「イラストで読む建築・日本の水族館五十三次」宮沢洋・編著

日本は100館近い水族館を有する知る人ぞ知る「水族館大国」だそうだ。

 この本を読んで、結構自分も水族館に行っていたことに気が付いた。サンシャイン水族館、葛西臨海水族園、しものせき水族館・海響館、沖縄美ら海水族館、旭川市旭山動物園、アクアマリンふくしま、ほたるいかミュージアム。

 その中でも特に記憶に強く刻まれているのは、沖縄美ら海水族館の黒潮の海。幅35m×奥行27m×深さ10mの巨大水槽には圧倒された。これは世界最大級の大きさらしい。

 日本は技術面からも「水族館先進国」とのこと。

 これまで水族館は、建築的視点で語られることは多くありませんでしたが、水族館が、大人から子どもまで幅広い世代が建築を体感し楽しむことができる貴重な存在なのだと再認識した。