あわくら会館 -5

建物の中央にあるあわくらホール。

西粟倉村議会議場も兼ねていると聞く

ウェーブ型重ね透かし梁構造

百森ひろば

「あわくら会館」は、森林経営、素材生産、木材流通や木製品・木製家具デザインなど、地域の川上から川下までの事業者が協働することにより建てられた木造庁舎及び多目的交流施設で、工期の分割や木材供給スケジュールに合わせた工程の設定等の工夫により、建物に使用する木材の村産材率97%を実現しているとの事。

地域の木造活用の為に材料寸法の制約も多かったようだが120×240という寸法を上手に利用していていた。

健全な森林経営の推進を目指す「百年の森林構想」に基づく計画的な設計プロセスと美しいデザインを実現している。

「あわくら会館」(岡山県英田郡西粟倉村)は、施主が西粟倉村、設計がアルセッド建築研究所、施工が梶岡建設です。

主要構造は木造軸組と鉄筋コンクリート地上2階建て(延べ3461平方㍍)。主な使用樹種 スギ、ヒノキ、クリ、カシだそうです。

内外装の大部分に同村産のスギとヒノキが使われています。

ドア開けると無垢材の木の香りが。大断面集成材の木造建築とは一味違う。人への優しさを感じる建物でした。

林源十郎商店

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岡山県倉敷市の美観地区にある「林源十郎商店」

2014年2月に訪れた時の写真

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林家は江戸時代から続く薬問屋

久しく使われていなかった旧家を地域の活性化の為に改修

複合商業施設として2012年に生まれ変わった。

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地元産のデニムショップ、デザイン雑貨店、

地元食材を生かした飲食店

衣・食・住を総合的に提案している

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それぞれの建物の間を歩いて楽しめる街を作り出している

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雑貨店で買った ハエ取り紙会社のテープ

設計 : 倉敷建築工房 楢村徹

施工 : 藤木工務店 倉敷支店

プロデューサー  :    辻 信行

倉敷アイビースクエア -1

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倉敷アイビースクエアは、ストック活用・建築再生の先駆的建物

明治22年に竣工した紡績工場を1974年に客室数180室のホテルにコンバージョン

もう40年経ったんだね・・・

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敷地内にある児島虎次郎記念館

児島虎次郎記念館は、倉敷紡績の製品倉庫として

明治39年(1906年)に竣工した煉瓦造瓦葺の建屋

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案内図

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江戸時代には、倉敷代官陣屋があった

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エル・グレコ

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エル・グレコ(EL GRECO)

この喫茶店は、私の学生時代からある店

所属していた研究室で

この倉敷の運河沿いの美観地区を調査した縁もあり

若い時から幾度も訪れている

蔦が覆うと窓も見えなくなるような建物に変身する

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昔は、エル・グレコの絵が壁面に多数飾ってあったように思ったが

今は とてもシンプル

資料によると

大正15年(1926年)に奨農土地株式会社の

本社事務所として建てられたとある。

喫茶店となつたのは戦後