「BCJ技術セミナー 設備設計シリーズ/ 給排水設備編」-2

 セミナー2日目は、排水通気設備・雨水排水設備の講義と演習。消火設備の講義と演習。その他の設備・トピックスの講義。

 雨水排水設備の雨水立管、横管の管径算定や負荷流量、器具単位法について学習。雨水排水計画について始めてまともな算定方法を聞いたように思う。

 この日はセミナー時間中に、珍しく何本も留守電があり、せっかく設備脳のまま昇天する気分だったのに、現実世界に引き戻された。

 まだ建築の世界では解放してくれないようだ。

 日本建築センターのセミナーは、講義も演習も丁寧で実務者向き。スキルアップには最適だと思う。

 火曜日、夕方外にでると冷たい雨が降っていた。

「BCJ技術セミナー 設備設計シリーズ/ 給排水設備編」-1

 

 設備パーションアップイヤーのステップ-1が「設備設計一級建築士更新講習」。ステップ-2が「BCJ技術セミナー 設備設計シリーズ/空調設備編」。そしてステップ-3が、この「BCJ技術セミナー 設備設計シリーズ/給排水設備編」。ステップ-4が「建築設備一般」が6月の予定。ステップ-5の電気関係セミナーは、どこのを受講するか、まだ決めていないが仕事の関係で秋以降になりそうだ。

 月曜日このセミナーに参加した。対面式で朝から夕方まで受講。

 第1日目は、給水設備の講義と演習、午後は給湯設備の講義と演習だった。

 基本的な事項からおさらいが出来た。演習が多いので刺激になる。何だか設備設計者になった気分。

 見回したところ爺は他にいない。意外と若い人が多いが、それでも初心者というわけでもなさそうだ。

 資格試験の為の勉強とは異なり、実務に役立つ勉強は有意義だ。

 建築コストの中で設備関係のコストは年々比率を高めている。建物が使われてからのクレームも設備関係が圧倒的に多い。それにも関わらず設備設計者は段々少なくなる。同年代のベテランも自営業を辞めたり、事務所の規模を縮小した人が多い。口だけ動かす人ではなく実際手を動かす人を増やさなければ。