女人高野 室生寺 -3

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国宝・五重塔

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本堂左脇の石段を登ると五重塔が上から段々姿を現してくる

思っていたよりこじんまりとしている。

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高さ16.1m、平面が方2.45m

屋外に立つ五重塔としては我国で最も小さいらしい

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五重塔が全容を現すのは、狭い塔の広場に登りつめてから

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 平成10年9月22日近畿地方を襲った台風7号によって

塔の西北側の庇は初層から五層まで破壊された

平成11年2月半ばから平成12年9月まで保存修理工事が行われ

ふたたび五重塔は優美で端正な姿を取り戻した。

女人高野 室生寺 -2

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国宝・金堂

正面五軒、側面五軒

単層寄棟造の杮葺き

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重文・弥勒堂

正面三軒の単層入母屋造

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国宝・潅頂堂(本堂)

正面五軒、奥行五軒

単層入母屋造の桧皮葺き

延慶元年(1308年)建立

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【室生寺建物配置】

室生寺のよさは、狭い山あいの斜面を利用して

建物が自由に配置されていることだ。

平地の「伽藍形式の美」とは異なる「美」であり

ひとつひとつの堂塔が単独で美しい環境を作りながら

全体をいっそう美しいものにしている。

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金堂を石段の上から見る

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本堂

左の階段は五重塔に至る石段