鉄骨の材質調査の為にサムスチールチェッカーを使ってみた。
物事は全て準備が必要で検査部分の錆止め塗装と黒皮をサンダーで除去した。
調査部分に測定用プローブを押し当てる。
メーターの針が赤い表示部分(SS400)を示している。
梁・柱・ダイヤフラムを検査する。
この建物の建設時期はSS材とSM材しか使っていなかった頃だからサムスチールチェッカーでも事足りるだろう。
最後に調査チーム全員に、サムスチールチェッカーを体験してもらった。
鉄骨の材質調査をしてくれる会社はそう多くない。まだビジネスにならないからだろうか。今回も弊社で測定器具をレンタルし、天井裏の狭い個所でサンダー掛けをしてから測定を行った。
時々、一級建築士だか職人だか わからなくなってくることがある。
塗装を落とすのに、紙やすりではかったるいので、サンダーと替え用品を購入した。ついでに電源コードのドラムを買い。脚立も買い。安全保護メガネや高性能防塵マスクも買ってしまった。それに養生関係の諸品や掃除用具も用意しなければならなくなった。
調査に来ている姿かたちからは、ただの職人にしか絶対見えないだろうな。