
岐阜県中津川市付知にある和食店「上見屋・とこわか」

「とこわか」とは「常若」
「常若(とこわか)」の思想は、日本の伝統的な考え方の一つで、主に以下のような特徴を持っていると言われている。下記は幾つかネットから収集したもの。
1、永遠の若さと新鮮さ
「常若」とは、文字通り「常に若い」という意味。これは単に年齢的な若さだけでなく、精神的な新鮮さや活力を指す
2、継続的な再生と更新
特に伊勢神宮の式年遷宮に見られるように、定期的に物事を新しくすることで、その本質を保ち続けるという考え方。20年ごとに社殿を建て替えることで、常に新しい状態を保ち続けている。
3、伝統の継承と革新の調和
「時代と精神を継承するためには、すべてのものを変えなくてはいけない」という paradoxical な考え方がある。つまり、本質を守るために形を変えるという思想。
4、生命力と持続可能性
長く続くものは常に若いという考え方があり、これは持続可能性や生命力の象徴とも言える。
この「常若」の思想は、日本の伝統文化や宗教観、さらには現代人の生き方にも影響を与えていると言われている。常に新しさを保ちながら本質を守り続けるという、一見矛盾するようでいて深い洞察を含んだ言葉でもある。
店名の「常若(とこわか)」というのが2025年3月に店の前を通った時から気になっていた。
中津川には5つの地歌舞伎保存会があり、日本一地歌舞伎が今も盛んな地域。そういう事から「とこわか」という店名をつけたのか、店主に聞くのを忘れた。

柱・造作材・家具も栗材


トイレは離れに

プリン美味し
良い飲食店を見つけた
設計・施工は、中津川市付知の杣工房 早川泰輔事務所