「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり」若山牧水
(しらたまの はにしみとおる あきのよの さけはしずかに のむべかりけり)
昔から酒飲みには詩人が多い。
実は、私は酒はあんまり飲めない。体格から酒豪だと思われることも多いが、最初の一杯程度で あとは飲んでいるふりをしているだけ。
そんな私でも秋になると日本酒を飲みに行きたくなる時がある。
東京では、大塚の「串駒」という十四代が常備されている居酒屋に行く。
この俳優の角野卓造さんの「予約一名、角野卓造でございます【京都編】」を読んでいたら魅力的な店ばかりで京都に酒を飲みに行きたくなってしまった。
歴史と現代が交差する京都の田の字地区をブラブラと歩き、酒を飲み歩くのは大人の散歩。