東京の地形を感じながら・・・

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昨日は天気も良かったので、事務所から小石川後楽園まで自転車で往復しました。

往復8km強の道程です。

自転車初心者なので、出来るだけ平地を走り負荷がかからないように国土地理院のデジタル標高地形図を見ながらルートを考えます。豊島区の台地から春日通りの尾根をくだり後楽園へ、帰路は神田川沿いに江戸川橋に進み、そこから護国寺方面の緩い坂道を登り、豊島岡に帰ってくるコースです。

結構 汗もかきました。

しかし、時間さえかければ皇居周縁や銀座まで、自転車で遠出できるという自信がつきました。

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小石川後楽園では、雪吊りという冬支度が始まっていました。

学園祭・研究発表

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弊社社長が研究生となつている某大学学園祭に行き、研究発表を見てきました。研究テーマは数年に渡って別なものを探求していますが、学園祭の為の調査・研究は、毎年異なり今年は「災害時における生活用水の衛生」でした。

今年も大きな地震が多かったし、大雨や台風被害も多い年でした。

過去の地震災害時において飲料水は応急的に行き届くが、トイレ・洗濯・入浴等の生活用水の確保が中々難しいらしい。又河川や沼などの水を利用しようとしても その衛生状態は問題があるらしく、身近なものや市販されている浄水器で、入浴後の風呂の水・池や河川の水が、どの程度濾過することができるかという実験です。

この内容は、いずれ別な機会に詳しく発表することがあるかもしれません。

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避難所に指定された体育館などでは、実は防災施設としての整備は不充分であることから、既存の避難施設に指定された体育館に防災施設を付与したものを造ろうという提案で図面を書きました。

「建築×衛生」の初コラボレーション提案です。

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実に30年ぶりぐらいで、自分で模型のようなものを造りました。説明用の簡単な模型ですが、こういう展示会では模型は訴求力があるらしく、パネルよりは模型を見る人が多かったらしいです。

一晩で作って 少しは報われた気がします。

しかし 女子大の二十歳前後の女子達の話声は、騒音にしか感じられない爺(じじい)になってしまいました。学園祭から帰ってきてからどっと疲れて寝てしまいました。

セットメーカーとデバイスメーカー

コンピューター業界に例えれば、PCを製造販売しているDELLやAppleはセットメーカーで、PCを作るのに必要な部品を供給しているインテルやサムソン、ハードディスク、マウス、プリンター等の周辺機器メーカーはデバイスメーカーになると言われています。
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ただし、TV業界の松下電器の場合、TVセットを製造販売している点ではセットメーカですが、TVセットに必要なキーデバイスを提供する部品メーカでもあります。このように水平分業体制がきちんと構築されている業界以外は、セットメーカーであり部品メーカーでもある場合が多いの実状です。
完成品を作るメーカーは「アセンブリーメーカー」とも呼ばれます。アセンブリーメーカー以外は「デバイスメーカー」というとも言われています。
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建築業界の建築設計事務所もセットメーカーとデバイスメーカーに分かれます。
一般的な建物の場合、意匠事務所がセットメーカーであり、構造・設備・電気等の専門事務所がデバイスメーカーで、最近では省エネ・CASBEE・避難安全検証法・耐火安全検証法等の専門コンサルタントもあり、各専門事務所も多岐に渡るようになりました。
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また意匠事務所でも他社の実施設計を請け負う事務所もあります。
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最近、知人との話題で良く話がでるのは、建築プロジェクトに係る事務量の増大です。それだけ建築プロジェクトに係る法令の増大、許認可が増えています。所員は増やせないし労働時間もこれ以上増加させれない(現状でも充分、労基違反)。おのずと外注依存度が高くなる。利益が出ない。そうした経営者の悩みを多く聞きます。
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またセットメーカー的建築設計事務所の力量の低下を指摘する向きもあります。事務所の世代構成上、中堅どころが少ない事務所は悩みが尽きないようです。
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大手組織事務所は、デザインビルドに舵を切り始めたところも出てきました。
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先行きを心配する人も増えてきました。日本の人工の減少、経済の縮小、オリンピック需要の終焉と消費税の値上げが重なる2019年以降の不安。
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これから建築業界は、どうなっていくのでしょうかね。
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弊社は、各種ソリューション・法令・環境等のデバイスメーカーですが、最近は増改築・用途変更の実施設計・監理まで一貫して依頼されるケースが増えてきたので
デバイスメーカーでありながらセットメーカーでもあるかも知れません。
これからも「隙間」を探していくしかないのでしょうか。

広島は6日、71回目の「原爆の日」を迎えた

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広島は6日、71回目の「原爆の日」を迎えた。広島市中区の平和記念公園では午前8時から平和記念式典が開かれ、被爆者や全国の遺族の代表、政府関係者、各国代表が参列する。

戦前は、日清戦争(1894-1895)、日露戦争(1904-1905)、満州事変(1919-1931)、日中戦争(1931-1945)、太平洋戦争(1941-1945)と戦争が断続的に継続した。

本田勝一さんは日清から太平洋戦までを「50年戦争」と言ってた。

戦後71年戦争がないということは、すごいことなのだとあらためて思う。

安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから

合掌

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原爆ドームの写真は、いずれも2014年3月のものです。

夢は枯野をかけ廻る

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【写真は、群馬県館林美術館】

「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」 元禄七年 十月八日

松尾芭蕉 最後となったこの句からは 旅先で死の床に臥しながら、見る夢は、あの野、この野、と知らぬ枯野を駈廻りたいという思いが切々と伝わってきます。

芭蕉の気持ちがわかる歳になってきました。

東京に住みながら、全国各地に足を運び、各地方に思いを寄せる日々。

今は北は宮城県から、南は熊本まで

全てのプロジェクトの場所が異なり、出かけては各地の風景・材料・食材に触れ大いなる刺激を得ています。

あ~。まだまだ全国各地を飛び回りたい。

夢は、留学です。

熊本新市街

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5/31の熊本市中央区新市街の様子

一見、平常の生活に戻ったようにみえますが

地震の際に建物が相当揺れたようでアーケードの屋根とぶつかりあい

損傷した後が生々しいです。

閉店したままの店もあり、フロントサッシが変形していたり

外観の目視だけでも損傷個所は、かなり見つけることができます

断捨離

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ゴールデンウィークは、どこにも行かず仕事と家の片付けをして過ごした。

家の片付けの事などを、最近では「断捨離」というらしい。

  • 断:入ってくるいらないものを絶つ
  • 捨:家にずっとあるいらないものを捨てる
  • 離:物への執着から離れる

東京の狭い居住空間では、定期的に物を整理・処分しないと生活空間がせせこましくなる。今回は痩せたら着れるだろうと取ってあった衣類と恒常的に溜まり続ける本・仕事関係の書類・カタログ等の処分が中心だが、家具類も配置換えをした。

本格的な片付けは2年ぶりだったかもしれない。

家具類の配置換えの影響でインターネット、イントラネットの接続に不具合が出て復旧に追われたり、掃除機が壊れてしまったりした。

本は「偲び難きを偲び」という思いで処分をする。漫画・推理小説・雑誌・仕事の資料etc・・・さようなら。

本を片付けていると、読んだことが無かった本とかを発見したりする。今回は、池波正太郎の「酒肴日和」(「そうざいエッセイ選集」・高丘卓編)を見つけて読みふけってしまった。池波正太郎が愛した本当にうまいものが満載。

しかし随分と事務所も居住部分もすっきりした。

「断捨離」自分と物との関係だけでなく、仕事や人間関係にも広げて実践することを薦めている人もいるらしい。最近では「断捨離」を実践する人を「ミニマリスト」と呼ぶこともあるとか。

ゴールデンウィーク

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出張から東京に戻ったら 世の中はゴールデンウィークに突入していた。今年もゴールデンウィークは、ゆっくりと休んではいられない。

写真は、中部山岳地帯・奥飛騨の平湯で撮影した桜の樹

ゴールデンウィーク直前で七分咲きだという。

細かな霰が降っていた。

それにしても、最近はどこに行っても外国人だらけ。日本人の観光客よりもはるかに多くの外国人が席巻しているように思える。

出張中に東野圭吾の「無限花(むげんばな)」を読んだ。人が抱える「宿命」について色々と考えさせてくれる。

【追記】熊本地震

昨晩の熊本地震には驚きました。何しろTVの速報が震度7でしたから、一旦は目を疑いました。

今朝になって被害の状況が明らかになってきて、熊本城は屋根瓦が落ち、石垣は崩れているし、九州自動車道は通行できず、九州新幹線もストップしている。被災された方には心よりお見舞い申し上げます。

今朝になり、熊本市内にいる知人に電話をしてみた。

3年前に建てた家は問題なく、家具類も制震器具がついていたので食器類が散乱することはなかった。ただ現在断水しているとの事だった。電気や電話・携帯電話は問題ないとの事。今日は会社を休んで食料品等を買いに出ているが、スーパーなどではすでに食料品・水・生活用品がすっからかんで、小さい子供がいるのでかき集めなけれならないと言っていた。

二回目の地震の方が揺れが激しかったようで、何しろ昨晩から余震が続くので寝ていないようだった。

私も、5年前の3.11東日本大震災を思い出して、昨晩は災害時備蓄品を点検した。5年前、あの時は東京でも大変でしたね。それ以来 ミネラルウォーターは備蓄しているし、防災用品はきつちり用意するようになった。

日本列島 いつ地震が起きても不思議ではない。

なによりも今は、川内原発停止すべきでしょうよ。

【4/16追記】

4/16未明のM7.3といい、その後の余震の数と言い、今まで経験した地震とは全く異なる地震ですね。

建物も沢山被害が報告されてきています。こんなに何度も揺られることなど想定外でしょ。

http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?LANG=ja

NIEDサイトの赤い点が示すのが、この2日間の震央分布で、明らかに中央構造線に沿って多発しているのがわかります。震央が集中するエリアの東西の延長線上付近には、伊方原発と川内原発が立地しています。

新潟大学名誉教授の立石雅昭(地質学)さんは「川内原発。直ちに停止するべきです。少なくとも、今地震が収まるまで、原発を停止し、推移を見守るべきです。今日未明のM7.3の地震が本震。今中央構造線西端付近での地震は中部九州を横断して、岩盤が破壊され続けています。動きが読めません。」とツイッターで書いています。

1596年の再来にならなければ良いのですが・・・。

1596年は、特殊な3つの地震が起こった年で①1596年07月09日(旧暦)に愛媛県の中央構造線断層帯で起きた慶長伊予地震(M 7.0) 、②07月12日(旧暦)に大分で発生した慶長豊後地震(M 7.0~7.8) 、③同日、07月12日(旧暦)に京都で発生した慶長伏見地震(M7.25~M7.5)が起こったと史実にあります。

ともかく防災用備品の準備はしておこうと思う。

こんなもんじゃないだろ・・

飛騨高山、名古屋と一週間の出張から東京に戻ってみると、国土交通大臣指定の指定確認検査機関であるアウェイ建築評価ネット(株)に、4月12日から4か月間の業務停止、一年間の監督命令が出ていてびっくりした。

申請を他の機関に振るように手配せねばならなかった。

アウェイ建築評価ネットと言えば、昨年末に業績不振で大量の人員整理をし、事業所を縮小していた。

恐らく今回の国交省の処分につながる諸問題は、以前から特定行政庁の段階では問題になつていたものと思える。ずっとボヤだったものが、火災に発展したものではないかと思われるのだ。経験的に書けば、こうした あわや処分につながるミスは結構あり、特定行政庁の段階で止まっていて、首の皮がつながっているケースも実は多い。

それにしても、今回のアウェイ建築評価ネットの処分につながる確認検査員4名は、全員行政OBであったのが残念だ。

素振りのようなもの

朝早く起きて「法規」の勉強をするようになったのは、いつ頃からだったろうか。

建築設計から転職して指定確認検査機関に勤めた頃からだろうか。

最近は必要に迫られて一級建築士試験の法規の問題を浚っているが、建築基準法ばかりではなく民事訴訟法とか民法とか法律全般の勉強をする。

若い時は、法規は苦手だった。

それが、今は法規が業務の中心になっている。

人生わからないものだ。

剣道をやっている人は 何段になろうとも毎日素振りをするそうだ。

そう 毎日 法規の勉強を続けよう。

建築基準法を33回読み通せば 神に近づけると言うし

そのうち良いこともあるだろう。

第6回全調協食育フェスタ

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「全調協」とは、公益社団法人 全国調理師養成施設協会で、ようするに調理師・菓子の専門学校の団体で、パートナーが招待券を2枚貰ったので東京ドームシティ(後楽園)まで出掛けてきた。何しろ後楽園は、弊社から都営バスで行ける。

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午前10時開場に合わせて出かけたのだが、結構人が来ていた。圧倒的に女性

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「日本列島お雑煮あれこれ」という企画をしていて、1杯100円で食べれるせいか、長蛇の列だった。

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地産地消物産展では全国各地の食材に出会える。まだまだバラエティーに富んだ食材が日本各地にある。昨年から九州通いをしていて、九州は実に食材が豊富だと感じていた。まだまだ知らなかった食材や加工法が全国各地にあり、とても楽しかった。

日本の住宅(民家)も かっては地域によって多彩な形態だったが、そのわずかに保存された建物が各地の民家園で見られるだけになった。

DSCF2345_R写真は伊豆の潮かつお燻焼き・鰹の塩漬けを燻製にしたもので保存食だが味が奥深い。

HCJ2016厨房設備機器展@東京ビッグサイト

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東京ビッグサイトで開催されている第16回厨房設備機器展を見てきました。

北九州出張から帰ってきた翌日で、少しお疲れモードで集中力欠如気味だったのでデスクワークには向いていない一日のため出かけることに。

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入場者が多かったですね。それだけ「食」に関わる生業の幅の広さが伺えます。

会場内では写真撮影禁止なのですが、スマホで記念撮影している人がちらほら。

(株)TOSEIさんの真空包装機・トスパックシリーズは興味深かった。真空・脱気・ガス封入・ホットパックと様々な食品と目的に合わせたパック方法。

(株)フジマックさんのコンビオーブンシリーズも力の入った展示。実は招待状はフジマックさんからいただいたので御挨拶。今や庫内の洗浄も自動なんですね。

その他、大小ブースに興味深い商品が多数。

新しい食に関する機器や厨房機器の商品知識を常に見聞きしているのは大事ですね。刺激的だし、結構試食とかもできるので楽しいです。

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二時間あまりしか会場にはいられませんでしたが、足は疲れたけど有意義でした。

2/19(金)まで開催中です。

 

赤パンツ

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次女(犬)を亡くして元気がないと見えたのか、長女が「赤パンツ」を買いに誘ってくれた。

休日の巣鴨地蔵通り商店街

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「赤パンツ」の「マルジ」の前は いつもながら人がいっぱい。

申歳の娘に赤パンツを買ってもらうと「病が去る」「災いが去る」と言われているが・・・

今年は申年なので、猿の絵が入った赤パンツが人気とか

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孫のベビーカーをひき、飴やら煎餅を買いながら、庚申塚から巣鴨まで歩いた。

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「すがもん」のおしりを撫でてきた。

電力自由化

4月より始まる電力自由化に向けて営業活動が活発化しているようだ。

先頃 東京電力より「プレミアム」プラン加入のすすめと称する案内が送られてきた。事務所併用住宅なので年間約10,000kwh使用している。

東京電力「プレミアム」プランだと -4,100円/年安くなるという。そんなものしか安くならないのかと思っていたが、東京ガスからも案内がきて、ガス+電気セット割りで、月別電気使用量を入力してシュミレーションしたら約-8,800円だった。ちなみに現行契約は従量電灯B、50Aである。

他の会社のもシュミレーションしてみようか。

2/3追記

ソフトバンク電気でシュミレーションしたところ約-9,000円/年だった。

危機管理上、電気+ガス+ネット 全てを一社に依存する気にはならない。又安ければ良いと言うものではないが、気持ちとしては東京ガス(ガス+電気)に振れている。

老犬介護

もうすぐ14歳になろうとする次女(犬・ゴールデンレトリーバー)が、正月明けから腰がたたなくなり、散歩や外での排尿・排便ができなくなった。

獣医師からの指定で薬を投与したところ、多少腰があがるようになり、腹這いも少しできるようになった。

体重が30Kgぐらいあるので、動物用のオムツでは間に合わず(しかも高い)、人間用のパンツ型オムツにしっぽの部分は切れ目を入れ対応している。

幸いまだ食欲はあり、排便にも異常がないのだが、寝たきり老犬の介護をするようになった。パンツを取り換えて陰部をふいてやると甘えてくるからまだかわいいところがある。

他界した人間の両親は介護することがなく亡くなったが、ここにきて老犬介護をするようになるとは思ってもいなかった。前に飼っていたラブラドル(次男)は12歳で心臓が悪くあっけなく死んだが、次女にはできるだけ長生きしてほしい。

私が仕事をしている部屋の片隅で寝ているので、オシッコ臭いのには閉口し、寒くても窓を開けて換気している。

2/5 追記

そういえば仕事も古い建物のフルリノベが多いので「老建介護」。私生活は「老犬介護」で笑える。

2/10追記

次女は、2016年2月9日早朝 永眠しました。

享年13歳9カ月(人間年齢で約93歳)

2/10 葬儀を執り行いました。

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2歳頃 海辺を走り回る姿

インバウンドは増え続けるのだろうか

2015年のインバウンド(訪日外客数)が過去最高の1973万人を超えたという日本政府観光局(JNTO)の発表があった。

東京の街には外国人(アジア系)が溢れ、ホテル建設ラッシュが続いている。とりわけ品川周辺のホテル用地の価格が高騰しているらしい。さらに規制緩和で「民泊」が話題に上がっている。

JNTOの資料を見ると2015年の年計では、中国・韓国・台湾・香港の東アジアからが72%。東南アジア+インドからが11%で全体の83%がアジア系の観光客のようだ。

元々、池袋はリトルチャイナタウン(北池袋)があるぐらいだから中国人は多いのだが、それに加えて日本語学校が増えているらしく街を歩いていても聞いたこともない言語が飛び交っている。

昨年年末まで業務が押しており、年明けてそれらの修正・補足に追われていた。そうはいっても年賀状も年末に間に合わせて、毎年恒例のTAF通信(PDF)も発行できた。そして2016年の事業計画書を作成して社内協議をした。もっとも二人だけ・(笑)

近頃、ようやく時間があいてきたので色々なことを考える。

その中で考えたのが、これからの日本社会・経済の動向。

インバウンドが増えたのは2015年の円安、原油安=燃油サーチャージの値下げによる航空運賃の低下、ビザの大幅緩和等々に起因している。

さて、これからどうなっていくのだろうかと思うと2016年は円高になりそうだし、右肩あがりでインバウンドは増加していくだろうか。

今はやりの「民泊」という怪しいビジネスモデルに手を出して資金回収を図るころには、東アジアの観光客が大幅減ということにならないとも限らない。

消費税10%になると、また国内消費者の需要は低下するのだろう。一定の駆け込み需要の後は反動があるし、死んだ親父が東京オリンピック(私は小学生)の後の数年は不景気だったと言っていたのを思い出すと202×年まで・・・

そんなことを考えると暗澹とした気持ちになる。

以前買って読み半端な「下流老人」という本を読んだ時のような気分。

2015年を振り返って

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【写真は、1歳2ヶ月になった初孫の初めての靴】

2015年もまもなく終わります。

今年を振り返ると、業務を通じて戦前の法律である市街地建築物法やその成立過程について詳しく勉強する機会がありました。そうしたことが刺激になり近世から建築基準法成立までの「日本建築法制史」が整理できてきました。また建築ストック活用・再生・リノベーションというような業務からイノベーションの領域に足を踏み入れた一年でもありました。

私事ではありますが、昨年の暮れに長女夫妻に子どもが生まれ、また今年初夏には長男夫妻に子どもが生まれました。たてつづけに二人の女の子の孫がいる爺ちゃん・婆ちゃんになってしまいました。

爺は、孫の誕生によって全体的には後ろ向きだつた物事に対する意識・姿勢が前向きに変わりつつあること。子どもたちの頃には、無関心に近かった食の安全、保育、子どもを巡る社会環境等に俄然関心を持つようになりました。

「生きがいは?」と聞かれたら「孫」と躊躇なく断言する爺・婆です。

そんな二人が運営する事務所ですが、2016年以降は異なる領域のコラボレーション「建築×食・栄養」によってイノベーション業務に関わっていければと考えております。

来年度も引き続きブログを中心に書き続けていきますが、幾つかの領域に関するコンテンツを結合したものに再編成したいと考えています。

今年の更新はこれで終了とさせていただきます。

今年1年間のご愛読に感謝いたします。ありがとうございました。

来年も引き続きご愛読のほど、お願い申し上げます。

来るべき新たな年が、皆様にとって良い年でありますように。

出張

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クリスマスイブに北九州に出張だった。

打ち合わせの時間が午前中だったので羽田からスターフライヤーで北九州飛行場へ。ほぼ満席だった。

スターフライヤーは、7年連続顧客満足度1位とか。椅子は革張りだし国内線としてはいい感じ。

飛行機は嫌い(怖い)なので、北九州への行き来は、ほとんど新幹線を利用しているのだが、今回は前泊する時間的余裕がなかったので飛行機を利用。

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小倉駅までのノンストップバスを待つ。

雨が上がり、暑かった。

「建築」は魅力がなくなったのか

毎年末の一級建築士の合格発表を見ていたら、今年の一級建築士の実受験者数は2万5千人あまりだったようだ。昔は毎年5万人ぐらい受験していたものと記憶していた。どうも2005年頃から低下し始めて、ここ10年程で半減したようだ。

国内の名目建設費は1992年の92兆円をピークに20年間下がり続け凡そ半減したあと、2010年・2011年頃を底に上昇に転じている。しかし2013年の東日本震災復興と2020年の東京オリンピックで一定の上昇はするだろうが、その後の未来はよく見えない。

一級建築士の受験資格があるのは大学の建築系学部を卒業して実務2年だから、年齢にして24・25歳というところだろうか。今の受験世代は、国内建設投資が下降してきた時代に育った世代で、建設業界では失われた20年とも言っているが、建設業の倒産、リストラ、他業界への転出に見舞われた時代だった。

私が一級建築士に合格したのは1982年。学生時代に見えていたのは建設業の輝ける姿だった。その象徴はゼネコンだったし、組織設計事務所だった。

今年11月、鴻池組が積水ハウスの傘下に入ったと報じられた。フジタは、2013年に大和ハウス工業に買収された。今後も不動産大手がゼネコンを傘下におく傾向は増えるだろうが、時代は変わったのだと思った出来事だった。

進化論を唱えたダーウィンは、「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」と、また最近耳にすることが増えている。2013年に小泉首相の所信表明演説で引用されたけど、この言説はダーウィンの著作にはなく、後の時代の創作であるというのが定説。まあしかし「変化に対応する」そういうことなんだろうなとは思う。

余談だが、本来のダーウィンの学説からすると「変化に対応できるというより、繁殖能力の高いもの」が生き残るらしい。

師走

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あれよあれよという間にもう師走。

12月も半ばになった。

仕事の締め切りに追われている。

たぶん年末まで・・・

書いておかなければならないことがあるのだが

手をつけられずにいる

何だか落ち着かない

と言いつつwordpressがバージョン4.4になったので

更新してテーマも新しくした。

スタイリッシュ

カスタマイズして遊んでいるような状態か?

 仕事、仕事

検査体制はひとつも機能しなかった

友人からの情報によると 今、建設会社や大手の設計事務所では、「杭」に関する建築主からの照会とその対応に追われ通常業務が出来ずにいるらしい。あの耐震偽装事件の頃を思い起こして、現役の人達は大変だろうなと思った。

横浜市の「パークシティLaLa横浜」の傾きに端を発して次々と明らかになった旭化成建材の杭打工事のデーター偽装は、全国各地の公共施設にまで波及し、さらにジャパンパイル等の他の杭打ち業者にまで広がっており、地盤と杭の認定工法の問題、施工管理のありかた、重層構造、工事検査体制、確認中間検査など建設業界の構造的問題を幾つも露呈し、業界全体の信頼を揺さぶる問題に広がってきている。

あの耐震偽装事件とその後の建築基準法の改正を経て、建設業界への信頼も回復し少しは落ち着いていたように見えたが、今回の問題は、耐震偽装のときより大きな問題になっていく予感もある。これから原因究明・保障・行政処分・法改正と収束していくのに10年近い年月がかかるのだろうか。

今度の事件を知り残り少なってきた人生を、未だに建築業界に投じて糧を得ている事が、なんだか空しく感じている。そんな個人的思いを書いていても仕方ないので「検査体制」について書いておきたい。

元請け建設業者には、施工管理を行う監理技術者を置き安全を確保する責任がある。今回の問題では、建物の安全にとって最も重要な基礎杭が支持層(強固な地盤)に届いておらず、杭を固定するコンクリートのセメント量のデータも偽装していた。施工会社(元請け)の三井住友建設の監理責任が果たされていなかった。(そこには、工事現場の職員構成が一握りの正社員と工事期間に限定された契約社員・派遣によって成り立っているという工事管理体制のあり方も問われるだろう)

「パークシティLaLa横浜」は、三井住友建設の設計施工であり、三井住友建設一級建築士事務所の管理建築士には、建築法令や条例で定める基準に適合するよう設計、監理することが義務付けられているわけだから、設計上の工事監理者の検査は、まったく機能していなかったことを示している。(杭打ち工事の最初のみ立ち合い、後は、杭打ち業者まかせだったという報道もある。重点監理方式では結局施工業者任せとなる)

1998年の建築基準法改定で、それまで地方自治体の建築主事が行っていた建築確認検査を、民間の「指定確認検査機関」でも可能にするなどした建築行政の規制緩和はどうだったのかということを振り返り、問わなければならないのではないかと思う。

建築会社・設計事務所・指定確認検査機関と勤務した経験から、現在の建築に関わる「検査」は形式的になるばかりだ。(指定確認検査機関の検査員の一日あたりの検査件数を調べてみれば、驚愕すると思う。例えば特殊建築物だと膨大な施工実施報告書を見なければならないが、その時間は少なくなる一方だし、特殊建築物でも住宅でも相当な件数を一日に検査することが強要されている)

建築基準法に基づく中間完了検査も機能しなかった。報道では指定確認検査機関については個別名が出ていないが、いずれ明らかになることだろう。

2005年におきたマンション耐震強度偽装事件から10年。また大規模なデータ偽装が再びおこったことは、国・自治体が徹底解明とともに、再発防止にむけて安全性確保のための建築確認検査についての体制整備、中立・公正な第三者による検査体制の確立など抜本的改善を図る必要がある。

しかし道は遠い。

霜月(しもつき)

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【門司港ホテルの客室の窓から】

10月末の京都・北九州の出張から帰ってきてから風邪をひき

市販の薬に始まり、病院から処方された薬を飲んでいるのだが、

いまだに咳が止まらなくなり呼吸が苦しくなる。

もう11月、霜月(しもつき)だというのに

充分に仕事に集中できていない。

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【門司港ホテルの客室】

今年の後半は、ほぼ北九州のプロジェクトにかかり切りになった

現在の仕事の内容は「コンバージョンの為の検討調査業務」で、

今年の12月には一区切りつくのだが、

来年以降、複数年にわたって

このプロジェクトと関わるかどうかは微妙なところ

いつのまにか、北九州が自分にとって身近な存在になってきている。

かしわうどん@小倉駅

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 北九州市小倉駅の在来線ホーム(7、8番線)にある

「かしわうどん・そば」・北九州駅弁当さんの店

駅の立ち食いソバのたぐいは大好きだ

蕎麦・饂飩と一口に言っても全国各地で麺の硬さや使う粉が異なり、

汁の味わいも相違し地方性が如実に現れる。

小倉駅で何か食べようと思っても駅ビルに入っている飲食店は、

ほとんどが大手チェーン店で食指が伸びない。

その点、駅の立ち食いそばには、期待を裏切られたことがあまりない。

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「かしわそば」は、あっさりめの汁に、

少し甘辛く煮た鶏肉が乗せられているのだが違和感はない

これがスタンダードらしい。

美味しかった。

別のホームではラーメン専門の店がホームにあるようだが

いまだ食べたことがない。

事件の現場

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【飛騨高山の橋で】

このブログに今後書くかも知れないテーマ「事件の現場」の構想を大学講師をしている知人と話していたら、「あんたの話しは週刊誌的な内容で、大学で話をさせるのにはあまり適切でない」と言う。

「何で?」

「大学は学生に夢と希望を与えるところだから」「あんたの話しはあまりにセンセーショナルで毒が強くて、学生を落胆させる」と言う。そんなものかなと思っていた。

しかし、学生は意外と建築界の裏話に詳しい。「あの建築家は、離婚歴■回だ」「あの人は、愛人と別れる時マンションを買ってやった」「あの人は歳は取っているが合コン接待が大好き」とか・・・私の学生時代も、そんな噂話で盛り上がったものだ。

今も昔も、純粋無垢で夢と希望だけ持って社会にでる学生なんて あまりいないのではないだろうかとは思うのだが。

今後 書いてみようかなと思っているのは「事件の現場」のような、建築紛争、建築審査請求や訴訟になった建物の過去と現在を掘り下げる記事だ。

プライバシーに関わることは書かないが、たぶん建築系の一般メディアでは記事にされないものだ。

それらは、裁判等で黒白決着がついたり、時間が経過したものだとしても、考えなければならないテーマが秘められている。

今、数件候補にしているので順次紹介できればと思っている。