カテゴリー: 【08-26】京都
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貴船神社・奥宮
貴船神社
細見美術館 -2
2013年8月に訪れた細見美術館の写真は、見栄えの良い部分のみカットして掲載した。
細見美術館を訪れた個人的感想と あまり美しくない写真を幾つか掲載しておく。
建築空間としては立体的構成でとても楽しい。この頃のプランテックの作品は好きだ。聞くとこの作品に関わったスタッフは大江匡さん以外は事務所に残っていないらしいが。
地下2階部分は黴臭い・地下水位の高い京都で適切な階層構成だったか疑問
ひとつの展示室から移動する時、一旦外部の中庭部分に出るため展示室が外部環境の影響を直接受ける。
そのために、シューケース内で管理された美術品しか展示できない。しかも展示物の出し入れの時に細心の注意が必要になる。
展示室に来館者が出入りする度に展示室内部環境はコントロール不可となる。
地下二階のアートギャラリーの前には、こんな屋根が出来ていた。いろいろな物品が階段下に置かれたり、壁に立てかけられ倉庫状態になっていて見苦しい。
私設美術館でも細部に神経が行き届いた施設管理をしてもらいたいものだ。
下がアートギャラリーの前の屋根。
比叡山延暦寺
龍安寺
金閣寺(麓苑寺)
岩清水八幡宮
京都宇治の西方、木津川・宇治川・桂川の合流点近くの男山山上に岩清水八幡宮はある。
夏の夜のライトアップがあることを知り、車で出かけてみた。(8月末に終了した)
京都市街からは、高速道路で30~40分程度だろうか。
夜の7時からのライトアップ開始なのだが、ケーブルカーを降りてから山道は暗かったのだが本堂周辺の空は、まだ陽が沈みかけというところだった。
豪壮な楼門。
本殿は、この後ろにあるのだが、ともに重要文化財。
朱色の丹塗りと極彩色の彫刻で飾られた絢爛豪華な造り。
建築的には「八幡造り」(前後に社殿が連なる)の形態を今に残す貴重な建物。
前後二棟(内殿・外殿)からなる八幡造りの社殿建築様式は稀少で、桧皮葺屋根の軒が接するところに織田信長公寄進の「黄金の樋」(金箔貼り)が架けられている。
この軒が連なる構造がゆえに、大きな樋が必要なので雨の少ない関西より西しか「八幡造り」は作られなかった。
前が神様のパブリックなスペースで後ろがプライベートなスペースと考えても良さそうだ。
岩清水八幡宮は京の裏鬼門(西南)にあたる。
王城鎮護のため、貞観元年(859年)に豊前国(現在の大分県)の宇佐八幡を勧請して創建されたと書いてある。
「貞観」と聞き 、 かの3.11東日本大震災を想起した。
貞観地震(じょうがんじしん)は、平安時代前期の貞観11年5月26日(ユリウス暦869年7月9日[2]、 グレゴリオ暦7月13日)に、日本の陸奥国東方沖(日本海溝付近)の海底を震源域として発生したと推定されている巨大地震である。
岩清水八幡宮があの時代1000年以上前に創建されたのだと知り、歴史の長さを感じた。
本殿への入口
解説付きの本殿の回覧を終えると、たっぷりと陽は落ちていた。
土塀のライトアップ
岩清水八幡宮は、源氏の氏神、現在の社殿は徳川家光の寄進とある。
時の権力者に庇護されて今ある神社だ。