
内部撮影は、フラッシュ撮影でなければOKです。






建築法務/ 建築ストック再生・活用 /長寿命化/ 環境建築 / 建築設計監理 / ㈱寺田建築事務所・一級建築士事務所
内部撮影は、フラッシュ撮影でなければOKです。
展望台
エントランス・アプローチ
4月15日、16日長野に出張でした。帰路、中村キース・へリング美術館が開館しているとの事で寄ってみました。
久しぶりに、楽しくなる、ワクワクする建築を見ました。隅々までデザインされ、とても完成度の高い建築です。キース・へリングの作品にピッタリの美術館だと思います。北川原温さんは、さすがに上手い。
打合せで三里塚に行った帰り、成田山 新勝寺に寄ってみました。夕方5時を過ぎていたこともあるのでしようが、境内には数えるほどしか人がいませんでした。社務所も休み、お土産屋さんは1件だけ開いていました。
三重塔に西日があたり輝いていました。
大本堂の西面
釈迦堂
新型コロナウィルス感染により外出自粛要請が発出している中で、仕事とは言え外出するのは、他人にも自分達にも感染の危険が伴います。打合せ先のお客さん達とマスクをしたまま会話したほかは人に近づかない。外食とかせずに弁当持参。高速道路のPAでは自販機からお茶を購入するだけ。車から出るときはマスク・手袋・ジャンバー装備で、車から外に出て車に戻ったら手はアルコール消毒。
もともと仕事等で外出するのは月の内2割程度。3月は親戚の葬式等を含めて6日でした。4月も同じ程度しか外出しないと思います。
「外出自粛」と言われても「働くな!」では生きられません。
設計:妹島和代建築設計事務所
横浜の港が見える丘公園にある神奈川近代文学館に行ってきました。横浜市役所に行った後なので駆け足で回りました。
見てきたのは「中島敦展―魅せられた旅人の短い生涯」
33年の生涯を小説創作に捧げ、『山月記』『名人伝』『李陵』など珠玉の作品を遺した作家・中島敦(1909-1942)の生誕110年を記念した回顧展。池澤夏樹さんの編集。
中島敦の教養の広さに圧倒される。小説を書き、歌を謳い、絵を描き、漢文に精通している。
今年は、仕事で横浜市役所は何度も行っているが中々時間が取れず ようやく見ることができました。中島敦の人となりを知ることができて良かった。
港が見えるが丘公園に来たのは、実に40数年ぶり。大佛次郎記念館が出来た頃に来ているが、緑が一杯の公園になっていた。
閲覧室
池袋保健所がサンシャインビルの南側・造営局跡地に2019年10月に仮移転された。
以前は、旧豊島区役所(現ハレザタワー)の近くにあった。ハレザ池袋の再開発のために池袋保健所を押し出す形で移転計画が作られた。
池袋保健所(仮)は、大和ハウスとの5年間リース契約で重量鉄骨造2階建て、延べ床面積約3500㎡(約1058坪)で総額15億3千万円(設計料2千万円、リース終了後の解体費2億円含む)
2024年12月には、現豊島区役所(としまエコミューゼタウン)の道路反対側の再開発地区である南池袋二丁目C地区の再開発ビルの一画に本移転する。
ちょつと気になったのは、仮事務所にしてはコストをかけ過ぎではないかと思う。設計料・解体費を除き13億として約123万円/坪。
もうひとつは館名が英語表記に違和感を覚えた事。現在は正面側の館名の下に漢字も表記されているが、サブエントランスは英語のみ。今時わからない事はないかも知れないが もっと日本語大事にしろよと言いたい。
この他にも池袋は再開発計画が目白押しで、ジェントリフィケーション(高級化)を指向していて、今まで暮らしていた人たちは追い出される運命にあると言う事か。
『「ジェントリフィケーション」都市において比較的貧困な層が多く住む中下層地域(インナーシティなど都心付近の住宅地区)に、再開発や新産業の発展などの理由で比較的豊かな人々が流入し、地域の経済・社会・住民の構成が変化する都市再編現象である。日本語では、高級化、中産階級化、階級浄化などの訳語があてられる。価値判断を離れれば、「都市再編に基づく地価上昇」と簡単に定義することもできる(そのような研究者もいる)。これにより、貧困地域の家賃・地価の相場が上がり、それまで暮らしていた人々が、立ち退きなどによって住居を失ったり、それまでの地域コミュニティが失われたりすることが問題となる。』ジェントリフィケーション
池袋が第二の武蔵小杉にならない事を祈りつつ。