
午後の打合せ場所から、
日本橋・コレド室町テラスへ移動

ドラゴン・メリーゴーランドが綺麗だった
誠品生活をブラブラした



この後、誘われた忘年会の場である銀座5丁目へ
時節がら人出が多かった
建築法務/ 建築ストック再生・活用 /長寿命化/ 環境建築 / 建築設計監理 / ㈱寺田建築事務所・一級建築士事務所

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ドラゴン・メリーゴーランドが綺麗だった
誠品生活をブラブラした



この後、誘われた忘年会の場である銀座5丁目へ
時節がら人出が多かった

2011年改訂から15年ぶりの改訂版
2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震で多くの被害が見られた鉄骨造の露出柱脚や置屋根支承部(定着部)におけるコンクリートの破壊防止に関する規定がこの指針に盛り込まれた。
ただ黄色本には2015年に、接合部設計指針は2020年に改正されている。
今回もWEB講習。朝30分から1時間ぐらいの勉強で頭の中をバージョンアップできるので助かる。

「スマホとネットが日常の一部となり、顔の見えない人ともコミュニケーションできる現代社会は、便利な反面、やっかいでもある。言葉の力が生きる力とも言える時代に、日本語の足腰をどう鍛えるか、大切なことは何か――恋愛、子育て、ドラマ、歌会、SNS、AIなど、様々なシーンでの言葉のつかい方を、歌人ならではの視点で、実体験をふまえて考察する。」と紹介されていた。
人と人との通信手段である電話やメール、SNS、手紙など、私たちがコミュニケーションをするための方法であるが、身近な人でも電話が主な人、メールが主の人、ショートメールが主の人等様々である。
私自身は、かつてはミクシィやツイッター(X)もやっていたし、オフ会で色々な人とリアルな付き合いが生まれたりしたが、いつの間にか言葉で人を傷つけたり、中傷したり分断をあおったり、犬笛を吹いて扇動する輩とかに支配されている有様が嫌になってしまいSNSからは撤退した。今はテーマ別の幾つかのブログで一方的に発信しているだけだが、知人にたまに会うとブログの記事が話題になることが多い。
今や年賀状もメールで来たり、年賀状を出す人も、会社も少なくなった。歳をとったから年賀状を出すのをやめたという人もいるが、お互い安否確認のために年賀状ぐらい出しあおうよと思う。
今や「言葉より画像の時代」というかもしれない。たとえ画像や動画がわかりやすい手段だとしても、本来「言葉とは人と人とをつなぐものであり、楽しいものです。」と俵万智さんは書くように、繋ぐものであり分断や対立を煽るものではない。

2025年12月5日公開の劇場アニメの原作「ペリリュー 楽園のゲルニカ」武田一義の全11巻+外伝4巻を一気読みした。
幾つもの仕事の締め切りに追いかけられているのに、時々現実逃避をしてしまう。
親しみやすく可愛い三頭身のキャラクターが、戦場の悲惨な現実に直面していくため読後感はとても重い。考える事が沢山あって中々感想を書けない。
軍備拡張なんかして、対立を煽り立て、戦争なんかしちゃいけんという事だけは、はっきりしいる。
戦後80年。もはや太平洋戦争を経験した人は、ほとんど生存していない。戦争体験者である父母も、すでにこの世を去った。その子供である私達も「ジジババ」になった。孫やひ孫に、戦争の現実は引き継いでいかないとならないのだと思う。
こういう漫画や、アニメは残していかないと。若い人たちに映画も漫画も読んでもらいたい作品。
2025年 私がナンバーワンに推す漫画

2025年1月に亡くなられた
経済アナリストの森永卓郎さんの最後のメッセージ
「人生において最も大事なのは『やりたいことを全部やり、完全燃焼する』こと」
古希を過ぎて、婆ちゃんには「やりたいことがあったら、なんでもやってみな」と言っている。そのせいか趣味に仕事、通院やらジム、人に会いに出かけたり毎日予定が掲示板に書かれ、フル回転中。
そういう私は、「若い時にやりたいことやって来たんだから、今更しなくても」と言われ、まあ振り返ると反論もできないので、ワークホリックを加速させている。
この本は、「貯める・増やすよりも豊かになる本当の生き方」として6つの章が書かれている。
第1章 やりたいことは全部やりなさい
第2章 「資本の奴隷」になってはいけない
第3章 新しい増税地獄を生き抜け
第4章 「常識」は正解ではない
第5章 属せども、隷属せずに働きなさい
第6章 「終わり」を意識して生きなさい
森永卓郎さんらしい「お金と人生の本質」を次世代に語った本。私的には「元気なうちから死を意識することで、人生は輝く」というメッセージが強く心に残った。

久しぶりに夜の神楽坂
街路樹のライトアップがきれいだった

若い人たちを中心に人出が多い
夜8時まで歩行者天国

読んでいて、とても楽しい本だ。アゼルバイジャンとか台湾とか、とても興味深く読んだ。
「建築体験とは、その地で食べた屋台飯や雑踏の匂い、喧騒、道行く人のふるまいや耳にした会話と不可分だ。31年間で54の国と地域を巡り、「生きた時空間」の中で建築と出会いつづける著者による旅の記録術。3000頁超のノートづくりに裏打ちされた図法選択や聞取り・実測手法、速記や時短着彩のテクニック、人や食の描き方。」と紹介されている。
私もアナログ人間なのでHOBONICHI TECHOに、フィールドノート的なものを描き続けている。もう20年以上なるかもしれない。
しかし他人に見せるものでもないし、自分でも後で見直すと何て書いてあるか判別できない文字があって苦笑する。
この本は他人に見せることを意識して、本にすることを前提にしているかのようなフィールドノートだ。もしかしたら原本のフィールドノートは別にあるのかもしれない。
そんなことを考えてしまうが、旅や日常の記録としては、とても秀でた、楽しい本だ。

この本は、「建築物工事に当たっての企画立案業務から、設計・監理業務、工事施工・完成、マネジメント・運営管理業務まで」を、全体のフローチャートに沿つて、法令規定や基準に準拠するなどして、実行のための遂行方法と協議・検証・確認などについて、建築の専門性と経験則などを基に記述している。
本書「建築の監理」の主眼は、「建築家(建築士)が履行する監理業務の重要性について欠かすことが出来ない責務」などを明確化することにありますと書かれている。
耐震偽造事件のあと、建築の品質管理が強調された時期があった。そういう私も組織設計事務所で設計部門から工事監理専任になり、法令的な手続き等を特に担った時期があった。あれから20年あまり、最近の建築品質管理は形式的で、形骸化しているように感じる。
建築の品質は、建物や構造物が設計通りに施工され、安全で耐久性のあるものとなるための重要な管理プロセスで、建設業における品質管理は、単に見た目の美しさを追求するだけでなく、以下の要素を含む複合的な概念だと言われている。
・設計図書通りの性能・機能: 建物が設計通りの強度、耐震性、断熱性、遮音性を持つこと。
・ 建築中および完成後において、利用者や周辺環境に対して危険がないこと。
・耐久性・持続性、 法定耐用年数や期待される期間、安全かつ快適に使用できること。
・法令・基準の遵守、 建築基準法や各種条例、JIS規格などを厳格に守っていること。
・顧客(発注者)の満足、 発注者の要求や期待に応えていること。
この本は、建築監理の役割と実務の在り方について、その理念について書かれているが、若干形式的記述であり、対象が大規模な建築における工事監理の枠を超えていないように思う。
最近、思うのは「日本は品質」で世界と勝負すべきではないかと思う事。我々も建築家(士)の職能について、今一度振り返り、足りない部分は強化すべきではないかと思う事。
既存建物の大規模な改修設計の為に、今日は朝から現場調査。サッシ業者の協力を得て、弊社側から3人、合わせて6人で、既存鋼製建具を見て回った。
弊社では改修工事において既存建具を5つのカテゴリーに分け建具表を作成している
1、解体・撤去(枠・障子・戸全て解体撤去)
これには耐震壁として補強閉塞するものと、一般壁として閉塞するものがある
2、閉塞(枠は残し、障子・戸撤去、新規壁にて閉塞)
これにも耐震壁として補強閉塞するものと、一般壁として閉塞するものがある
3、改修(枠は残し、障子又は戸を新設する、若しくはカバー工法)
4、修繕(金物類の交換、戸の塗装、網戸等の取替等)
5、残置(既存のまま残す)
その他に全く新設というのもあるが、これは新築工事と同じ記載方法
サッシ会社の点検事項を弊社担当者が叩き台として作成しているキープラン、建具表に記載して、最終的な図面をまとめ見積もりを依頼している。新築建物の設計とは違い、既存平面図でのキープランと改修計画案でのキープランを作成している。この業務にはサッシメーカーではなく、現場を知っているサッシ業者さんの協力が不可欠である。
「0・0・0・0」(ゼロ・ゼロ・ゼロ・ゼロ)これは、構造計算において屋根・庇の積載荷重「床、小梁、大梁・柱、地震」について「0」(ゼロ)にして計算しているものを示している。大規模な工場、倉庫等で屋根が折版の場合に散見することがある。
折版屋根に人が点検等の為に乗ることがあるにしても、それは一時的なもの、短期的なものとして建築確認申請を通し、躯体費用の低減を図ったもののようだ。尚 我々のような街場の建築士が設計する中小の建物で折版屋根の場合は、市街地で敷地に余裕がない場合が多く、将来的な建物用途の変更も多いため、人ひとり分ぐらいの積載荷重を見て(屋根60kg/㎡程度)構造計算をしている。
個人的には、建築基準法は最低限の基準を定めたものだし、施工も材料の品質も仮定の積み重ねの産物なのだから、こうした最低限の設計は如何なものかなと思う。
建物というのは その用途や使われ方を将来にわたって予測することは難しい。屋根に空調室外機を置きたい、送風機を置きたい、太陽光パネルを設置したいなどの相談は多い。30年前に太陽光パネルが普及するとは多くの人は考えていなかっただろう。
何度か構造計算書で「0・0・0・0」の既存建築物に出会っている。比較的大規模なもの、ゼネコンの設計施工物件に見られるようだ。
今回、「0・0・0・0」屋根に太陽光パネルを全面的に設置したいと建築主は考えているが、設計施工したスーパーゼネコンに「載せられない」と断れたとの事。ハザードマップ・レッド地域なので、出来るだけ高所に設置したいとのことだった。構造図と構造計算書を預かり検討を開始した。確かに「0・0・0・0」だ。スーパーゼネコンの担当者が「載せられない」というのも判る。検討は面倒だし時間がかかるからだ。
小梁・大梁・基礎・保有水平耐力について、荷重が増加しても安全であることが確認できた。つまり太陽光パネルは補強無しに屋根に載せられる。
ただし このスーパーゼネコンの構造計算書・構造図どおりの施工がなされている場合だが。
結構「0・0・0・0」物件に太陽光パネルを載せられないかという相談は多い。
今や、既存建築物に増改築等の確認申請を提出する場合に必須となった「既存不適格調書」。
尚、ここで記載する内容は特定行政庁の作成した書式で特定行政庁に既存不適格調書を提出する場合を想定している(例えば千葉市等)
確認申請書の副本(構造計算書含む)が保存されており、1敷地1建物ぐらいのものは、建築基準法の各条文の履歴をチェックしていくだけなので、多少勉強すれば作成するのは容易だろう。しかし構造関係の既存不適格を判定するのは、結構難易度が高い。構造事務所に依頼しても受けてくれるところは そう多くない。
1敷地に多数の建物がある場合、例えば工場・学校・病院などで、その中の1つの棟に増築等をする場合は、既存不適格調書を作成する前の事前の調査、書類の整理が必要になる。
これが結構大変な事務量となるのだ。大概の設計者は、まずこの事前調査でギブアップする。教科書はなく、その人の持つ総合力が決め手となる。
とある設計事務所で公立校のひとつの棟にEVを増築する基本設計を受注したが、担当者が2ケ月半かかっても既存不適格調書が出来上がらないと弊社にヘルプを求めてきた。増築の図面はとっくに完成しているのに、発注仕様書にある「既存不適格調書」の作成が終わらないのだ。担当者は、よく本を読んで勉強しているようだが、毎日悶々としていたようだった。相談に乗ってあげて、少しは雲が切れたようだった。上司に聞けばいいではないかと思うかも知れないが、上司の時代は、こういう書類は必要なく、既存不適格関係に詳しい設計者は稀である。
既存建物の書類を調査する場合、既存建物の確認申請書副本が保存されていない場合、図面類がまつたく残っていないが記載台帳証明書のみがある場合、役所に建築確認台帳が残されていない時代の場合(例えば名古屋市では平成4年以降のみで、昭和の時代の台帳が残されていない)、調べてみたら検査済証がなかった場合など、様々なケースがある。
もっとも「既存不適格調書」は、建築確認済、検査済がある場合や、それらが台帳証明で確認できる場合に作成する図書で、検査済証がない場合は「現況調査書」というのを作成する必要がある。

20日から中部圏に出張中
この日は名古屋市役所建築指導課、都心まちづくり部等をまわる
写真は名古屋市役所本庁舎だが、行ったのは道路反対側の西庁舎

工事監理、別件の打合せで名古屋に2泊
22日からは岐阜に移動
名古屋のTVをみていると この三連休中部圏はどこも紅葉とのこと

ホテルで深夜見ていた東海テレビ「旅するイッチー」が新鮮だった

三重・愛知・岐阜の中部圏の風景が楽しかった
行ってみたいところが増えた
今月中旬に調査した既存建物の石綿分析結果(速報)が送られてきた。予測どおりPタイル、ソフト巾木、石膏ボート等から石綿有の結果だった。

数年前にビッグミックスピリッツで何度か読んだ記憶がある真造圭伍さんの「ひらやすみ」が、実写化されNHKドラマとして放映されると聞いて、1巻から9巻まで購入し読んだ。
爺さんの息抜きは、若い時から1に漫画、2に映画(現在はネットフリックス)、3に寝ることで何十年経っても変わらない。
「ひらやすみ」で描かれているのは「青春」
若い時、といつても半世紀以上前にアパートが決まるまでの一時期、先輩(男)の高円寺のアパートに居候していた時がある。この漫画の舞台となっている阿佐ヶ谷もなじみが深くて、あの頃のことを思い出した。かろうじて職にはついていたが、彼女もおらず、自分が何をしたいのか、もがき苦しんでいた時代だ。
酩酊し高円寺の駅前でゲロした思い出、知らない大学生達と飲み明かした時の事、その頃はまだ大学に進学していなかった。多分19歳ぐらい。
読者のそれぞれの思い出とシンクロする。まるでバックトゥーザ フューチャー。
タイムマシンのような本だ。
変更された内容は「床面から天井面までの垂直距離が2.6mを超える場合」の取り扱い。
この場合、床面から1.8m以上の部分が排煙有効高さとなる。(防煙壁の下端以上の部分に限る)
天井高の1/2以上:今回の規定では天井高の1/2以上にするという規定はない。
床面:当該居室における床面の最も高い部分が基準
天井高:各部分での天井高の基準
*平成12年建設省告示第1436号第 1 項第3号の規定は令和7年11月1日時点で削除
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/content/001967178.pdf
尚、最近の「建築基準法等に基づく告示の制定・改正について」については下記
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000096.html
5年ぶりに成田・三里塚に行ってきた。
5年前、柴山で仕事があった時は成田方面には車で出かけていたので、電車で行ったのは数回しかない。今は、高速道路を使い成田・東京間を運転する体力がなくなったので、京成の特急電車で京成成田駅に降り立った。お客さんが車で迎えに来てくれた。

まずは、昼飯をということで、川豊別館に連れて行ってくれた。成田山の門前にある川豊本店には行ったことがあるが別館は初めて。地元の人は車で移動するので駐車場がある別館を利用するとのことだった。

京成電車の中で遅い朝食を食べてきたばかりだったので、一番小さい鰻重を選び御馳走してもらった。川豊の鰻重は旨い。
食後、事務所に移動して3時間ばかり相談と打合せ。喋り続けて疲れた。
京成成田駅まで送ってもらい帰路についた。
主要なプロジェクトの進捗状況を共有した。
【Aプロジェクト】
・11/中、アスベスト事前調査を実施した。担当者からの立ち会った感想。調査報告書は11月末UP予定
・11/末、既存サッシ等調査を専門会社の協力を得て実施し設計見積に反映させる。
【Bプロジェクト】
・11/始、建築主側と打合せ(意匠・設備・電気)
・12/始、所管消防予防課と事前打ち合わせ予定
・12月末までに設計図書UP、確認申請・建築基準適合調査報告書の準備
・既存コンクリート報告書(一部)を共有
【Cプロジェクト】
・工事監理中 工事監理中の質疑応答書の重要性について説明する。
【Dプロジェクト】
・報告書類まとめ中 12月末UP
【2025忘年会】
・設計チーム+ファンクラブが参加することになった。
今回から弊社の様々な取り組みに賛同し理解をしてくれているクライアントも参加。設計者の身近に 色々な事を聞くことができるクライアントがいることは、今後、若い人たちの業務にも役立つし心強いだろうと思い誘った。
【2026年てら小屋セミナー】
・企画担当者が決まった。東京からマイクロバスで往復することにした。
「大中規模木造施設の劣化、修復、再生」というようなテーマに収束しそうだ。幾つか視察予定の建物が候補に上がっている。
【出版計画進行中】
・これまでの業務、セミナー等の資料をまとめ中
・編集者は 建築メディア研究所、大森氏に委託
【その他】

地形と気候に応じた食がつくる建築と風景が、フィールドワークに基づく図解集として紹介されており興味深い。
食をつくる条件が、純粋に建築となってあらわれる。
プラックスボックス化したフードシステムに支配された現代では、ハンナ・アーレントの「機械のリズム」と「生命の自然のリズム」が想起されると藤原辰史さんと正田智樹さんが対談の中で書かれている。
スロー・フードスケープは「顧客と売る側」「売り手と買い手」という固定化した人間関係に隙間を作っている。
カレマ村のワイン、アマルフィのレモン、小豆島の醤油、多気町の日本酒等、日本とイタリア16の食の生産現場を読み解いている。
蓄熱する石積みの段々畑、風を呼込む櫓、光や湿気を採り入れる窓等、自然のリズムとともにある食生産と人の暮らしを取り戻す為の建築の問い。
現実と折り合いをつけながらの建築、それが僕らの目指す唯一のシステムではないという事を教えてくれる。

婆ちゃんと孫娘が
あるレストランで常飲している炭酸水「サンペレグリノ」
イタリアアルプスの微炭酸水
炭酸水は身体にいいからと勧められ
飲み始めたら飲みやすく私も嵌った
今では我が家の常備品
これから改修工事をする建物の事前石綿含有調査に立ち会った。一昨日は日中に設計担当者二人と石綿含有調査者で約30検体採取した。始めにどこの部位を採取するのか方針を伝えなければならないので調査の最初に立ち会った。そのあとの検体採取は夕方まで設計担当者二人に立ち会ってもらった。
昨晩は、深夜にエレベーターシャフト内の石綿含有調査を行った。ほぼ最終電車に揺られジジババは日が変わった頃に現場に向かう。11月の半ばになると流石に深夜は寒い。我々と石綿含有調査者とエレベーター管理会社の4人。エレベーター管理会社も社長さんが来ていた。「社員は休ませなくちゃ」と言う。まあどこも同じ。
娘が心配して言う「もうみんな終活をし始めている歳なのに、うちの両親は拡大化している」と。特別拡大しているわけではなく、既存建物の業務ではフィールドワークを重視しているからで、それは手離すことはできない事。各地に仕事があって呼ばれたり、行かなくてならなくなっているだけなのだ。

街で出会ったゴールデンレトリーバー
可愛かった
オスで2歳とのこと
我が家のゴールデンレトリーバーが亡くなったのが2016年2月9日、
13歳9カ月で死去した。
あれから8年以上経ったんだな。
又、ゴールデン飼いたいな

なんだか最近、自分自身の各分野における中学生から高校生レベルのリテラシーを回復するために本を読んでいるような気がしてきた。
中学校1年の時の担任が理科の先生で、最初のクラブは科学部だった。生物班と化学班に分かれていて生物班は女の子ばかりで嫌だったので化学班に行った。信じられないだろうが、その頃は女の子が嫌いだったのだ。妙に女の子が大人びいている感じが嫌で距離を置いていた。中一の時の担任が生物専攻だったので、生物班に来てもらいたかったと大分経ってから聞いた。2年生から生徒会活動の比重が多くなったが、それでも科学部に所属していたので、3年時は人がいなくて部長になっていた。振り返ると何をしていたか思い出せない。色々な化学薬品を混ぜて遊んでいたような気がする。
さて、こういう本に若い時に出会いたかった。化学の基本と歴史が、とても読み易く、分かり易く、面白く語られている。
「化学」は、地球や宇宙に存在する物質の性質を知るための学問であり、物質同士の反応を研究する学問である。火、金属、アルコール、薬、麻薬、石油、そして核物質・・・。化学はありとあらゆるものを私たちに与えた。本書は、化学が人類の歴史にどのように影響を与えてきたかを紹介するサイエンスエンターテインメント!」と書かれていることに実感する。
こういう本に若い時に出会えれば、進む道も変わっただろうにと思うが、化学には縁がなかったんだろうな。
建築の世界は、当然ながらセラミックス、ガラス、金属、染料、コンクリート等の数多くの化学製品に溢れかえっている。メーカーはどこも我が社が一番と宣伝してくるが、それらを選別する基礎的知識が、私も含め建築士には欠けている面がある。何しろ高校で「化学」を履修してきた人も限られるから。
基礎的な教養・知識は、自分で努力して学ぶしかないのかもしれない。
一般財団法人日本建築防災協会がAIを活用した建築確認申請書の作成支援を開始した。
「建築確認審査の円滑化を図るため、建築確認申請図書の作成時の不備を減らすことを目的として、AIを活用した建築確認申請図書の事前チェックサービスの提供を開始します。令和7年4月の改正建築基準法の施行により、2階建て木造一戸建て住宅などの建築確認手続き等が見直されたことに伴い、設計者等による確認申請図書の作成実務も大きく変わりました。
今般、当協会が国の支援を受けて「建築確認申請図書作成支援サービス」を構築し、サービスの提供を開始することとなりました。
本サービスは、建築確認申請図書において記載が必要な事項のうち主要な事項について、申請予定図書等における記載の有無をAIが評価するものです。本サービスの利用を通じ、申請予定者が確認申請の前に申請予定図書が適切に作成されているかの自己チェックを可能とすることで、申請図書の不備を削減し、建築確認審査の円滑化を図ります。」と記載されている。
https://www.kenchiku-bosai.or.jp/kenchikukakunin/
昨今、確認申請の事前申請から本受付、確認済書交付まで、従来よりかなり時間がかかっている聞く。
指定確認検査機関の人手不足か、設計者側の書類不備が原因なのかわからないけれど、こうしたAIを活用した作成支援が問題を解決してくれるのだろうか。
よくわからん。
2025年11月4日「既存建築物の現況調査ガイドライン(第3版)」及び「既存建築物の緩和措置に関する解説集(第3版)」が国交省より発表されました。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/jutakukentiku_house_fr_000061.html