6、WORKS


業務実績

(弊社は一般的な建築設計事務所とは異なりますので設計案件は限られています)


【2022.10~2023.09 検済無・大規模模様替え「Dキューブ改修工事」】

調布駅近くの路面店舗。これまでのテナント退去に伴い改修が計画された。検査済証が無い建物だったので建築基準法適合性状況調査を行った。新築時の確認申請図書では柱脚埋込形式だったが、スケルトンにしたところ柱脚露出形式であることが判明した。現況の鉄骨部材等の計測を踏まえて構造解析し、柱脚根巻形式に改修することにした。

既存建物の外形をあまり変えず、三方向の外壁とサッシを改修する修景で、建築確認申請上は大規模の模様替えとした。新築時は準防火地域だったが現在は防火地域となっており、既存不適格建築物であるために遡及せず既存の準耐火建築物ロ-2のままとすることが出来た。又外壁を従前より軽くするようにして法20条(構造規定)も非遡及とした。

2023年4月工事着工、9月末工事完成・検査済証取得。現在テナント内装工事中。

【建築場所】東京都調布市布田地内
【構造規模】鉄骨造2階建て、延床面積 387㎡
【用  途】事務所(テナントビル)
【調査・設計・申請・監理】(株)寺田建築事務所
【建築確認・ガイドライン調査】(株) 国際確認検査センター
【施  工】小川建設株式会社(目黒区)


【2021.04~ 新築「永福町の家プロジェクト」】

新築の専用住宅。木造部分は耐震等級3、地下車庫はWRC構造で地下防水と雨水排水に留意した。長期優良住宅なので省エネ基準4。住戸が密集した都市住宅なので開口部は少なめの計画となっている。

【建築場所】東京都杉並区和泉
【構造規模】木造2階建て在来軸組、地階RC車庫、延床面積 195㎡
【用  途】専用住宅
【基本計画・デザイン】アキ・スペース・デザイン
【設計・申請】(株)寺田建築事務所
【建築確認・長期優良住宅技術審査】(株) 国際確認検査センター
【施  工】(株)中田工務店(大田区)


【2021.02~2022.06竣工 検済無・増改修「あざみ野プロジェクト」】

RCと木造の平面混構造という最近はあまり見ない構造形式の住宅。2階に増築するに際して検査済証が無い為に増築確認申請ができない。構造形式が複雑、図面等も無く依頼先がないという事で業務を受注した。
調査し意匠・構造の現況図を作成、RCと木造を切り離すことで法6条3号建物から4号建物に。しかし、このロジックに至るまでが試行錯誤の連続。紆余曲折で時間は経過。ウッドショックを始めとした建築工事費の高騰もあり、2022年1月ようやく工事着工。2022年6月末に竣工した。

【建築場所】横浜市青葉区
【構造規模】木造2階建て在来軸組、一部RC、延床面積 177㎡
【用  途】専用住宅(築36年)
【既存図書】確認済・有/検査済・無/申請図書、施工写真、各種施工結果報告書・無
【調査・設計・申請・監理】(株)寺田建築事務所
【ガイドライン調査・建築確認申請】(株) 国際確認検査センター
【施  工】小川建設株式会社(目黒区)


【2021.10~2022.06 検済無・増築・「八王子プロジェクト」】

2階建て2×4専用住宅。検査済証がない上に新築時の間知石擁壁をRC擁壁に改修、さらにRC車庫も建設、バルコニーも新築時跳ね出し構造だったがアルミ製の柱付きの物に改修されていた。これらの改修経過を時系列に整理し、様様な書類、図面を確認する作業から仕事が始まる。その結果建蔽率違反だったが、隣接地を購入していたので法適合。増築にあたって建築物の安全性を確認したが、ほぼ問題なかった。現在工事着工準備中。

【建築場所】八王子市
【構造規模】地上2階建2×4 延床面積152㎡
【用  途】専用住宅(築32年)
【既存図書】確認済・有/検査済・無/申請図書・有/住宅金融公庫融資住宅
【調査・設計・申請】(株)寺田建築事務所
【ガイドライン調査・建築確認申請】国際確認検査センター

【施  工】未定


【2021.05~2021.11 検済無・エレベーター増築・「千住プロジェクト」】

有名ハウスメーカーが設計施工した鉄骨造3階建ての住宅にエレベーターを設置したいが検査済証がない。新築時のハウスメーカーにも出来ないと断られた。何とかならないかとの相談を経て業務受注。
建築主が保存していた図書が少ないので新築時の会社に資料提供を依頼。その結果、地質調査報告書、構造計算書、工事監理報告書等を提供いただき、建築主の費用負担が軽減出来た。
約30㎡程の構造分離増築なのだが、塔状比の関係で保有水平耐力計算。地盤が悪く地盤改良工事の構法選定に時間を費やした。

【建築場所】足立区千住
【構造規模】鉄骨造3階建、延床面積366㎡
【用  途】長屋(築24年)
【既存図書】確認済・有/検査済・無/申請図書、施工写真、各種施工結果報告書・一部有
【調査・設計・申請】(株)寺田建築事務所
【構造設計】ハブ設計
【ガイドライン調査・建築確認申請】(株)国際確認検査センター
【構造適判】アスコ適判(株)【施工】未定


【2020.12~2021.06 検済無・ガイドライン調査「代沢プロジェクト」】

地階RC車庫、上部木造2階の3層縦混構造の専用住宅。検査済証の無い中古住宅を購入し内部間取りの変更の上、増築も検討したいとの要望。
混構造を増築するとなると木造部分も許容応力度計算を行い安全性を確認する必要があり、更に大幅な間取り変更が希望であった為にスケルトンリフォームどころかスッポンポンリフォームが予想された。リフォーム工事費用が嵩み、折からのウッドショックで構造用集成材の仕入れが難しいということで、設計は二転三転。既存建物のガイドライン調査は済んでいたものの、再建築価格の60%を超える工事費となるため新築建て替えに変更となった。

【建築場所】世田谷区代沢
【構造規模】地階車庫、地上木造2階在来軸組、延床面積164㎡
【用  途】専用住宅(築24年)
【既存図書】確認済・有/検査済・無/申請図書・有
【調査・設計・申請】(株)寺田建築事務所
【ガイドライン調査】(株)国際確認検査センター


【2021.03】検済無・大規模修繕・不動産再生 「新高円寺レーベル」

築14年の鉄骨造3階建ての共同住宅で建築基準法に違反している部分を是正し、併せて内装の一新を図る不動産再生プロジェクト。検査済証を取得し不動産としての価値向上を図る。

  • 【建築場所】東京都杉並区松ノ木地内
  • 【法的規制】近隣商業地域、第二種高度地域、第一種低層住居専用地域、
    第一種高度地域、準防火地域、風致地区
  • 【構造規模】鉄骨造 地上3階建、延床面積227㎡
  • 【用途】  長屋+共同住宅(6戸)
  • 【既存図書】確認済・有/検済・無/各種施工報告書・有/確認申請副本図書一式・有
  • 【調査・設計・申請】株式会社 寺田建築事務所
  • 【構造】  ハブ設計
  • 【内装設計】ユウ建築設計室 一級建築士事務所
  • 【施工】多摩総合住宅建設協同組合
  • 【ガイドライン調査・確認申請先】(株)国際確認検査センター

【2020.07】検済無・用途変更 「成田スカイパークイン芝山」

築18年あまりの軽量鉄骨造2階建ての社員寮(2棟)をホテルに用途変更。建築基準法適合性状況調査を行い報告書を作成し提出。報告書は、用途変更確認申請の付随図書として既存不適格と用途変更変更確認申請を一括審査。既存の改善計画書を提出。

  • 【建築場所】千葉県山武郡芝山町
  • 【規模】軽量鉄骨造2階建て、準耐火建築物、延べ面積2100㎡、2棟
  • 【法的規制】都市計画区域内・区域区分非設定
  • 【既存図書】確認済・有/検済・無/確認申請副本図書一式・有
  • 【調査・設計・申請】株式会社 寺田建築事務所
  • 【施工】株式会社 芝山
  • 【確認申請先】千葉県成田土木事務所
  • 【計画変更確認申請】千葉県成田土木事務所

【2019.10】3階建て診療所の内部改修、小型ELV設置・横浜市港北区PJ

築20年の鉄筋コンクリート3階建ての診療所(無床)の全階内部改修に伴う小型ELV設置に係る設計図書の作成

  • 【建築場所】横浜市港北区地内
  • 【規模】鉄筋コンクリート造3階建て、準耐火建築物、延べ面積279㎡
  • 【法的規制】第一種中高層、準防火地域、容積率150%、建蔽率70%
  • 【既存書類】確認済・有/検済・有/確認申請副本図書一式・有/施工図・有
  • 【設計】株式会社 寺田建築事務所
  • 【施工】山和建設(株)・新宿区西落合
  • 【ELV】小型ELV・パナソニック


【2019.05】検済無・庫裡内部ELV敷設・港区三田PJ-2

2018年にお寺の本堂の外部にELVを増築したが、今年度は木造庫裡内部にホームエレベーターを設置した。木造庫裡の現況調査を行い昇降機申請用図書を作成した。

  • 【建築場所】東京都港区三田地内
  • 【規模】木造・鉄筋コンクリート造2階建て、準耐火建築物、延べ床面積650㎡
  • 【法的規制】準工業地域、準防火地域、容積率300%、建蔽率60%
  • 【既存書類】検査済証/敷地内建物等一部無
  • 【調査・設計】株式会社 寺田建築事務所
  • 【ELV】ホームELV・パナソニック
  • 【昇降機申請先】港区


【2019.04】検済無・共同住宅の一部を老人ディケア―に用途変更・横浜市泉区PJ

築21年、鉄骨造3階建て共同住宅の1、2階部分を老人ディーサービスに用途変更するプロジェクト。

工事完了検査済が無い上に残存する図面が極めて少なかったため、詳細な現場調査により意匠図・構造図・構造計算書を復元して既存不適格建築物であることを証明した。その上で用途変更確認申請を行った。

  • 【建築場所】横浜市泉区地内
  • 【規模】重量鉄骨造3階建て・耐火建築物・延床面積388㎡
  • 【法的規制】第一種低層住居専用地域・法22条地域・容積率80%・建蔽率40%
  • 【既存書類・図書】意匠図一部有 他図面等無し
  • 【調査・設計・許認可申請】株式会社 寺田建築事務所
  • 【構造設計】一級建築士事務所 ビオス
  • 【法12条5項・建築確認申請】横浜市

【2018.08】検済無・横増築・多層階住宅のリノベーション・荒川区町屋PJ

築21年、鉄骨造3階建て既存延床面積182㎡の建物の前面道路側・横に増築するプロジェクトです。既存建物の工事完了検査済み証がなかったので建築基準適合性状況調査を行い、荒川区に法第12条第5項報告と建築確認申請を提出しました。
建築主からの最初の希望は「屋上に増築して4階をつくりたい。新築する時に施工会社に依頼したし、上増築が出来るようになっていると言われていた」と言う事でした。
既存建物の構造計算書が残っていたので検討した結果。確かに屋上の積載荷重を多く見ていましたが、逆日影で検討したところ屋根裏部屋のようなものしか出来ない事。直通階段の設置が難しい事。既存建物全体の補強工事や法適合工事がかかる割には要望する空間が得られない事。つまり投資対効果が悪い事から4階増築は断念し横増築に変更しました。
既存建物が建てられた頃は建ぺい率が60%でしたが、その後の都市計画の変更で建蔽率が80%に変更されていましたので、横増築が可能となりました。
この物件は、法第12条第5項報告が比較的短期間にスムーズに終了しました。一番の理由は、荒川区が検査済証の無い建物の調査について調査報告書の指針・書式等を完備しているからだと思います。都内で自前の書式等を整備しているのは荒川区だけです。イレギュラーな部分は打合せ協議をし、物理的調査について調査者の判断で良いのかあるいは第三者機関の証明が必要なのか個々に打合せしておけば良く、後から追加調査が必要となるような追加指示がありませんでした。勿論弊社の調査報告書の完成度が高かったと言う事もありますが、行政側の方針がゆるぎなかったと言う事が一番の要因です。
既存延床面積182㎡+増築面積33㎡ 合計215㎡で1階から3階までが多層階住宅(二世代住宅)となっています。また新たに3層用ホームエレベーターを設置しています。建築確認申請上の工事種別は増築となっております。

2019年12月竣工

  • 【建築場所】東京都荒川区町屋地内
  • 【規模】 重量鉄骨造3階建て・準耐火建築物ロ-2
  • 【法的規制】準工業地域・準防火地域・容積率300%・建蔽率80%
  • 【既存書類・図書】意匠図・有/設備図・有/構造図・有/構造計算書・有/各種施工報告書・無/工事中写真・一部有
  • 【調査・設計・許認可申請・工事監理】株式会社 寺田建築事務所
  • 【構造設計】一級建築士事務所 ビオス
  • 【法12条5項・建築確認】荒川区
  • 【計画変更確認】日本タリアセン(株)
  • 【中間・完了検査】日本タリアセン(株)
  • 【施工】形山工務店・荒川区町屋
  • 【ELV】ホームエレベーター・パナソニック

【2018.08】検済無・本堂ELV増築・港区三田PJ-1

寺院の本堂にELVを外増築する計画です。敷地内の別建物に検査済証の無い建物があり法12条5項報告と建築確認申請を港区に提出しました。

敷地内に住宅を建築した時にみなし境界で分割して建築確認申請を提出し決済されていましたが、そのことにより既存建物である本堂が不適格になっている箇所がありました。民間審査機関が建築確認の際に基本的には現地確認をしない事ことから虚偽の申請を看破できない問題点も浮かび上がりました。敷地内に複数の建物がある場合、確認申請の審査機関が異なると審査の一貫性がないことの実例みたいなものでした。

  • 【建築場所】東京都港区三田地内
  • 【規模】鉄筋コンクリート造2階建て、準耐火建築物、延べ床面積650㎡
  • 【法的規制】準工業地域、準防火地域、容積率300%、建蔽率60%
  • 【既存書類】検査済証/敷地内建物等一部無/意匠図・有/構造図・有/構造計算書・有/各種施工報告書・無/工事中写真・無
  • 【調査・設計・許認可申請】株式会社 寺田建築事務所
  • 【構造設計】一級建築士事務所 ハブ設計
  • 【法12条5項・建築確認】港区

【2018.07】検済無・上増築・多層階住宅のリノベーション・大田区西糀谷PJ

築17年・鉄骨造3階建て・既存延床面積187㎡の建物の上に一層増築して4階建てにするプロジェクトです。既存建物の工事完了検査済証が無かったので建築基準適合性状況調査を行い、大田区に法12条5項報告と建築確認申請を提出し確認済証を受けました。現在工事中です。
小規模ビルでは珍しく様々な施工報告書等が残っていましたが、基礎コンクリートの強度確認、柱脚部の確認、鉄骨材質の確認(成分分析)など補充的な物理的調査 を行いました。
増築である為、建築基準法の構造規定を全て現行基準に適合させなければならず、様々な部位の構造的検証が必要となりました。
既存延床面積187㎡+4階増築面積36㎡ 合計223㎡で1階が店舗で2階から4階までが多層階住宅(申請は共同住宅2戸)となっています。また新たに4層用ホームエレベーターを設置しています。建築確認申請上の工事種別は、増築+用途変更+大規模修繕となっております。
「上増築」は、建築ストックの再生活用の中でも難易度の高い業務であり、調査・設計・申請の各業務は、検査済証の無い他のプロジェクトと比べても時間と経費を費やします。
また既存建物の施工結果報告書等一定の工事中の書類が残っていないと、初期の段階で増築可能かどうか基本的検討ができません。
今回は色々な条件が整い確認済証までこぎつけることができました。関係各位の御協力・御尽力がなければなし得ませんでした。あらためて御礼申し上げます。

  • 【建築場所】東京都大田区西糀谷地内
  • 【規模】重量鉄骨造4階建・耐火建築物
  • 【法的規制】近隣商業地域・防火地域・防災街区整備地区・容積率400%・建蔽率80%
  • 【既存書類・図書】意匠図・有/設備図・有/構造図・有/構造計算書・無/各種施工報告書・一部有
  • 【調査・設計・許認可申請】株式会社 寺田建築事務所
  • 【構造設計】一級建築士事務所 ビオス
  • 【構造適判】株式会社 国際確認検査センター構造適判部・東京本部(ルート2)
  • 【法12条5項・建築確認】大田区

【2018.05】検済無・用途変更・事務所からディーサービス・川越市PJ

埼玉県川越市内の軽量鉄骨造2階建ての事務所をディーサービスに用途変更したプロジェクトです。平成30年4月30日に竣工しました。
既存建物の工事完了検査済証が無かったので、弊社が調査・申請・設計を担当しました。外装はほとんど変更していません。建築基準適合性状況調査及び建築確認申請(用途変更)は、埼玉県川越市に提出しました。

  • 【事業主】株式会社 アリーフ
  • 【内装設計・施工】株式会社フリーデア 一級建築士事務所
  • 【調査・申請・設計】株式会社 寺田建築事務所
  • 【規模】軽量鉄骨造2階建て 延床面積279.05㎡
  • 【既存書類・図書】建築確認:有(平成13年2月)/検査済証:無/構造計算概要書:有/既存図面:一部有
  • 【建築確認】川越市

【2017.12】検済無・ELV外部増築・豊島区西池袋PJ

築26年の鉄骨造3階建て、延べ面積337㎡の1・2階が共同住宅、3階オーナー住宅の建物です。3階オーナー住宅への直通エレベータ-を外部に増築しました。工事完了検査済証が無かったため建築基準適合性状況調査を行い、豊島区に法12条5項報告を提出したあと増築確認申請を提出しました。
平成29年1月26日建築確認済証交付、平成29年12月28日検査済証交付。
お客様の都合で着工が夏頃からとなり、昨年夏の長雨もあり約1年かかって竣工です。
周辺地域は、戦災で被災しなかった地域で、狭い道路の為に大型トラック、クレーン等による搬入出や建て方が出来ないため工事に苦労したようでした。
既存建物の検査済証が無いということでエレベーター増築の申請手続き・設計ができる事務所をずっと探しておられたと聞きました。歳を取られたお母様の為に何とかエレベーターをつけてあげたい。という二人の娘さんと御家族の思いに応えられて良かったと思います。

  • 【調査・申請・設計】(株)寺田建築事務所
  • 【工事監理】濱田直子設計室
  • 【施工】山和建設㈱・新宿区西落合
  • 【エレベーター】パナソニック
  • 【12条5項・建築確認】豊島区

【2017.12】木造耐震診断+補強

横浜市戸塚区内の生産施設の守衛所です。築55年木造平屋建て49.5㎡の建物の耐震診断と補強設計を担当しました。
守衛所は生産施設の受付=顔でもあり、コントロールセンターでもあります。内部は各種警報盤、制御盤で壁面が埋め尽くされています。
解体新築や内部耐震補強となると設備の移転や一定期間休止する必要があるということでアウトフレーム耐震補強を選択しました。

鉄骨アウトフレームだと仰々しい。壁面ブレースだと安っぽいということで、在来木造によるアウトフレーム耐震補強を提案しました。
外部袖壁(W=600mm)を四周XY方向に設け壁量を増設しています。既存の柱に袖柱を添わせて後付け金物で一体化を図りました。

  • 【設計・施工】(株)プランテック・ファシリティーズ
  • 【耐震診断・補強設計】(株)寺田建築事務所+小野雅之

以下 過去のものは順次掲載