花粉警報が真っ赤な中、飛騨高山市を訪れた。
高山市庁舎に行ってきた。
日建設計の設計
•建築面積:2,906.81㎡
•延床面積:14,458.24㎡
•階数:地下1階・地上6階
•構造:鉄骨鉄筋コンクリート造
着工:平成6年6月24日
完成:平成8年8月31日
内部は、1階市民ロビーのアトリウムを中心に展開する
駅前と伝建地区は、外国人観光客(とりわけ欧米人)でいっぱいだった。
建築法務/ 建築ストック再生・活用 /長寿命化/ 環境建築 / 建築設計監理 / ㈱寺田建築事務所・一級建築士事務所
昨年の12月にオープンした「道の駅 保田小学校」
南房総の仕事のついでに寄り道
館山自動車道・鋸南保田インター出口からすぐのN.A.S.A設計共同体による千葉県鋸南町(きょなんまち)「鋸南町都市交流施設・道の駅 保田小学校」
N.A.S.Aとは古谷誠章/NASCAを代表に、渡辺真理+木下庸子/設計組織ADH、北山恒/architecture WORKSHOP、篠原聡子/空間研究所の4者で構成されたユニット。
体育館を改装したマルシェ
外壁上部は、ポリカポネートの中空板
法的には用途変更+大規模模様替(?)
旧校舎の窓側・バルコニー側に
新たに鉄骨造で半屋外の縁側空間を作り出している
RC部分とはエキスパンションジョイントにし構造的には別建物扱いのように見える。旧校舎のRC造に遡及させない配慮だろうか。
法的には、増築+用途変更(?)
1階は開放的な通路
マルシェ妻側、平日の夕方に近い時間だったが、客が多かった。
旧保田小学校の校庭にあったであろう二宮金次郎の像
旧小学校職員室側の玄関
室内は、教室の面影を残している。
春になれば里のはらっぱは、房総の花々を咲かしてくれるだろう
農林水産省の農村漁村活性化プロジェクト交付金の支援を受けている
廃校を新たなコミュニティの核となる施設として
再生する魅力的な空間を演出している。
昨年2015年8月8日に公開された「日本のいちばん長い日」には、多数の戦前の建物がロケ地にされている。
その中のひとつで記憶に残っていたのがこのシーンに使われていた建物
映画の中では、陸軍軍事課・軍務課・情報局オフィスのシーンで使われた。
徹底抗戦を叫ぶ青年将校達が作戦を立案したり、東条英機に徹底抗戦を促されるシーンのロケ地。映画の中では、わりあい重要なシーンの背景になつている。
そのシーンのロケ地が、「旧京都市立清水(きよみず)小学校」。「きよみず」と言われるとピンとくるでしょ。そう「清水寺」の近くにあった小学校。
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この建物は、昭和8年に竣工し平成23年3月に閉校した御年83歳の老建築。
しかし、この建物なかなか風格がある建物で、メンテナンスが行き届いていたのか状態が良い。京都市から耐震診断の報告書が公表されているがIs値もそんなに悪くない。
映画の中で一番多く登場する講堂
階段
実は、この建物 2004年「京都市資産有効活用基本方針」に基づき、2016年にプロポーザルが行われ事業者が選定される予定だ。立地的にホテルやブライダル施設への転用が計画されている。一方、民間事業者に賃貸することに対して地元の人たちの反対意見も多いようだ。