「孤独の愉しみ方・森の生活者ソローの叡智」ヘンリー・ディヴイッド・ソロー著

もう随分と前の本だが、時々この本を読み返す。

孤独が寂しいとかではなく。たぶん疲れた時

ひとりになって自分を見つめ直すとき、この本に書かれている言葉に目が行くが、

その時々で気になるフレーズが変わる。

「孤独には力がある」

「風向きが定まらないこの世で 生き抜く方法が一つある。すべてを簡素にしておくことだ」

「予定通りに進まないかもしれない。でも正しい目標があればいい。」

「弱者や少数派を守れない政府は、もはや政府とは呼ばない」

「なぜ貧しいのか。それは、家という常識にからめとられているからだ」

「仕事とは何かをやりとげるためにするものだ」

今日のシンプルライフの原典とも言われるこの本。150年もの間、アメリカで読み続けられてきただけのことはある。