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建築法務/ 建築ストック再生・活用 /長寿命化/ 環境建築 / 建築設計監理 / ㈱寺田建築事務所・一級建築士事務所
今や横浜の観光名所である横浜赤レンガ倉庫1号館・2号館は、倉庫→文化商業施設への「用途変更」である。
多くは、まだ十分に使える建物でも、物理的耐用年数が終ったと拙速に判断し取壊す愚を繰返してきた。技術は進化しどんな建物でも、補修・改造によって蘇生することができるのである。
第一級の建築に昇華させ、地域に計り知れない経済効果にもたらした実例である。
平日の午後でも相当の賑わいがある。
竹中工務店のサイトを見ると
http://www.takenaka.co.jp/solution/needs/rebirth/service10/index.html
横浜の歴史的建造物である「横浜赤レンガ倉庫」は横浜の近代化と発展のシンボルとして明治44年(1911年)から大正2年(1913年)にかけて建設された。1994年から建物の保存・活用工事がスタート。関東大震災、第二次世界大戦、戦後の米軍接収・返還等横浜の発展を見守り続けたその勇姿が8年の歳月を経て蘇った。現在、1号館は多目的スペースやホールとして、2号館は31店舗がテナントとして入居する商業施設として賑わいをみせている。建物を保存することのみならず活用することを目的とし、施工にあたっては保存工事と活用工事が段階的に実施された。保存工事では文化財保存の立場から、できるだけ既存のものを活用するとともに、耐震補強工事並びに外壁や屋根の修復工事には高度な建築技術を駆使した。また、活用工事では、歴史的建造物としての雰囲気を活かしながら、現行法に適合した機能的な空間を確保するために様々な工夫をこらした。美を提供しながら建物としての用も満たすことで、歴史的建造物に新しい息吹を吹き込んだ今回の試みは、近代建築を保存し活用した先駆的なケースの1つといえる。
「創建時の図面類がほとんどない状態だったため、基礎や鉄骨の組成等を徹底的に調査。それでも「実際に壊してみないと判らない」というケースが極めて多く、作業の進行には非常に多くの手間と時間を要した」とある。
外壁の赤レンガは「落書きなどのほかにも、八十余年の歳月によるシミ汚れ(カーボン付着)や温度変化に伴う表層の剥離、米軍接収時のペンキ塗布などで外壁はかなり傷んでいた。そのため、風合いを損ねないよう、スキンケアのような洗浄を実施した。」と書いてある。
古い部分に新しい部分が付与されている。
■横浜赤レンガ倉庫1号館・2号館:設計・新居千秋都市建築設計
10/12 平塚・小田原方面の打合せの為に車で出かける。
前日の大阪出張で疲れていたので複数の打ち合わせをスピーディーに済ますために車で出かけた。
それで仕事の前に立ち寄ったのが相模一之宮・寒川神社
初めて行ったのだが、最近は何処までが仕事で 何処からが遊びなのか境界が不明確になりつつある。
10月になつて出かけることが多く、週末・休祭日にデスクワークをしている。
10月二週目が終わって少々お疲れ・・・
さすがに相模一之宮だけであって 中々の風格
平日の午前中ということもあり、人が少なく そんなこともあってか
境内は、空気がきりりと引き締まっている感じを受けた。
ゴミ一つ無い砂利の庭
無は 空をきりさき 聖域を かたどる
影は 陰を つくる
車で打合せに出かけたのは良いが
帰りが小田原厚木道路・東名ともに大渋滞で夕方には帰ってくるつもりが、海老名で一般道(246号線)で帰宅したので随分遅くなり、かえって疲れが溜まった。