リスク・マネジメントに基づく「新型コロナウイルス対策」の提案・藤井聡(京都大学大学院教授)

政府の5月6日までの緊急事態宣言は延長される見込みとなっていますが、このまま自粛が続くと日本の社会・経済はどうなっていくのでしょうか。紹介するのは京都大学大学院・藤井聡教授の「出口戦略」の提案です。藤井チームの提案する「集中防御戦略・緩和戦略」は、私達も以前からコロナ対策として「感染しない、感染させない」姿勢を貫いてきましたので、とても共感できます。

政府の緊急事態宣言の延長や一律的な自粛政策により、今後未曽有のリストラ、倒産、廃業が進むでしょう。

成田山 新勝寺 -2

今日も朝から行政打合せの梯子のために成田に行く。

丁度 お昼の時間に成田山の表参道に行ってみた。

国登録有形文化財の大野屋旅館

木造3階建ての上に望楼が立つ

表参道のお店は、ほとんど臨時休業中だったが、老舗の鰻店・川豊本店は開店しており、客もそれなりに入っているようだった。この川豊本店も木造3階建てで、大正6年に建てられたとある。

芝山町役場

白樺湖夏の家 

「白樺湖夏の家」は、アルヴァ・アアルトに学んだ唯一の日本人である武藤章先生の設計により1968年に竣工した工学院大学旧白樺学寮を2016年工学院大学建築学部同窓会が引継、動態保存した建物である。

学生時代に見に行くことができなかった、この建物をようやく見に行くことができた。長野からの出張の帰りに茅野市経由・中央自動車道で帰ることにして、白樺湖に寄った。4月中旬に雪景色。

武藤章先生は、私の学生時代のもう一人の先生。ゼミで1年お世話になった。1985年に50代なかばで早逝した武藤章先生の現存する遺作のひとつ

ウォーキング -5

ウォーキングの途中で見つけたアンティークショップの子供用椅子2脚。今までショップの開店時間には、店の前を歩いていなかったので アンティークショップがある事さえ知らなかった。今日は、たまたまウォーキングをする時間が遅くなり、窓ガラス越しに、この椅子を見つけた。猫の絵が可愛らしい。

ウォーキングとダイエットを始めて1ヶ月。丁度6kg減らすことができた。一日の摂取カロリーは1600kcal強だから、そんなに辛くない。つまり空腹感にさいなまられることは少ない。今までは順調に右下下がりで減量できたが、これからは階段状にしか下がらない。7年前にも、3ヶ月で-30kgという極端なダイエットをした経験があるので色々と試行錯誤できる。減量と言っても人間の身体のメカニズムは中々面白いと思う。

小淵沢駅舎 -3

展望台

八ケ岳

茅野方面

ホテルキーフォレスト北杜 、中村キース・へリング美術館、小淵沢駅舎と北川原温さんの建物をまとめて見てきた。美味しいフルコースの食事をした後のような満ち足りた気持ちになった。この後も中央高速自動車道に沿って、せめて外観だけでも見ておきたいと思っていた建物もあったのだが、別腹でも入る余地がなかったので、またの機会にした。

「記者失格」柳澤秀夫

NHKの「あさイチ」で一躍有名になり、その後NHKを退局し現在は各種テレビ番組でコメンテーターとして活躍されている柳澤秀夫さんの本。

戦争報道記者、癌との戦い、組織ジャーナリズムの矛盾が赤裸々に語られている。「へぇ そうだったんだ」と今になって知ることが多かった。

「第5章 現実は、ひとことではくくれない」に書かれていた「0か、1かのデジタル思考は、グラデーションを捨象する。だけど、ものごとの本質は、アナログ的なグラデーションのなかにこそあるのではないのだろうか」 に強く同感した。

「キャッチ商法化するメディア」での「人間は、頭で考えるより先に、単純化されたものや扇情的なものに感性で飛びつく。テレビはもともと、見てもらってなんぼのものだ。キャッチすることは必要だと思う。だけど、キャッチすることばかりに長けて、店の暖簾をくぐらせてたあとに食べさせるものがまずいのでは仕方ない。」

「ジャーナリズムの元々の意味は日記であり、記録だ。記録するものは事実でなければならない」「あくまでもファクト、事実を丁寧に積み重ねる。対象に近づかなければ事実はなかなか見えてこない。だからこそ、何があっても現場に行かなければいけない。それが我々の仕事だ。」生涯、記者としてあり続けようとする柳澤さんの思いが伝わってくる。

今、メディアだけでなく日本全体が「キャッチ商法化」している。この本を読んでそう思った。

当社の新型コロナウイルス感染対策

1、外出時マスク、帽子、手袋、眼鏡、ジャンバー等の着用

2、帰宅時、厚労省推奨方法による手洗い、顔洗い、うがい、シャワー浴、着衣洗濯

3、毎日の体温の測定

4、「人⁻物」感染対策として接触物の事前エタノール消毒及びアルコール綿による手の消毒

5、「人-人」感染対策として必要最小限の打合せ及び役所調査等を行う。

6、出来うるだけ公共交通機関を使用せず車で移動する

7、他府県出張時には、ホテル等を利用せず車中泊とする。ドライブイン等を利用せず車中休憩を原則とする。

8、衛生管理者による感染対策の徹底

9、栄養士に依る免疫力向上の為の食事管理

10、インフラを支えてくれる全ての人達に感謝の言葉を送る「ありがとう、皆さんのおかげです」と

当社では、本年1月中旬には、武漢の新型コロナウイルス感染がパンデミックとなる事を予想し、周囲にマスクの購入、エタノールの購入、食料品の備蓄を推奨してきましたが、残念ながら予想通りとなってしまいました。

物事の方向性を見極めるために科学的知見に基づくエビデンスを重視しています。感染に対して警戒を徹底しますが、必要以上の委縮はしておりません。

当社は元々在宅ワーカーで月に2割程度しか打合せ等の為に外出していませんでしたが、より一層感染対策を徹底し新型コロナウイルス感染の長期化に対応していきます。

中村キース・へリング美術館 -1

エントランス・アプローチ

4月15日、16日長野に出張でした。帰路、中村キース・へリング美術館が開館しているとの事で寄ってみました。

久しぶりに、楽しくなる、ワクワクする建築を見ました。隅々までデザインされ、とても完成度の高い建築です。キース・へリングの作品にピッタリの美術館だと思います。北川原温さんは、さすがに上手い。

成田山 新勝寺

打合せで三里塚に行った帰り、成田山 新勝寺に寄ってみました。夕方5時を過ぎていたこともあるのでしようが、境内には数えるほどしか人がいませんでした。社務所も休み、お土産屋さんは1件だけ開いていました。


三重塔に西日があたり輝いていました。

大本堂の西面

釈迦堂

新型コロナウィルス感染により外出自粛要請が発出している中で、仕事とは言え外出するのは、他人にも自分達にも感染の危険が伴います。打合せ先のお客さん達とマスクをしたまま会話したほかは人に近づかない。外食とかせずに弁当持参。高速道路のPAでは自販機からお茶を購入するだけ。車から出るときはマスク・手袋・ジャンバー装備で、車から外に出て車に戻ったら手はアルコール消毒。

もともと仕事等で外出するのは月の内2割程度。3月は親戚の葬式等を含めて6日でした。4月も同じ程度しか外出しないと思います。

「外出自粛」と言われても「働くな!」では生きられません。

ウォーキング -4

日曜日 朝のウォーキング。40分、4480歩 

ダイエット開始から2週間。4kg減量。少し身体が軽くなった気がする。

いつもより散歩をする人、ウォーキングをする人、ジョギングをする人が増えたように思う。道端に季節の花が咲き誇る。春満開。

『あわいの力・「心の時代」の次を生きる』安田登

能の主人公の「シテ」に対して「ワキ」はワキ役ではなく「横(の部部)」を指すそうです。着物の脇の縫い目の部分を「ワキ」と言い、着物の前の部分と後ろの部分を「分ける」からで、古語でいえば「分く」その運用形が「ワキ」。体の横で前と後ろを「分ける」と同時に、前と後ろをつなぐ「媒介」にもなっている。この「媒介」という意味をあらわす古語が「あわい・あはひ(間)」と書かれています。

世阿弥は「心(しん)より心(しん)に伝ふる花」という言葉を残しています。能という芸能を端的に表現した言葉だそうですが、「心(しん)」という言葉の意味を押さえて置く必要があると言います。

日本的な心(しん)というのは三層構造からなっている。いちばん上、表層にあるのが「こころ」で、その下に「こころ」を生む「おもひ」というものがあり、さらにその下、もっとも深い層に「心(しん)」が存在する。

安田登さんは「心(こころ)」だけで物事を理解し考えようとするのではなく、身体という外の世界とつながる「媒介」を通じて身体感覚で思考する。それが「心(こころ)」の副作用が蔓延する現代から次の時代にかけて、生きるために必要な力となっていくと私たちを導いてくれます。

「かんがえる」の語源は「か身交(みか)ふ」で、「か」は接頭辞なので、もともとの意味は「身」が「交ふ」、つまり身体が「交わる」状態を指す。身体が「交わる」ときに、すなわち思考が生まれると古代の人は、この言葉をつくつたのではないかと書かれています。

「かんがえる」のにいちばん適しているのは、自然の中を歩くこと。鳥のさえずりや葉のそよぎ、川のせせらぎの音を聞きながら歩いていると、いつしか「外」の自然と「内」の自己が「交わ」って、自分が普段おもいつかないようなことが引き出される。身体が「か身交(みか)ふ」のは、自然とだけではなく、思考する対象と自分が「か身交(みか)ふ」ことも大事。思考する対象と身体的にも交わる、そのとき思考する対象と身体的に交わる、そのとき思考する対象と自己の境界はあいまいになり、そこに思考が生まれると書かれています。

能楽師ならではの視点なのでしょう。凡人には中々すんなりとは理解できない事が多いのですが、身体感覚に基づいて思考する安田登さんの指摘は示唆的です。

松戸市役所

今日は、松戸市役所に打合せに行ってきた。車で行ったのだが、それなりに道路は混んでいた。もっとも平日は業務車両が主に動いているのだから、非常事態宣言が発出され外出自粛を要請されても、交通量はあまり関係ないのかも知れない。松戸市役所の駐車場は満車だった。

さすがに事前打合せは担当者の顔を見に行ったが、今後の提出書類は、全て郵送でも良いと言われた。

建築現場は動いているのだし、現場が動いている以上は、監理や検査で足を運ばなければならい。ホワイトカラーや正社員はテレワークも可能だろうが、私達のようなフリーターに毛が生えた程度の自営業者は、補償がないかぎり働かなければならないし、外出しなければならない。生き続けるために

国交省が5月一杯、講習会等の開催延期を要望した関係で、3月に受講予定だった更新講習は6月に延期。更新講習は、もともとビデオ講習なのだから、WEB会議とかに頭を切り替えりゃいいものを、3月を5月に、5月を6月以降にと段々順延。とっても5月6日までに終息するとは思えない。そういえば毎年6月に開催されていた資格試験は、今年はどうなるのだろうか。

何れにしても、かなり長期化するつもりで腹をくくらねばならないだろう。コロナと共生する期間が長く続くのではないだろうかと思う今日この頃。

Skype 対応

Zoomに続いてSkypeも設定しました。スカイプのプライベートなアカウントは持ってましたが、仕事用も新たにアカウントを取得しました。こちらは主としてチャット用に使おうかなと思っています。

WEB会議・Zoomに対応しました。

今話題のテレワークに欠かせないツール・テレビ会議システム「Zoom」に対応しました。

かなり以前からオンラインコミュニティには参加していました。かってはZOOPSでコミュニティ管理人をしていましたし、誘われてMiXIも、スカイプに熱中していた時期もありました。フェースブックはすぐやめたけど・・。現在リアルにお付き合いがある異業種の人達の多くは、以前のオンラインコミュニティで知り合った人です。

最近は、仕事が忙しかったせいで、オンラインコミュニティとは距離感を持っていましたが、新型コロナウイルスの感染により、リアルな打合せが減り、在宅勤務の人も増えていますので、リモートワーク、テレワーク、テレビ会議に対応する為にZoomを使えるようにしました。

通常は、在宅ですっぴんなので、爺の顔など見たくないでしようからバーチャル背景とする予定です。まだ不慣れですので 誰かZoomに誘ってください。

「司馬遷・史記 歩むべき道は歴史に学べ」安田登

能楽師の安田登さんが、開成高校の生徒に司馬遷の中国歴史書「史記」について解説した本。「NHK100分de名著」による2019年11月の特別授業。

「シンギュラリティ」(特異点) 少しづつ変化して来たことが、ある地点を境に劇的に変化する、その変化する一点のことを言うとのこと。かつて人類は、こうしたシンギャラティを何度も体験して来た。紀元前1300年頃の古代中国では「文字」が発明された。

何故「史記」を読むのか、「史記」は伝説を含めた古代中国の非常に長い歴史(2500年以上)を扱っている為、文字の誕生をはじめ人類にとっての大きな変化が幾つも記されている事。そして「史記」の叙述スタイルに注目している。それまでの歴史書が出来事を時系列に沿って書く「編年体」であったのを人物を中心に書く「紀伝体」という新しいスタイルを作り出した。

古代中国の各時代では、次のような大きな変化があったと指摘する

殷・文字の誕生

周・心と論理の誕生

秦・法の完成

漢・中華文化の成立

その変化を時代ごとに解説されていて とてもわかりやすかった。

司馬遷が投げかけた問い「天道是か非か」は、答えの出ない永遠の問い。「良い事をすればよい事が起きる」「天道というものがあると言われたが、本当にあるのか」。司馬遷が問い続けた「天道是か非か」は現代の私達に突きつけている問いでもある。

ウォーキング -3

目白台運動公園

肥後細川庭園・休館中

土曜日、ウォーキング70分

晴れ上がった空、暖かったせいか、人が出ていた。いつもは極力人の少ない道を歩くのだが、土曜日は結構すれ違った。

暖かくなってくると、帽子・手袋・マスク着用でのウォーキングは、さすがに暑い。足首に負荷をつけているので余計汗をかく。家に戻るとシャワーを浴びて着ていた服は全て洗濯。毎日洗濯が大変そうだ。

ウォーキングにより10日で3kg減量。今のところ順調にダイエット中。

妻の実証実験の研究材料。さしずめ太ったマウス?、豚?