作家でありジャーナリストでもあったクルツィオ・マラパルテ(1898-1957)の住宅。
マラパルテは、1922年のローマ進軍に参加したファシストでありながら、その後ファシズムに批判を向けた著作「クーデターの技術」を発表し、その為にバリ島で五年間の流刑を甘んじて受けることになる。
カプリ島の地中海を臨む高台に作れたこの住宅は、海に向う階段として構想されている。
カプリ港から小舟をチャーターし島をめぐり、この住宅の船着場からアプローチした。
陸路 この建物を探してたどり着いても門は閉ざされていると聞く。
1989年ナポリからカプリ島へ渡ったときの写真である。
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