網戸(防虫網)にはメッシュと呼ばれる単位がある。この単位は網戸の網目の細かさを表したもので「1インチ(25.4mm)の範囲に何個の網目があるか」を表す単位。
一般的には18メッシュから40メッシュのものが使用されることが多いが、18メッシュのほうが40メッシュよりも網目が大きい。
網目が細かいと、網目から侵入する害虫を防ぐ効果がある。網戸の網目は数mmの大きさだが、その間から侵入できる害虫が存在する。そして当然ながら網目が密な方が価格は高くなる。
18メッシュ 1.15mm
20メッシュ 1.03mm
24メッシュ 0.84mm
30メッシュ 0.67mm
40メッシュ 0.64mm
ステンレス網の場合は下記のようにサイズ指定される。
「メッシュ(Mesh)」金網の網目の数を表わす単位であり、1インチ(25.4mm)間にある網目の数をいう。通常金網はタテのメッシュを最初に表示し、ヨコを後に表示する。
「目開き(Opening)」網を構成している線と線の空間の長さを目開きという。目開き(mm)=25.4÷メッシュ-線径(mm)
「空間率(Open Area)」 網の空間の面積の割合をいいます。空間率(%)=(目開き)2÷(目開き+線径)2×100
色々な事務所の建築設計図 をみても、メッシュサイズや網の材種を指定して記載されたものは少ない。そういう自分もそういうことには無頓着だった時期はあった。
一般的に虫の大きさは、蚊 2mm~5mm、大きいハエ 7mm~8mm、小さいハエ 1mm、小さい蛾13mmぐらいなので18メッシュ程度でも構わないが、幼虫等は1mm以下のものも多く、その建物の置かれている環境にも配慮しなければならないようだ。
尚、我が家の網戸は18メッシュで、サッシュ屋さんに聞くところによると特に指定がない場合は18メッシュで納品するとの事。