
翌朝、かしも産直市に寄った

三年ぶりの訪問
食材や加工品の品揃えが豊富になったように思える
色々な食材を物色し購入

焼き芋を焼くストーブ
こんな大きなストーブ始めて見た
丸太をそのまま入れて焼けるそうだ

こちらは、木工品のギフトコーナー
こちらも品数が豊富になった
売れる→出品するクラフトマンが増加・商品が多彩に
→客が集まる→潤う
二年で好循環になっていったそうだ

仕入れて東京で売ろうかしらと 思ってしまうぐらい安い
建築法務/ 建築ストック再生・活用 /長寿命化/ 環境建築 / 建築設計監理 / ㈱寺田建築事務所・一級建築士事務所
翌朝、かしも産直市に寄った
三年ぶりの訪問
食材や加工品の品揃えが豊富になったように思える
色々な食材を物色し購入
焼き芋を焼くストーブ
こんな大きなストーブ始めて見た
丸太をそのまま入れて焼けるそうだ
こちらは、木工品のギフトコーナー
こちらも品数が豊富になった
売れる→出品するクラフトマンが増加・商品が多彩に
→客が集まる→潤う
二年で好循環になっていったそうだ
仕入れて東京で売ろうかしらと 思ってしまうぐらい安い
挽屋の夕食 2025年3月
前菜
食事のお供は、恵那山
大好きな西方芋の中にむかごが入っている椀
食事処にある囲炉裏
囲炉裏の火でゆっくり煮られた
動物性タンパク質の入っていない野菜だけのけんちん汁
野菜の旨味が凝縮された 優しい汁
口に含めば、身体が美味しいねと ささやいてくれる
五平餅は、このぐらいの大きさが丁度良い
お蕎麦
アマゴの塩焼き
野菜の揚げ物
飛騨牛の赤身A5
この野菜と一緒に飛騨牛を焼く
自家栽培の古代米とアキタコマチの御飯
美味しくて 何度もお代わりをしてしまった
敷地内にある田んぼや畑で育てられた米、野菜、山草、薬草を取り入れた
身体に優しい薬膳料理
細部に気が配られた丁重な料理の数々
料理はどこかで修業したのではなく独学だと聞いた。
敷地内に湧き出る水・軟水が美味しい。
その水を使った食事と飲み物
首都圏の暮らしでは考えられない 美味しい水と美味しい米
お金がなければ楽しくない、暮らせない そんな街で生活しづけることが
本当の幸せなのだろうかと
ふと考えてしまう
翌日の朝食
こんなにも 心も身体も 癒される宿に泊まったことがあっただろうか
ミシュラン風に言うと、遠出してもわざわざ行く価値がある宿
5月に再訪するべく予約をしてきた
陽の間(ひなたのま)
ベッドの硬さが丁度良い
和室が付属しているので、ごろっとできる
窓を開ければ露天風呂気分
浴槽は大人二人が一緒に入れる大きさ
浴槽の框はコウヤマキ
天然ラドン温泉に癒される
暖かい季節になれば、このデッキでくつろぐのは最高だろうな
設備類、アメニティは過不足なく用意されている
玄関
30帖の広々としたロビー
ロビー北カウンター
20年前に農家住宅から旅館にコンバージョンされた先駆け的な建物
和モダン・民芸的な雰囲気が充分に醸し出されている
改修設計は、20年前に亡くなられた一色建築設計事務所・大阪事務所の
成瀬氏と聞いた
施工は地元の中島工務店
名古屋での仕事を終え、夕方 岐阜県中津川市加子母に入り打合せ
宿は、「杣人の里 挽家」(そまびとのさと ひきや)
「挽家」の名前の由来は、水車で米の粉を粉をひいていた事からで、
本来の屋号は「福島屋」だそうです。
写真は、入り口脇に移築された水車
1日2組限定の宿で、この日は、他に宿泊客がおらず貸切状態だった
明治12年に建てられた養蚕農家だとのことで、東濃檜の本場である加子母ならではの立派な材料が使われている。そんな農家住宅を平成17年に旅館にコンバージョンしたそうで、それから20年ほど経過している。
加子母に旅館があることさえ知らなかった。加子母から下呂は車で20分ほどなので、下呂温泉に宿をとるのが良いのかなと考えていたら、ここ「杣人の里 挽家」と下呂温泉のとある宿を紹介してもらい、ここを選んだ。
南庭の庵
敷地面積4000坪と言われる庭が
緑色になるころ再訪することにした
【2025.03.15記】
第48回日本アカデミー賞 最優秀作品賞受賞おめでとうございます。
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【2024.09.19記】
この映画の存在をネットで知り、上映映画館を調べてたら、近くの映画館では17日、18日、19日の三日間だけ上映と知り、仕事も色々と押しているけど急遽チケットを予約して18日夜に観に行ってきた。
朝から出かけ池袋で打合せ後に法務局新宿出張所、新宿区役所と行き戻って来た。何だか慌ただしい一日だった。昼は駅の立ち食い蕎麦。夜は神田しのだ寿司の折詰。夜は映画と充実しすぎる一日。
この映画は、インディーズ映画(自主製作映画)であり、現在もネット上でしか宣伝されていないと思うけど、平日夜でも結構観客が入っていた。
落雷によって幕末から現代にタイムスリップしてしまった会津藩士・高坂新左衛門(山口馬木也)が、自らの剣の腕を頼りに、時代劇撮影所で斬られ役として第二の人生に向き合って歩む姿を描いている。
この映画、わずか10名足らずのスタッフで製作したと書かれている。安田純一監督が私財(米農家でもある)を投げうって、自身も監督・脚本・編集はもちろん、1人11役以上をこなしながらの撮影という映画。脚本に共鳴した人達や東映京都撮影所等の協力を得て、お金のかかる時代劇を作ってしまったというのがすごいと思う。安田純一監督が自作映画の配給のために作ったという未来映画社。なんか生産から販売まで担う六次産業的、町工場的な感じがあって共感を覚える。
そんなに有名ではないけれどベテラン揃いの俳優陣。会津藩士・高坂新左衛門(山口馬木也)なんか、本当の「侍」って こんな感じだったんではないかと思えるぐらいだった。
とにかく関与した人達の映画への愛。時代劇への愛。ものづくりへの愛が詰まった映画だ。
自分も、もっともっと建築に愛をこめて向き合わなければならないと思った。
公開劇場も1館から全国120館以上公開が決まり、メディアでも報道されるにつれ、映画の評判も上昇している。さらに口コミが広がり多くの人達に見てもらえると日本中に勇気が溢れるだろう。
もう一回観に行ってもいいな。
最近、飲む機会が増えた「作」(ZAKU)。
三重県鈴鹿市の清水清三郎商店の酒
「作」の商品は沢山あり、毎回異なる酒に出会うのが楽しみだ
「酒は控えめにね」と医者に言われながら、日本酒の奥深き世界に引き込まれる
最近、三重に行くようになって実に食・食材が豊かな土地だという事を実感している。海のもの山のもの皆美味しい。
三重県の鈴鹿は、かつてより旨い酒を醸す地であることから、味酒鈴鹿國(うまさけずずかのくに)と呼ばれてきた。
これは「倭姫命世紀(やまとひめのみことのせいき)」という、倭姫命が天照大神(あまてらすおおみかみ)の命を受け鎮座する地を探し、現在の伊勢神宮に定めるまでの行幸の様子が書かれた古い書物の一節に、「私は味酒鈴鹿国から来た」という記述が見られる。
古代から豊潤な土地だったんだな。
このところ仕事に追われていたので、珈琲ブレーク
歴史好きな孫娘が映画館で観てきて面白かったと言っていたので
DVDで鑑賞
時は2020年。ウィルスが猛威を振るい首相官邸でクラスターが発生し、総理大臣を始めてとして大臣達が急死し内閣は崩壊。
そこで政府が「AI・ホログラムにより歴史上の偉人たちを復活させ、最強内閣をつくる」という計画が実行され、偉人内閣が1年間限定で発足。
それぞれの大臣が漫画的で楽しかった。
個人的にはGAKUTOの織田信長が良かったというか、かっこよく見えた。脚本は「跳んで埼玉」の徳永友一氏
現代の我々がどうやって歴史を作っていくのかというメッセージも込められている。
個人崇拝、独裁はいかんぜよ。シングルイシューで物事が解決するほど単純な話じゃないんじゃ。と坂本龍馬官房長官風に書いてみた。
「食料供給困難事態対策法」は、災害や緊急事態に備えた食料供給の確保を目的とした法律で、2024年6月に国会で成立し、2025年4月から施行される。
この法律により、政府は農家に対して生産の増加を要請することができ、特定の作物の生産を求める場合もありとある。
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/horitsu.html
政府による食料配給制導入の懸念が示されている。米は今でも価格が高騰し、買うのもなかなか難しいが、食料供給困難な事態になった場合は輸入依存率が高い小麦、砂糖、肉類は特に品薄になり、配給の可能性もあると言われている。
まるで旧戦時下の日本みたいな話になってきている。
「食料安全保障の強化を目指しており、国民への安定供給を図ることが期待されています」とあるが、食料自給率を高め、農業・農家に抜本的なてこ入れをするのが本筋だと思う。
首都圏で暮らし、仕事をしていて一番心配なのは、災害そのものによる被害ではなく、流通網がストップし、食料品が長期間なくなり「飢え死に」することだ。
東日本大震災の時から備蓄はしているが、爺婆二人分で最大持って1か月分ぐらいだ飲料水は、せいぜい2週間分ぐらい。
生産と切り離された消費だけの街。
東京都の食料需給率は0%とか1%ととも言われているし、もう14年前だけど3.11東日本大大震災の時は、スーパーからコンビニに至るまで食べるものも電池も飲料水も、何もかもなくなった記憶が蘇る。
あかんぜよ日本
現在進行形のプロジェクトの全体的な進捗状況を報告し共有した。
前回に引き続き内装のカラーデザインと仕様の提案、外装のカラーデザイン、照明計画について其々担当者から報告。これらを指示書にまとめCG担当者に伝達する。
また新規プロジェクトについて説明した。
今回は「生産施設の建築関連法調査-工場は違反建築の宝箱」と題して説明。調査の具体的留意点、生産施設に限定した法チェックリスト(建築基準法、消防法、工場立地法)について説明した。
打合せのあと、チームのメンバーから個別の相談2件。
京都での仕事先に近かったので北野天満宮にお参りした
2月の下旬だったので、このとき梅はまだ蕾だったが、今日ニュースで北野天満宮の梅満開とのことを知った
蕾だったが、僅かに香りがした
結構参拝客がいた
北野天満宮で買い求めた梅干しが、塩の具合と酸っぱさのバランスが良く美味しかった
外宮(豊受大神宮)
内宮(皇大神宮)
五十鈴川は、浚渫工事中だった
1年ぶりの伊勢神宮
2025年、方向性の定まらない日本の社会・経済
こういう時は、神様に挨拶参り
願い事をするためでなく、呼ばれるかのように
今回は、おはらい横丁を省略して、丁度昼に京都に電車で移動
******************
そういえば、地元の人に伊勢うどんの美味しい店を教えてもらったが、前日が休日でも営業したということで休みだった。残念 また今度。備忘録としてリンクを貼っておく。
「伊勢うどんのまめや」
https://tabelog.com/mie/A2403/A240301/24000012
紹介してくれた人は、牛肉の載った伊勢うどんがお薦めと言っていた
最近BGMとして聞いているのは、荒井由実の初期アルバム
写真はファーストアルバムのHIKO-KI GUMO
1973年11月発売だから、もう52年になる
あーっ 何と みずみずしい感性なのだろう
自分の青春と同期するユーミンの曲
荒井由実の初期アルバムを聴いて、あの頃の感性を取り戻せるだろうか
HOTEL VISON
地元の人に聞いたところ、子育て世代が家族連れで行くには、飲食代も含めて少し高額で、開業から2回行ったことがあるだけと言っていた。それと駐車料金を取られることに抵抗があると言っていた。田舎だからほとんど駐車料金というものを普段は意識していないそうだ。もっともVISONも内部店舗の購入額に応じて駐車料金は何時間か無料となるそうだ。
利用者から見ると、一般的に高速道を利用する人のサービスエリア的な位置づけという気がしないでもないが、VISON側からだと「VISONは洗練されたお店と三重の自然が集まる「1つの集落」のようで、VISONの由来である「美村=美しい村」を連想させます。」と書いてあるように、結構こだわった商品が並んでいるので、少し料金が高めなのは致し方ないのかも知れない。
「VISONは三重県の自然を味わえるオープンエアな場所と考え、 天候や季節を選んで遊びに行くのがおすすめです。」とあるが、屋外型の食べ歩き商業施設なので、確かに天候や季節を選択していくことが望ましいと思う。あまりに冷たい風のある日に行ったので充分に施設内を見て回れなかった。
「マルシェには地元でとれた新鮮な魚やお肉、野菜や果物にあふれ、本草湯に入れば三重の大地が育ててくれた薬草の香りに癒やされる。そんな自然とのつながりを感じられるのがVISONなのです。」とあるが、さほどオリジナリティーを感じなかった。
総合的な印象として「見てくれ第一」。
翌朝、伊勢市に向かう途中にある地元の人に人気があるという産直市場に寄った。「ふるさと味工房アグリ」というところ。備忘録としててリンクを貼っておく
https://aguri-tamaki.jp/tamakipork/
ここは、地元の畜産農家の人たちが中心になって作った産直市場で、とりわけ玉城豚のハム、ソーセージ、ウインナーが美味しいというので購入したが、家に帰り食したが。にくにくしいとうか、雑味がなく、とても美味しかった。野菜類も新鮮で惚れ惚れしたし、弁当や総菜類はお昼ごろには売り切りれてしまうらしい。店内は人で一杯だった。
日本の農家は、まだまだ頑張っているんだな。消費者として応援したい。
和ヴィソンの中心は広場のようになっている
福和蔵
冷たい甘酒
おでん
夕食をとったのは、農園イタリアンのNOUNIYELL(ノウニェール)
農園エリアはホテルから遠いエリアなのでベネッセのようにマイクロバスで送り迎えしてくれた。
夕食は、和食や洋食 いろいろなVISON内の店から選択できる。この店を選んだのだが大正解。実に野菜が新鮮で、料理法が斬新で、なおかつ美味しかった。
例えば、この「かまないマルゲリータ」
トマトのスープにモッアレアチーズが浮かんでいる。皿の周りに小麦の粉
スープ自体も美味しいが、小麦粉を混ぜると更にうまい
伊勢海老とルッコラのトマトパスタも美味しかった
この日の客は、私たちの他にもう一組だけで少し寂しかったが、ここのクォリティーが知られていないんだなと思った。勿体ないことだ。
本草湯の休憩室
林立する竹のモニュメントが印象的
廊下の先は、笠庵 賛否両論
HOTEL VISONと本草湯は、屋根だけの廊下でつながっているが
ホテル室内着のまま本草湯に来たので とても寒かった
そのことを知っている人は、コートをまとっていた
それと浴室内の照明が、とても暗くて難儀した
ホテルと本草湯をつなぐ外廊下
HOTEL VISONは10階がレセプション。すなわちフロント
9階から2階が客室なので、廊下を移動しエレベーターホールに向かう
4階から2階の客室は5階でエレベターを乗り継がなければならない
5階エレベーターホールに飾られた御雛様
エレベーターホールから両サイドに客室が配置されており、
その客室前の廊下
コンクリート打ち放しと砂利と木の開口枠。見た目は美しいが
客室を出てエレベーターホールへ行くまでの、この廊下は空調がないのでヒートショックを起こすかと思うほど寒かった。
橋を渡って右側に猿田彦珈琲。中央がスイーツ。左側にマルシェ
翌日の朝、HOTEL VISONから撮影
日本最大級の産直市場と言われている「マルシェ ヴィソン」
木造集成材の架構です
海女小屋 なかがわ
この日、天気は晴れていたが風がとても冷たく、時折雪が吹っ掛けてくる一日で、視察も早々に切り上げてホテルに戻りました。屋外の商業施設だから、客入りも天候に左右されやすいだろうなと見ていました。
名古屋での打ち合わせを午前中で済まし、クライアントと三重県多気町の商業施設「VISON」の視察に行ってきた。
2021年7月にオープンした民間初認可のスマートIC直結施設でもあり、敷地面積119ha(東京ドーム24個分 )の広大な商業施設。
主要な商業施設は、個あるいはグループの木造建築。それらがテーマ別に分散的に配置されている。
HOTEL VISONから外部エスカレーターを乗り継ぎ下りていく途中での写真
ぎょうざの満州は、埼玉県川越市にある主として埼玉、東京に店舗がある中華料理チェーンで、最近よく食べに行ったり、テイクアウトしている。
数年前に一度食べたことがあり、あまり美味しくないという印象を持っていたが、最近食べてみて以前より格段に味が良くなっていた。それと油が強くなく、餃子はあっさりしていて爺婆でも毎日のように食べられるように思える。
それで株式会社ぎょうざの満州のことを検索してみたら、なるほどなと思う企業戦略の宝庫だった。
「食品の製造及び販売・中華料理店の経営」と企業概要にあるのは普通なのだが、植物油を使い、麺も餃子の皮も国産小麦を使用している。さらに自家製農園も持っている。
全店直営店舗 101店舗(2021年12月現在)、従業員数 2,050名<正社員320名>(2021年6月現在)とあるから餃子の王将や日高屋といった他の中華料理チェーンに比べて規模が大きいわけではない。
全店直営店舗ということもあり社員教育が徹底しているように見える。実に店が清潔だ。他の中華料理チェーン店のように、油ギトギト。客が食べて帰ったあとの食器をいつまでもテーブルに置いておかない。
社長が創業者の2代目で女性ということもあり、客の視点が貫かれているように思える。
【ぎょうざの満洲スローガン】
「おいしい餃子で人々を健康で幸せに」
「安くておいしい食事を安心して食べられる店」
「出来たてのおいしさを農家と共に」
【全て自家製3割うまい!!】
(うまい、安い、元気)を合言葉に営業してまいりました。
3割とは、原材料費、人件費、その他経費が3割ずつで、いつの時代でもバランスのとれた営業をし、お客様の期待以上の高品質を提供する事を目標としております。これからもおごることなく、生産農家の方と喜びを分かち合い、社員と共に一丸となって取り組む所存です。
「顧客に届けるべき価値が明確」な戦略ストーリーが展開されている。
財務から言って3・3・3・営業利益1というのは、結構大変。
最近は玄米チャーハン+餃子+小松菜と玉子炒めに、はまっている。
華金の深夜に東京を横断して既存建物のエレベーター入れ替えのための設計調査に立ち会いました。
25時のテナントの閉店を待って調査開始。上の写真はエレベター。
こちらはエスカレーター。保守点検を兼ねたメーカーの技術者と設計担当者による調査で、色々な個所を計測していました。エスカレーターも新規入れ替えなのですが、もしかしたらエスカレーターの構造体であるトラスは残して現行法の層間変計角はクリアーできるかも知れないということで、詳細な調査が進みます。
今日はメーカーから設計3人、技術5人、立ち合い2人、警備員さんと深夜の店舗はにぎやかです。
それにしても夜中は寒い。
かつて銀座に川端康成、白洲次郎、小津安二郎ら文化人、知識人、政財界人が集まる伝説のバーがあった。その名は「おそめ」。マダムは元祇園芸妓であり、京都と銀座に二つのバーを持っていた。
ライバルとの葛藤など、さまざまな困難に巻き込まれながらも、己を強く通して生きた女性の半生を描いている。まるで暴走する車のような、止まることができない人だったように見える。
その一方 夜の銀座の水商売の戦略ストーリーのイノベーション変遷を知ることができ興味深い。
一人の女性の生涯を綿密な取材をもとに丹念に掘り起こした隠れた昭和史。
この本の存在を知ったのは、競争戦略の研究者である楠木建さんの「戦略読書日記」。その中で紹介されていた22冊の本の一冊であり、戦略と経営の本質を探究する思考の基になった本ということで、興味を持って読んでみた。
若い時から勤め先が新橋から八重洲周辺が多かったこともあり、銀座は、社会人になってからは東京でも一番馴染みのある地域である。
もっとも銀座のクラブには若い時に接待のお供で一度行ったきりで、あれから半世紀行ったことはない。
半世紀前上司に、座ったら一人5万円だと言われた記憶が残っている。
その頃の私の給料のほぼ一月分。それでも社会勉強だからと若者を連れていく余裕が日本社会にはあった。
毎月開催していたWEB打合せ。1月は諸事情により飛ばし2月になって開催。
冒頭、現在進行形のプロジェクトの進捗状況の報告。進行形プロジェクトの共用部デザイン検討のための事例、カラースキームを担当者が報告し質問や意見の交換を行った。
今回のメインは、「ジャンク不動産の商品化」と題して、今までの事例を紹介をした。
違反建築箇所がとても多い物件の改修。是正工事を行って、全体的にリノベーションを行ったうえで検査済証を取得した。ちょっと内容が濃くて2時間もかかった。その後、チーム参加者からの個別相談を受けた。
次回は3月。「生産施設の遵法性調査」について説明することにした。
聞くところによると「仕事」に対応する英語の意味は三つあるそうだ。
「labor」は「労役」である。基本的には強制されて行う奴隷の仕事。嫌でもやらないと生命や安全が脅かされる。
「work」は、企業組織に属し、それぞれ決められた仕事をするような、現代的な仕事の形態なのかもしれない。
「play」は、プロの野球選手などのようにプレーして報酬をもらうう形態。彼ら、彼女たちの事を決してワーカーとは呼ばない。
我々設計者の仕事は、果たしてlaborか、workか、果たしてplayか。それぞれの所属、立場によって異なるだろうが、私は一生プレーヤーでありたいと思うのだ。