道の駅 みかも -1

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「道の駅 みかも」は、東北自動車道・佐野藤岡ICで降り、国道50号線を水戸方面に行ったところにある。

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屋根と軒の曲線が、里山の稜線のようで 風景に溶け込んだ建築になっている。

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左側がトイレ棟、中央部分に農産物直売所、右側がレストランで構成されている

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緑の淡さが桜の色に彩られ 美しい里山が広がっていた。丁度 佐野周辺では桜が満開だった。

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里山を背景にソーラーパネル

 

飛騨高山まちの博物館

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かつて高山有数の造り酒屋・永田家の屋敷があった場所。永田家と矢嶋家の土蔵10棟が現存し、そこをリニューアルし高山市所蔵の歴史資料を展示している。

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門をくぐると中庭があり、その周囲に土蔵展示室が展開する

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高山の町の成り立ちや高山祭についての豊富な郷土資料が展示されており、これで無料だから ありがたい。

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飛騨高山まちの博物館をぐるりと回って外に出ると、飛騨高山を代表する銘酒「久寿玉」の平瀬酒造

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再び伝建地区のメインストリートに戻ると観光客がいっぱい。

富士屋 花筏

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東京の桜も散りだして神田川や目黒川が花筏(はないかだ)にならんとする今日この頃。

「富士屋 花筏」は、高山市の和菓子のお店。

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高山市内は、歩いてみると意外と緑は少ない。その中で、高山の自然を感じられるような樹種を選んで配置されており、建物と庭がほどよく調和している。民家を改修した店舗の前一面に、四季折々の表情を楽しめる花木があり、景石や樹木等の配置もよく、癒される雰囲気を醸し出している。

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店内

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 町屋造りの民家を、甘味処を併設した和菓子店に改築した建物だが、古い町家の風情を今も残している。落ち着きとなじみ易さがあり、町家を改修して現代的に活用した好事例。

設計は(株)西建築設計事務所、施工は林工務店。H19年高山市景観デザイン賞建築物の部・奨励賞受賞。緑のある修景の部・優秀賞受賞

土のソムリエ・挟土秀平展 in 光ミュージアム

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岐阜県飛騨合同庁舎を訪れた後、

光ミュージアムで開催されていた「土のソムリエ・挟土秀平展」を見に行った。

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この「光ミュージアム」びっくりぽんの建物なのだが、

それはまた別に紹介しょうと思う。

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ポスターにも使われている、展示室へのトンネル状のアプローチ

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展示会では

美しく詩的な世界が広がっていた。

高山市庁舎

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花粉警報が真っ赤な中、飛騨高山市を訪れた。

高山市庁舎に行ってきた。

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日建設計の設計

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•建築面積:2,906.81㎡
•延床面積:14,458.24㎡
•階数:地下1階・地上6階
•構造:鉄骨鉄筋コンクリート造
着工:平成6年6月24日
完成:平成8年8月31日

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内部は、1階市民ロビーのアトリウムを中心に展開する

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駅前と伝建地区は、外国人観光客(とりわけ欧米人)でいっぱいだった。

道の駅 保田小学校

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昨年の12月にオープンした「道の駅 保田小学校」

南房総の仕事のついでに寄り道

館山自動車道・鋸南保田インター出口からすぐのN.A.S.A設計共同体による千葉県鋸南町(きょなんまち)「鋸南町都市交流施設・道の駅 保田小学校」

N.A.S.Aとは古谷誠章/NASCAを代表に、渡辺真理+木下庸子/設計組織ADH、北山恒/architecture WORKSHOP、篠原聡子/空間研究所の4者で構成されたユニット。

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体育館を改装したマルシェ

外壁上部は、ポリカポネートの中空板

法的には用途変更+大規模模様替(?)

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旧校舎の窓側・バルコニー側に

新たに鉄骨造で半屋外の縁側空間を作り出している

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RC部分とはエキスパンションジョイントにし構造的には別建物扱いのように見える。旧校舎のRC造に遡及させない配慮だろうか。

法的には、増築+用途変更(?)

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1階は開放的な通路

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マルシェ妻側、平日の夕方に近い時間だったが、客が多かった。

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旧保田小学校の校庭にあったであろう二宮金次郎の像

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旧小学校職員室側の玄関

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室内は、教室の面影を残している。

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春になれば里のはらっぱは、房総の花々を咲かしてくれるだろう

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農林水産省の農村漁村活性化プロジェクト交付金の支援を受けている

廃校を新たなコミュニティの核となる施設として

再生する魅力的な空間を演出している。

リバーウォーク北九州 -2

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昨年、市役所まで行ったにもかかわらず、時間がなくリバーウォークの中に入れなかった。今回は、ホテルに帰るまで多少時間があったので寄ってみた。

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小倉城の堀、桜の頃はきれいでしょうね。

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北九州市立美術館・別館があります。本館は駅から少し遠いのですが、現在は改修工事中とかで閉館しています。

ゼンリン地図の資料館

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小倉のリバーウォーク北九州の14階にある「ゼンリン地図の資料館」に足を運んでみた。

平日の午後だが貸切状態だった。

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床面にあるのは伊能忠敬の日本地図。その精緻さに驚き、地図の上を歩くという喜びに思わずステップしてしまう。

アジア太平洋戦争後の東京・名古屋・大阪の空襲被災地図が特別展示され、焦土と化したと言うことを改めて確認した。

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小倉の海側の工業地帯を見る。

貴重な地図がコレクションされていて、地図好きにはたまらない資料館。

旧京都市立清水小学校 @ 映画の中の建築

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昨年2015年8月8日に公開された「日本のいちばん長い日」には、多数の戦前の建物がロケ地にされている。

日本のいちばん長い日 ロケ地

その中のひとつで記憶に残っていたのがこのシーンに使われていた建物

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映画の中では、陸軍軍事課・軍務課・情報局オフィスのシーンで使われた。

徹底抗戦を叫ぶ青年将校達が作戦を立案したり、東条英機に徹底抗戦を促されるシーンのロケ地。映画の中では、わりあい重要なシーンの背景になつている。

そのシーンのロケ地が、「旧京都市立清水(きよみず)小学校」。「きよみず」と言われるとピンとくるでしょ。そう「清水寺」の近くにあった小学校。

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この建物は、昭和8年に竣工し平成23年3月に閉校した御年83歳の老建築。

しかし、この建物なかなか風格がある建物で、メンテナンスが行き届いていたのか状態が良い。京都市から耐震診断の報告書が公表されているがIs値もそんなに悪くない。

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映画の中で一番多く登場する講堂

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階段

実は、この建物 2004年「京都市資産有効活用基本方針」に基づき、2016年にプロポーザルが行われ事業者が選定される予定だ。立地的にホテルやブライダル施設への転用が計画されている。一方、民間事業者に賃貸することに対して地元の人たちの反対意見も多いようだ。

霊友会釈迦殿

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神谷町から歩いて麻布台の霊友会釈迦殿の周囲を歩いてみた。

1975年に竹中工務店の設計施工で竣工したとあるから、築40年にもなるのか

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外部はステンレスで状態は良い

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周辺は、道路を挟んで住宅地

意外と建物の圧迫感はない

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霊友会釈迦殿脇の雁木坂

渡海

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門司港から渡海して下関・唐戸港に行った。一度は下関側から門司港の街並みを見ておきたかった。

写真は、唐戸港から門司港を映す。

以前から下関側に来てみたかったが、フェリーに乗っていた時間は5分ぐらいで、あっという間に渡海した。

海は穏やかだったし、距離も短かいし、古代から本州と九州の往来は頻繁だったろうと予想できる。

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カモンワーフという飲食店が集まる施設。

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唐戸市場と関門橋

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唐戸港フェリー乗り場から唐戸市場へ

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唐戸市場は、年末休業に入っていた。

フェリーは大人往復800円、乗船客は数名だった。

国士舘大学世田谷キャンパス

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久しぶりに世田谷区役所に行ってきた。東急世田谷線の松陰神社前で下車して住宅街を抜けていくのだが、いつも道を間違えてしまう。

しばらく来なかったうちに、国士舘大学世田谷キャンパスが新しくなっていた。

写真は、メイプルセンチュリーホールで2013年に竣工したらしい。体育館とか温水プール、フィットネスジム、学生ラウンジからなる複合施設。

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上の写真は中央図書館・情報メディアセンター

雨交じりの天気だったので写真を撮る意欲も起きず、スナップのみ。

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世田谷区役所第一庁舎。前川国男さんの設計で1960年に竣工したので55歳

大分疲れてきた感じがするが、残しておいて欲しい庁舎建築のひとつ。

水戸市低区配水塔

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水戸市役所は現在、改築中で丁度 半分ぐらい建屋の解体が進んでいた。

市役所は幾つかの仮設建物に分散して業務が行われているが、

本庁舎臨時庁舎や三の丸臨時庁舎と渡り歩かないとならない。DSCF2087_RDSCF2094_R

三の丸臨時庁舎の道路向かいにあるこの低区配水塔は、水戸市街の低地部分に給水するため、水道技師・後藤鶴松の設計・市の直営工事により昭和7年に完成し、平成11年度まで現役で活躍していた。その優美な姿は建設直後から評判が高く、平成8年に国指定の登録有形文化財になっている。

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三宣楼

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 門司港レトロ地区にある木造三階建ての料亭「三宣楼」(さんきろう)

昭和6年に開業し昭和30年頃廃業

地元の保存活動の末、北九州市に寄贈

平成26年に保存修復が完成し公開されている。

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玄関

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個室だったところ

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2階大広間

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ぶらり京都街中 -2

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 四条河原町

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鴨川

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高瀬川

若い時見に来た安藤忠雄のタイムズはどこだったかなぁと探したら

場所を勘違いしていたことに気がついた。

タイムズは三条通りと木屋町通りの角だった

高瀬川を見ていたら心穏やかな気持ちになり、

しばし川に沿って歩いてみた

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高瀬川と鴨川の間にある京町屋を改装した一軒家レストラン

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京野菜を使ったイタリアンらしい

このあたりで足が疲れたので市バスに乗り京都駅に

新幹線に乗り北九州市に移動した。

ぶらり京都街中 -1

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 京都での仕事が思いのほか早く終わり、

烏丸御池から京都駅にむかって、ぶらりぶらり街なかを歩いた。

上の写真は三条通りの中京郵便局

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イノダコーヒー本店・三条通りから少し入る

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京極かねよ・鰻の店

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ろっくんプラザ新京極六角公園

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寺町通りの古美術・版画の大書院

浮世絵が沢山売られている

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久しぶりに錦市場を覗いて歩いた。

焙煎中の番茶の香りに誘われて、100g購入

北九州市総合保健福祉センター

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北九州市総合保健福祉センターには保健所、医師会、リハビリセンター、夜間休日急患センターなど様々な機能が混在している。 それら相互のコミュニケーションを円滑にする小さな吹抜け空間を「チーズホール」と称して散りばめている。

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所在地:福岡県北九州市
規 模:敷地面積   4,107m2/建築面積 2,762m2/延べ面積17,704m2
構 造:SRC造 地上8階/地下1階
設 計 : 岡田新一設計事務所

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