若い時 訪れたヨーロッパの建築と それにまつわる思い出を時々書き綴ってみようと思う。
昔のネガフィルムやビデオを、倉庫の段ボールの中でこのまま寝かし続けておくこともないだろう。今のところスライドやネガからデジタル化して掲載するので、画質や色調があまりよくない。
8mmビデオからデジタルへの変換も依頼してあるので、後ほどそちらの写真に差替えるかもしれない。
ともかく、いまなおそこにある有名建築もあるし、取り壊されてしまった建物もある。
昔の写真を見ると色々なことが思い起こされてくる。
まずは学生時代から好きな建築家 イタリアのジュゼッペ・テラーニから
これは、イタリア北部のコモ湖岸にある戦没者慰霊碑。
1989年に訪れた時の写真。
もう あれから25年経った。
アントニオ・サンテリアが死の二年前にスケッチした「灯台のスケッチ」(1914年)を、同じ未来主義者エンリコ・ブランボリーニが戦没者メモリアルとして転用する事を計画し、その後紆余曲折を経て1933年ジュゼッペ・テラーニの手によりサン・テリアの故郷であり、又 テラーニの主たる活躍の場であったコモの湖畔に建造された。(1931年~1933年)
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