水戸市低区配水塔 水戸市役所は現在、改築中で丁度 半分ぐらい建屋の解体が進んでいた。 市役所は幾つかの仮設建物に分散して業務が行われているが、 本庁舎臨時庁舎や三の丸臨時庁舎と渡り歩かないとならない。 三の丸臨時庁舎の道路向かいにあるこの低区配水塔は、水戸市街の低地部分に給水するため、水道技師・後藤鶴松の設計・市の直営工事により昭和7年に完成し、平成11年度まで現役で活躍していた。その優美な姿は建設直後から評判が高く、平成8年に国指定の登録有形文化財になっている。