在宅勤務

ほとんど外出せず、毎日PCとにらめっこ

たまに歩かなくちゃとは思うけど・・

花粉症が激しくなって、くしゃみと咳が止まらなくなるし

コロナに感染したら爺だからイチコロ確定

万年 在宅勤務しております。

室内苺狩り

コロナで幼稚園が休みになり、まもなく二週間。ストレスが溜まってきている感じがしたので孫娘と、そのママの慰問に行ってきました。

先日、テレビで見た室内苺狩りのセットを婆ちゃんが作って持って行きました。

物干しと葉っぱ(偽物)で雰囲気を作り、洗った苺をひとつずつ洗濯ハサミに取付。

5歳の孫娘に大うけでした。

オセロをして、チャンバラをして遊んできました。チャンバラをして汗をかくほど身体を動かしたせいか、後でお昼寝をしたそうです。

大人も子供もストレスが溜まってきてるようです。

コロハラ対策

「コロハラ」コロナ・ハラスメントの事で、電車や会社で咳やくしゃみをすると「コロナなら会社に来るな」とか「離れろ」と言われるというのをテレビを見ていて、僕たちもうかつに咳とか出来ないねと話していたところでした。

そうしたら、妻が以前買った缶バッチを作る道具を出してきて「花粉症・喘息です」とカミングアウトする缶バッチを作ってくれました。

今年は花粉症もひどく、そのうえ先日バスに乗ったところ前の席に座った女性の香水が強く、何度も咳をしたら振り返られ白い目でみられました。

外出する時は この缶バッチをつけて行こうと思います。

何だか余裕のないイライラ感が社会に充満しています。

何処にも行けない(-_-メ)

新型肺炎の感染拡大が心配で、楽しみにしていた孫娘達との苺狩りが中止になり爺さんは、少し不機嫌。

出来るだけ公共交通機関を使わず車で動いて、外出時にはマスクして、外から帰ってきたらうがいして、顔洗って、厚生労働省推奨の手洗いしてと・・・少しウンザリぎみ。

行く予定だった講演会等もキャンセルし、必要最小限の外出しかしない。食料品はオイシックスとか生協を利用して外食は極力しない。よって主夫は結構忙しい。

何処にも行けない。ストレスがたまる。

中国人観光客が来なくなって京都に落ち着きが戻っていると聞くので「そうだ京都に行こう」か。

新幹線は心配だけど・・・

新型ウイルス感染拡大

竣工間近の現場で、住設機器の納入時期が確定しなくなってきて、工事竣工引渡しに影響が出始めてきた。パナソニック、TOTO、LIXIL等がそうで、メーカーを変えても商品の確保が難しくなっている。機種変更依頼、在庫新古品ではどうかと要望が来ている。

中国全土での新型コロナウイルス感染が拡大する中、春節期間延長等によりサプライヤーの通常操業の目途が未だたっておらず、部品調達に遅れが生じている。また、中国における各住宅設備メーカーの生産拠点でも行政指導等により、操業停止を延長しており各メーカーの商品の生産に一部遅れの影響が出ている。

下記のような商品に影響が出ているようだ。

水回り商品(システムキッチン、システムバス、洗面化粧台、トイレ等)
建材(内装ドア、収納用建具)
空調設備(ルームエアコン、パッケージエアコン、換気扇)
電化商品(ビルトイン食洗器)
太陽光(パワーコンディショナー)

建築・リフォーム業界に受難。

イベント・セミナー等にも影響が出ていて、昨日17日から予定の組み換えが忙しい。

長引けば、日本の観光業界・飲食業界・インバウント向け小売業界に壊滅的な打撃をあたえるかも知れない。

「欲望の時代の哲学2020」マルクス・ガブリエル NY思索ドキュメント

既にNHK「欲望の資本主義」シリーズでメディアの寵児となり哲学界のロックスターとも呼ばれるマルクス・カブリエル。

2020年3月25日からNHK ・Eテレで放送が始まる「欲望の時代の哲学2020 マルクス・ガブリエル NY思索ドキュメント」を楽しみにしている。

「SNS社会の中、増幅する欲望、怨恨、そして分断。コミュニケーションツールとして期待を集めたデジタルメディアこそが私たちの社会を壊しているとガブリエルは指摘する。なにゆえに人々の心をむしばんでいるのか?カント、ヘーゲルを引きつつその本質を明らかにしていく。カントが考えた「自由意志」という概念、その先にある「目的の王国」とは?ドイツ伝統の哲学に新たな生命を吹き込むことで、現代人の心の問題を解き明かす。」

NHK ドキュメンタリー

先行して読んだのが「資本主義の終わりか、人間の終焉か?  未来への大分岐」

斉藤幸平氏とマルクス・カブリエル、マイケル・ハート、ポール・メイソンとの対談集。この新書5万部を突破した。

とっても刺激的な内容だった。哲学・経済の専門的な言葉が多いので、若干ついていけないところもあるが、今のシステムが限界を迎えつつあることは一人の社会人として肌で感じるし、どうにかして乗り越えないといけない時期がそこまでやってきてる感覚もある。

建築の技術や知識を学ぶことも大事だろうけど、基盤となる教養を広げることはもつとも大事。

般若心経

時々「般若心経」を聞く

歌う僧侶・薬師寺寛邦キッサコ

薬師寺寛邦 キッサコ

愛媛県今治市 臨済宗・海禅寺 副住職

【書き下ろし文】

観自在菩薩、深般若波羅蜜多を行じし時、五蘊皆空なりと照見して、一切の苦厄を度したまえり。
舎利子、色は空に異ならず、空は色に異ならず。
色はすなわちこれ空なり、空はこれすなわち色なり。
受想行識もまたまたかくのごとし。
舎利子、この諸法の空相は、不生にして不滅、不垢にして不浄、不増にして不減なり。
この故に、空の中には、色もなく、受想行識もなし。
眼耳鼻舌身意もなく、色声香味触法もなし。
眼界もなく、乃至、意識界もなし。
無明もなく、また無明の尽くることもなし。乃至、老死もなく、また老死の尽くることもなし。
苦集滅道もなし。
智もなく、また得もなし。無所得を以ての故に。
菩提薩埵の、般若波羅蜜多に依るが故に、心に罣礙なし。
罣礙なきが故に、恐怖あることなし。一切の顚倒夢想を遠離し究竟涅槃す。
三世諸佛も般若波羅蜜多に依るが故に、阿耨多羅三藐三菩提を得たまえり。
故に知るべし、般若波羅蜜多のこの大神呪、この大明呪、この無上呪、この無等等呪を。
よく一切の苦を除き、真実にして虚しからず。
故に般若波羅蜜多の呪を説く。
すなわち呪を説いて曰く、
羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶
般若心経

町会の新年会

1月25日サンシャイン60ビルの58階にある「サンシャイン クルーズ・クルーズ」で行われた町会の新年会に夫婦で参加して来た。

昨年、町会内での民泊進出を断念させた活動の中で、多くの町会の人と話す機会が増えたし、町会長から誘われたので始めて参加することにした。

議員さんが三々五々来られ挨拶するので慌ただしかったが、昨年の民泊問題のとき自民党から共産党まで超党派の地元の区議会議員に行政に働きかけてもらっていたので名刺交換等をしてきた。

この時期 土日は色々なところで新年会が開催されているようで、この日の夜だけで6件の町会新年会に顔を出さなければならないという区議会議員の人もいた。

議員は皆 住民の前では腰が低い。

町会の人に、武漢での新型肺炎の感染報道を見ていると「民泊に反対して進出させなくて良かったね」と言われました。住宅地のど真ん中にインバウンド感染症の拠点を入れる事の危険性が、はっきりしてきていると思った。

3時間の間に色々な人、他の業界の人と話すことができ、名前と顔が少しづつ一致してきたし、とても有意義な時間を過ごせた。

自分ならどうする? あなたならどうする?

すでに報道されて承知のこととは思うが、昨年12月20日国交省は、レオパレスの管理建築士3名の一級建築士免許を12月13日付で取り消したと発表した。いずれも工事監理責任を問われている。

免許取り消しになった3名は、一級建築士の登録番号から推定して恐らく40歳から50歳代。いずれも管理建築士で中間管理職であったと報道されている。まだまだ働き盛りで建築士資格を取り上げられるのはつらいだろう。結果として仕方がないだろうが、会社勤めの管理建築士の悲哀を知るだけに彼らの心情を推し量ると、色々とつらかっただろうと思う。

免許取り消しから5年経過すれば、再度一級建築士試験を受験することができるが、合格するとは限らない。採点された答案が本人に戻されない国家試験だから恣意的に採点される可能性だってある。かの姉歯耐震偽装事件の後、多くの一級建築士が免許を取り消されたが、再受験して合格し一級建築士になったと言う話は聞かない。一度取り消されると永久追放されると見ていた方が良いかもしれない。

会社勤めの管理建築士の立場というのは、建築士事務所の職務に関しては経営者とは独立しているものされながらも、中間管理職に権限は実質無く、実態は一労働者に過ぎない。ゆえに経営者の指示、命令に表立って背くことは中々できない。「桜問題」の官僚たちのように「名簿は廃棄しました」「名簿がないからわかりません」で済めばよいのだろうが、経営者の命令に従わなければ人事査定や報酬にも影響する。

自分がレオパレスの管理建築士だったら どうしただろうか?

師走・正月とずっと考え続けてきた。勇気をもって経営者に意見し問題を指摘できただろうか。建築士としての倫理を貫けられただろうか。未だ回答はでない。

「レオパレスに勤めてなくて良かった」と言う事だけは言える。

いま残された時間、世の為、人の為に尽くしたいと思う。孫娘のランドセルを買って上げれるぐらいの報酬は欲しいが・・・。

「恋と国会」西炯子

2020年最初に読んだ漫画は、正月に娘が持つて来た西炯子(けいこ)さんの「恋と国会」。これが中々痛快な展開で楽しく読めた。まだ1巻目だが、今後が期待できる作品です。

「前代未聞の国会ラブコメ!?

国を揺るがす、西炯子最新作!?

真っ向勝負が通用しない国会で
正面突破しかできない
元地下アイドル、
山田一斗(25)。

政界の清濁あわせのんだ上で
父の地盤を引き継いだ
三代目世襲議員、
海藤福太郎(25)。

ふたりは真の意味での“政治家”になれるのか!?」

「国会議員は、国民のための政治をしてください」と そう叫び出したい人達に向けた「日本を諦めない」ためのメッセージ。国会や法律の豆知識も挿入されており、日本の政治の欠陥に気づいてしまう。

師走 いただきものに感謝

師走 クライアントから高野山 金剛峯寺の御朱印帳をいただいた。

趣味の古代史研究の一環として出張の際には社寺を見て回ることが多い事、そのときは、きまって御朱印をいただく事などを話したことがあった。

和歌山出身のクライアントは、高野山に家族でお参りに行くと言っていたが、私は中々高野山や熊野に行く機会がない事。高野山には、高野霊木・高野杉で装丁された御朱印帳があり、あこがれていると話した記憶があった。随分前の話。

この師走に、クライアントの御両親が高野山に行き御朱印帳を買ってきてくださったとの事で新しい御朱印帳を頂戴した。その他に奥の院の御薫香と家内安全の御札も。

中には、高野山奥の院の御朱印が書かれている。

ありがたや ありがたや

師走 ほっこりしたこと

知人から油絵の公募展で審査員特別賞を受賞したと言う知らせがあった。

全日本画材協議会主催「第5回 Jam公募展」で審査員特別賞は、大賞1点に匹敵する優秀作3点で、その他に57点が入選とのことだから上位作品。

知人はアニメーターで、歴史のある著名なアニメ会社に、現在も勤務している。

だから漫画やイラストではなく油絵で賞を貰ったのは驚きだった。しかも油絵は今年の夏から始めたばかりという。

この絵の題は「雨宿り」

愛犬と散歩している途中で、急に雨に降られ居酒屋で雨宿りしたときの情景との事。自分は酒みたいなものを、愛犬には居酒屋の店主がささみを茹でたものを出してもらっている。とってもほっこりする絵。

知人は、長く肺癌と闘い克服した。病気のこともあり煙草と酒は絶ち、始めた趣味が油絵とか。

心をほっこりさせてくれてありがとう。

「葛西臨海水族園の長寿命化を考える」日本建築学会

【12/19、シンポジウム同時中継】

1989年の開館以来、計約5500万人が訪れ、その後の巨大水族館ブームの先駆けになった「葛西臨海水族園」(東京都江戸川区)の新築計画が論議を呼んでいる。都は老朽化を理由に新施設を同じ敷地内に建設する方針。

谷口吉生さん(82)が設計した現施設は取り壊される可能性が出ている。

日本建築学会は保存・活用を求め12月19日、建築会館ホールでシンポジウムを開催する。

築30年しか経過しておらず、建築病理学的調査も行わず「老朽化」と決めつけ建て替えを前提に計画が進められていると聞く。この建物は、日本の文化遺産なのに、相変わらずのスクラップ&ビルド病は蔓延している。

心ある人は、葛西臨海水族園の再生・保存へ声をあげましょう。

ふたりの女

正しくは、二人の女性刑事

藤堂比奈子と姫川玲子

2019年 警察小説というジャンルの本を 随分と読んだ1年だった。

内藤了さんの猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子刑事

誉田哲也さんの姫川玲子刑事

この二人の女性刑事は、天性のひらめき・直観力で事件を解決に導いていく。

男にはない豊かな個性を持つ女性達。犯罪世界を生き延びるタフさや知恵をもつ女性達。通常の女性達が遭遇するであろう社会的現実とは異なる暴力の世界を綱渡りし、彼女達に迫りくる危機的な状況を突破していく。緊迫感の中で女性ゆえの危うさも表現する。

女性刑事が主人公になる。

ひらめき・直観力という野性的な感覚が大事なのだろうなと思う。

男社会が行き詰まってきたのかな・・・

この現代の閉塞的な状況を切り開いてくれるのは、女性達かも知れないと思う今日この頃。

Mobile Office

ずっと各地に出張する仕事が多かったせいか、以前からモバイル・オフィス(移動事務所)が欲しいなと思っていた。今でも関東各地の出張があるし、時間の制約無しに移動したい。歳をとったせいか休み休みでないと疲れる。

キャンピングカーでは街中での駐停車は制約が多いし、ゴテゴテの装備は不要だし、単なる乗用車では、ゆっくり休めない。軽い執務も出来ないと・・・

そうした中で見つけたのは、大和リースのWORKVON。

これは小中規模の現場事務所が目的でカスタマイズされた車で、ニッサンのNV200バネットがベース。ミニバンだから大きくはない。

これはハイエースバンがベースのもの。執務も打合せもできるが、疲れた時、横になつて休憩できるといいんだよね。

大和リース・ムービングオフィス

次に見つけたのが、オートバックスの子会社 ゴードンミラーのVANLIFE車

これはNV200ベース。ウッディで余計な装備がなく好感が持てる。ベース車であるNV200は、社用車で荷物を載せた時を想定しているのでタイヤ圧が高く。運転しているとピョンピョン跳ねるような感じがする。

現在は、車は所有しておらずタイムズカープラスで色々な車種を運転して試している。都心では所有するよりカーシェアの方が経済的だと思っている。

これはゴードンミラーのトヨタ・ハイエースがベース車。広いが車が大きくてパートナーが運転できないという。

ゴードンミラー

結局、自分達の気に入ったものがない。自分達で設計してDIYするしかないのか。

公共建築は「共有財産」

埼玉建設新聞12月2日号に掲載されていた矢板久明・直子×森山高至さんの対談が示唆に富んでいる。

日本には次世代に残すべき名建築が数多くあるが、これまでもこれからも建て替えが進んでいる。

葛西臨海水族園、原宿駅舎、宮城県立美術館等の存続が危ぶまれるニュースが流れてくる。

そうした歴史的建築物の建替横行に、どう抗していけばよいのだろうか。

矢板さんが常に意識しているのは「クラッシック」だと語る。

クラシックとは、「時代に生まれて、次の時代も生き続けるであろう王道のデザイン」。クラシックの考え方は長寿命につながり、奇をてらったものやファッションではなく時代として残っていく建築。

やがてはクラシックになるべき現代建築が、わずか30年~40年程度の寿命で壊されていく。惜しい。人で言えば「余人をもって代え難い」。唯一無二の歴史的建築物を残すために声をあげよう。

NHK・愛知発地域ドラマ「黄色い煉瓦-フランク・ロイド・ライトを騙した男」

たまたまNHKオンデマンドで見た「黄色い煉瓦⁻フランク・ロイド・ライトを騙した男」が面白かった。安田顕の鬼気迫る演技がすごかった。

フランク・ロイド・ライトは、旧帝国ホテルの設計にあたり外壁を赤い煉瓦ではなく「黄色煉瓦」を求めた。当時の日本では黄色い煉瓦を焼くことができたのは愛知県常滑の久田吉之助しかおらず、帝国ホテル側は久田に黄色い煉瓦の製作を依頼するが・・・

歴史的建築物は、建築家の名前だけが独り歩きするが、それに関わった幾千・幾万の人達の人生が閉じ込められている。建物を解体してしまえば建物に封じ込められた魂が飛散してしまい、もとには戻らない。このドラマは そんなことを教えてくれた。歴史的建築物は、地域の遺産であり安易に解体することが いかに愚かなことかと

NHKドラマ

「生きづらさについて考える」内田樹

11/27、池袋で毎日新聞社のセミナー「内田樹・生きづらい時代を生きる」をパートナーと二人で聞いてきた。

内田樹さんの本は、今まで幾つか読んでいたが、生声を聞いたのは始めて。

合気道をやっているからか69歳とは思えない活力がみなぎった声とスタイルにビックリ。お話も生き生きとした実体験や映画の事を交えて展開していくので思想論・教育論がストンと入った。

あっというまの90分だった。

この本は、数カ月前に買ってあったが全部読み切っていなった。本の途中に赤鉛筆が挟まっていたまま。他所で買った本だったが、今回内田樹さんにサインをして貰えた。

『生きていくことで最も大事なのは、ニュートラルで選択肢の多い、自由な状態に立つことです。それはできるだけ「オープンマインド」でいることと言い換えることもできます。オープンマインドこそは、学ぶ人にとっても最も大切な基本の構えです。』(注・オープンマインド=偏見のない心)

物の見方考え方に関わることは、パートナーと一緒に聞いて、読んで会話することが大事だと思っている。だから「いつも一緒だね」とよく言われる。

IKEBUS(イケバス)

真っ赤な電気バス「IKEBUS(イケバス)」が、いよいよ運行開始のようだ。

池袋の路上で見かけたIKEBUS。デモンストレーションかな。

IKEBUSは、乗車定員22名の小さなバス。池袋の中心繁華街を走る。デザインは水戸岡鋭治さん。ちょつと車内を覗いてみたが結構作りこんでいる。

運行エリアは、池袋東口を運行するAルート(赤線)と西口と東口を結ぶBルート(青線)の2系統。繁華街を巡る場合は、多少利便性が良くなるかも知れない。

良く考えてみると私にとっては、散歩外出コース。区役所や銀行とか買い物をしながら、いつもぶらぶら歩いている道。Aルートだと30分から60分程度。

もともと豊島区内では、コミュニティバスの要望が区民から出されていた。長崎、千早、千川等の住宅地と繁華街を結ぶものだったが、幾度も検討されたが実現することはなかった。

「IKEBUS」は住民向けというより、どちらかというとビジター向け、もしかしたら、池袋を訪れる6割の埼玉県民の為のエリアバスとなるかもしれない。都内他区のコミュニティーバスとは、似て非なる物となってしまった事が残念で仕方がない。

ikebus

筋肉少女隊「LOVE」

意外と好きなんだ筋肉少女隊・大槻ケンヂの歌声が。

11月6日に通算20枚目のオリジナル・ニュー・アルバム「LOVE」が発売された。

筋肉少女隊も結構いい歳になった(大槻と内田は53歳)が相変わらず、日本のロック界では異彩を放つている。この「LOVE」のアルバムには、大人の落ち着きなどみじんも見せない。ブルース的なものや歌謡曲みたいなものまで楽曲が実に豊富。自由で多彩というか「はっちゃける」感が溢れている。

彼らの不条理で幻想的な詩世界には惹かれるものがある。

アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」

愛読書「ゴールデンカムイ」は、コミック第19号になった。シリーズ累計1000万部を突破したという。昨年2018年には手塚治虫文化賞を受賞した。アイヌと明治期北海道・極東を舞台としたコアな漫画が、最初は こんなにヒットするとは思ってもいなかったが、野田サトルさん本当に良かった。

さて本書は「ゴールデンカムイ」のアイヌ語監修者でありアイヌ文化研究者の中川裕さんのアイヌ文化の入門書のような本です。

アイヌ文化には、現代でも実に有意義な知恵が満ちています。

今回とても面白いと思ったのは「チャランケ」です。これは、争いごとが起こった時の解決法で、何かコタン「村」の中でもめごとが起こった時、あるいは他所のコタンの人と争いになった時、双方から代表が出て「チャランケ」が行われる。チャ「口=言葉」ランケ「下ろす」といのが語源だそうで、つまり弁舌で行う。自分の方がいかに正しいかを双方が論じ合い決着をつけるとの事です。

「判事」にあたる人がおらず、当事者だけで争う形式で、どちらかがもうそれ以上言う事がなくなるか、体力が尽きてもう弁論することができなかったら負けというルールだそうです。相手が論じている最中に口を挟んだら負けとか、頭にきて席を立ったら負けと言うような付随ルールもあるそうです。

知力・体力・忍耐力を競う戦いというところは、現代の係争事案と同じだと思いました。

このようにアイヌは「争いは言葉で解決できる」「言葉の力を大変重要視した」人達だということに感心しました。

その他にも現代に通じるアイヌ文化から学ぶべき点は、沢山あるのですが、特にコミックの毎巻の表紙カバーの袖に書かれている

「カント オロワ ヤク サク ノ アランケブ シネブ カ イサム」

(天から役目なしに降ろされた物はひとつもない)

というアイヌの世界観には感動します。

神無月

【「三国志展」で見た五層穀倉楼・後漢時代の墓の副葬品】

いつの間にか10月・神無月になっていた。

神様は、みんな出雲に行ったのだろうか・・・。

8月末で依頼されていた仕事の山が越え、9月は結構自分の時間が取れた。すなわち遊べた。

「三国史DVD全95巻」を二週間で見終え、また好きな国内の歴史書をまとめて読むことができた。(奈良・平安時代)

そのせいで、ウサギの目になってしまった。

建築の専門書を読んでも あまりアイデアは湧かないが、その他雑多な本や映画等から得られるものは多い。

少しエネルギーをチャージできたので、また動き出そう。

と つぶやいていたら

10月に入りたてつづけに新しい仕事が入ってきた。

「果報は寝て待て」か