住戸の三方向採光と通風を確保している

戸建て住宅の街並を歩いているような気分になります

1号棟は平成10年、2号棟は平成12年に建てられたと書いてありました。

4階建てだけどエレベーターも設置されています

地方巡業の旅 -22

既存建物調査の後の恒例の入浴

茨城県神栖市の鹿島セントラル天然温泉 美人の湯 湯の華

メタケイ酸含有量は130㎎で、ナトリウム塩化物泉

しょっぱく茶色っぽい色の効き目がありそうな温泉でした

入浴の後、高速道路で成田駅まで移動すること45分、

車を返却し電車で東京に戻りました

鹿島方面は遠い。

毎週のように調査の後に温泉に入ってくるものだから、

近頃顔がつやつやしている。

美肌効果あるのかな・・

地方巡業の旅 -21

茨城県神栖市筒井交差点付近

地方では車は一人一台だというが、日曜の夜に凄い交通量で驚いた。

国道124号線と県道50号、44号が交差しロードサイド店舗や商業施設が集積し、

ホテルも多数建っている

かなり広範囲の地域から集客がある場所なのだろう。

ショッピングセンターの駐車場から見たお月様が美しかった。

地方巡業の旅 -20

既存建物の調査の為に茨城県鹿島市に出向く

前泊して早朝、鹿島神宮に御参り

朝の参拝は気持ちが良い

清浄な空気を一杯吸い込んで参道を歩く

社殿は現在、保存修理中

8時前なので社務所は開いていない

以前来たときには保存修理中だった奥宮は姿を見せていた

とっても気持ちが良かった

地方巡業の旅 -19

深谷市での仕事の後は、「国済寺天然温泉・美肌の湯」

日帰り入浴施設にしては珍しい洋風のつくり

レストランは券売機で食券を購入してのセルフサービス方式

温泉は、重炭酸ソーダとメタケイ酸が多く含まれているpH7.4(中性)のお湯

露天風呂は狭かった

地方巡業の旅 -18

再び埼玉県深谷市で既存建物の調査

駅のホームから駅舎を臨む

前回とは反対側に行きました。

線路に沿って流れる唐沢堤

両側には桜が植わっています。

ここは、深谷一番の桜の名所らしく

全長3キロにわたり約300本の桜があり、

駅のホームから桜を見ることができるとの事でした。

下台池公園

魚釣りをしている人もいました。

公衆用トイレも駅舎に合せています

深谷は、環境が良さそうな気がしました

地方巡業の旅 -17

この日は、埼玉県上尾市で既存建物の調査。前日までの雨があがり、爽やかな秋風が吹く一日となった。調査の後に近くの日帰り温泉に入ってくるのは「疲れがとれる」と皆に好評で、このまま冬でも この状態は続きそうだ。

この日の日帰り温泉は「極楽湯・上尾店」

大体の造りは他の極楽湯と近似しているが、この店は果物を沢山販売していた。

お土産に林檎を購入した。

高い吹抜け天井のレストラン。風呂上がりのノンアルコールビールがキンキンに冷えていて美味しかった。それと、とても料理が美味しい。同じ極楽湯でも随分と違うものだ。

pH7.8だそうだ。内風呂は熱めで、露天風呂はぬるめ。市街地から近いせいか客の入りは多かった。

地方巡業の旅 -16

埼玉県行田市で既存建物の調査。暑くはなかったが棟数が多かったので、少しへばった。

ということで恒例の汗流し。

行田・湯本天然温泉 「 茂美(もみ)の湯」という源泉かけ流しの温泉。

泉質は、ナトリウム炭酸水素塩・塩化物温泉 (低張性弱アルカリ性高温泉)pH7.7とかで、お湯は良かった。

これが、行ってみてビックリの不思議な世界なのだ。温泉とホテルと飲食店と大衆演劇の劇場が合体している。

露天風呂も凝った造りだつた。

浴場部門の店内は、平凡

大衆演劇鑑賞と食事とお風呂のセット券というのもあった

現場調査の後のお風呂は完全に癖になりつつある。

風呂に入ってこないと何だかすっきりしない

さきたま古墳群、古代蓮の池、忍野城跡とか、以前から来てみたかところを横目に見ながら、行田から鴻巣に向かった。また行田に来よう。

地方巡業の旅 -15

この数日、関東は秋晴れが続きさわやかな風が吹いている。久々に布団類を干し、お日様の香りを嗅いで熟睡したいところだが、相変わらずのショートスリーパー。

茨城県の取手市に既存建物の調査に行った。JRの取手駅に降り立つのは始めてでホームからだと東口と西口の出口が全く異なる事を知った。東口から西口へ行くには一旦駅の外に出て迂回し地下歩道で線路の下を歩き移動しなければならない。とても不便。

さほど気温は高くないはずなのだが、やつぱり半日歩き回ると汗びっしょり。

取手市役所近くの「湯楽の里」で汗をながす。

ここは温泉ではないようだ。平日昼間でも男湯は客が多かった

浴室も露天風呂もこじんまりとしている

地方巡業の旅-14

ついこないだまで40度近い灼熱下で現場調査をしていたのに、気温20度以下の涼しい朝を迎えた。外の空気がひんやりして気持ちが良い。

出張にくると、陽が昇る前に起き出し(これはいつも同じ)、朝6時半朝食、7時にチェックアウトして概ね8時頃には、その日の調査箇所に到着する。

空調服が不要になったし飲み水も飲む量は少なくなった。

しかし半日調査の為に歩いたり階段を昇り降りしていると、やっぱり汗はかく。

ということで深谷市郊外の「深谷花園温泉 花湯の森」で恒例の汗流し。

民家風の造り

内部はすごく暗い。目が慣れるとそうでもないが

深谷市の市街地から遠いゴルフ場の敷地の一角に出来ているからか、お客さんはそんなに多くなく、ゴルフ客らしい人もいる。

入浴のあと、中庭に面した縁側で涼む

間取りはこんな感じ

内湯と露天風呂は広々していた。pH8.2のアルカリ温泉

地方巡業の旅-13

埼玉県深谷市といえば渋沢栄一の生誕の地であり、彼が関わった事業もこの地には沢山あるようだ


写真は深谷市のホテルに飾ってあった渋沢栄一の写真。身長はあまり高くなかったようだ。


2021年の大河ドラマ「晴天を衝け」の主人公であり、新一万円刷の顔に採用されたという事で、深谷市内には、いたるところに「渋沢栄一」が露出していた。

こちらは最近人気の「ふっかちゃん」
深谷ネギと鹿が合体したようなキャラクターだが 何気に可愛い

最近 ふっかちゃんに会いにジャニーズのSNOW MANが深谷市に来訪したとかで、SNOW MANファンもふっかちゃんのファンになったとか?

深谷市内のホテルも「ふっかちゃんルーム」を用意してファンの来訪を待っている。



地方巡業の旅 -12

埼玉県のJR高崎線・深谷駅に降り立ってびっくりした
一地方都市なのに駅舎が、あまりにも立派に見えたから
この駅舎は「ミニ東京駅」なのだそうだ


東京駅丸の内口の駅舎の煉瓦に、大正時代に深谷市に工場があった日本煉瓦製造が製造したものが採用されていたからとかの縁で、こうした煉瓦調の建物にしたそうである。

もっとも深谷駅の方は、鉄筋コンクリートに煉瓦調タイル張りである。

高崎線の線路に対して南北に直角に建っているので、威風堂々としている。

しかもライトアップされると とても美しい

ふっかちゃんのお出迎え

地方巡業の旅 -11

埼玉県加須市・羽生市で既存建物の調査

仕上は恒例の日帰り入浴施設

「極楽湯 羽生温泉」

「極楽湯」は日本で店舗数が一番多いそうだ

室内の間取り

露天風呂が広く、源泉はちょつと熱かったが良い湯だった。

「源泉名:江間忠神戸温泉
泉質:ナトリウムー塩化物・炭酸水素温泉(弱アルカリ性 低張性高温泉)
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・うちみ・慢性消化器病・冷え性・疲労回復・健康増進 ・きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病 など
泉温:43.9度
湧出量:毎分200リットル

食塩成分と重曹成分の両方の性質を持つため、よく温まり、お肌がすべすべになることから「美人の湯」「熱の湯」とも呼ばれている」

江間忠とあるから、もしかして大手木材商社の「江間忠」かと思ったら、どうやらこの温泉に関わっているらしい。

食事がセルフサービスで「餌」を食べてる感があり、ちょつと残念

地方巡業の旅 -10

今回は、地方巡業の旅の番外編・スピンアウト的な事を書いておく。

それは「兵站」(へいたん)について。

兵站は軍事用語で英語でMilitary Logisticsというのだが、戦闘地帯から見て後方の軍の諸活動・機関・諸施設を総称したもので戦争において作戦を行う部隊の移動と支援を計画し、また、実施する活動を指す用語。兵站には物資の配給や整備、兵員の展開や衛生、施設の構築や維持などが含まれるとされる。

既存建物調査も単体ならば、さほど頭を使う事はないが、地域が分散し複数の施設を調査し報告書を作成していく場合は、その移動方法、宿泊先、日帰り入浴先、食事、持参する調査道具や着替えなど、結構頭を使う。

以前は車の利用度合いが多かったが、最近は歳ともに公共交通機関+車という移動手段に変更した。

弊社の場合は「兵站」を総括しているのは妻で、公共交通機関で調査地点近くまで移動して車をレンタルする時間から、宿泊先となるホテルの選定、調査箇所への道筋、食事をする場所(出来るだけホテル)と詳細な実施要領が事前に提出される。しかも金銭の精算も一元化している。おかげで私は調査の事前調査と報告書作成に専念できる。

この「兵站」は、あまり重視されないかも知れないが、弊社が現在行っているエンジニアリングレポートの一部を支援する既存建物の劣化調査と遵法性調査においては、地域が分散した多数の調査対象を計画的に実行していくには欠かせないものとなっている。

仕事には思いがけない副産物もある。

ひとつの県でも、行った事がなかったところが圧倒的に多いし、その地域の雰囲気を垣間見ることができた。宿浜施設や日帰り入浴施設にも詳しくなった。こうして記録を残しておくと後々役に立つ事もある。