「丘の上の本屋さん」

2023年劇場公開されていたが、映画館では見れなかったのでDVDを購入しておいた。

このところ大小の仕事で忙しかったので中々見れていなかったがようやく鑑賞できたDVDのひとつ。

「イタリアの風光明媚な丘陵地帯を見下ろす丘の上の小さな古書店。訪れる風変りな客たちを温かく迎え入れるリベロの店は街のちょっとしたオアシス的な存在でもある。ある日、店の外で本を眺める移民の少年エシエンに声を掛けたリベロは、好奇心旺盛なエシエンに、コミックから児童文学、中編小説、長編大作、さらに専門書まで次々と店の本を貸し与えていく。エシエンから感想を聞きながら、様々な知識やものの見方や考え方など、リベロはジャンルを超えて叡智を授ける。そしてイタリア語で「自由(Libero)」を意味する自身の名の通り、エシエンに自由であること、誰もが幸せになる権利を持つことを伝えていくのだった。」

https://mimosafilms.com/honya

とてもシンプルな映画なんだけど味わい深く、心温まる映画。

「持ち主が代わり、新たな視線に触れるたび、本は力を得る」(カルロス・ルイス・サフォン「風の影」2001)

とても良い言葉。